断章のグリムV 赤ずきん・上

断章のグリムV 赤ずきん・上

583円 (税込)

2pt

田上颯姫の妹が住む街で起きた女子中学生の失踪事件。<泡禍>解決要請を受けた雪乃と蒼衣の二人を待ち受けていたのは、敵意剥き出しの非公認騎士の少年だった。彼は、失踪した少女と共にいた愛の幼馴染みでもあり──。

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断章のグリム のシリーズ作品

1~17巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~17件目 / 17件
  • 断章のグリムI 灰かぶり
    627円 (税込)
    人間の恐怖や狂気と混ざり合った悪夢の泡。それは時に負の『元型』の塊である『童話』の形をとり始め、新たな物語を紡ぎ出す。そして、悪夢の中で出会った蒼衣と雪乃の二人が辿る物語とは──。鬼才が贈る幻想奇譚、登場!
  • 断章のグリムII ヘンゼルとグレーテル
    627円 (税込)
    市立第一高校の一年生で時槻雪乃のクラスメイトの媛沢遥火は、停まっている自動車が怖かった。いつもと同じように急いで通学路途中の駐車場を通り過ぎようとすると、背後で小さな重い音が聞こえる。そして、振り返った遥火の眼に映ったのは、べったりと車の窓に浮かぶ、二つの赤ん坊の白い手形で──。
  • 断章のグリムIII 人魚姫・上
    583円 (税込)
    泡禍解決の要請を受け、蒼衣たちは海辺の町を訪れた。到着とともに感じたのは過去に例を見ないほど町中に漏れ出す泡禍の匂い。さらに神狩屋の婚約者の七回忌という異様な事実。そして、悪夢は静かに浮かび上がる──。
  • 断章のグリムIV 人魚姫・下
    583円 (税込)
    神狩屋の婚約者の七回忌前夜、人魚姫の物語をなぞる惨劇は、蒼衣たちが訪れた海辺の町全体に広がっていく。そして、死の連鎖を誘う人魚姫の真相が明かされる時──。鬼才が贈る悪夢の幻想新奇譚、第四幕!
  • 断章のグリムV 赤ずきん・上
    583円 (税込)
    田上颯姫の妹が住む街で起きた女子中学生の失踪事件。<泡禍>解決要請を受けた雪乃と蒼衣の二人を待ち受けていたのは、敵意剥き出しの非公認騎士の少年だった。彼は、失踪した少女と共にいた愛の幼馴染みでもあり──。
  • 断章のグリムVI 赤ずきん・下
    627円 (税込)
    自分を敵視する騎士の攻撃により、意識不明の重体に陥った雪乃。彼女の重荷をなくすため、蒼衣は単身、未だに手がかりの見えぬ<泡禍>の謎へと立ち向かう。そして、失踪事件を発端とした悪夢の結末に待っているものとは──!?
  • 断章のグリムVII 金の卵をうむめんどり
    605円 (税込)
    時槻雪乃のクラスメイトの古我翔花は、継母との確執により、いつも雪乃の家で泣いていた。死んだ母親の居場所を、形見の指輪を守りたいが、翔花は悔しさと悲しみに明け暮れて泣いていた。そんな時、ゴシックロリータに彩られた人形的な美しさを持つ風乃に出会い──。
  • 断章のグリムVIII なでしこ・上
    605円 (税込)
    人魚姫の<泡禍>事件から二ヶ月。一人残された海部野千恵を見舞いに、蒼衣は雪乃と離れ、再び海辺の町を訪れる。そこで起きていたのは自殺した琴里に絡む惨劇。琴里の死を悼み臣が持ち帰った白いユリは、ただ静かに風に揺れていた──。
  • 断章のグリムIX なでしこ・下
    605円 (税込)
    金森琴里の自殺を発端に、徐々に悪夢が浸蝕していく海辺の街。だが蒼衣は、ユリと物語の行方が分からぬまま、雪乃を置いて、地元の普通の日常に戻らなくてはいけない。琴里の恋人だった臣と幼馴染みの一真を護るために必死な雪乃。そして悪夢は、雪乃を心配する蒼衣の予想を大きく裏切り、拡散していく──。
  • 断章のグリムX いばら姫・上
    583円 (税込)
    夏休みが始まり、雪乃とできるだけ長く一緒にいようと目論む蒼衣。だが、泡禍解決に赴いた雪乃と颯姫が戻ってこない。雪乃たちは、死なない〈異端〉を相手に真喜多家に閉じ込められているらしい。邸は異常現象により完全に外界と隔絶されていた。雪乃のためにも単身で邸内へと救出に向かう蒼衣だったが──。
  • 断章のグリムXI いばら姫・下
    605円 (税込)
    始まりは『生まれ変わりの子供』の話を真喜多莉緒が母親に話したことだった。異形化した母親と荒んでいく家族関係、そして閉ざされた真喜多邸。雪乃たちを助けにきたはずの蒼衣も隔離され、惨劇は予想以上に拡がっていく。抗える者が減っていく中、雪乃の身体に異変が──。
  • 断章のグリムXII しあわせな王子・上
    605円 (税込)
    蒼衣が深い傷を抱えた一週間後。処分しそこなった〈泡禍〉被害者を探すため、瀧修司と可南子の工房を訪れた蒼衣たち。だが、可南子に対して雪乃は恐怖を感じずにはいられない。雪乃は“生き返り”という概念に疑問が隠せず、そして──。
  • 断章のグリムXIII しあわせな王子・下
    605円 (税込)
    病院で首を吊って死んでいた少女が残した手紙。そこには自分達がいじめていた浅井安奈からの復讐が匂わされていた。いまだ解明できていない謎の死を遂げた安奈と、生き返りの彼女を連れて逃亡を続ける多代亮介。二人を追ってクラスメイトたちに接触を図る蒼衣と雪乃だが──。
  • 断章のグリムXIV ラプンツェル・上
    627円 (税込)
    いまだ葉耶の悪夢に苦しむ蒼衣は、葬儀屋の件でさらに自責の念に駆られていく。葬儀屋の蘇りにより自我を保っていた保持者が多く、蒼衣は方々から恨まれていた。そして責任を取るかのように、蘇りに関わる〈泡禍〉解決に雪乃と二人で向かうのだが──。
  • 断章のグリムXV ラプンツェル・下
    627円 (税込)
    葬儀屋の蘇りによる影響はまだまだ続く。蒼衣に復讐を誓う少年は、自分も死ぬ覚悟で蒼衣を苦痛の海へと沈めていく。一方、蒼衣の窮地を救った雪乃も、勇路を始末するべく、一人〈泡禍〉の渦中へと飛び込んでいくのだが──
  • 断章のグリムXVI 白雪姫・上
    605円 (税込)
    主が帰ってくることのない神狩屋。活動停止を命じられた雪乃は、そこのみが拠り所かのように待機することしかできない。さらに蒼衣も、神狩屋の書斎で膨大な資料から手がかりを探すしかなかった。何度もそんな作業を繰り返した時、蒼衣の目に入ってきた一つのスクラップブック。そこに記されていたのは、葉耶にまつわる過去の真相。そして──。
  • 断章のグリムXVII 白雪姫・下
    649円 (税込)
    日々苦しみ続けていた蒼衣の過去の悪夢の真相、雪乃が抱える様々な想いや誇り、そして神狩屋から消えてしまった颯姫と夢見子……。謎が謎を呼び、混沌としていく神狩屋で、また一人『白雪姫』の悪夢に巻き込まれ、騎士たちが消えていく。だが全ては、蒼衣の過去より、始まるべくして始まっていた──。

