太田愛のレビュー一覧

  • TRICK2

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    大爆笑させていただきました。今回は2人がばらばらに行動したり、エピソード2では奈緒子の大事なものがなくなったりします。トリックもさらにパワーアップしていて読むのも楽しかったです。ただ上田さんのコンプレックスが出てこなくて…、いえ、別に出てこなくても全然OKなんですが、1でさんざん出てきていたので、2でもいつでるか、いつでるかと気になってしまって。ああ、そうか、メジャーになるってこういうことですね?(笑)ドラマも見ようと思っています。楽しみです。

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    2009年10月04日
  • TRICK2

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    人気連続ドラマ『TRICK 2』の小説。全11話の中から『六つ墓村』『100%当たる占い師』『サイ・トレイラー』『天罰を下す子供』『妖術使いの森』の5編を収録。ドラマでは余り良いところのない上田教授。ですが小説では中々鋭く指摘したりしています。でも矢張り上田は上田(笑)

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    2009年10月04日
  • 天上の葦 下

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    戦争時代に何があったのか、言論統制とは、そして各々の思惑の行方が明らかになる下巻。正常バイアスの怖さ、戦争の鬱々さ、そして加速する疾走感、と気持ちがあっちこっちする。読み応えがめちゃくちゃあった。また3人の話読みたいな、あとこの世界の警察組織なんとかなれ。

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    2026年04月03日
  • 未明の砦

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    骨太な社会派サスペンス。大企業による労働搾取を皮切りに、この国の在り方を問う。メッセージ性が強く、多数の人物が絡む複雑な群像劇ながら、表現豊かで平易な文章と確かな人物描写、スリリングかつ感情移入を促す見事な構成により、頁を巡る手が止まらない。様々な感情が結実していく終盤は圧巻。超一級のエンタメ小説にして、希望を求める叫びに心が震えた。

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    2026年03月28日
  • 幻夏

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    骨太で読みごたえがある王道のミステリーといった感じでとても面白かった。

    23年前に失踪した小学生の行方を探偵の主人公が追っていくうちに現在起きている事件との関連性が見えてきて・・・といったよくありそうな展開でありながらも実際の冤罪事件の内容も取り入れつつ、日本の司法制度についての問題提起がされていて、考えさせられる部分もある作品。

    登場人物たちの境遇は悲惨なものが多く、気分が沈むような展開が続いて重くなりがちな内容でしたが、主人公の陽気さで若干中和されている感はあり、それほどにキャラクターの個性が際立っています。

    少年時代の「幻のような夏」の描写が美しくも切ない。

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    2026年03月26日
  • 未明の砦

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    ネタバレ

    アパートの一室での逮捕劇の失敗。矢上を筆頭とする四人の若者たちは、共謀罪の疑いにより警察に追われていた。
    日本最大手の自動車メーカーユシマの非正規工員である彼らは、同じ工場に勤める玄羽のもとで一夏を過ごすことに。そこで彼らは、今まで知ることのなかった日本を取り巻く労働問題を知った。それは、自分たちを雇用するユシマが労働者の権利を蔑ろにしているという事実でもあった。さらにその後、よくしてくれていた玄羽が工場で命を落としてしまう。ユシマの過酷な労働環境の犠牲になった玄羽のために、四人はついに立ち上がる。彼らは解決の糸口を労働組合に見出したのだった。しかしユシマ側は警察権力さえも味方につけ、それを全

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    2026年03月26日
  • 幻夏

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    とにかく悲しくて、読み進むたびに心にずしん、とくるストーリー。
    彼が生きた人生の中で、幸せだったときはあったのだろうか。

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    2026年03月18日
  • 幻夏

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    ネタバレ

    尚の人生を想ったら、言葉が出ない。幼い彼を大人が早く大人にしてしまって、誰もそれを止めることができなかったことが悔しくて悲しい。それでも相馬と尚と拓と3人で過ごした夏の日の間だけは、ただの子どもだったのだろうと思う。最後の一文を読んで、それを本当に思った。最後の一文に子どもの尚が見れてほんとうに、涙が止まらない。良作。

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    2026年03月18日
  • 幻夏

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    面白い!
    御託抜きで、面白かった!
    シリーズ2作目らしいけど、前作読んでなくても全然問題なく楽しめた。

    興信所を営む主人公のところに、ある女性から「いなくなった我が子を探してほしい」という依頼が舞い込むところから、物語は始まる。しかし、その子がいなくなったのは23年前だという。
    それを起点に、23年前の子供の失踪、子供の父親の冤罪事件、冤罪であることが判明した直後の父親の死、23年前の冤罪事件に関わった警察官や検事たちを巻き込む新たな少女誘拐事件、23年を隔てた2つの事件現場に残された謎のマーク。今の捜査と23年前の記憶とを行き来しながら、一見関係なさそうな謎と謎とが絡み合う、よく練られたミ

