【感想・ネタバレ】パルティータを鳴らすまでのレビュー

あらすじ

幼い日に実の母と離れ、弦楽器職人の里父のもとで育った中学2年生の時本拓実。
10年の委託期間を終え、実母の家へ戻る時間が迫っている。
音楽が導く、里親との別れの半年を描いた愛の物語。
note主催「創作大賞2023」受賞後第一作!

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Posted by ブクログ

【作中に登場するバイオリン曲】
タイスの瞑想曲
ブラームス 子守唄
ブラームス 雨の歌
くるみ割り人形よりトレパーク
ラフマニノフ ヴォカリース
クロイツェル練習曲集 第一番
きらきら星変奏曲
バッハ無伴奏パルティータ第三番全曲

アマチュアバイオリン弾きとしてはバイオリン曲がたくさん出てくるだけで嬉しいです。
拓実君、ずっとバイオリン続けて欲しい。

登場人物みんないい人達で、それぞれがそれぞれの形で主人公のことを考え、見守っていました。

心が温かくなるお話でした。

0
2025年11月25日

Posted by ブクログ

感動しました。この作品で養育里親のことを知りました。主人公時本拓実が里親岸根央太郎との関係、バイオリン製作者としてのバイオリンとの関係性が実に見事に表現されていました。実母の元に帰ることへの不安やバイオリンの演奏に対する考え方などすばらしいことだらけでした。央太郎の父から教わるバイオリンの演奏場面は感動ものでした。ラストの演奏会に対する拓実の試練はもう胸がいっぱいになってしまいました。あなたも読んで震えて下さい。感動して下さい。

0
2025年10月29日

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