太田愛のレビュー一覧

  • 犯罪者 上

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    刑事ドラマやサスペンスドラマの脚本を手がけてきていただけあり、読んでいて映像があり、ありと浮かんで来てスピード感のある描写が続く。
    東京郊外のとある駅前で起きた。無差別殺人事件のように見えて、その背景にある隠蔽された企業の秘密が絡んでいる。それに加えて産業廃棄物の問題も絡み、社会問題も見え隠れする。
    とにかく先が気になって読むことが止められないくらい面白かった。下巻は、この犯罪と企業の隠蔽体質をどのように暴露するのか、もしくはどうにもならない社会構造に失望させられるのか、続きが気になってしょうがない。

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    2026年09月27日
  • 犯罪者 下

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    ハラハラドキドキの展開で一気読みでした。
    上巻からテンポよく、話がどんどん思いもよらない方向に展開していくのが最高に面白かったです!
    大作ですが、長さを感じさせなかったです。
    続編も読みたいです!

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    2026年09月27日
  • 幻夏

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    太田愛さん、相棒の脚本家さんで存じていましたが、小説家でもあったとは知りませんでした。ドラマを見て、続編をさっそく購入しました。幻夏は、タイトル通り、主人公の1人である相馬の少年のころの話から現代の事件につながっていきます。その少年時代の描写がとてもよい!夏のあのうだるような暑さ、セミの鳴き声、読んでいると夏の日の情景が浮かんできます。こちらは冤罪がテーマになっており、警察の筋読みというかストーリーに沿って、ないはずの証拠が積み上げられていくところなど、現実でもあり得てしまいそうな描写も恐ろしく、機転をきかせてそれに立ち向かっていく主人公たちがよかったです。

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    2026年09月27日
  • 天上の葦 下

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    ネタバレ

    ドラマ犯罪者を見てから、幻夏、天上の葦と一気読み。ドラマを見たためか、鑓水、相馬、修司の3人の動きが文字を追うたびに素敵な俳優さんたちで脳内変換されて、なんとも至福のひととき♪
    そして、天上の葦下巻、圧巻だった。読み終わって放心状態。島の人たちとのやりとり、戦時中の生々しい描写、3人が逃げて逃げて逃げまくったあとの反撃のターン。ハラハラしながら読みました。終わりが見えてくる頃にもうこの3人の話が終わってしまうのが悲しかった。。

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    2026年09月27日
  • 天上の葦 下

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    鑓水、修司、相馬シリーズの第三弾目。上下巻通しての感想。
    いやぁ、面白かったです!今読めて良かった作品。
    国家と警察と報道がテーマの作品。過去と現在がどの様に繋がっていくのかが最後までわからなかったが、過去の壮絶さを想像すると、登場人物達の不可解な行動にも納得出来た。巻末の参考文献を見るとフィクションの中にノンフィクションが散りばめられているからか、無理な設定もリアルに見せてくれて、エンタメの良いところ満載だった。
    冒頭のシーンが読後には全く印象の異なるものに見えるのが、最高。
    戦前、戦中、戦後の話しはなんとなく避けて来たけど、興味湧きました。

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    2026年09月26日
  • 犯罪者 上

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    おもしろかったー!
    アマプラでなんとなく見初めて、冒頭でこれは本で読みたいと思って調べてすぐ次の日買いに行きましたよ、上下巻!
    冒頭部分ですでに事件は起きましたので、メインキャストの顔を見てしまったので、本を読んでてもそのキャストのままでした…笑
    3人のキャラクターが好き過ぎて、とうかこの中から死ぬ人が出ませんように、とお願いしながら読み進み…
    久しぶりに読み終わるのが寂しい感覚になる本でした…
    またしばらくして忘れた頃に読みたい本です。

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    2026年09月26日
  • 未明の砦

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    この本面白すぎた…社会派×青春ものってどういうこと?と思ったけれど、そうとしかジャンル分けできない、唯一無二な小説だった。
    こんなに夢中になったのは今年一かも。
    登場人物が多い小説はあまり得意ではないけれど、人物描写が緻密なので苦にならず楽しめた。
    なかなか分厚い本だけど、読み終わるまでにまだまだページがたくさんある!と安心できるほどだった。
    記憶を消してもう一度読みたいな〜

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    2026年09月25日
  • 犯罪者 上

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    最高にスリリング!
    一気に読み終わりました。
    これからどうなる?まだまだ謎が多く、下巻をすぐに読み始めます!

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    2026年09月25日
  • 幻夏

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    「犯罪者」に続く、相馬・修司・鑓水のトリオが活躍するシリーズの2作品目。
    「子供がいなくなったんです」
    興信所の所長となった鑓水の元に舞い込んだ依頼は、23年前に行方不明となった息子を見つけてほしい、というものだった。
    鑓水は調査員として雇う修司と共に、事件の調査を始める。
    一方刑事の相馬は、行方不明の少女に関する捜査にあたっていた。
    少女が姿を消した現場を訪れると、そこで「ある印」を見つける。
    見覚えのあるその印は23年前の夏、短い時間を一緒に過ごした友人、尚が姿を消した場所に残されたものと同じであることに気づく。

