無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「君の『願望』は──何だね? そして、君の『絶望』は────」 満開の夜桜の下、思わず見とれるほど妖しく綺麗に佇んでいたのは密かに憧れていた従姉だった。彼女はその晩、桜の木で首を吊る。 ──彼女は、あの桜の中にいる。……彼女に会いたい。そう信じ、願う男は、遂に人の願望を叶える夜色の外套を身に纏う昏闇の使者と遭遇する。曰く、暗闇より現れ、人の望みを叶えるという生きた都市伝説。夜より生まれ、この都市に棲むという、永劫の刻を生きる魔人。そして、恐怖がココロの隙間へと入り込み──。 鬼才・甲田学人が紡ぐ渾身の怪奇短編連作集。
...続きを読むPosted by ブクログ 2012年10月24日
「視覚」の気持ち悪さを刺激されるお話です。
文学的な表現に、幻想的な発想が相変わらず素敵。
Misingシリーズの「始まり」が読めます。
魄線奇譚
子供の無邪気さと大切な妹を守ろうとする姉の狂気が怖いです。
姉のシスコン気味なところは、どこの家庭にもありそうな微笑ましいものがあります。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年12月26日
ようやっと読破。
どうしてこんなに、異形の恐怖、違和感を気持ち悪いほどはっきりと描き出せるんだろうか。
「断章のグリム」はいかにもなラノベっぽさが強くて好きになれないけど、やっぱり、「Missing」シリーズは神だったと思う。
あのシリーズを読んだのはもう五年くらい前ですが、今でも、カーテンの隙間は...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年02月23日
夜魔―怪―でございます
書き下ろしが一本以外は、ハードカバーからの再録になります
ハードカバーでも購入しておりますが、割と覚えていないものですね
新鮮な気持ちで読むことが出来ました
魄線奇譚なんかは、小学生くらいの時に誰もがやったことあるんじゃないですかねぇ
道路の白線だけを踏んで歩く、というのは...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年06月22日
「奇」の方と連動だと聞いていたので読むのが楽しみでした。
夜魔ではいつものようにバッドエンドだと思って読んでいたのですが、接鬼奇譚はもしかしてバッドエンドじゃない…?と思いました。
実際そうでもありませんでしたが(-ω-;)
途中までは割と同じ調子で進んでいたのですが、途中で急に話の進み方が変わる...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。