あらすじ
修司と相馬、鑓水の3人は通り魔事件の裏に、巨大企業・タイタスと与党の重鎮政治家の存在を掴む。そこに浮かび上がる幼児の奇病。暗殺者の手が迫る中、3人は幾重にも絡んだ謎を解き、ついに事件の核心を握る人物「佐々木邦夫」にたどり着く。幼児たちの人生を破壊し、通り魔事件を起こした真の犯罪者は誰なのか。佐々木邦夫が企てた周到な犯罪と、その驚くべき目的を知った時、3人は一発逆転の賭けに打って出る。
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Posted by ブクログ
上下巻とも、audibleで。
映像化されて見始めたのだけれど、『幻夏』が面白かったのでaudibleで読む?ことにした。修司と鑓水、相馬が出会う作品だが、社会のいろいろな問題が詰め込まれていて、展開もハラハラしていて一気に聴き終わる。産廃を取り扱ってた真崎、大手会社の良心として描かれている中迫、暗殺者の滝川の感情や思考とそれぞれの人生が語られるので、グッと入り込んでしまう。
修司ら3人が、これほど個性豊かでまとまりがないのに、まるで、昔からの相棒のように展開していくのが不思議。17歳の修司が出来すぎの気もするけれど、鑓水と相馬と肩を並べて活躍するなら、そうなるかなと思いつつ、また3人の活躍劇を読みたい。
最後に、、、人の命や健康は、いちばんに守られる世であってほしいと思った。
Posted by ブクログ
ドラマ化のニュースを見て、面白そうだったので、読んでみた。
最後の最後まで、とにかく面白かった。
二転三転どころではない、予測できない展開に飽きずに最後まで一気読みした。
修司のをはじめ、メインの鑓水、相馬の3人のキャラもとても良く、ドラマになったら面白そうだなと思い、見るのが楽しみになった。
シリーズらしいので、次作も読もうと思う。
Posted by ブクログ
【修司と相馬、鑓水の3人は通り魔事件の裏に、巨大企業・タイタスフーズと与党の重鎮政治家の存在を掴む。そこに浮かび上がる乳幼児の奇病。暗殺者の手が迫る中、3人は幾重にも絡んだ謎を解き、ついに事件の核心を握る人物「佐々木邦夫」にたどり着く。乳幼児たちの人生を破壊し、通り魔事件を起こした真の犯罪者は誰なのか。佐々木邦夫が企てた周到なら犯罪と、その驚くべき目的を知った時、3人は一発逆転の賭けに打って出る。】
最高に面白くて一気読みしました。最後まで展開が読めず、ハラハラドキドキさせられっぱなしでした。
2026.8.1
Posted by ブクログ
面白かった。
太田愛、おそるべし。
反則技は使ってない、と思われるのに、
反則級に面白い。
面白いだけじゃなく、もっと知りたいと思える。今まで知らなかった事に対して。
若い時に読んだら「超面白い!」で終わってたろうな。
Posted by ブクログ
すごいボリュームでしたが、特に下巻は一気に読み切るくらい引き込まれました。
登場人物も多いですがそれぞれの状況や感情、バックグラウンドまで丁寧に書かれていて、感情移入しながら読めました。
スピンオフもあるようなので読んでみようと思います。
Posted by ブクログ
それぞれの思惑が複雑に絡み合っていく重厚で緻密なストーリー展開と人間ドラマ
やっぱりすっごく面白かった!!
下巻は二転三転するハラハラドキドキの展開で、読む手が止まらず2日で読み切った!
Posted by ブクログ
読み応えのある本だった。
次はどうなるのかドキドキしながら読むのは久しぶり。
一筋縄ではいかない展開。
あちらこちらに張り巡らされる思惑。
離乳食を食べて病気になった幼児たち、通り魔事件、そして殺し屋までが登場する。
そういえば、代議士の秘書の服部、裏で悪事を働き表に出ないから何の罪に問われないで終わるのか?
