太田愛のレビュー一覧

  • 幻夏

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    12歳の夏、相馬が一緒に過ごした少年は、川辺の流木に奇妙な印を残し忽然と姿を消した。
    23年後、少女失踪事件の現場にも同じ印が残されていて…

    犯罪者の続編
    この作品単体でも楽しめる内容になっているが、犯罪者を読んでからの方が主人公3人の関係性がわかるのと、3人に愛着が増したので私は犯罪者から読むことをおすすめしたい

    犯罪者も凄かったけど幻夏も凄かった!!
    1冊とは思えないほどの読み応え
    印象深いラストシーン

    ぜひ、幻夏も映像化してほしい!

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    2026年07月24日
  • 犯罪者 下

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    それぞれの思惑が複雑に絡み合っていく重厚で緻密なストーリー展開と人間ドラマ
    やっぱりすっごく面白かった!!

    下巻は二転三転するハラハラドキドキの展開で、読む手が止まらず2日で読み切った!

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    2026年07月24日
  • 犯罪者 上

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    通り魔事件で唯一生き残った修司は見知らぬ男から「あと10日生き延びれば助かる」と警告を受けた後、何者かに襲われ…

    アマプラのドラマ配信を機に再読
    (初読は2023/11/18)

    今回はドラマの配役を見てから読んだので、その役の俳優さんで物語が脳内再生されていた。
    個人的にはユースケサンタマリアの中迫役が自分のイメージとぴったりだった。

    緻密で重厚なストーリー、いろんな人視点で物語が進んでいくので、把握しながらじっくり読み進めて、上巻は読み終わるのに2週間かかったけど、その分しっかりと深く物語に没入できた。

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    2026年07月24日
  • 天上の葦 下

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    もっと太田愛さんの作品が読みたい(‪‪ ; ; ‬)
    言論統制とは、あまり縁がないように感じてしまうが、現代にも通じる問題だと思う、太田愛さんが感じているように。今日の米大統領は、放送局の報道の自由を奪っているし、日本も例外ではなく、東日本大震災の際、原発事故の現状を問題なく見せようとしていた素振りがあった。チェルノブイリの報道が遅れ、たくさんの命が亡くなった反省があるのにも関わらず。
    こうした現状を見ると、この作品が伝えたいことは、遠くのフィクションではなく、過去の話でもなく、snsが発達した今日の世界にもなお残る現実なのだろう。
    本当に素晴らしい三部作でした。
    今まで読んだ作品の中で間違

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    2026年07月23日
  • 未明の砦

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    え、日本てこんなひどい国だっけ?と思いながら読んだ。公安とかよくわからないけど。でも労組が日本で機能してないことは、誰にでもわかるよね。

    工場の玄羽に誘われて、嫁の実家を手入れするかわりに光熱費食費タダと言われて、泉原、秋山、矢田、脇の4人は海辺の街にやってきた。墓場の草抜きをしたりして、あとは海で遊ぶ。夏休みなのに家に帰らない理由がある人ばかりだ。

    4人はその後何事か計画して今日ことを起こす予定だった。警察から追われて逃げている。夏の家が集合場所となった。実は逃げるように男の声で電話があったのだ。共謀罪というものにあたるらしい。

    8月に玄羽が亡くなっている。4人は玄羽がユシマに殺された

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    2026年07月18日
  • 天上の葦 下

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    鑓水さんのバックボーンも描かれた下巻。 彼を形づくったものが何だったのかがわかり、少し切ない気持ちにもなる。

    戦時中に起きていた事と、現在起きている出来事を見事に重ねて行く展開が圧巻だった。老人が最後に指さしたものが何だったのかが分かったときには鳥肌が立ったし、あの時代を生きた人たちが託したものに身が引き締まる思いがする。
    「君は君で、僕は僕で、最善を尽くさなければならない」
    それぞれがそれぞれに最善を尽くして創る社会が"良いもの”で在りますように。

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    2026年07月17日
  • 天上の葦 上

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    鑓水、相馬、修司の3名が活躍するトリオシリーズの3作目。戦時下の言論統制と、現代の警察権力・ジャーナリズムが交錯する物語。この物語を書ききる筆力にただただ圧倒された。息詰まるような展開のなか、3人が見せるユーモアや軽妙な言動がオアシスのよう。鑓水さん中心に物語が動きながら、お互いをフォローし合う彼らの絆の深まりと温かさを感じてホッとした。鑓水さんの内面に触れられる場面も多く、ますます彼が好きになってしまった。この3人のシリーズ、ずっと続いて欲しいなあ。

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    2026年07月16日
  • 犯罪者 上

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    7月中旬からプライムビデオで放送されるのでその前に読んでみた。長編だが話の進み方が早いので止め時を失うが終始面白い。

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    2026年07月13日
  • 犯罪者 下

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    ネタバレ

    読み応えのある本だった。
    次はどうなるのかドキドキしながら読むのは久しぶり。
    一筋縄ではいかない展開。
    あちらこちらに張り巡らされる思惑。
    離乳食を食べて病気になった幼児たち、通り魔事件、そして殺し屋までが登場する。
    そういえば、代議士の秘書の服部、裏で悪事を働き表に出ないから何の罪に問われないで終わるのか?
    愕然とした。

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    2026年07月11日
  • 天上の葦 下

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    いやいや、間違いなく名作!すごいな。久しぶりにこんな感動した。基本はミステリーなんだけど、そこに現代社会の問題、起因する歴史の問題…見事なまでの伏線回収。3部作読み終わっちゃいました。次は太田愛さんの他の著書を読んでみます。

