甲田学人のレビュー一覧
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再読。佐和野君と敷島君の存在が個人的には救いです。癒される。
このシリーズだと『人魚姫』と『なでしこ』が好きです。〈悪夢〉のおぞましさが際立っていて辛くもあると同時に、登場人物の優しさや強さが垣間見れた様な。上手く表現出来なくてもどかしいですが……。
臣と一真の友情に感動。
群草さんが忘れられない。Posted by ブクログ -
私的には断章のグリムの中で一番好きな話です。
ただ、後味は良くないかも。
前巻までに出ていたキャラクターでも、どこで死ぬかわからない。サブメインだからといって、死なないとはかぎらない。
それがこのシリーズの一つの怖いところであり、面白いところでもあります。Posted by ブクログ -
とうとう最終章突入。
Missingの時も思いましたが、甲田さんの長編には、主人公たちが最初はなんだかんだそれなりに協力しあって困難に立ち向かっていくんだけれども、後半、絶望的な状況が増えるにつれて、それぞれの譲れない部分がはっきりしていって、一人ひとり別個に自分の意志を固めていく、という流れがあ...続きを読むPosted by ブクログ -
甲田作品好きすぎて書ききれない!
いよいよ最終章。
h&pの「金のかぎ」のようなみんな平和な最終回は無理そう。Posted by ブクログ -
作中で『今までと違い、人の狂気が見える』と風乃さんも言っていましたが、今回おこった泡禍は真相が見えるごとに登場人物のこころに締め付けられました。読んでいる最中も鳥肌が止まりませんでしたが、章のひとつひとつ区切るごとに話を整理していたら涙が…。神狩屋さんの過去は辛すぎました。
…この作品の子達には幸せ...続きを読むPosted by ブクログ -
上巻の静けさのある雰囲気とは一変し、大規模な泡禍が起こります。
大切な人との愛情や死別がトラウマになり、多くの犠牲者が出ます。
上巻では少し物足りなさを感じましたが、下巻ではとても面白さと迫力を感じました。
<目覚めのアリス>の暴発や神狩屋の裏切り行為。
四野田笑美など懐かしいキャラが登...続きを読むPosted by ブクログ -
そういえば、主要人物は全員1度狂気に侵されているのだったと改めて認識させられる回(´Д`)
破滅への序曲か?
雪乃だけは、狂気への進行方向が周りと逆なのでまた一気に展開しそう。Posted by ブクログ -
甲田学人さんの作品は、とても面白くて気に入っています。
ミステリー(謎解き)とホラー、ファンタジーが上手く絡まっていて、読み出したら止まりません。
今巻は、前回と比べて落ち着いた話の流れになっています。
恐怖感も控えめで、派手な心霊現象もありません。
しかし最後辺りから危険な雰囲気を漂わ...続きを読むPosted by ブクログ -
最後まで予想がつかない衝撃的な展開。これを考えつく作者がすごい。グロテスクさは相変わらずだが、今回は全てに意味が付随している。Posted by ブクログ
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甲田作品好きすぎて書ききれない!
もうすぐ終わるらしいけど、まだこの話が最終章ではないよね。
最終回としてはピリオドで書きましたし、本編でどう完結するのか……。Posted by ブクログ -
「不本意に生きて、何もできずに死ねばいい」
苦悩の蒼衣を気遣いつつも、雪乃が取る行動は――!?
“――彼女の髪に、触ってみたい……”
少女が歩道橋を登り、階段の一番上に、ぺた、と差し掛かった時。突然、ぐん、と後ろ髪を鷲掴みにされた感触と同時に、髪の毛が思い切り後ろに引っ張られた。そして、恐怖ととも...続きを読むPosted by ブクログ -
皆誰もが知っている童話をモチーフにしているファンタジー小説。どの話にも少々「痛い、グロテスク」な表現がありますが、童話の原作、時代の背景、象徴などが描写されている。Posted by ブクログ
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「…可南子さんには、気をつけた方がいいわ」
彼女の過去を知り、二人が下す決断は――!?
きっと、浅井は自殺したんだとおもう。
私は呪い殺されるなんてやだ。
ぜったい耐えられない。
だから死ぬことにする。さよなら。
病院で首を吊って死んでいた少女が残した手紙。そこには、自分たちがいじめていた浅井安...続きを読むPosted by ブクログ -
結構話が進むのが早かった気がします。
今まで雪乃の断章の話が多かった気がするけど、今回は蒼衣でした。
なんかいつも断章のトラウマが軽い?気がしてたけど、
ちゃんとトラウマだったんですね。Posted by ブクログ -
頭がごちゃごちゃした私は馬鹿ですか←
ていうかざくざくぶすぶす痛い痛い。
世界を焼け!って言われても痛いのに。
どんだけ最強人種やお前ら。Posted by ブクログ -
今までと空気が違ってこれまた面白し。
全ての話に救いがあるので読みやすいのかも知れない。
おねえちゃんのお話も個人的に好き。Posted by ブクログ