愕然とした。
Posted by ブクログ
上巻で緻密に張り巡らされた線が、怒涛の勢いで回収されていく疾走感と緊迫感に惹き付けられて下巻も一気読み。太田さんがこの作品に懸けた情熱がひしひしと伝わった。相馬・修司・鑓水を始めとするキャラクターひとりひとりがとても魅力的で、”弱者を踏みにじろうとする存在"と闘おうとする彼らを応援したくなる。特に、中迫さんと真崎さんの”良心”が切ないな……。
被害者や巻き込まれた人にもそれぞれの人生があって、事件の後も生きていかなければいけない。そんな当たり前の重みを改めて考えさせられる。
相馬・修司・鑓水の物語は次作『幻夏』『天上の葦』へと続いていくので早くそちらにも取り掛かろうと思う。
Posted by ブクログ
主要人物のキャラの魅力、例の男が現れたときのハラハラドキドキ感、大企業の隠蔽を暴くドラマティックな展開、とてもおもしろかったです。
やや長め、ハラハラドキドキ、巨悪に立ち向かう系が読みたい人にはど真ん中だと思います。
2026年7月からドラマが放送されるようですが、とても楽しみです。
Posted by ブクログ
文句なしに一級品に面白い作品でした。おすすめのミステリーを聞かれたら、今のところ真っ先にこの作品を挙げています。ページ数はかなりあるのに、話はどんどん深く広がっていき、最後までまったくだれることなく一気読みでした。上巻を読み終わった瞬間、そのまま下巻を読んでいたくらい夢中になった作品です。今回は感想を書き忘れていたので再読しましたが、やはり面白さは変わりませんでした。
一つの通り魔事件からここまで壮大で奥深い物語につながっていくとは、読み始めた頃にはまったく想像していませんでした。食品会社のモラル問題、裁判闘争、政治腐敗など、次々と問題が広がっていくのに話が散らからず、最後には綺麗に収束していく構成力が本当に見事です。社会派ミステリーとして重厚なのに、とにかく読みやすく、続きが気になってページをめくる手が止まりませんでした。読んでいる間はずっと緊張感があり、怒りや無力感を覚える場面も多かったです。それでも最後まで読まずにはいられない力がこの作品にはありました。
Posted by ブクログ
先に幻夏を読んでしまっていた!
落としどころはこういう感じだろうという期待を裏切り、塗り破っていく展開。大企業や政治家、裁判になった場合など、社会問題もありつつのストーリーがリアリティを増していてよかった
Posted by ブクログ
これがデビュー作とは思えない。文庫上下巻の分量でモチベを持続させるストーリーテーリングはテキスト量と場面転換の妙と、登場人物たちの魅力があってこそ。
Posted by ブクログ
上巻の続きです。
相馬と鑓水、そして修司は通り魔事件の裏に巨大企業と政治家が関与していることを突き止める。そして、「佐々木邦夫」という人物が事件の鍵を握ることも掴み、3人はそれらの事実を暴くことを企てる。
改めて、太田さんはすごすぎます。
奇病に罹った乳幼児たちの未来より、自分たちが助かりさえすれば良いという考えが全ての始まりで、巨大企業の隠蔽工作、政治家との癒着、警察の裏の顔と世の中の悪が、これでもかっていうくらい出て来た。そして、それらの悪が絡み合い、ここまでストーリーが深まっていくなんて、想像すらできなかった。
世の中の底辺と言われる人生を歩んできた真崎さん。彼こそが真のヒーローだっだと思う。
先に相馬がメインとなる『幻夏』を読んでしまったけど、相馬と鑓水が修司と出会い、絆が深まっていく過程がわかりスッキリした。
手元にはすでに『天上の葦』上下巻がある。このまま、興奮冷めやらぬまま読み始めたい。そして、3月下旬発売の『未明の砦』文庫版も読みたい!(文庫版で1350円だけど)
Posted by ブクログ
圧巻!
脚本家として十分過ぎる実績があるとはいえ、小説はこれが処女作なんだとか。
ミステリとサスペンスを基調に、大企業の隠蔽工作や政治家との癒着、原因不明の奇病など、色んな要素を複雑に絡めつつ、登場人物も多くてなかなか壮大なストーリーなのに、上手く場面や視点を切り替えながらすごく整理されていて、迷うことなくサクサクと読めました。
なかなかの文量なのに、停滞することなく、グイグイと引き付けられて、のめり込んでしまいました。
大まかに言えばハードボイルドでもあるのでしょうけど、すごく緻密な構造になっており、色んなシーンが後から繋がっていく様子はミステリの手法そのもの。
社会派ミステリとしても楽しめるでしょう。
さすが脚本家だけあり、キャラクターの書き分けもすごく分かりやすいのですけど、逆に脚本家なのに台詞に頼ることなく、地の文で人物や様々にシーンを描写しており、それが本当に秀逸な表現なので、最後まで混乱することなく楽しめました。
どうやら三部作らしいです。
次作の「幻夏」も楽しみです!
