太田愛のレビュー一覧

  • 天上の葦 下

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    やっぱりこのシリーズは満足できるなぁ。ズッシリしながらもエンタメ。それだけに多くの人に読んでほしくなる。多くの人が読める筈なだけに。このトリオも好き。続いてほしい。

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    2025年11月06日
  • 犯罪者 下

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    ネタバレ

    面白かった!!ドラマ脚本家だなと思うほどありありと情景が浮かんできて読みやすかった!躍動的と言うかキャラが生き生きしてて推しとかできる感じ!笑
    登場人物が多くて把握するのに何回も冒頭ページに戻ったりと大変だった。ただ、そんだけ多い分誰が"犯罪者"なのか、悪者はいつか味方につくのか?それともこんな側近のやつが実は裏で糸を引いてるのか、、??と疑いが常にある状態でハラハラした。
    綺麗にまとまる良かったね話ではなく、実際にありそうだなという納得いく形(リアルな感じ)で終わったのも良かった。そういうの好き。

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    2025年11月06日
  • 犯罪者 下

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    正義と悪。利他と利己。はみ出し者と権力者。

    無鉄砲な修司、間違ったことができない相馬、飄々としている鑓水。主人公3人全員クセが強くて優しい。ドラマを見ているかのように3人の姿が目に浮かぶ。

    ギリギリの展開が続く緊迫感と巨悪を少しずつ追い詰めていく高揚感で、手に汗を握りながら読み進めた。

    大物政治家と大企業の癒着。社会やメディアから被害者への無責任な攻撃や好奇の目。国を相手にする裁判の難しさ。社会的なテーマも多く描かれていて、非常に読み応えのある物語だった。

    森村と服部は本当に不幸になってほしい。

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    2025年11月13日
  • 幻夏

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    前作の「犯罪者」に続き、鑓水、相馬、修司の3人で、社会の闇に立ち向かいます。
    今作は冤罪をテーマにしており、より社会派ミステリとして楽しめました。
    いつも修司は可哀想な役回りですが、好きな登場人物です(笑)
    3冊目も読んでみます。

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    2025年11月02日
  • 犯罪者 上

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    通り魔殺人を唯一生き残った青年に、謎の男から告げられる「あと10日生き延びろ」。乳幼児の顔が半分なくなる奇病・メルトフェイス症候群。
    無関係に見える二つの出来事の真相を追う社会派ミステリー。

    登場人物や背景描写が多いので物語に入り込むのに時間がかかったが、主要人物はキャラが立っているので読み進めれば没頭できるし愛着が湧く。
    全容が見えてくるにつれてどんどん次の展開が気になってくる。作者が脚本家だけあって映像化したらいい作品になりそう。下巻が楽しみな終わり方。

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    2025年10月29日
  • 天上の葦 下

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    なんかすごい考えさせられた。
    改めて権力って色んな意味で怖いなぁと思った。
    渋谷の事件からこんなふうに物語が繋がるのは思いもしなかった。

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    2025年10月19日
  • 最初の星は最後の家のようだ

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    死の香りを纏う短編集。どの短編も空気感が好きで、それぞれにのめり込む。特に夏を刈ると鯉はめちゃくちゃ引き摺る。死と嘘の漂う感じがほんまに良くて、気持ちが複雑に絡まり苛まれる。私も後から来る人のために石を退けておく側の人間として生きたい。

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    2025年10月12日
  • 幻夏

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    ネタバレ

    辛かった〜〜〜〜。尚が生きててよかったけど、一連の事件がなかったらもっと自由にこどもらしく過ごせてたのかなと思うと辛すぎる。小学生で自分が消えるって決断するなんて。
    「もし」はなかった過去のことって尚が言ってたけど、もしをどれだけ考えたんだろうと思うとほんと辛い。
    前作に続きわたしが知らないだけでこんなことあるんかなてのが怖かった。警察も組織だし何人もいるし出世の問題とかもあればこうなるのはしょうがないのかな。
    りさちゃんも生きててくれてよかった。子どもたちはみんな何も難しいことは考えず平和に生きてほしい。

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    2025年09月19日
  • 幻夏

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    犯罪者を読んで、シリーズだと知りました。出てきた3人にまた会えて嬉しかった。正義を振りかざしてほしい人たちがどうしようもなくて、本当にそんな世の中だったらやだなと思った。力をもった人が正しく力をつかってほしい。
    次のシリーズも冬休みになったら、読みたい!!

