太田愛のレビュー一覧

  • 幻夏

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    ネタバレ

    尚の人生を想ったら、言葉が出ない。幼い彼を大人が早く大人にしてしまって、誰もそれを止めることができなかったことが悔しくて悲しい。それでも相馬と尚と拓と3人で過ごした夏の日の間だけは、ただの子どもだったのだろうと思う。最後の一文を読んで、それを本当に思った。最後の一文に子どもの尚が見れてほんとうに、涙が止まらない。良作。

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    2026年03月18日
  • 幻夏

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    面白い!
    御託抜きで、面白かった!
    シリーズ2作目らしいけど、前作読んでなくても全然問題なく楽しめた。

    興信所を営む主人公のところに、ある女性から「いなくなった我が子を探してほしい」という依頼が舞い込むところから、物語は始まる。しかし、その子がいなくなったのは23年前だという。
    それを起点に、23年前の子供の失踪、子供の父親の冤罪事件、冤罪であることが判明した直後の父親の死、23年前の冤罪事件に関わった警察官や検事たちを巻き込む新たな少女誘拐事件、23年を隔てた2つの事件現場に残された謎のマーク。今の捜査と23年前の記憶とを行き来しながら、一見関係なさそうな謎と謎とが絡み合う、よく練られたミ

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    2026年03月16日
  • 犯罪者 下

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    ネタバレ

    16章が特に緊迫感ありすぎて読みながら息止まってた。勧善懲悪ものなわけではなく、諸悪の根源が打ち倒されないので、良い見方をすればリアル感があり、悪い見方をすればスッキリしない。修司、相馬、鑓水の3人組のキャラが良くて、彼らの軽い掛け合いが微笑ましい。

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    2026年03月13日
  • 未明の砦

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    今の世の中、働く人すべてに読んでもらいたい傑作だと思います。労働に関する法律などの話も出てくるから、教科書みたいなところもありますが、さすが小説、そういう説明的なところも、読みやすいです。

    出てくる人たちが、とても魅力的ですし、長い話ですが、続きを読むのが楽しみでした。

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    2026年03月11日
  • 天上の葦 上

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    前作の続きで登場人物を知っているからと言うのもあるが、主役が変わっているので新しい小説としても楽しめる。
    時間が経っていたので登場人物をあまり覚えていなかったが、それでも楽しめるし、物語の展開も情景が浮かびやすく謎が深まる展開で物語に入り込める。
    まだどう結末を迎えるのかわからず謎が深まるばかりの上巻なので、下巻が楽しみです。

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    2026年03月09日
  • 犯罪者 下

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    悪事が全部表に出て、悪者は成敗!というスカッとしたストーリーではなかったけど、それぞれがこの事件を表に出すために奮闘した姿を、応援せずにはいられなかった。
    1番成敗されたい人が早々と引退してフェードアウトしちゃうのはなんだか納得がいかないが、良くも悪くもこんなものなのかなとも思う。

    通り魔事件が始まってこんな話の着地になるとは思わなかったけど、読んでよかった。

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    2026年03月08日
  • 犯罪者 上

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    色んな人の目線が差し込む際には、修司に教えてあげたい!と思うほどのめり込んで読んだ。
    色んな何故?を残したまま上巻が終わり、どうやら真崎にも何やらあるようで、このまま下巻を読みたい。
    3人は内容がわかっているから、どうにか4月4日まで、修司を生かして欲しい。

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    2026年03月08日
  • 犯罪者 上

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    枠組みの大きい政治的、社会的な犯罪。
    次第に登場人物の深く繊細なエピソードが合わさる。
    枠組み大きく、そしてその枠の中も深く、心を揺さぶられる展開に!!
    とくに真崎の背景には、切なさと謎を知りたい一心で読むスピードも早まる早まる
    オォ=͟͟͞͞(⸝⸝º ロ º ⸝⸝)オォォォ

    少しづつ謎が解明していくけれど、また謎が現れる。
    大きな山場は上巻の最後の最後。
    鑓水、修司、相馬の3人は知り得たけれど、読者にはまだ明かされないように書かかれているところが堪らなく秀逸!!
    太田愛さん恐るべし!!

