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Posted by ブクログ
2年前の冬読んだ「未明の砦」
共謀罪の標的にされた大手自動車メーカーの若い非正規労働者たちが、逮捕寸前に逃亡し…。
これは日本の現実を撃つ社会派の大作だった。
友人たちに勧めまくった。
それまでに太田愛はすべて読んだ。ハズレはなかった。同じ市の出身ということもあり誇らしく思っている。
本作は初の短編集。5つの小説とエッセイが1本。自分なりに分けると、
1つ目は戦争。
3つ目と4つ目はミステリー。
5つ目とエッセイは不安。
とでもしておく。3つ目は以前に文庫のアンソロジーでも読んでいた。
さて残りは2つ目の「中庭 サイレン」だ。中味は書かないが、最も私の琴線に触れた作品だった。
先に妻を亡くし、一人息子は独立し、住み慣れた団地の最後の住人となった普通の男が、部屋を去る時が来て…。
人の心の襞のわかる作者だ。
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小説・文芸
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