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シリーズ最高傑作
シリーズで一番の傑作と名高い「人魚姫」。感想とはちょっと違うけど、個人的な志弦さんと神狩屋さんのイメソンがあります。奥田美和子の「雨と夢のあとに」。
志弦さんからの神狩屋さんへの想い的なイメージで。歯磨きのシーンは未だにトラウマです。キャラが明らかな異常に極限の恐怖に怯えながら息も荒く、ソレを見ようとする心理描写と情景描写はいつもながら見事です。色々ホラーは読みましたが、甲田先生よりそれが上手い作家さんはいない。
志弦から神狩屋への手紙の出だし「空が、とても青いです」と最後の言葉は何年経っても覚えています。
配役と、そして散りばめられた伏線に気付いて驚く。夢見子に葉耶の面影をここで見てるんだ…。
Posted by ブクログ
分厚さにびっくりしつつ、でもその長さを感じさせない、最初から最後まで飽きる暇もなく面白かった。
と言ってしまうには、あまりに凄惨で、犠牲者も多いので不謹慎な気もするが。
雪乃さんも蒼衣くんも今回はどちらかというとメインよりは傍観者に近く(特に雪乃さん、蒼衣くんは最後に役割があったのでよかったけど、雪乃さんは今回あまり見せ場がない)ひたすら神狩屋さんこと雅孝さんの掘り下げ話。
そしてテーマは人魚姫。
今回もそこからの連想、解釈が面白かった。
真相に至った蒼衣くんの推理と、今回の潜有者の目から鱗感じも。
それに人魚と言えば「あの伝説」も話さないとなと思っていたら、しっかり雅孝さん絡みで登場して満足。
ただ雅孝さんの過去を知って、トラウマにはなった。
手紙に書かれた「真実」を知ってしまった時の彼を思うと、こちらも胸が締め付けられます。
なんて生半可なものではなかったけれども。
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