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    2025年09月13日
  • 最初の星は最後の家のようだ

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    初めて太田愛さんの著書を読んだ。一つ一つの描写が細かく、それの積み重ねによって情景がより繊細に浮かび上がる体験をした。言葉や表現の選択が非常に美しい。なぜこんな言葉が使えるか知りたい。
    満点をつけなかったのは、おそらく自分の読書力が足りなくて十分に作品の魅力を感じきれてないからかと感じさせられたので。
    最後の短編なんかは、なんでこんな物語が書けるのか本当に不思議。中学生のなんとも形容し難い感情を給水塔と掛け合わせて表現していて、物書きの才能に溢れた天才の子供しか描けないやろという感じ。
    他の作品も読んでみたい。

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    2025年09月11日
  • 幻夏

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    冤罪って本当に怖い。冤罪にした奴は記憶にもない。
    しっかりした尚としっかりしようとした拓、あんな事件起きなかったら2人はどんな人生だったんだろ。
    切なすぎる。

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    2025年09月10日
  • 天上の葦 下

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    なぜ今になって
    老人はあの空を指ささなければならなかったのか…
    まるで残された命を燃やし尽くすようにして…

    老人の不可解な死と
    公安警察官の失踪を調べるために
    鑓水、相馬、修司は瀬戸内海の小島にたどり着く



    老人が絶命した瞬間から
    小島では大きな歯車が動き出していた…

    穏やかな島の営みの裏では 大きな秘密を隠すべく
    公安の警察官をも巻き込みながら
    巧妙なトリックを仕掛けていく…



    人生の最期に流れる時間は
    降り積もる雪のように
    現在の風景を覆い隠して
    過去へと押し戻すのかもしれない…

    闘えるのは 火が小さなうちだけだ
    やがてその火が繋がり 風が起こり
    風がさらに火を煽り

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    2025年09月08日
  • 天上の葦 上

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    渋谷のスクランブル交差点で
    雲一つない空に向かって
    何かを訴えながら絶滅した老人が
    最期に見ていたものはなんだったのか…

    その意味を探るため
    鑓水、相馬、修司が事件を追っていく

    3人の名コンビ!! また会えて嬉しいー!!



    その一方で…1人の公安警察官が忽然と姿を消す

    ふたつの事件を追いながら
    謎が謎をよび…
    ひとつの真実が近づくと
    また新たな謎が生まれ…

    事件の核心に触れそうなあたりで
    上巻が終わるため
    くぅぅぅ〜早く読みたい〜と
    下巻に手を伸ばしてしまう!

    大きな敵に立ち向かう鑓水たちを
    最後まで見届けたい!!

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    2025年09月06日
  • 最初の星は最後の家のようだ

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    自分の心の拠り所の場所
    今の自分を作ったはじまりの場所
    その場所や景色と共にある
    幸せな記憶や忘れたい思い
    普段振り返ることはないけれど
    自分にとってホームベースのような
    場所や景色は永遠にそこにあるわけではなくて
    消滅することでそこが大切な場所だとわかる
    それを教えてくれた
    5つの物語でした

    懐かしい景色が思い浮かぶ
    お話もありました


    遊戯室(十月の子供たち)は
    現在進行形の
    ホームタウンの略奪の話では?
    読んだ後 暫くしてその事に気がつき
    いたたまれない気持ちになりました

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    2025年09月05日
  • 幻夏

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    辛い!辛すぎます。
    ストーリーとしては緻密に練られていてどんどん読み進めたが、冤罪の被害者がどうやって作り上げられ、その家族がどれほどの不幸を背負うのか、司法構造の問題点を問う作品でもあった。尚と拓そして若き日の相馬のひと夏だけが、尚にとって楽しい思い出なのだと思うと、切ない。

