太田愛のレビュー一覧

  • 天上の葦 下

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    第3弾 下巻!

    言論統制の時代か…
    「国家総動員法」
    太平洋戦争下では、言論、出版、集会、結社などに関する自由が大きく制限され、政府による報道規制や言論統制が実施された。

    「大本営発表」に見られるように、政府は虚偽の情報発信を行い、言論統制と結びついた。
    島に住んでいる老人たちの過去、戦時中の話は、なんか辛い。負けてるのに勝ってそうな報道するわ。
    疎開もあまり進めず焼夷弾は、簡単に処理できるとか…
    で、実際に空襲になって傷付くのは庶民。

    今の時代にないわ!って切り捨てられるのか…
    私のような最下層の者からは、想像もつかないところで、徐々に…

    そういうのを危惧して、こんな作品書いたんかな

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    2025年11月06日
  • 天上の葦 上

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    第3弾 上巻!

    今回は、鑓水さんがメイン!
    私の御贔屓の方なんで、楽しみ!
    結構、分厚い本で読もうと頑張るけど、邪魔が…ワールドシリーズという…(^◇^;)

    しかし、公安怖いな〜
    それにぶら下がるマスゴミもそうやけど。
    サブリミナル効果やないけど、徐々、国民のココロを誘導…
    どんな計画やねん!
    闇も2つありそうやし…
    さぁ、これから、この闇をどう裁くねん!
    3人さん!
    今は、瀬戸内海のどっかの島(名前忘れた〜)で、人探し!
    後半、楽しみ〜!!!

    サブリミナル効果やないけど、今もやってそうやもんな。高市さんのニュースの画像斜めにするとか…

    こういう、ヘラヘラしてて、実はやり手みたいな人が

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    2025年11月03日
  • 犯罪者 上

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     突如駅前広場で五人が襲われ四人が刺殺された通り魔事件と原因不明の奇病・メルトフェイス症候群の繋がりを事件で唯一生き残った青年とはみ出し者の刑事、その友人が事件の真相を捜査する骨太な社会派サスペンスで、読み進める度に面白さが増していき続きが気になって仕方がなかった。詳しい感想は下巻で。

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    2025年10月28日
  • 犯罪者 上

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    上巻だけで500ページ強のボリュームのある社会派サスペンス。登場人物が多く、誰と誰、何処と何処が繋がるの...?という状態が続くので割と読むのは大変。だけどとにかく面白い。臨場感がドラマのそれで、主人公たちと一緒に事件を追っていく形式で描かれるので読んでいて恐々とする場面が多々。
    謎を取り巻く利害関係が徐々に見えてきたところで下巻へ続く。真崎の狙いとは...。

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    2025年10月26日
  • 未明の砦

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    久しぶりの太田愛さん

    「犯罪者」「幻夏」「天上の葦」
    このシリーズと同じような重厚で
    読みごたえ満点の群像劇です。
     
    登場人物が多い…が全く気にならない
    キャラクターが生き生きと描かれているからだろうと思う。

    そして、情報量の多さに圧倒される
    労働組合の歴史、日本だけではなく諸外国の労働組合の歴史、子供の貧困、共謀罪、
    小説というよりは、リアルな資料を読んでいる感覚。教科書みたい
    最終ページの参考文献の量を見て納得です。

    「俺ら失敗作」と自分たちの事をを表現する
    家庭、家族に縁がなく、帰る家もない
    学歴もない4人の労働者。
    企業側と労働者の闘ってきた歴史、
    自分たちの置かれている社会と

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    2025年10月25日
  • 犯罪者 上

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    プロローグ

    激しい息遣いと鼓動が鳴り響く
    そして、目に見えぬ追跡者が迫りくる

    ある者は真相を追い
    ある者は獲物を追う

    この血潮が湧き送る感覚
    そして、この研ぎ澄まされた感覚

    この感覚をもってしても、何処に帰結するのか
    全く分からない
    そんな事を思いながら軽井沢の一室で目を閉じた!


    本章
    『犯罪者 上』★5
    この上なく上質で濃密かつエンタメ度の高い作品
    『犯罪者 下』への布石は撃たれた!!!
    素晴らしい作品と出逢えた悦びは本物か否か!?

    下巻にて、確かめたい!
    そう思った!!!


