あらすじ
同級生・日高護の祖母の葬式に出席した真木現人は、そこで騒ぎに巻き込まれる。それは日高が過去に祖母から聞いていた「神様の入った箱」を差し出せというものだった──。 一方で現人の双子の兄・夢人は、その箱と同時に日高の家系にも興味を持ち始める。それは脈々と引き継がれている『憑き物筋』で、呪いの本尊をその箱に収めているという。兄の話に怒りを覚える現人だが、呪いの怪異はすでに浸蝕を始めており──。
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Posted by ブクログ
なんか懐かしい。
『Missing』の亜紀ちゃんがソレ系でしたなー。
特に関連する話は無かったけど。
中指のシーン、・・・・・・あ゛あ゛あ゛あ゛痛い痛い痛い!
ぞくぞくしました。
Posted by ブクログ
甲田作品好きすぎて書ききれない!
最後あたりの階段シーン好き。
仲が悪いといっても、弟が一方的に兄を嫌っているだけで。
危険なものに近寄ろうとする弟を止める夢人さん大好きです。
まぁ箱が欲しいだけなんだろうけど。
今回あまりグロテスクではなかった。
Posted by ブクログ
安定の甲田ワールドですね。
指が痛いというか骨が砕ける音がリアルに想像出来て辛かった……。
淡々とした文章なのに、描写が映像的な印象。
Posted by ブクログ
シリーズ2弾。
今回は現人くんのオトモダチとオミコサマがメイン。
ミコトがシノブを助けるのは一巻で弟君が言ったように感謝してるから?
それとも理由があるのかなー。
夢人の目的が目的だけに、あまり幸せな結末は望めそうにない気もしますが、キャラの魅力さでやっぱり続きが楽しみ。
Posted by ブクログ
真木現人の友人、日高誠の祖母が死んだ。葬儀の際「オガミヤ」の使者から箱を渡すようにと言われたのをきっかけに、誠や現人の周囲で気味の悪い記憶が涌きはじめ、――。
夢人の性格の悪さが中々光った巻という印象。冒頭からアクセル全開、最後の最後まで本当に悪い人だなあ。うふふ。
弐巻でこれは群像劇なのだなと読み方を定めることが出来たせいか、登場人物の多さはそこまで気にならない。しかしやはり多くて把握し切れず、クラスで会話している人物が誰が誰だか判らない状態で読み進めていた。あまり差し支えはなかったが、後々出てきたときに判らなくて困る。
現実から虚実、虚実から現実へと障害無く移行するフラット怪異は健在、むしろパワーアップして活用されており怖さが増した。