太田愛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
脚本家としても知られる筆者の作品とのことで気になって読んでみた。
冤罪をテーマにした物語で、先が気になり一気に読み進めた。
随所に散りばめられた伏線もきちんと回収されていて、読み終えた後の納得感もある。
一方で、物語の要となる部分で少し都合が良すぎると感じる場面もあり、リアリティよりもドラマ性を重視した印象を受けた。ただ、小説としては十分に飲み込める範囲だったと思う。
その中でも特に印象に残った子供時代のパートは、その空気や匂いまで浮かんでくるようで、懐かしさと切なさを感じた。
あの形で物語を終えたことも良かった。
あの場面を、あの目線で描くことで、物語をより印象深いものにしていた。
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Posted by ブクログ
ネタバレ派遣労働者の若者4人が主人公で、労働問題と国家権力の暴走に立ち向かうという内容。
大手自動車メーカーの工場で働く主人公ら4人は、過酷な労働環境や不当な扱いに苦しむ中、仲間との出会いを通じて、現状を変えようと立ち上がる。
自分なりに知識を吸収し、労働組合結成まで成し遂げる。しかし、大企業にとって都合の悪い彼らは、共謀罪の適用対象として警察に追われる身となる。そんな状況でも、大事な人の死を無駄にしないために、逃亡しながらも戦うことを諦めない。
逃亡を続ける主人公たちは、労働者の権利や人間の尊厳を守るため、大企業や権力機構に立ち向かっていく。
格差社会、非正規雇用、政治への思考停止、日本人という民族 -
Posted by ブクログ
下巻でまとめて感想を書こうかとも思ったが、現状の本作に対する感想を留めておきたいと思ったため上巻のみでの感想となる。もちろん下巻も読み最終的な感想も書こうと思う。
信頼している読書系YouTuberが絶賛していたので購入。
ただ現状そこまでハマっている感じではない。
もちろん面白いし、スケールの大きい事件に挑んでいく主人公たちを応援しながら読んでいるが、いかんせんどう留まっていくのか予想ができない。
それゆえ下巻での怒涛の伏線回収に期待してしまう。現状バラバラな事件がやっと細い糸で繋がり始めたがまだ何も分からない。この何も分からないのが個人的には少しネック。
先が見えなさすぎて今自分の読んでい -
Posted by ブクログ
購入してから労働組合が一つのテーマになっていると知り、組合活動に長らく身を置いているものとして興味深く読ませてもらった。
終盤、主人公らの主張に皆が耳を傾け、連帯が広がるシーンなど、正直、現実的では無いところも少なからずあるものと感じた。労働者が全体で一致して動き始めることは、そうそううまくはいかず、それでも何とか取りくみを継続させていくことに、日々困難さを感じている。そうした中、作品から何かヒントをもらえるかなとも期待していたが、そこには至らなかった。また、組合の活動としてはこれから、と言うところで終わってしまうことも若干残念だった。
とは言え、エンタメとしては、やはりこれまでの作品同様、珠