蛍たちの祈り

蛍たちの祈り

小説・文芸
1,899円 (税込)

9pt

蛍が舞う夏祭りの夜──山間にある小さな町に暮らす中学生の坂邑幸恵と桐生隆之は、生きるために互いの秘密を守り合うことを決めた。それから十五年後、大人になった幸恵と隆之の予期せぬ再会が、家族や友人、町の人々の人生に大きな影響を与えていく。明かせぬ秘密を抱え、思い描いた道のりではなかった。それでも、この小さな光が照らす世界を大切に生きたい。一人一人のささやかな祈りを描いた、心震える傑作小説。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    東京創元社
  • タイトル
    :
    蛍たちの祈り
  • タイトルID
    :
    1882622
  • ページ数
    :
    286ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年07月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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蛍たちの祈り のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    連作短編集。
    山間にある小さな田舎町。結婚詐欺にあい、全財産を無くし、妊娠中の身で絶望し、死に場所として選んだのは、蛍が舞う祖母から教えてもらった場所だった。丁度、今と同じく祭りの夜、家庭で虐待を受け、同じく絶望していた夜、同じように絶望し、父を死に追いやってしまった同級生の隆之と出会った場所だった。

    0
    2026年10月10日

    Posted by ブクログ

    正道という男の子が生まれ、育っていく物語。
    親子の形がテーマと言ってもいいのかな。いろんな親子が出てくる。まぁ、ほとんどひどい親ばっかりだけど。
    罪の話でもあるかな。殺人とか詐欺とか、いっぱい出てくる。小さな村で、事件多すぎだなぁ。

    辛い話が多かったけれど、隆之の優しさに救われて、正道がものすごく真っ当に、温かい人間に成長していく姿は嬉しい。
    あと、幼い頃からいろんなことがあったけれど、短い間でも、心から家族と思える人たちと幸せに暮らすことができたことは、ほっとした。

    正道の同級生の可憐のその後が、ちらっとしか書かれていなかったので、少し気になる。安心して暮らせているといいな。親に振り回されてまともに生きられないのは、本当にやりきれない。

    0
    2026年09月08日

    Posted by ブクログ

    良かっです。
    決して楽しい内容では無いけれど、今の自分がどれだけ幸せだかを噛みしめることができました。
    人間誰しも人には分からない苦悩があると思うけど、決してひとりじゃないと思えました。

    0
    2026年09月05日

    購入済み

    作者買いです。様々な親と子の切っても切れない関係が描かれる連作短編集です。
    殺人者の息子として迫害された過去のある正道を中心に物語が展開します。時を経て正道の心境や苦しみが変化し、涙なしには読めない作品でした。

    #泣ける #切ない #感動する

    0
    2025年10月09日

    Posted by ブクログ

    読んでいて、始めのほうで辛くなって読むのをやめようかなと思いましたが、物語に引き込まれて読んでしまいました。最後に救いがあってホッとしました。

    0
    2026年10月11日

    Posted by ブクログ

    重厚なテーマだけど、優しい気持ちになれる本。親の目線と、子の目線の両方で考えてしまう。
    読んだあと、良い余韻が残りました。

    0
    2026年10月04日

    Posted by ブクログ

    私は「子どもは未来」という言葉に惹かれながら、自分のことしか考えられない小さな人間なんだと思います。また、こうしてコメントすること自体が、自分の贖罪を果たそうとしているのだということも分かっています。ただ、自分にできることは、本当に一生懸命に自分の人生を生きることなんだと思いました。

    0
    2026年09月21日

    Posted by ブクログ

    蛍の湧きでる泉での幸恵と隆之の決断から始まった物語
    悲惨、毒親、どうしようもない人間
    そんな中でも右往左往しながら生き続けていく
    単純に善悪で割り切れない人生を生き抜いていく人間を描いた物語
    やっぱり涙がでてくる
    かわいそうでなく色んなものを背負いながら懸命に生きる姿
    自分もこうありたいと思ってしまう

    0
    2026年09月14日

    Posted by ブクログ

    章ごとに違う人物の話に移り変わりながら、物語が進んでいく。視点は違っても、色々な部分で繋がりがあって、面白かった。
    さすがにみんなすぐ人殺しすぎじゃない?この町殺人事件(未遂も含め)起こりすぎじゃない?とは思うけど、どの人物もそれぞれの苦悩を抱えていて、殺人を肯定はできないけど同情はする、複雑な気持ち。

    あとは町全体として事件起こりすぎなので、噂話してるだけじゃなくて、ふつーに組織的に対策すべきでは?と現実的に考えてしまったw
    環境の改善とか、助けを求める人が手を伸ばせる機関を用意すべきだなと思った。
    それを個人で実行した正道はすごい。(可憐を救ったこと、NPOに就職したこと)

    隆之と正道は血は繋がっていないけど本当によく似ていて、自分の経験した苦悩を単に恨むのではなく、感謝できる部分を見つけ、他の人を救おうと思えることが精神面でとても強いと思う。
    正道の名付けエピソードはとてもよかった。

    0
    2026年09月05日

    Posted by ブクログ

    毒親満載。

    そんな中で
    正道と優人の名前が尊いし、
    意味や愛を込めて付けた親の気持ちも尊い。


    幸恵は幸せと名前に入ってるのに
    辛い人生だったけど、
    幸恵から生まれた正道がどんな人生を送っていったかが、章ごとにいろいろな人の視点で繋がっていくのが楽しかった。



    俺がこうしたかったからだよ
    人を殺そうとした正道が、
    してほしかったことをカレンにしてあげる優しさ。


    自分の力ではどうにもできない
    あんなに辛い思いをしたしょうけんは
    俺って言うくらい大人になったんだ
    なんて思ったり。

    0
    2026年09月06日

蛍たちの祈り の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    東京創元社
  • タイトル
    :
    蛍たちの祈り
  • タイトルID
    :
    1882622
  • ページ数
    :
    286ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年07月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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