Posted by ブクログ
今年こそは読もうと決めていた作品。
長らく読みたいリストに入れていたままだったが、ようやく手に取れた。
白昼の駅前広場で起こった通り魔殺人事件。被害者5人のうち1人の少年が生き残ったが、彼は再び犯人に命を狙われる。なぜ、狙われるのか?彼は刑事とその友人と共に事件の真相を追う。
多々場面の切り替わりがあり、まるでドラマを見ているかのよう。
すごく読みやすいのに、社会問題が盛りだくさん、重厚な物語で読み応えバツグン。
事件の真相を追う3人に容赦なく迫る暗殺者の影、息もつかせぬ展開にドキドキハラハラしっぱなし。
全く関係のなさそうな出来事が読み進むにつれリンクしていく構成も、何気なく読んでいた箇所の裏側がしっかり描かれていて、全体像はこうだったのか…!という気付きがあったのも、面白かった。
真相を追う3人のチームワークが深まっていく様、大きな闇に立ち向かっていく様、その際に起こった相手との手の読み合い、相手と対峙する場面には胸が熱くなった。
人によって善悪の価値観って全然違うんだな、ということを改めて感じた。
ある人によっては「善」でも、ある人によっては「悪」になり、その逆も然り。
また、人を如何様にも操れる、メディアの持つ強大な力についても考えさせられた。
ラストには嬉しい驚きが。
1000ページ近い大作だったが、とても楽しめた。
おもしろかったー!!あの人の真意とか、あの人の決意とか、あの人の最期とか、疑惑とか謎とか悪とか正義とか……あぁもう、ぐわぁー!ってなる。読んでいる間中、熱い塊を心臓にぐりぐり押しつけられているみたいだった。
Posted by ブクログ
すごく面白かったです
高校生の時に読んだ64と並ぶくらい個人的には良かった
64好きな人にはお勧めできるかも
読み返した後になんでこのタイトルにしたんだろう、どういう意図なんだろうって考えるの面白いです
作者は誰を指して「犯罪者」としたんだろう
凄く気になります
次は「幻夏」読みます
(26年7月26日)ドラマ化おめでとう!!!
Posted by ブクログ
後半はほとんど一気読み。
最後の雨のシーンあたりは、
新幹線を降りるタイミングだった。
続きが気になりすぎて近くのベンチで
最後まで読んでしまった。
敏腕集団。
滝川が恐ろし過ぎ。
ビジネスの設定やマミーパレットの
商品コンセプトがリアルで面白い。
Posted by ブクログ
最後まで圧倒されました
色んな意味で残酷な描写も多く
読んでる途中で
「これは救いのない結末なのか?」と
ハラハラしていました
とりあえず事件は解決したけど
薬害被害者とその関係者は
永遠に続く苦しみや悲しみがある
それを思うと
ホッとしている暇はないことに気がつく
ミステリーものは大好きだけど
自分とあまり縁のない世界で起こっている事柄は
ひとつのエンターテイメントとして受け取れるが
なかなか近い世界で起こっている事柄は
読み終わった後もズーンと心に留まる
重厚な作品でした
Posted by ブクログ
大手会社の不祥事に、1社員中迫が立ち向かうのはとても勇気がいることだし難しいとおもう。
また、メルトフェイス症候群を患った子の親が、中迫と会った時に御礼を言ったシーンがあったが本来なら、自分なら御礼どころか文句を言うだろうなと感じた。 中迫のおかげで全貌が明かされたにしても、隠蔽に加担しようとしていた事には変わりなく。なにより、我が子は、顔半分が餓死しているので治る事はない。
そのなかで、明るみにしてくれた事で公になったありがたみはあっても、御礼はいえない。
なんか、社会の縮図みたいな作品。
強者は、よほどの証拠がない限り起訴されないし、弱者は辛い思いをしながら勝訴を勝ち取る難しさ。 勝訴をかちととしても、子供の体は帰ってこない理不尽さ。
Posted by ブクログ
下巻!
ドキドキハラハラがずっと続く。修二はどうなってんの?相馬は?鑓水は?滝川は何やってんの?ってとにかくドキドキしながら、読めない間もどこかで時間を作って読んじゃいたいくらい気が抜けない感じ。結末がわかってからは登場人物のその後もたっぷりと描かれていて、その間に自分の気持ちもちょっと前の興奮から徐々に冷めていくような、そんな作品。テレビドラマを見ているようなとっても丁寧に書かれた作品です。
Posted by ブクログ
個人的には修司がなぜ狙われたのか、を描いていた上の方がワクワクした。
ここまで重厚に書けるのすごいなぁと思ってたら相棒の脚本描いてる人なのか〜、となって大納得。
Posted by ブクログ
先が読めなくて気になって一瞬で読み終わった。
(特に真崎のシーン)
どう転ぶかわからない展開にハラハラドキドキしたけど、
すべてが報われる終わり方ではなかった。
犯人が逮捕されても、そこがゴールなのではなく
そこからが本当の戦いなのだと感じた。
服部...うーん...
