太田愛のレビュー一覧

  • 天上の葦 下

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    「犯罪者」「幻夏」を読んで好きになった太田愛さんのシリーズ。主人公たち3人のキャラクターに惹かれ、早く読みたくてうずうずしていた本作品。

    主人公たちだけでなく、これまで登場していた人たちも出てきて、ワクワクした!(個人的に服部はわりと好きなキャラだったので、鑓水とのやりとりはクスッとなった笑)

    内容としては、戦時中の話が多く出てきたので、読んでいてしんどくなるかなと思っていたけれど、情報量がすごすぎて、かなり勉強になった。戦時中のこと、知らないことが多すぎて、ショッキングな内容はたくさんあったけれど、この作品を通して知ることができてよかった。

    テレビやネットで様々な情報が飛び交う日々、そ

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    2025年10月13日
  • 犯罪者 上

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    『相棒』等の脚本を手掛ける作者の長編小説。圧倒的な疾走感とスリリングな展開に唖然とした。なんて面白いんだ…。
    白昼堂々と起きた4人もの死者を出した通り魔事件。ただ一人生き残った修司は再び命を狙われる。一体なぜ自分は命を狙われるのか。協力者と共に真相を探るうちに驚く事件に繋がっていき…。まさに『相棒』でも成立するのではないかと思うほどドラマチックで映像が浮かぶようだった。複数の人の視点で物語が構築されていて、謎を解くヒントの提示がうますぎる。こことここが繋がって、、、といったように自然と読者に推理させるような読み心地で思わず唸った。
    もっと早く出会いたかった。

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    2025年10月02日
  • 犯罪者 上

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    すっ飛ばして『天上の葦』に行こうかと思ってたのですが、最近の高評価が気になって、やっぱりこちらを先に。
    感想を上げてくださった皆様に感謝です。
    これは手に取って良かった!

    最初からギョッとする展開でしたが、謎だらけな事件を3人と一緒になって追う感じがします。
    ハラハラ、ドキドキ。
    頼むから大人しくしときなさいよ〜!と心の中で突っ込んでました。

    こんな有様で、下巻大丈夫だろうか⁉︎


    おまけ1
    いつも同じ時間に通る道に、今日はまさかの産廃業者のトラックがありガン見してしまった。

    おまけ2
    ちょっと脳内キャスティング。
    (なぜか)修司ちち、岡部たかし。
    鑓水、オダギリジョーです。



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    2025年10月06日
  • 犯罪者 上

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    初作家さん。
    何これ。ものすごく面白い!
    映画を見てるように映像が浮かび読みやすい!
    展開も面白く、早く先を先を!をページを捲る手が止まらない。

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    2025年10月02日
  • 犯罪者 上

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    三部作の中で一番大好きです。2回読みましたが、展開を知っていてもドキドキして早く続きが読みたくなりました。

    いつか映画化してほしくて、ずっと脳内キャスティングをして楽しんでます!笑笑

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    2025年10月02日
  • 犯罪者 上

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    映像で見ているように読むことができた。あまりに怖くて自分が追われているように感じた。早く下巻が読みたいと思う作品。

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    2025年09月29日
  • 犯罪者 上

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    ネタバレ

    順番がバラバラになってしまったけど、鑓水・相馬・修司の3人が登場するシリーズの一作目。序盤から駅前広場で5人が襲われる無差別殺人が起こるという衝撃的な事件から始まってすぐに物語に引き込まれる。2、3作目をすでに読んでいるので3人が無事なことは分かっているものの、酷い目に遭うことも分かっているため読み進めるのがめちゃくちゃ辛い。でも先の展開が気になる、というジレンマ。少しずつ離れていた点と点がつながっていき、上巻終盤では3人が新事実を知って、、という一番気になるところで終わり。はやく3人の逆転劇が見たい!

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    2025年09月28日
  • 天上の葦 下

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    非常に心をつかまれた。思いもよらない方向に話が進んでいって意外な内容だったけど、大切な話だった。現代の日本の社会に対して、本当に全て正しいのかと読者に疑問を抱かせるテーマでここまでの話を書けるあたり、太田愛すごいなって思った。あと、街を歩く老人への見る目が少し変わった気がする。

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    2025年09月24日
  • 天上の葦 上

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    詳細な感想は下巻で書きますが、今回はミステリーの中でもかなり戦争に焦点が当てられたものだった。結構その色が濃いこともあって、犯罪者と幻夏とは少し雰囲気が異なる気がする。

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    2025年10月12日
  • 天上の葦 下

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    ネタバレ

    怖かった…
    ここ数日、アフリカのホームタウン問題に、アメリカのチャーリー・カークさん、フランス、ネパール、ドイツ…世界中がえらい事になっているのにTVでは全然報道されない。
    というかここ数年TVの報道の在り方に疑問が生じてもうそれほどTVを付けていない。
    だから、今生きている現実と本があまりにもリアルすぎて怖かった。
    正直、TVの言っていることを鵜呑みにしてのほほんと生きていられた頃に戻りたい。
    でもそんなことしてたら、また気付いた時には何も言えなくなっている時代に戻ってしまうんじゃないかという恐怖もある。
    今はTVも新聞もネットの情報も全てどこかに何かに忖度しているんだろうと疑いの目をもって

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    2025年09月12日
  • 幻夏

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    非常におもしろかった。
    終わり方が好きだなと思える小説は珍しい気がする。司法に関する情報量はもちろん、ミステリーとしての技巧、物語の内容の濃さ、なによりひとつのお話しとして好きな終わり方だった。

