太田愛のレビュー一覧

  • 犯罪者 上

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    初めから引き込まれ、読み始めると続きが気になって一気に読み終えた。
    連続殺人から始まる物語が、大きな陰謀に繋がり真相がわかるまでがスピーディーで飽きがなかった。滝川や服部と修司たちの攻防も見応えがあり、ハラハラしながらページを捲っていた。最後までどう転ぶか展開が気になりとても楽しめた。また、視点や場面がころころ変わるが、混乱することなく徐々に点と点が結びつきやすく、驚いた。登場人物それぞれの描写が細かく物語に深みがあり、読み応えがあった。

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    2026年02月04日
  • 天上の葦 上

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    久しぶりに時間が出来て、ほぼ一気読み。
    太田愛さんのこの3人トリオシリーズ、やっぱりめちゃくちゃ面白くて、心が和む。
    読み終えたくないけど、目が離せなくて。
    読書の楽しさを噛みしめる、この時間が好き。

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    2026年02月06日
  • 未明の砦

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    プロローグ

    砦とは、一体何なのか
    それは組織であり、国家であり、そして
    「守られるはずだった理念」そのものだ
    朝でも、夜でもない未明にそれは、瓦解していく

    正論が人を救う場面よりも、追い詰める場面を
    執拗に描く

    この物語に果てはあるのか
    そんな、物語だ!


    本章

    太田裕美の“木綿のハンカチーフ”
    っ違う!

    大塚愛の“さくらんぼ”
    っ違う!

    太田愛『未明の砦』★5!
    太田愛女史お得意の大企業を追い詰めるお話
    今回は、4人の非正規労働者
    他人→同僚→友情→同志
    この流れが素晴らしいー
    正にバタフライエフェクト的な展開で
    小さな“きっかけ”から波が起き
    やがて大波へと周りを揺るがしてい

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    2026年02月02日
  • 犯罪者 下

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    上下巻一気読みしました。読んでいる最中は映像が頭の中で鮮明に浮かんでいて、ドラマや映画を見たような感覚(錯覚?)になりました。

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    2026年01月24日
  • 犯罪者 上

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    読み耽って睡眠不足。久しぶりの経験。
    噂通りの面白さ、を超える面白さだった。

    時間軸も視点も変わるのに読みやすいのにも驚いた。
    なんという技の持ち主!

    0
    2026年01月23日
  • 犯罪者 下

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    面白かった‼︎
    最初は何がどう繋がるのか、全然想像がつかなかったが、読み進めると少しずつ点と点がつながり、線になっていった。その感じがすごく良かった。
    また最後まで予想しきれない展開が、とてもおもしろかった。

