作品一覧

  • クリームイエローの海と春キャベツのある家

    小説・文芸

    3.7
    1巻1,650円 (税込)
    創作大賞2023(note主催)朝日新聞出版賞受賞作! 家事代行歴3カ月・津麦の新しい勤務先はシングルファーザーの織野家。家の中に入ると「洗濯物の海」が広がっていた──。仕事・家事・育児……何かを頑張りすぎているあなたへ贈る物語。期待のデビュー作!
  • パルティータを鳴らすまで

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,870円 (税込)
    幼い日に実の母と離れ、弦楽器職人の里父のもとで育った中学2年生の時本拓実。 10年の委託期間を終え、実母の家へ戻る時間が迫っている。 音楽が導く、里親との別れの半年を描いた愛の物語。 note主催「創作大賞2023」受賞後第一作!

ユーザーレビュー

  • クリームイエローの海と春キャベツのある家

    Posted by ブクログ

    自分に無力感を感じているときに読むと、自分にも誰かのために考えたり、動いたりできるのかもと思えるかもしれません。クリームイエローの海が意味するもの。それは、基本的には人間のマイナスの部分を象徴していますが、この本では誰かのための努力とか不器用さとか頑張りとか、人間の温かい部分を表しているのかなと思いました。読み終わった後も、自分を肯定してくれているようなあたたかさを感じるお話でした。

    0
    2026年08月02日
  • パルティータを鳴らすまで

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    養子縁組でない里親として期限がある場合、実の親の元に帰れば里親とは会えなくなると初めて知り、会いたいと思う子どもの気持ちが切なくてたまりませんでした。実母の気持ちもよく分かるけど、育てた央太朗の思いに涙が溢れて。でもラストの希望に満ちた場面、拓実くんとその周りの人々のいい関係性が広がっているようで良かったです。

    0
    2026年05月05日
  • パルティータを鳴らすまで

    Posted by ブクログ

    切ないけど温かい……。読んで良かったです。
    これは子どもの立場でも、親の立場でも泣いてしまう。

    養育里親家族との別れに向き合う日々を描いた作品。里親制度を物語の軸に家族を描きながら、里父が弦楽器職人ということで音楽小説のような側面も感じました。

    養子縁組とは異なり、寄託期間が設けられ、実の親の元に戻されることが前提の「養育里親」という制度。驚いたのは、実の親との暮らしが始まれば、里親と会うことはほぼ許可されないという厳しい現実。(許可されるケースもあり)
    子どもの立場になってみると、自分では選べない従うしかない大きな環境の変化に無力さを感じるし、歯噛みしたくなる。

    理由あって子供を手放し

    0
    2026年02月17日
  • パルティータを鳴らすまで

    Posted by ブクログ

    涙が込み上げてくる本に久しぶりに出会えた。
    里子の拓実が抑え込んでいる気持ち、里親の父母が想う気持ち、実の母親の気持ち。前半はそれぞれが強く相手を思うからこそのすれ違いがとても苦しく切ない場面が多かった。自分に選択肢がないことや、諦めの中に常にいた拓実だったけど、好きなことをもっと好きだと言っていいと気づかせてくれた友人との出会いや、適度な距離感で見守る祖父との関係ができて少しずつ変化していく過程がとても良かった。
    淋しさの中に優しさと愛が溢れている。

    0
    2026年02月08日
  • パルティータを鳴らすまで

    Posted by ブクログ

    主人公の生みの母親の境遇が自分とかさなり、ぐっと物語りに入り込んでしまいました。私の息子も主人公のような思いをしてたのかなと思い、涙が止まりませんでした。とても繊細で暖かい物語りでした。

    0
    2025年12月13日

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