太田愛の作品一覧
「太田愛」の「相棒」「相棒」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「太田愛」の「相棒」「相棒」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
鑓水たちが渡った曳舟島には戦争の遺物である高射砲台跡があった。そしてそれはこの島のどこへいっても見えるのだった。
──闘えるのは火が小さなうちだけです。
戦中を生きてきた島の老人たちは砲台跡を目にする度に七十年以上も自分の罪や後悔と向き合ってきたのだろうか……
「これは、あんたのためでも立住さんのためでもない。今度こそ、せんといかんことをしようと決めたんじゃ」
戦中を生きた 喜重、松林、勝利 、正光。そしてその時代を知らない鑓水、相馬、修司 、山波。
目的も立場も違ったが、彼らは世代を超えて同じものを守り抜いた──。
いつの時代も小さな火はすぐ側にある。できることならそれに気
Posted by ブクログ
十月十日正午。場所は渋谷のスクランブル交差点。ひとりの老人の異様な死から物語ははじまる──。
十月十四日。興信所を営む鑓水と修司のもとに 思わぬ人物から件の老人についての不可解な依頼が舞い込む。
報酬 一千万 期限は二週間。
同日 刑事課から交通課に飛ばされ停職中の相馬に公安部の前島が接触してきた。
用件は失踪した公安部の資料係である山波という男を秘密裏に探し出せというものだった。
老人のスーツの内ポケットに入っていた名刺…。
山波の部屋に仕掛けられた盗聴器…。
まったくバラバラに思われたピースが少しずつ形を成していく。
そして終盤。舞台は老人宛の葉書にあった瀬戸内海のある島へ─
Posted by ブクログ
面白かったです。すぐ前に読んだ「幻夏」があまりにもよかったので、比べるともう一つ。でもそれって、その時の自分の好みとか、その時の自分の状態とかも、反映してるのかも。そして、さすが脚本家。映像が浮かぶし。政治家と警察側の大きな圧力、陰謀?!そして警察側から、はみ出しものの刑事と子分のようなパートナー。取材陣の2人ペア。大手企業側、裏切り者。力のない労働者たち。4人の若者。4人を助けてくれる人達。登場人物が、それぞれ個性的で魅力的。一つ一つのエピソードを読んで楽しむことができる。今年の最後に、太田愛さんの作品に出会えて良かったです。来年は「天上の葦」読みたい❣️
Posted by ブクログ
よかった。でも、悲しかった。深みのあるドラマでした。「犯罪者」に続いて読みました。太田愛さんの大ファンになりました。脚本家でもあり、さすが、映像が浮かぶような素晴らしい文章。
子供の時の思い出。友情。子供の考える世界。子供なりに、自分の家族を守ろうとしたことが、悪い方向へ。おとうさんは人殺し、それを背負う家族たち。火のないところに煙は立たないと、やはり思ってしまう、私たち日本人。大人の階級の強い世界。冤罪と、その周囲の人達。考えさせられることが多かった。ハラハラドキドキ、なぜ、なぜと、読書は楽しめた。読後は、ぼーーー。
3部作と言われているので、もう一つ読みたい。