太田愛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
太田愛さんの小説はいつも勉強になる!
企業についての法律とか全然知らないし、決まってると思ってることがただの経営者に都合いいルールとか、わたしやその他大勢みたいに知らない側は搾取されちゃうよなと改めて思った。
自分の責任だとか転職すればいいとか、もとから恵まれた環境の人は言うけど幼少期からの環境の悪さに想像がつかないわけで、この4人みたいな働き方で環境変えるのはだいぶ難しいとわかった。
今の時代に合わなくなった憲法を変えて時代に合うようにするんじゃなくて、理想に近づけるように努力して今を変えるのが大切。たしかに!変えようとすると上の人のいいように変えられちゃうよね〜。
天上の葦でも戦争は気付い -
Posted by ブクログ
ネタバレ私が今まで読んだ太田愛さんの作品は重厚で社会派、それとは全く違うタイプで、
太田愛さん初の短編集。
結論、やっぱり太田愛さんすごいな〜と、
うなってしまう独特な短編集でした✨
一、遊戯室 十月の子供たち
架空の国のファンタジーかと思って読んでいたら
全然違う、ある日突然ミサイルで幸福な日常が
奪われ、親を失う子どもたちの戦争の話だった。
自国が攻撃されている事をインターネットの報道で見る子供達、そして次の話題はどこかの国のスポーツの結果… 考えさせられる重い余韻。
二、中庭 サイレン
語り手を勘違いしてしまうトリックのような文章に
混乱(?_?)
2回読んですべて合点がいく。 家