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蛍が舞う夏祭りの夜──山間にある小さな町に暮らす中学生の坂邑幸恵と桐生隆之は、生きるために互いの秘密を守り合うことを決めた。それから十五年後、大人になった幸恵と隆之の予期せぬ再会が、家族や友人、町の人々の人生に大きな影響を与えていく。明かせぬ秘密を抱え、思い描いた道のりではなかった。それでも、この小さな光が照らす世界を大切に生きたい。一人一人のささやかな祈りを描いた、心震える傑作小説。
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Posted by ブクログ
親によって子どもの人生が変わってしまう。どんな厳しい環境の中でも大切なものを見つけられる人がいる。厳しくない環境でも見つけられない人もいる。
蛍の美しい、山間の寒村。 中学生の時に出会った、坂邑幸恵と桐生隆之から話が始まる。 「逃亡の夜」が一番、印象が強かった。 子供が親から逃げるには、死ぬか殺すか、どちらかしか選択できないと切羽詰まった幸恵が、ほんとに不憫。 子供が悲しい目に合う事、虐待される事、 一番読んでいて辛い。 容赦ない文章は...続きを読む、ただただ胸が痛む。 毒親やとんでもない大人が次々出てきて、これでもか、と読んでいて胸が苦しくなる。 子供はいつか大人になる。 辛い経験を乗り越えて、いい大人になるか、 人間性を壊されて、ひどい大人になるか、 環境や考え方、性格に起因するだろう。 困っている子がいたら、手を差し伸べる大人が近くにいれば、たくさんの未来の大人たちを救うことになる。 暗闇で光る蛍のように。 昨日読んだ新聞に、小中高生の自殺者は532人で、2年連続で過去最多と、あった。 小さな命を、親だけでなく、周りの大人たちが、社会の子供達として見守っていけたらいいのに。 奨学金返済支援の企業が増えたり、 児童養護施設で、22歳まで延長になったり、アフターケア支援が広がっているのはうれしいニュースだ。 子供達が望む未来にたくさんの蛍の光が灯ることを祈りたい。
/_/ 感想 _/_/_/_/_/_/ すごい、きついストーリーで、壮絶な感じがビシビシと伝わってくる作品でした。「いやいや、こんな環境ないだろっ」と、突っ込みながらも、独特の世界観が面白く、読むのに夢中になってしまいました。 1話ごとに時間が進んでいき、その話の主人公も変わっ...続きを読むて行きます。ほんと、なかなかに面白かったです。 ろくでもない人物がたくさんでてくるので、嫌な気持ちになることがたくさんありますが、それでも、それを補うように、良き人もでてきます。 子どもたちが、良き選択肢を判断できるように育てなければいけないと思うと同時に、人生、どう生きていくべきか、まで、考えさせられるような作品でした。 /_/ あらすじ _/_/_/_/_/ 親に恵まれなかった子どもが大きくなり、無作為に子どもをつくり、自身がひどい親となる。 その子どは居場所をなくし、彷徨うことさえもできず、ただそこに居るだけになる。 そんな中にも手を差し伸べる人はいて、巡り合わせで人は変わっていく。 /_/ 主な登場人物 _/_/_/ 坂邑幸恵 さかむら、妊婦 逸彦 でていった男 桐生隆之 粗暴なイメージ 弓削真一 教師 藤田 ふくよか、教師 東 篠崎佐吉 じいさん、殺害、悪評、隆之父 森下正道 生徒、幸恵息子 森下千草 養母 森下作治 養父 梅野可憐 梅野愛 可憐母、美人 梅野智雄 可憐父、病で死 小林理沙 友達 橋雪由比 ゆい、教師、男 生田那美 スナックのママ 桐生正道 転校生 綿貫紅実子 正道と暮らしている 綿貫紅実子 43歳 小菅 ドライバー、馬鹿、紅実子と結婚 桐生正道 桐生隆之 内場 神代幸大 ゆきひろ 桐生正道 綿貫紅実子 優人 紅実子息子 内場 神代幸大 桐生正道 飯垣藍 /_/ 用語 _/_/_/_/_/_/ 吝嗇家 りんしょくか けちなこと 過度にものおしみすること