Posted by ブクログ
いわゆる「続きが気になる」タイプの作品で、ストーリーはスピード感とテンポの良さが際立ち、とても読みやすかった。
それだけでなく、大企業と政治家の癒着による隠蔽工作や、産業廃棄物の不法投棄といった社会問題にも踏み込んでおり、単なるミステリーで終わらない点も面白い。
さらに、登場人物たちのバランスも良く、それぞれの立場や価値観の違いが物語に奥行きを与えている。
物語の中心人物となる正義感の強い刑事とお気楽な探偵、そして血気盛んな若者、彼らの掛け合いや関係性も読みどころの一つ。
白昼堂々と起きた通り魔殺人事件と、大企業の食品問題という一見無関係に思える二つの要素が、物語の進行とともに徐々に結びついていく展開が見事。
Posted by ブクログ
16章が特に緊迫感ありすぎて読みながら息止まってた。勧善懲悪ものなわけではなく、諸悪の根源が打ち倒されないので、良い見方をすればリアル感があり、悪い見方をすればスッキリしない。修司、相馬、鑓水の3人組のキャラが良くて、彼らの軽い掛け合いが微笑ましい。
Posted by ブクログ
悪事が全部表に出て、悪者は成敗!というスカッとしたストーリーではなかったけど、それぞれがこの事件を表に出すために奮闘した姿を、応援せずにはいられなかった。
1番成敗されたい人が早々と引退してフェードアウトしちゃうのはなんだか納得がいかないが、良くも悪くもこんなものなのかなとも思う。
通り魔事件が始まってこんな話の着地になるとは思わなかったけど、読んでよかった。
Posted by ブクログ
敵も味方も全てが全て思い通りにならないところが劇的なストーリーの中で嫌に現実的だった
登場人物1人1人がよく練られていて後日談が50ページ以上あるのも納得
深夜の凍結臨が印象的だった、あと相馬!
いいおっさん刑事、報われてほしい
Posted by ブクログ
結論は面白かった。
ただし、上巻と比べて物語の終わりに向けての展開なのに、そこは読み手の私の力不足。情景をうまく想像できなくて、読み返したりしてしまった。
それなのにも関わらず、最後の方はだいぶ飛ばし読みしてしまった。
上下巻ともとても細かな情景で描かれており、上巻はそれが凄く読み応えがあった。でも下巻はなかなか進んでいない感じがしてしまったな‥それが飛ばし読みしてしまった原因なのかも‥。
ただ太田愛先生の作品が面白かったことは事実。他の作品も手に取って読みます!
Posted by ブクログ
一気読み!スピード感がある。
ミステリで犯人以外の人間がいらんことして物事がこじれる、という展開が久々すぎてちゃんとヤキモキした。
アウトローで頭の回転の速い少年と気だるそうで狡猾な記者、真面目で杓子定規な刑事が協力し合う構図で、登場人物がちゃんとキャラクター然としている。お約束の描写も多く、これは映画化が楽しいタイプのもの。
Posted by ブクログ
社会派で重たくて、登場人物多いけどそれぞれしっかり人物像が描けていて、何層にも及ぶスケールのでかい伏線回収。
上巻の後半からどんどん盛り上がってきて、これめちゃくちゃ面白いのでは?と思ったがクライマックスのドタバタはあまりにテレビ的だし幼稚。集中して文字で理解しながら追うには無理のある動的な描写が長過ぎて途中から冷めてしまった。テレビ生中継とか神社での一幕なんかは平成の織田裕二が頭にチラついてくる始末。
物語の根底にある真崎の公害や環境汚染に対する強い思いがどこから来るのかもいまいち理解できず。てっきり息子の喘息が大気汚染が原因で恨んでいたのかと思いきやそうではなかった。奥さんは交通事故だったし、アスベスト廃材を適切に管理しない企業の割を食った結果息子の最期に間に合わなかったから?よく分からない。
失明した幼馴染に再会するシーンが良かった。
ハラハラ
読み出してからずっとハラハラしてました。
続きが気になって寝不足になるくらい。
登場人物が魅力的で感情移入してしまいます。
最近の小説にあるような過激で暴力的な描写は抑えられているけれどハンターに追い詰められる場面はとても怖かった。
二転三転のストーリーがとても面白かったけれど
敵が大きくなるとスッキリ終われないのがちょっと残念です。