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    2026年01月21日
  • 犯罪者 下

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    ネタバレ

    繁藤修司
    日榮建設の若い作業員。通り魔に襲われ、脇腹を切りつけられた。

    亜蓮
    修司を呼び出した少女。実家の用賀の美容室で働いている。円山町のクラブ『アトラ』で男から修司のアドレスを聞くよう頼まれる。

    下田
    修司の同僚。

    親方
    修司が働く建設会社の親方。

    相馬亮介
    深大署刑事課の刑事。

    角田
    鑑識。

    吉松
    刑事部長。

    磯辺満忠
    与党坂下派幹部。重鎮。富山の盟友。

    服部裕之
    磯辺の私設秘書。

    佐々木邦夫

    川田
    所轄の刑事。

    新村
    所轄の刑事。

    山科早季子
    メルトフェイス症候群全国連絡会代表。

    山科翼
    早季子の息子。

    坂井
    若い刑事。

    久保忠
    通り魔殺人の被害者。五十五

    0
    2026年01月18日
  • 犯罪者 上

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    ネタバレ

    繁藤修司
    日榮建設の若い作業員。通り魔に襲われ、脇腹を切りつけられた。

    亜蓮
    修司を呼び出した少女。実家の用賀の美容室で働いている。円山町のクラブ『アトラ』で男から修司のアドレスを聞くよう頼まれる。

    下田
    修司の同僚。

    親方
    修司が働く建設会社の親方。

    相馬亮介
    深大署刑事課の刑事。

    角田
    鑑識。

    吉松
    刑事部長。

    磯辺満忠
    与党坂下派幹部。重鎮。富山の盟友。

    服部裕之
    磯辺の私設秘書。

    佐々木邦夫

    川田
    所轄の刑事。

    新村
    所轄の刑事。

    山科早季子
    メルトフェイス症候群全国連絡会代表。

    山科翼
    早季子の息子。

    坂井
    若い刑事。

    久保忠
    通り魔殺人の被害者。五十五

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    2026年01月16日
  • 天上の葦 下

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    ネタバレ

    傑作。過去二作と比しても圧倒的な面白さ。
    正光の不可解な死の理由が戦中のプロパガンダにあった事が強い説得力を持って明かされる。日本人にとっての戦争が如何なるものだったかが、様々な登場人物の過去を回顧していく中で詳らかになるが、特に勝利のエピソードは落涙なしには読めない。
    鑓水、相馬、修司のバランスも変わらずに良く、島から脱走する場面等、エンタメ作品としても楽しめる。
    次回作も期待したい。

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    2026年01月10日
  • 天上の葦 下

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    鑓水たちが渡った曳舟島には戦争の遺物である高射砲台跡があった。そしてそれはこの島のどこへいっても見えるのだった。


    ──闘えるのは火が小さなうちだけです。


    戦中を生きてきた島の老人たちは砲台跡を目にする度に七十年以上も自分の罪や後悔と向き合ってきたのだろうか……

    「これは、あんたのためでも立住さんのためでもない。今度こそ、せんといかんことをしようと決めたんじゃ」


    戦中を生きた 喜重、松林、勝利 、正光。そしてその時代を知らない鑓水、相馬、修司 、山波。
    目的も立場も違ったが、彼らは世代を超えて同じものを守り抜いた──。

    いつの時代も小さな火はすぐ側にある。できることならそれに気

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    2026年01月08日
  • 天上の葦 上

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    十月十日正午。場所は渋谷のスクランブル交差点。ひとりの老人の異様な死から物語ははじまる──。


    十月十四日。興信所を営む鑓水と修司のもとに 思わぬ人物から件の老人についての不可解な依頼が舞い込む。
    報酬 一千万 期限は二週間。

    同日 刑事課から交通課に飛ばされ停職中の相馬に公安部の前島が接触してきた。
    用件は失踪した公安部の資料係である山波という男を秘密裏に探し出せというものだった。


    老人のスーツの内ポケットに入っていた名刺…。
    山波の部屋に仕掛けられた盗聴器…。

    まったくバラバラに思われたピースが少しずつ形を成していく。

    そして終盤。舞台は老人宛の葉書にあった瀬戸内海のある島へ─

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    2026年01月05日
  • 未明の砦

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    面白かったです。すぐ前に読んだ「幻夏」があまりにもよかったので、比べるともう一つ。でもそれって、その時の自分の好みとか、その時の自分の状態とかも、反映してるのかも。そして、さすが脚本家。映像が浮かぶし。政治家と警察側の大きな圧力、陰謀?!そして警察側から、はみ出しものの刑事と子分のようなパートナー。取材陣の2人ペア。大手企業側、裏切り者。力のない労働者たち。4人の若者。4人を助けてくれる人達。登場人物が、それぞれ個性的で魅力的。一つ一つのエピソードを読んで楽しむことができる。今年の最後に、太田愛さんの作品に出会えて良かったです。来年は「天上の葦」読みたい❣️

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    2025年12月28日
  • 犯罪者 上

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    よかった!一気読み。通り魔事件と、乳幼児の奇妙な病気と、大企業でのことと。少しずつ、つながってきて。最初は、バラバラの小さな物語を読む感じで、登場人物が多くて、頭の中もバラバラなんだけど、一つ一つ丁寧に描かれていて、映像が見える感じ。相棒の脚本家さんでもあったのですね。なるほどという感じでした。上巻読んですぐに下巻も一気読み。楽しかったけど疲れました笑。

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    2025年12月24日
  • 天上の葦 下

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    警察官(半田)が警察官(山波)を追って警察官(相馬)がそれを追って、それをまた警察が追うという。島の人も困惑しただろうなあ。
     複雑な長編だったが、全体から読者に訴える、無自覚なうちに支配されることへの危機感を受け取った。

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    2025年12月16日
  • 犯罪者 上

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    ネタバレ

    途中からどんどん引き込まれた。
    散りばめられた場面がどう繋がっていくのか楽しみ。不法投棄については確かにそうだと気付かされた。今の時代は改善されているかはわからないが、生産ラインが増えてるのに捨てる場所は増えないという問題。誰かがしないといけない仕事。