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    2026年03月08日
  • 未明の砦

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    ネタバレ

    面白かった。
    相棒の脚本思い出すなど。

    「権利は、力のない者たちのためにある。力のない者が踏ん張るための最後の足場だ。権利と義務を一組にして、文句があるなら働いてから言えという、人を働かせる側の論理に乗っかっていたのでは、どれほど犠牲の山が築かれても闘うことなど叶わない。」

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    2026年02月28日
  • 幻夏

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    「犯罪者」が面白く、脚本家さんが書く小説はこんなに奥深いのかと感動して「幻夏」も読むことにしました。まさかの大好きな3人組がまた登場。ただ、少し非現実的な展開が、無理矢理感がありました。でも、素晴らしい作品でした。

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    2026年02月22日
  • 犯罪者 上

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    ネタバレ

    白昼の通り魔事件で唯一生き残った主人公修二。
    ただの通り魔事件で処理されようとするが裏では大喜多事件と関連が。
    読みやすくて一気読み!

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    2026年02月20日
  • 天上の葦 上

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    冒頭部からは全く結末が想像出来ず、相変わらずユニークな構成に驚かされました。
    なぜ、この事件が政治、公安、戦争、メディア、離島に結びつくのか、ワクワクしながら読みました。
    いつも通りのスピード感のある展開もドキドキさせられました。
    読み応えがあるため、半分読み終えて、ちょっとグッタリしていまいました。
    後編も楽しみです。

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    2026年02月18日
  • 犯罪者 下

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    敵も味方も全てが全て思い通りにならないところが劇的なストーリーの中で嫌に現実的だった
    登場人物1人1人がよく練られていて後日談が50ページ以上あるのも納得

    深夜の凍結臨が印象的だった、あと相馬!
    いいおっさん刑事、報われてほしい

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    2026年02月17日
  • 犯罪者 上

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    情報開示のコントロールが絶妙。
    物語は決して読者に迎合しない。断片的な事実のみを提示し、解釈の余白をあえて残す構造。
    展開は緩慢。しかしそれは欠点ではなく、緊張が持続し、読み手に退屈さを与えない。

    犯罪という現象を出来事として消費させず、その背景に横たわる因果の層を丁寧に剥がしていく。
    読後に残るのは爽快感ではなく、思考の持続である。面白い。

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    2026年02月12日
  • 未明の砦

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    太田愛さんの小説はいつも勉強になる!
    企業についての法律とか全然知らないし、決まってると思ってることがただの経営者に都合いいルールとか、わたしやその他大勢みたいに知らない側は搾取されちゃうよなと改めて思った。
    自分の責任だとか転職すればいいとか、もとから恵まれた環境の人は言うけど幼少期からの環境の悪さに想像がつかないわけで、この4人みたいな働き方で環境変えるのはだいぶ難しいとわかった。
    今の時代に合わなくなった憲法を変えて時代に合うようにするんじゃなくて、理想に近づけるように努力して今を変えるのが大切。たしかに!変えようとすると上の人のいいように変えられちゃうよね〜。
    天上の葦でも戦争は気付い

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    2026年02月09日
  • 犯罪者 下

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    【 映画でも観てた?うん、きっとそう】
    展開が忙しなくて予想できなくて、読む手が止まらなかった!

    上巻も面白かったけれど、下巻は結末に向かってさらに追い込みモード。
    ハラハラしすぎて読む手が止まらないです。
    読み終わった後の映画でも観たかのような充足感。
    これ映画化してくれないかな。

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    2026年01月31日
  • 幻夏

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    どんどん太田先生の世界に引き込まれる文章で非常に読みやすい作品でした。圧倒的な文章力とリサーチ力は流石だなと思います。
    登場人物の過去を遡りつつ、現代社会に蔓延る問題点を提起する。閉鎖的な組織での不祥事を隠蔽し見得と誇りのために手段を選ばない体制を変える方が一体あるのか、、、。

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    2026年01月26日
  • 犯罪者 上

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    【 後半になるにつれて面白さが加速する 】
    前半は事件が起こりハラハラ!中盤は色々な登場人が出てきて少し混乱。後半はどんどん進展していく内容に読み進める手が止まりません!

    まだ上巻なので、下巻を読むのが楽しみです。

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    2026年01月23日
  • 犯罪者 下

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    下巻は伏線の回収もあり、大団円に収束していくので、上巻ほどの目まぐるしさとワクワク感はなかったが、見事にいろいろ気持ちよく騙された。

    これは埋もれさせては勿体無い作品ですね!ソソクサと「幻夏」を買いに行ったら、「犯罪者」と「天上の葦」の帯が新しくなって書店で平積みされてたのをみて、納得‼️最近ミステリーいくつか読んだけど、ダントツの面白さでした。
    絶対面白い本が読みたい時の安牌が増えました。

    読書にスピード感が欲しい時に太田愛。
    読書エンジンをかけるには最適。

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    2026年01月23日
  • 未明の砦

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    よかった!

    若干説明だったり4人が仲良くなるまでが長かった

    でもシュレッダーの所とか最高やった
    後半は勢い凄かった

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    2026年01月19日