    4つの文章の羅列に恐ろしさを感じると共に、人の心を歪ませるのは、簡単なのだと思う。

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    2025年09月04日
  • 犯罪者 下

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    修司、相馬、鑓水とタイタスフーズ、政治家とが絡み、暗殺者滝川との攻防戦が繰り広げられ、すべてが白日のもとにさらされる下巻

    丁寧な描写に感嘆しつつも、緻密すぎて、この部分は飛ばしても差し障りないなと思った箇所は斜め読みしてしまいました

    中身が濃く、話の展開が予測のつかないほうへ引っ張られるのは圧巻

    存在感のあるストーリーで重厚感があり読みごたえもあり
    最後の最後まで伏線回収を忘れない細やかさにも驚き

    「幻夏」「天上の葦」もいずれ読んでみたい

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    2025年09月04日
  • 幻夏

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    夏の間に読みたいな、と思っていた作品、その②。
    もう9月になってしまったのですが、まだまだ暑いので夏ってことでいいでしょうか…?( 'ᵕ' ; )
    トリオシリーズ、2作目。

    12歳の夏、川辺の流木に印を残して少年は姿を消した。23年後、刑事となった相馬は少女失踪事件の現場で同じ印を発見する。あの夏、一体何が起こっていたのか?

    前作もそうでしたが、今作も場面の切り替えが多くて、小説を読んでいるというよりは、映像を観ているかのようで引き込まれた。
    そして、相馬・鑓水・修司にまた会えたことが嬉しい♡
    この3人の掛け合いやチームワーク、好きなんです(*ˊ ˋ*)

    3人が調査を

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    2025年09月05日
  • 未明の砦

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    ネタバレ

    Audible。ただ展開に最初入り込めず、間をおいて挑戦。途中からとても面白くなり、スカッとすることができた。弱者が強者を倒す王道物語だけど単純ではないところが良い。労災隠しや組合潰しなど設定上振り切れ感があり、クルマ世界企業のユシマは超絶ブラック企業で笑えるが、細かい点はあるあるだったりもする。労働法周りのうんちくも多く目で追うとしつこいかもだけど、耳で聴く分には気にならず、あらためて勉強になった。太田愛さんは相棒とかドラマ脚本の出身。面白かったので幻夏3部作もこの機会にそろえた。また読んでみたい。

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    2025年09月04日
  • 犯罪者 上

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    白昼の駅前広場で起こった通り魔事件の唯一の生き残りの修司が、謎の暗殺者に襲われながらも刑事と刑事の友人と三人で事件の真相にせまる話

    通り魔に襲われた他の四人と生き残った主人公修司との共通点が明らかになり、そして背後にあるタイタスフーズの隠蔽と政治家がらみとが交錯する

    なぜ修司の命を狙うのか⋯
    四月四日に何があるのか?


    著者は「相棒」などの脚本を手がける実力のある作家のようで
    これがデビュー作

    話の運びもスムーズで難しく書かれてることもなく、
    文章が良い意味で堅実で、何よりブレがないので、どんどんのめり込んでいった
    目出し帽の男とか、フレームレス(眼鏡)の男とか、謎の人を一言で表現され

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    2025年09月02日
  • 幻夏

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    ネタバレ

    読みはじめは、無関係に思えたいろんな出来事が、物語の中盤からどんどん繋がっていき、まだページ数あるのにもうここまで分かっちゃうの!?と思うぐらい展開が早くて、飽きずにどんどん読めてしまった。しかも最後までちゃんとミステリでハラハラ感のあるまま読めた。
    登場人物それぞれに感情移入してしまいそうになり、その度に胸が苦しくなる。冤罪が世の中で起こり得るこだとわかっていても、自分とはかけはなれた世界の話だと思っていたし、それは今も変わらない。ただ、冤罪が起きている構造が、それぞれの正義や利益のもとに行われた行為だということは、改めて考えさせられるものがあった。自分の仕事や理念の先に、誰かの人生を左右す

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    2025年08月28日