    エピローグ

    ハンドルを握りながら、遠くに浅間山を仰ぎ見る
    すっかりと冷え込み、その麓には既に
    赤や

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    2025年10月23日
  • 最初の星は最後の家のようだ

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    2年前の冬読んだ「未明の砦」
    共謀罪の標的にされた大手自動車メーカーの若い非正規労働者たちが、逮捕寸前に逃亡し…。
    これは日本の現実を撃つ社会派の大作だった。
    友人たちに勧めまくった。

    それまでに太田愛はすべて読んだ。ハズレはなかった。同じ市の出身ということもあり誇らしく思っている。

    本作は初の短編集。5つの小説とエッセイが1本。自分なりに分けると、
    1つ目は戦争。
    3つ目と4つ目はミステリー。
    5つ目とエッセイは不安。
    とでもしておく。3つ目は以前に文庫のアンソロジーでも読んでいた。

    さて残りは2つ目の「中庭 サイレン」だ。中味は書かないが、最も私の琴線に触れた作品だった。
    先に妻を亡

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    2025年10月23日
  • 天上の葦 下

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    「犯罪者」「幻夏」を読んで好きになった太田愛さんのシリーズ。主人公たち3人のキャラクターに惹かれ、早く読みたくてうずうずしていた本作品。

    主人公たちだけでなく、これまで登場していた人たちも出てきて、ワクワクした!(個人的に服部はわりと好きなキャラだったので、鑓水とのやりとりはクスッとなった笑)

    内容としては、戦時中の話が多く出てきたので、読んでいてしんどくなるかなと思っていたけれど、情報量がすごすぎて、かなり勉強になった。戦時中のこと、知らないことが多すぎて、ショッキングな内容はたくさんあったけれど、この作品を通して知ることができてよかった。

    テレビやネットで様々な情報が飛び交う日々、そ

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    2025年10月13日
  • 犯罪者 上

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    『相棒』等の脚本を手掛ける作者の長編小説。圧倒的な疾走感とスリリングな展開に唖然とした。なんて面白いんだ…。
    白昼堂々と起きた4人もの死者を出した通り魔事件。ただ一人生き残った修司は再び命を狙われる。一体なぜ自分は命を狙われるのか。協力者と共に真相を探るうちに驚く事件に繋がっていき…。まさに『相棒』でも成立するのではないかと思うほどドラマチックで映像が浮かぶようだった。複数の人の視点で物語が構築されていて、謎を解くヒントの提示がうますぎる。こことここが繋がって、、、といったように自然と読者に推理させるような読み心地で思わず唸った。
    もっと早く出会いたかった。

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    2025年10月02日
  • 犯罪者 上

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    すっ飛ばして『天上の葦』に行こうかと思ってたのですが、最近の高評価が気になって、やっぱりこちらを先に。
    感想を上げてくださった皆様に感謝です。
    これは手に取って良かった!

    最初からギョッとする展開でしたが、謎だらけな事件を3人と一緒になって追う感じがします。
    ハラハラ、ドキドキ。
    頼むから大人しくしときなさいよ〜!と心の中で突っ込んでました。

    こんな有様で、下巻大丈夫だろうか⁉︎


    おまけ1
    いつも同じ時間に通る道に、今日はまさかの産廃業者のトラックがありガン見してしまった。

    おまけ2
    ちょっと脳内キャスティング。
    (なぜか)修司ちち、岡部たかし。
    鑓水、オダギリジョーです。



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    2025年10月06日
  • 天上の葦 下

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    非常に心をつかまれた。思いもよらない方向に話が進んでいって意外な内容だったけど、大切な話だった。現代の日本の社会に対して、本当に全て正しいのかと読者に疑問を抱かせるテーマでここまでの話を書けるあたり、太田愛すごいなって思った。あと、街を歩く老人への見る目が少し変わった気がする。

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    2025年09月24日
  • 天上の葦 上

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    詳細な感想は下巻で書きますが、今回はミステリーの中でもかなり戦争に焦点が当てられたものだった。結構その色が濃いこともあって、犯罪者と幻夏とは少し雰囲気が異なる気がする。

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    2025年10月12日
  • 天上の葦 下

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    ネタバレ

    怖かった…
    ここ数日、アフリカのホームタウン問題に、アメリカのチャーリー・カークさん、フランス、ネパール、ドイツ…世界中がえらい事になっているのにTVでは全然報道されない。
    というかここ数年TVの報道の在り方に疑問が生じてもうそれほどTVを付けていない。
    だから、今生きている現実と本があまりにもリアルすぎて怖かった。
    正直、TVの言っていることを鵜呑みにしてのほほんと生きていられた頃に戻りたい。
    でもそんなことしてたら、また気付いた時には何も言えなくなっている時代に戻ってしまうんじゃないかという恐怖もある。
    今はTVも新聞もネットの情報も全てどこかに何かに忖度しているんだろうと疑いの目をもって