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    2026年07月09日
  • 幻夏

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    『正義』とはなにか。

    初めての、太田愛さん。
    太田さんは様々なドラマの脚本も書かれているとは知らず(『相棒』『トリック』etc)、どんな物語なのだろうとワクワクしながら読み進めました。

    尚と哲の父親・哲雄が実は『ヒトゴロシ』なんだと、尚から相馬に告げたあとに失踪。
    それから23年後に誘拐事件が発生。その場に書かれた文字が23年前の失踪事件に繋がっていく物語でした。

    この物語のキーワードでもある『冤罪』。
    令和の時代以前からも取り立たされる『冤罪』のニュース。なぜ『冤罪』は消えないのか。
    もちろんDNA鑑定が発展途上だった時代、また人間の認知にも限界があるのではないかとも。
    でも数多ある事

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    2026年07月05日
  • 幻夏

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    相馬の過去にも絡むお話で、やるせなくて切ない。読み終わった後は物語の中に入りこみすぎてちょっと呆然としてた(笑)子どもって純粋で、時に残酷。

    23年前の「あの夏」の情景描写が美しくて、この物語の切なさをいっそう際立たせている気がした。『幻夏』ってタイトルはピッタリだなと…。登場人物達の内面が丁寧に描かれているから、一人一人に思いを馳せてしまう。

    メインの3人のキャラクターがとても良い。世話焼き?でちょっと抜けてる?アリキリだったらギリギリス?な鑓水さんをますます好きになったな。

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    2026年07月03日
  • 天上の葦 下

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    2017年初版。「犯罪者」「幻夏」と読みました。2冊とも社会派ミステリーで素晴らしい作品でした。それを上回るのが、この作品だと思います。約1,000ページに及ぶ作品。戦争の愚かさ・惨さ、報道のあるべき姿を著者の場面描写や人物の心理描写で表現されています。心にドンと来ます。第4弾、出してもらえないかなあ。

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    2026年07月02日
  • 天上の葦 下

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    島の人たちが団結して脱出させてくれるところアツかった。何かできるのは火が小さいうちだけで、大きくなってしまえばなす術はない。正光の意思が人々を繋いで、犠牲を出さずに済んでよかったと思う。

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    2026年06月30日
  • 天上の葦 下

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    単なる絶命寸前の老人の奇行、これが多くのドラマを含んでいるなんて信じられなかった。読み始めはどのような物語になるかなんて想像すらできなかったが、いつものトリオの活躍を追っているうちに、どんどんのめり込んでいった。マスメディア、政治、戦争など大きなテーマを含んでおり、着地点も見当がつかなかった。しかし、ハッピーエンドをきれいに迎えたことで、読者はみな気持ち良い読後感であったと思う。またこの3人と本の中で出会いたい。

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    2026年06月30日
  • 未明の砦

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    労働組合が関わる話です。社会運動へのアレルギー的なものうまく説明している。これまで犯罪者、幻夏を楽しみました。少し作風が違うのですがこれはこれで面白かったです!

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    2026年06月28日
  • 犯罪者 下

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    上巻で緻密に張り巡らされた線が、怒涛の勢いで回収されていく疾走感と緊迫感に惹き付けられて下巻も一気読み。太田さんがこの作品に懸けた情熱がひしひしと伝わった。相馬・修司・鑓水を始めとするキャラクターひとりひとりがとても魅力的で、”弱者を踏みにじろうとする存在"と闘おうとする彼らを応援したくなる。特に、中迫さんと真崎さんの”良心”が切ないな……。
    被害者や巻き込まれた人にもそれぞれの人生があって、事件の後も生きていかなければいけない。そんな当たり前の重みを改めて考えさせられる。
    相馬・修司・鑓水の物語は次作『幻夏』『天上の葦』へと続いていくので早くそちらにも取り掛かろうと思う。

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    2026年06月27日
  • 犯罪者 上

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    冒頭の事件発生から相馬・鑓水・修司が出会い、真相に近づいていく展開のテンポの良さに惹き付けられ、一気に読んでしまった。食の安全、企業と政治、難病(奇病)、と今回のテーマも濃厚。上巻でばら撒かれた真相につながるキーワードが、下巻でどう回収されていくのか楽しみ。きっと下巻もイッキ読み

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    2026年06月27日
  • 天上の葦 上

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    鑓水、修司、相馬、3作目にして、この3人のキャラクターが際立っていてとてもおもしろく、どんどん物語に没入していく。単に、ある老人の最期の奇行から始まる話が、多くの組織や人間に次々と関わっていく壮大なストーリー。これを思いつくことのできる作者は、どれだけ才能があるのだろう。ただ、戦争に関わるところは、重く、難しい内容でもあるが、それは次につながる伏線にもなるので、がんばって読んでほしい。

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    2026年06月24日
  • 天上の葦 下

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    ネタバレ

    上下巻に及ぶ長編社会派ミステリー、言論、報道の自由について考えさせられる。下巻は所々涙腺が緩んだ。
    曳船島編では白虎の判明が明らかになり戦時中の過去が明かされる。報道の制限から始まり偽報道の蔓延、気がつけば言いたいことも言えない世の中の悲惨さの失敗から正光達が命を賭け行動に移した理由が分かり胸が熱くなる。
    真実を報道する番組のメインキャスターに清廉潔白な人気者が携ることに対し、国民のコントロールが効かなくなると邪魔と判断した人間を社会的に抹消する政治家、そこと繋がる警察。リアルでも沢山あるのかもしれないと思うし報道されたことだけを信じるのではなく、そこから一歩自分で考えて意見を持ちたいと気づか

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    2026年06月21日