冒頭から苦しくて重くて悲しい。 生きることが辛くてしんどい時が誰にでもあるとは思うが、ここに出てくる人々には一筋の光も差さないような真っ暗な世界で懸命に前を見て生きて行くしか無い環境に置かれている。どこかで負の連鎖を断ち切って希望の光を掴んで欲しいと祈るように必死で読み進めていったが、ギリギリの中で...続きを読む辿り着いたその選択もまた自分を苦しめることになる。 一気読みするほど素晴らしい本だったが、世の中には今もつらい気持ちを抱えて頑張っている子どもたちがたくさんいると思ったら心に澱がたまったようでずっと苦しい。蛍のような小さくて儚い光を見逃さず、闇から救ってくれる人が必ずいると信じたい。
「おれは、あのひとよりやさしいひとを知らない。」 子供は親を選べない。親の罪が子供を苦しめる。世間は許さない。 生まれながらに差別をされる。子供は被害者でしかない。 自身も無意識に偏見を持ち、「あの子の親は〜」、「あの家は〜」というような差別を口には出さなくても心のなかで日常的に行っている。 ...続きを読むこの物語を読んで、考えることが沢山ありました。 人の醜さとやさしさがはっきりと表されています。 この本に出てくるやさしさに少しでも近づけたなぁと思いました。
自分の痛みや苦しみを認めるのは自分自身。 誰がなんと言おうと自分だけはちゃんと認める。 自分に嘘をついてないものにしてはいけない。 大人が子供を孤独にして、孤独のまま大人にしてはいけない。 育ててくれた人と血が繋がっていなくても 家族の形は人それぞれで そこから愛情、希望、生きる意味が生まれる...続きを読むこともある。 隆之の葬儀での覚悟を決めた正道の 「おとうさん」 と呼んだ小さな声に思わず涙が溢れた。 きっと隆之が正道を引き取って大切にしてもらえたことを、幸恵も喜んでいるだろうなと自分のことのように嬉しかった。 「世界には沢山の綺麗な景色がある、でも自分のすぐそばにも世界中に誇れるほどの綺麗な景色がある、そのことを知らない人は一生見られない、行こうと自分の意思で歩かない限り見られない。しあわせもそういうもの」 おばあちゃんのこの言葉のおかげで 幸恵は隆之に運命的に再会できて 今の正道、紅実子の幸せがあるんだなと思う。 子供にとっての世界は狭くなりがちだけど 助けを求める先は親だけでなくてもいい。 親に求められない子供もいる。 苦しみを自分で認めて助けを求めれば 救ってくれる人もいる。 幸恵さんにとっての隆之さん 正道さんにとっての篠崎さん、隆之さん 可憐さんにとっての正道さん 紅実子さんにとっての隆之さん、正道さん のように。 この作品を読んで そんな蛍たちの祈りに気づき 温かく手を差し伸べられる人が多い世の中になっていったらいいな。
子どもは親を選べない 親も子どもを選べない そして、男に騙され続ける女 家族、男女の繋がりって、血の繋がり、肉体的な繋がりではない、言葉で説明できないものもあるのでしょう。 町田そのこさんの本は、最後はハッピーエンドだからいいと勧めたとき、ハッピーエンドに至るまでの辛い場面が苦手、という方もい...続きを読むましたが、私はやっぱり好きです。
この本を読み始めた時は、冷めた気持ちで、学校の先生の話では、こんなことある?距離近過ぎない?なんて思ったり、虐待の内容も聞いてた程ではないし、結構大丈夫だなぁ。なんて思ってたけど、読み進めると目がうるうるしてしまうシーンが何箇所あって、最後のあるシーンでは、涙が止まらなかった。 前の章で、大丈夫だ...続きを読むったんだと安堵した気持ちになったかと思ったら、次の章で、実はあの時、、、と想像と違う展開に何度も驚かされた。 面白くて、あっという間に読み終えた。
作者買いです。様々な親と子の切っても切れない関係が描かれる連作短編集です。 殺人者の息子として迫害された過去のある正道を中心に物語が展開します。時を経て正道の心境や苦しみが変化し、涙なしには読めない作品でした。
#泣ける #切ない #感動する
どんどん読み進めてしまう ひとつひとつの物語が繋がり ひとりひとりに、感情移入してしまう そんな 不思議な素敵な本でした みんなが幸せになれたらいいのに。
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