せやま南天の作品一覧
「せやま南天」の「クリームイエローの海と春キャベツのある家」「パルティータを鳴らすまで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
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Posted by ブクログ
今回の本は養育里親のストーリーです。
養育里親は期限があるゆえに別れの日がやってくる。
そのタイムリミットの日に向け主人公が揺れ動くさまが超リアルに描かれています。
環境に振り回されてようやく辿り着いた安住の地が終わるとなりゃ動揺もするよな、と思いました。
諦めの境地になっちまう気持ちもわかる。
そんな彼が素敵な廻りあわせで変わるんです。
特に後半の盛り上がりがいいと思いました。
本作は大人視点でも子供視点でも学びの多い作品なのかなと感じました。
養育者達の考え方は参考になりまくると思いますし、大人も完璧じゃないと認める部分も良いです。
少年の苦しむさまに圧倒的なリアリティがありました。
主人
Posted by ブクログ
切ないけど温かい……。読んで良かったです。
これは子どもの立場でも、親の立場でも泣いてしまう。
養育里親家族との別れに向き合う日々を描いた作品。里親制度を物語の軸に家族を描きながら、里父が弦楽器職人ということで音楽小説のような側面も感じました。
養子縁組とは異なり、寄託期間が設けられ、実の親の元に戻されることが前提の「養育里親」という制度。驚いたのは、実の親との暮らしが始まれば、里親と会うことはほぼ許可されないという厳しい現実。(許可されるケースもあり)
子どもの立場になってみると、自分では選べない従うしかない大きな環境の変化に無力さを感じるし、歯噛みしたくなる。
理由あって子供を手放し