    ところで、日本の司法制度がここまで構造的問題を抱えているとは知らなかった。
    組織的であるが故の病理が、様々な悪弊を連鎖的に生み出している。裁判官の昇進も長時間労働が前提の仕組みだ。司法だけでなく世の中の問題が多面的に示唆されているのがすごい。
    刑務所で過ごした時間を奪っただけでなく、社会的地位など、時間以上のものがこんなにも簡単に奪われてはいけないと思う。冤罪被害者もある意味で"殺された&

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    2025年09月04日
  • 天上の葦 下

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    言いたい事を言い、やりたい事を自由にやれる今の世の中を当たり前のように思っていた。しかし、それが当たり前ではない時代があったという事実に目を背けてはいけない。同じ間違いを繰り返してはいけない。

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    2025年08月31日
  • 天上の葦 下

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    苦しみと喜びと入り混ざりながら、本当に読めてよかった1冊になりました。

    上巻からのスピード感を失うことなく、白虎を突き止めるまで、そして公安との駆け引きの緊張感でページを捲る手が止められませんでした。
    上巻から引き続き情報量は多いし、内容的にも苦しくなる瞬間も多々ありました。それでも読んでよかった。
    ジョージオーウェルの「1984年」を思い出しながら、「1984年」を読んだ後と同じく満足感でも喜びでもない、でも確かに頭と心が満たされている気持ちになりました。

    結末も、個人的には前作の「犯罪者」より好み。未来に希望を持てる。

    鑓水たちのシリーズはこの3作で終わりなのかなあ、もっと読みたいな

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    2025年08月06日
  • 天上の葦 上

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    ページをめくる手が止められず、早く下巻が読みたくなる!

    太田愛さんのシリーズ3作目。
    「犯罪者」、「幻夏」を読んでから本作を読んだ方がより楽しめそう。

    2つの事件を行き来しながら読み進めるので少し複雑なところはありますが、それぞれの事件の真相が少しずつ重なっていくのが面白い。
    上巻では、謎が謎を呼び、ひとつ真実に近づくと新たな謎が生まれ…という感じで、まだまだ事件の革新には遠そう。このあとどうなるんだろう?続きが気になるー!

    「犯罪者」が修司、「幻夏」が相馬の話だとすると、こちらは鑓水の話という感じかな。いつも飄々としてる鑓水の心の内を覗くシーンも多く、そこも楽しかったです。

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    2025年08月04日
  • 天上の葦 下

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    白昼渋谷で死を遂げた老人が指さした先に何があったのか?
    きな臭い依頼から公安に追われることになった探偵たち
    "権力による言論統制"で繋がってきたのは先の大戦の記憶
    複雑に絡まった事実と虚偽と迫りくる公安の手が緊迫感を膨らまし、物語に没頭させられる
    はたして事件は解決し、謎は解かれるのか?
    とても楽しめました

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    2025年07月25日
  • 天上の葦 下

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    上下巻、長かった〰️
    挫折しそうだった。

    公安がよくわかってないからか難しかった

    戦争末期
    都合の悪いことは隠し報じない報道機関。
    情報操作

    なんとなく人々も戦争に負けると気づきながら 口には出せない。
    この時代の軍部の情報操作に恐ろしさを感じる

    鑓水、修司、相馬の3人のシリーズ3作目
    前作2作と比べて、 暗い戦争時代 と現在の公安の情報操作がテーマ で少しわかりづらいところはあったけど、なんとか読み終えた。

    また、この3人のシリーズ続編書いてほしいな

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    2025年07月20日
  • 天上の葦 下

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    ホームパーティーで出会った男女がとある異国で再会して真実の愛を見つける物語と酒をこよなく愛する知人に勧められて手に取る。
    後半の怒涛の追い上げ、残りページ数から、これ終われるの?と思ったけど、めっちゃスッキリした。

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    2025年07月18日
  • 未明の砦

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    非正規として自動車メーカーの工場で働く四人の若者。寮から離れて過ごした夏休みが、彼らを“使い捨て”の駒から、尊厳と個性を持った逞しい大人に成長させる。
    特攻隊のチョコレートの行に、忘れてはいけない痛みを感じた。未来の日本から、過労死を産み出す構造が消えてほしいと願う。
    ネトフリでドラマ化してほしいな。

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    2025年07月16日
  • 最初の星は最後の家のようだ

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    ネタバレ

    やっぱり天才。
    最初の2篇はストーリーというよりは構成でうならされる。
    十月の子供たち、は、昔の戦争の話だと思って読んでいると、小道具から現代の話とわかる。
    戦争が昔のことでなく、まぎれもなく"今"のことだと思い知らされる。

    サイレンでは、時間軸に混乱させられつつ読み進めていくと、現在にたどり着く。
    環境が、周りが変わっていく中で、自我の中での自分はなぜか変わらない。
    同じ場所に留まり続けることでおぼえる無限ループ感。この世に根を張る、という事を「知っていく」ことと「知っているものが失われていく」ことを同等に描くことで、自分がいくら変わらないつもりでいても、否応なしに時間

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    2025年07月13日
  • 天上の葦 下

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    まさか戦争時代の話とリンクしていくなんて思わなかった!
    鑓水の出生の秘密が戦争と関係があったり。戦時中の理不尽さとか恐ろしさとかと読んでいて辛かった。
    現代の事件と戦時中の後悔が重なり合うお年寄りたちの連携プレイが良かった!
    寿命が尽きてしまい切なかったけど、やり切った感がある!
    相変わらずハラハラドキドキ!
    鑓水、修司、相馬の活躍をもっと読みたい!

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    2025年07月09日