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    2026年03月16日
  • 犯罪者 下

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    ネタバレ

    16章が特に緊迫感ありすぎて読みながら息止まってた。勧善懲悪ものなわけではなく、諸悪の根源が打ち倒されないので、良い見方をすればリアル感があり、悪い見方をすればスッキリしない。修司、相馬、鑓水の3人組のキャラが良くて、彼らの軽い掛け合いが微笑ましい。

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    2026年03月13日
  • 未明の砦

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    今の世の中、働く人すべてに読んでもらいたい傑作だと思います。労働に関する法律などの話も出てくるから、教科書みたいなところもありますが、さすが小説、そういう説明的なところも、読みやすいです。

    出てくる人たちが、とても魅力的ですし、長い話ですが、続きを読むのが楽しみでした。

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    2026年03月11日
  • 天上の葦 上

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    前作の続きで登場人物を知っているからと言うのもあるが、主役が変わっているので新しい小説としても楽しめる。
    時間が経っていたので登場人物をあまり覚えていなかったが、それでも楽しめるし、物語の展開も情景が浮かびやすく謎が深まる展開で物語に入り込める。
    まだどう結末を迎えるのかわからず謎が深まるばかりの上巻なので、下巻が楽しみです。

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    2026年03月09日
  • 犯罪者 下

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    悪事が全部表に出て、悪者は成敗!というスカッとしたストーリーではなかったけど、それぞれがこの事件を表に出すために奮闘した姿を、応援せずにはいられなかった。
    1番成敗されたい人が早々と引退してフェードアウトしちゃうのはなんだか納得がいかないが、良くも悪くもこんなものなのかなとも思う。

    通り魔事件が始まってこんな話の着地になるとは思わなかったけど、読んでよかった。

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    2026年03月08日
  • 犯罪者 上

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    色んな人の目線が差し込む際には、修司に教えてあげたい!と思うほどのめり込んで読んだ。
    色んな何故?を残したまま上巻が終わり、どうやら真崎にも何やらあるようで、このまま下巻を読みたい。
    3人は内容がわかっているから、どうにか4月4日まで、修司を生かして欲しい。

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    2026年03月08日
  • 犯罪者 上

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    枠組みの大きい政治的、社会的な犯罪。
    次第に登場人物の深く繊細なエピソードが合わさる。
    枠組み大きく、そしてその枠の中も深く、心を揺さぶられる展開に!!
    とくに真崎の背景には、切なさと謎を知りたい一心で読むスピードも早まる早まる
    オォ=͟͟͞͞(⸝⸝º ロ º ⸝⸝)オォォォ

    少しづつ謎が解明していくけれど、また謎が現れる。
    大きな山場は上巻の最後の最後。
    鑓水、修司、相馬の3人は知り得たけれど、読者にはまだ明かされないように書かかれているところが堪らなく秀逸!!
    太田愛さん恐るべし!!

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    2026年03月08日
  • 未明の砦

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    ネタバレ

    面白かった。
    相棒の脚本思い出すなど。

    「権利は、力のない者たちのためにある。力のない者が踏ん張るための最後の足場だ。権利と義務を一組にして、文句があるなら働いてから言えという、人を働かせる側の論理に乗っかっていたのでは、どれほど犠牲の山が築かれても闘うことなど叶わない。」

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    2026年02月28日
  • 幻夏

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    「犯罪者」が面白く、脚本家さんが書く小説はこんなに奥深いのかと感動して「幻夏」も読むことにしました。まさかの大好きな3人組がまた登場。ただ、少し非現実的な展開が、無理矢理感がありました。でも、素晴らしい作品でした。

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    2026年02月22日
  • 犯罪者 上

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    ネタバレ

    白昼の通り魔事件で唯一生き残った主人公修二。
    ただの通り魔事件で処理されようとするが裏では大喜多事件と関連が。
    読みやすくて一気読み!

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    2026年02月20日
  • 天上の葦 上

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    冒頭部からは全く結末が想像出来ず、相変わらずユニークな構成に驚かされました。
    なぜ、この事件が政治、公安、戦争、メディア、離島に結びつくのか、ワクワクしながら読みました。
    いつも通りのスピード感のある展開もドキドキさせられました。
    読み応えがあるため、半分読み終えて、ちょっとグッタリしていまいました。
    後編も楽しみです。

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    2026年02月18日
  • 犯罪者 下

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    敵も味方も全てが全て思い通りにならないところが劇的なストーリーの中で嫌に現実的だった
    登場人物1人1人がよく練られていて後日談が50ページ以上あるのも納得

    深夜の凍結臨が印象的だった、あと相馬!
    いいおっさん刑事、報われてほしい

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    2026年02月17日