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「君の奥底に眠る『願望(のぞみ)』は───何だね?」 小学校の校庭に立つ大きな桜の木。この桜は子供を攫う。咲が子供の頃、目の前で親友が桜の花びらに沈み、消えた。風が薙ぎ、桜色のさざなみが立つ時、咲は悪寒とともに明確な危険を感じる。──桜の花びらは危険だ。そして、親友のことを想い続け、魔女と出会った彼女は、密かに願う。 これは、『Missing』シリーズの夜色(ヨルイロ)の外套(マント)を身に纏った魔人と、魔女・十叶詠子が紡ぐ物語。そして二人の出会いとは──。 甲田学人が放つ渾身の幻想奇譚短編連作集、メディアワークス文庫『 -怪- 』と連動し、待望の文庫化!
...続きを読むPosted by ブクログ 2010年01月16日
ハードカバーでも持っているのですが、書きおろしに釣られて購入しましたw
相変わらず、痛い描写が上手すぎて、読んでいてヒーヒー言っておりましたw
十叶先輩や、神野氏に久々に出会えたという気がいたしましたね
Missingに繋がる物語でもありますが、これ単独でも読める作品でございます
一応ホラー物では...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月30日
鏡の中に住む魚、薄くて実用的な文房具の光沢について、美しい蝶と茜色の蠅、そうして、桜の森の満開の下。夜色のマントを翻す怪人が放つ美しくて不思議な物語五つ――ただし並大抵の不思議ではなく、恐怖と生理的嫌悪に彩られた欲望が放つ不思議だ。
ライトノベル特有とされる文体の軽さにすっ飛ばして読んでしまっては...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年01月26日
ハードカバー版で読んでるけれど書き下ろしが入っているとのことで購入。
もう読んでて痛い、痛すぎる。
怖いとかグロというか、そういうのを飛び越えて本当に痛いとしか言いようがない。
どれくらい痛かったかというと、後書きの『願わくば皆様の心に刺さる小さな棘になれますことを』の一文に「小さな棘じゃねえよ、ざ...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年01月14日
ハードカバーで殆ど読んでしまったので、
書き下ろしの分だけ。
桜のお話、どこかで出てきましたよね?
あれ以来ずっと気になっていたのが遂に分かってすっきり。
しかも此処の所新刊が出ていなかったので、
久しぶりに甲田作品を読めた!という満足感でいっぱいです。
三日月かけるさんの絵も素敵でした。
でも個...続きを読む
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