幻夏

幻夏

880円 (税込)

4pt

「俺の父親、ヒトゴロシなんだ」毎日が黄金に輝いていたあの夏、同級生に何が起こったのか――少女失踪事件を捜査する刑事・相馬は、現場で奇妙な印を発見し、23年前の苦い記憶を蘇らせる。台風一過の翌日、川岸にランドセルを置いたまま、親友だった同級生は消えた。流木に不思議な印を残して……。少年はどこに消えたのか? 印の意味は? やがて相馬の前に恐るべき罪が浮上してくる。司法の信を問う傑作ミステリー。日本推理作家協会賞候補作。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

幻夏 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「冤罪」をテーマにした本作
    自分にもあった少年時代の夏の思い出
    近所の名前も知らない友達と神社の境内や公園で夢中になって遊んだ記憶が蘇る

    クライマックスに近づくにつれて読み終わるのが惜しまれる大変良い作品でした。

    著者の他の作品も近々手に入れたいと思う。

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    何度も胸がギューっと苦しくなった。
    あーー素晴らしく面白かった!
    こんな作品に出会えると、読書しててよかったー!!!って思う。

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    冤罪と司法の闇
    謎の記号が残された少女誘拐事件は奇しくも相馬の過去と大きく繋がることに…
    無名で弱小の探偵に依頼された人探しはやがて壮大な復讐劇と繋がっていく
    冤罪被害者の苦しみと巨大権力の傲慢を対照的に描いている

    0
    2025年10月09日

    Posted by ブクログ

    実際に冤罪で捕まってしまった方の報道を見ると、この小説のような厳しい現実があったのかと思うと胸が痛くなる。法治国家と言われる日本は、本当に安全なのかと考えさせられた。

    0
    2025年10月06日

    Posted by ブクログ

    最初からすごく惹きつけられました。
    今後どうなっていくのだろうと。

    時が行ったり来たりする作品が好きなので、私好みの作品だなと思いました。

    それでも悲しくなるところがあって。
    それをカバーするかのようにほっこりするところもあって。

    感情が忙しいなと思いました。笑

    0
    2025年09月23日

    Posted by ブクログ

    非常におもしろかった。
    終わり方が好きだなと思える小説は珍しい気がする。司法に関する情報量はもちろん、ミステリーとしての技巧、物語の内容の濃さ、なによりひとつのお話しとして好きな終わり方だった。

    ところで、日本の司法制度がここまで構造的問題を抱えているとは知らなかった。
    組織的であるが故の病理が、

    0
    2025年09月04日

    Posted by ブクログ

    ううううううううう辛い…
    夏っぽいタイトルで選んだ第2段。
    背表紙のみで選んで、表紙を見てあらぁと思って、裏表紙をサッと読んでミステリーか、夏っぽくないかしらと思いながら読み始めた。

    最後100ページくらいのところで真犯人が判明して、随分早いなと思っていたら、そこから先があれよあれよとしてやられた

    0
    2025年08月27日

    Posted by ブクログ

    ありえないくらいおもしろくて苦しくてしんどかった
    もしもこうだったら…と幸せになってほしい想像ばかりしてしまうくらい切なかった(文章おかしい)
    ミステリー初めて読んだからかもしれないけど、ずっと「え!?」「なんだと!?」と思わされてドキドキしました
    この話の前と後の小説もあるらしいので読んでみたい

    0
    2025年08月19日

    Posted by ブクログ

    やっぱり太田愛さんの作品は面白い!鑓水・修司・相馬の再登場が嬉しい!こちらは冤罪がテーマ。冤罪がもたらす苦しみと、証拠開示の不透明さに驚愕。一方、相馬、尚、拓、香苗のひと夏がずっと胸に温かく残る。切なさが心にしみるミステリーでした。
    犯罪者→幻夏→天上の葦

    0
    2025年08月18日

    QM

    購入済み

    こんなの読んだことない

    鳥肌が立ちました。
    次々と暴かれていく事件の真相、犯人の正体、それぞれの葛藤、、、
    ボリューミーで読むのに時間がかかりましたが、読み終えた後は何とも言えないやるせなさと悲しさと、でも真相にたどり着けた安堵と、いろいろな感情がごちゃ混ぜになりました。
    ミステリー好きの私にはたまらない作品でした。
    時間

    #切ない

    0
    2023年12月12日

幻夏 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

太田愛 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す