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断章のグリムV 赤ずきん・上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    頭がごちゃごちゃした私は馬鹿ですか←
    ていうかざくざくぶすぶす痛い痛い。
    世界を焼け!って言われても痛いのに。
    どんだけ最強人種やお前ら。

    0
    2010年05月21日

    Posted by ブクログ

    断章のグリム5巻です。
    またしても上下巻らしいですw

    今回は赤ずきん、ということで配役が少なめですかね?
    配役予想はネタばれか…な?
    一応、追記部分に書いておきます。

    今回初めて、断章を人に使っていますが…。
    雪乃と蒼衣の断章は人間には使えない、かな?
    あ、蒼衣は出来るかも…。理解と拒絶ですし…

    0
    2010年05月11日

    Posted by ブクログ

    童話をモチーフにしたホラー小説のシリーズ。

    人間の意識の深層にある神の悪夢が、その人の固有の恐怖と結びついて、普遍的な”童話”に近い形で浮かび上がるという設定。
    怪奇現象から与えられる暴力、痛みの場面での、

    グロが目的ではないための淡々とした描写が、
    童話に感じる仄暗い気持悪さと結びついて、じっ

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    鬼才・甲田学人の新作、断章シリーズ☆
    数々の泡禍と対峙する、普通を愛する少年と、異端で知られる少女。
    神の悪夢と呼ばれる忌憚の世界。
    グリム童話や、時にはアンデルセン童話をモチーフにした新境地!
    えぇいとにかく読んでみろぃ!!!!!(笑)

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    小さな森の中。小さな神社へと続く、石と根だらけの細くて狭い、暗い道。前を行く友人び律子に追いつこうと、危なっかしい歩みで必死に足を進める愛。そして彼女は、神社を目前にした石段の上、律子の頭上にかかる朽ちた赤色をした鳥居から、死体の色をした真っ白な“腕”が垂れ下がるのを目撃した……。
    田上颯姫の妹が住

    0
    2012年08月21日

    Posted by ブクログ

    森と白い腕。どう赤ずきんと関わるのか、そこも怖くて楽しみです。
    新キャラも登場して、どんな風に展開していくのか楽しみです!

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    一度斜め読みしたものを読み返してみる。
    表現力と構想力があるってこういうことだとなあと思う。
    相変わらずグロいけど面白い。
    これも最後まで読みたいな

    0
    2014年03月24日

    Posted by ブクログ

    今回は…いや、今回も結末が最後まで全然解らんかった…。赤ずきんが題材なんで、登場人物の誰が赤ずきんでおばあさんで狼で…と、前回までは色々考えつつ読んでたんですが、今回はさっぱり解らんかった。あの子が死ぬって思わんかったしな…。
    先が気になったんでさくさく読んでしまったけど、もういっかいちょっと時間を

    0
    2010年11月23日

    Posted by ブクログ

    <内容>
    田上颯姫の妹が住む街で起きた女子中学生失踪事件。
    泡禍解決要請を受けて、雪乃と蒼衣は向かうものの、現地のロッジで待っていたのは事件の目撃者・愛の幼なじみで雪乃に敵意むき出しの非公認騎士の馳尾だった……

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    赤ずきんの上は人間関係についてだった気がします。
    守るべきもの・守りたいもの・守られてるもの。
    下巻まで一気に読んでしましました。

    0
    2009年10月04日

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