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    2025年09月12日
  • 幻夏

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    非常におもしろかった。
    終わり方が好きだなと思える小説は珍しい気がする。司法に関する情報量はもちろん、ミステリーとしての技巧、物語の内容の濃さ、なによりひとつのお話しとして好きな終わり方だった。

    ところで、日本の司法制度がここまで構造的問題を抱えているとは知らなかった。
    組織的であるが故の病理が、様々な悪弊を連鎖的に生み出している。裁判官の昇進も長時間労働が前提の仕組みだ。司法だけでなく世の中の問題が多面的に示唆されているのがすごい。
    刑務所で過ごした時間を奪っただけでなく、社会的地位など、時間以上のものがこんなにも簡単に奪われてはいけないと思う。冤罪被害者もある意味で"殺された&

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    2025年09月04日
  • 天上の葦 下

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    言いたい事を言い、やりたい事を自由にやれる今の世の中を当たり前のように思っていた。しかし、それが当たり前ではない時代があったという事実に目を背けてはいけない。同じ間違いを繰り返してはいけない。

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    2025年08月31日
  • 天上の葦 下

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    苦しみと喜びと入り混ざりながら、本当に読めてよかった1冊になりました。

    上巻からのスピード感を失うことなく、白虎を突き止めるまで、そして公安との駆け引きの緊張感でページを捲る手が止められませんでした。
    上巻から引き続き情報量は多いし、内容的にも苦しくなる瞬間も多々ありました。それでも読んでよかった。
    ジョージオーウェルの「1984年」を思い出しながら、「1984年」を読んだ後と同じく満足感でも喜びでもない、でも確かに頭と心が満たされている気持ちになりました。

    結末も、個人的には前作の「犯罪者」より好み。未来に希望を持てる。

    鑓水たちのシリーズはこの3作で終わりなのかなあ、もっと読みたいな

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    2025年08月06日
  • 天上の葦 上

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    ページをめくる手が止められず、早く下巻が読みたくなる!

    太田愛さんのシリーズ3作目。
    「犯罪者」、「幻夏」を読んでから本作を読んだ方がより楽しめそう。

    2つの事件を行き来しながら読み進めるので少し複雑なところはありますが、それぞれの事件の真相が少しずつ重なっていくのが面白い。
    上巻では、謎が謎を呼び、ひとつ真実に近づくと新たな謎が生まれ…という感じで、まだまだ事件の革新には遠そう。このあとどうなるんだろう?続きが気になるー!

    「犯罪者」が修司、「幻夏」が相馬の話だとすると、こちらは鑓水の話という感じかな。いつも飄々としてる鑓水の心の内を覗くシーンも多く、そこも楽しかったです。

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    2025年08月04日
  • 天上の葦 下

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    白昼渋谷で死を遂げた老人が指さした先に何があったのか?
    きな臭い依頼から公安に追われることになった探偵たち
    "権力による言論統制"で繋がってきたのは先の大戦の記憶
    複雑に絡まった事実と虚偽と迫りくる公安の手が緊迫感を膨らまし、物語に没頭させられる
    はたして事件は解決し、謎は解かれるのか?
    とても楽しめました

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    2025年07月25日
  • 天上の葦 下

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    上下巻、長かった〰️
    挫折しそうだった。

    公安がよくわかってないからか難しかった

    戦争末期
    都合の悪いことは隠し報じない報道機関。
    情報操作

    なんとなく人々も戦争に負けると気づきながら 口には出せない。
    この時代の軍部の情報操作に恐ろしさを感じる

    鑓水、修司、相馬の3人のシリーズ3作目
    前作2作と比べて、 暗い戦争時代 と現在の公安の情報操作がテーマ で少しわかりづらいところはあったけど、なんとか読み終えた。

    また、この3人のシリーズ続編書いてほしいな

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    2025年07月20日
  • 天上の葦 下

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    ホームパーティーで出会った男女がとある異国で再会して真実の愛を見つける物語と酒をこよなく愛する知人に勧められて手に取る。
    後半の怒涛の追い上げ、残りページ数から、これ終われるの?と思ったけど、めっちゃスッキリした。

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    2025年07月18日