    政界も絡む巨大企業に3人がどう立ち向かっていくのか下巻も楽しみです。

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    2025年12月05日
  • 犯罪者 上

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    ネタバレ

    あの…また天才を発見してしまいました…
    読み始めからずっと面白いのすごい…(語彙力なし)

    小説って壮大な物語でもだいたい登場人物が固定されていて主人公目線で語られていく感じだけどそれがないの。
    全ての登場人物がどこかで交わって人生の物語が交差していく過程であの時のあの瞬間や何気ない選択が底支えとなって進んでいくので、小説って言うより映画やドラマみたい。と思ったら太田さんって脚本家なんだと納得。

    通り魔で犠牲になった印刷工場のおじさんの奥さんのくだりとかなぜかちょっと泣いちゃったんだけど、本当に何気ない日常と事件の描きかたが天才すぎる。

    あと「にんじん」のくだりで「アァァァァァァァァッ!」

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    2025年12月03日
  • 犯罪者 上

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    ネタバレ

    ⭐︎3.9
    ・駅前の通り魔事件。一見無差別としか思えない事件の裏、大企業の陰謀や乳児を襲う謎の奇病などとんでもない事実が隠されていて、良い意味でなかなかにしんどい上下900頁だった…。
    被害者5人の共通点の有無や事件の生き残りである修司が執拗に命を狙われる理由など、魅力的な謎が散りばめられていて読む手が止まらず。
    登場人物たちの心理描写もとにかく丁寧で、メインの人物はもちろん、それ以外の人についても深く描かれるので、ヒューマンドラマとしても読み応えがあった。
    丁寧すぎて、冗長に感じる部分も多かったかな。個人的には読みやすいというよりはじっくり物語の重みを味わえるような作品だった。

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    2025年11月29日
  • 天上の葦 下

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    ネタバレ

    太田さんの3人組ラスト!鑓水1番好きだからとても楽しかった。
    戦時中こんなことがあったんだなと。私が当事者だったら、国が大丈夫って言ってるし、みんな残るし、みたいな正常性バイアスで逃げれないだろうな。
    現在のメディアにいたとしても長いものに巻かれて動けない側だと思うから、ちゃんといけないことはいけないしこれは違うってわかってて動いてくれる人たちほんとかっこいいし尊敬する。
    鑓水が適当なこと言いながら適当な態度で、ちゃんと修司や他の人のこと守ってあげてるのがかっこいいー!
    最終章めちゃくちゃ泣けた。

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    2025年11月27日
  • 天上の葦 下

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    プロローグ

    太田愛氏の3部作を読み終えるとそこは福井だった
    達成感と喪失感とが綯い交ぜになった感情に
    この福井という地は寒すぎた
    マフラーを締め直すと、灯りのついた駅を後にした


    本章
    『天上の葦 下』3人が紡いだ軌跡に★5
    いゃ〰熱かった!
    熱過ぎた!

    謎多き曳舟島での衝撃の真相と鬼気迫る脱出
    そして鑓水たちと公安との最後の攻防

    太田愛氏、読ませるな〰まったくー
    好きになっちゃうよー

    正光が指さしていた真相が判明した時
    渋谷スクランブル交差点の景色が一変する
    そこには、確かに戦後復興間もない渋谷があった!

    子供らには自由がある
    思ったことを口に出して話す自由!
    悲しい時に声を上げ

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    2025年11月26日
  • 天上の葦 上

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    プロローグ

    とてつもない巨神から、鑓(ヤリ)が投げられた 
    鑓は、七つの雄大な大陸を飛び越え
    やがて、水源に突き刺さった!

    そして、その水源から鑓水七雄が誕生した
    そう、この物語の主人公だ


    本章
    『天上の葦 上』★5
    2つの事件&物語が交差する
    正光が渋谷のスクランブル交差点で 
    逝く前に指差したものとは!?
    真相とクライマックスの下巻へ


    エピローグ(告知)
    本書とは、全く関係ないが、先日コレド室町の
    地下にあるタロー書房に赴いた
    初めて入店したが、いい本屋だ
    国内にとどまらず、海外ミステリーも豊富に
    取り揃えている

    その中に見つけたんだ

    宝石の原石を
    私に向かって輝いていた

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    2025年11月23日