    冒頭からなぜ?と、一気に物語への興味を惹かれる導入だ。
    そして、少しずつ事件について明らかになりながらも新たな驚きや謎が生まれて、さらに深く、スピードを増して話に引き込まれていく。
    前作は上下2冊に分かれているが、本作は1冊にまとまっていて、テンポもより速く感じられた。
    そういったエンターテイメント性を保った上で、物語の一番の核は「司法」 に対する問題提起であるというところが、前作同様にとても魅力的だ。
    どんな展開になるのだろうとぐいぐい引きこまれると同時に、この事件の中心となる登場人物たちに対して胸の苦しさも増していく、複雑な読書体験であった。
    2作品を読んで、このシリーズは「組織」という巨大なものに対して様々なやり方で抗おうとする者たちの闘いの物語なんだと感じられた。
    だからこそ、こんなにも胸に迫る作品なのかもしれない。
    シリーズ3作品目も、心して臨みたい。

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    2026年09月24日
  • 未明の砦

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    太田さんらしいいきなり渦中に放り込まれる冒頭、読んでいる私があっという間にパニックの中で右往左往させられていました。でもその後はアクション場面は少なく結構理屈っぽかったですね。特攻隊員に食べさせた覚醒剤入りのチョコレート、片道分のみの燃料、爆弾は機体から切り離せない等、懐古趣味で明治礼賛のジジババが大好きな日本軍の卑劣さは興味深かったです。それにしてもトヨタ自動車って、元々大嫌いな会社ですがやっぱり社員を奴隷以下に扱うテロ企業でした。創業家のバカ息子もその通りで早く潰れて仕舞えば良いと思います。そしてそんな悪魔から賄賂目当てに過労死推進を政治方針にする女狐ババァ。自民盗と同義語の統一教会や日本会議、それらにに媚びへつらうしか能のない官僚、そして無気力無関心で人間としての責任まで放棄している我々国民までも猛批判。沈みゆく船日本に向けた太田さんの本領発揮の本でした。報道機関が矜持を捨てた中で悪い奴ら全てをやっつけてくれてありがとうございました。

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    2026年09月22日
  • 犯罪者 上

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    面白すぎる
    相馬、鑓水、修司の3人が少しずつ真相に近づいていく情景描写がきめ細かく、緊迫した場面の様子が切々と語られている。
    これだけ登場人物が多いのに、忘れかけた頃に若干の復習を挟み読者を置いていかない設計が見事

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    2026年09月21日
  • 天上の葦 上

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    流石相棒の脚本も手がけた方の著作だなあと思いました。
    事件の背景が深い。
    一筋縄ではいかない事件に、いろんな登場人物が関わって、3人の性格の違うコンビが奮闘。
    このシリーズはこれからももっと描いて欲しい。

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    2026年09月21日
  • 幻夏

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    アマプラの「犯罪者」を観て、シリーズのこちらを読みました。主要登場人物3人がドラマ同様大変好きで、すっかり太田愛さん好きになりました。

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    2026年09月20日
  • 幻夏

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    犯罪者に続いての太田さんです。

    何も事前情報を入れずに読み始めると、読み慣れた名前が
    前作の主要登場人物達が、歳を少し重ねて再び登場してきました。

    ストーリーですが、前作に続いてハラハラ系です。
    事件の謎もしっかりとした構成で、若干の強引さは感じるものの、違和感なく読み進めることができました。

    亜蓮はどうなった?

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    2026年09月18日
  • 幻夏

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    23年前に失踪した男の子がいます。
    その子は主人公に、自分の父親は殺人者だと告げ
    ある日姿を消します。
    また現代では少女の誘拐が起き、残されていた現場メッセージから当時、少年が消えた時と同じメッセージを発見します。
    そのメッセージから、昔の事件を追いかけ明かされなかった真実がどんどん見える作品です。

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    2026年09月13日
  • 犯罪者 下

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    読みたいリストには もうずいぶん前に入れていたけどやっと読み終えた。
    と言うのも、プライムビデオでドラマを先に観てしまい そのドラマがとても面白かったので原作も忘れないうちに読まなければ…と思ったのです。

    相馬亮介:高橋一生
    鑓水七雄:斎藤工
    繁藤修司:水上恒司
    中迫武:ユースケ・サンタマリア
    山科早季子:MEGUMI
    小田嶋康介:青木崇高
    滝川:チョン・イル
    真崎省吾:内野聖陽

    読んでいると、この登場人物達が脳内に出て来ました。
    今の時代、加工品は添加物だらけで 微量だけど身体にとって悪いモノは確実に蓄積されていってるんだろうなぁと思いつつも口にしてるこの矛盾…
    人間は自分も含め、本当に愚かで利便性と引き換えに自分達の首を締めていってるよね…

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    2026年09月11日
  • 犯罪者 上

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    ネタバレ

    いや〜面白かったね。一気読み。
    ただのミステリーかと思いきや、大企業や政界の黒い部分にメスを入れるような社会派小説だった。
    途中何度もどうなるんだろとハラハラドキドキし楽しませてもらった。最後の方は善人が報われてほしくて、大企業の幹部や政治家のお偉いさんたちみんな地獄を見ろ〜!と思ってたのにラストがちょっと残念。
    せめてせめて服部と滝川の写真をすぐにスマホとかに転送しておけばよかったのにーーー!と思ってしまいました。笑
    まぁ、綺麗な終わり方というか堅実な終わり方というか、、、そんなうまく終わらんよなってゆう。逆にそんなラストだったからこそ色んな余韻があってよいのかな。
    人の命がかかってるときは、グレーなんかじゃなくて白黒はっきりさせてほしい、そんな世の中であってほしいと思いました。

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    2026年09月10日
  • 幻夏

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    ネタバレ

    【毎日が黄金に輝いていた12歳の夏、少年は川辺の流木に奇妙な印を残して忽然と姿を消した。23年後、刑事となった相馬は、少女失踪事件の現場で同じ印を発見する。相馬の胸に消えた親友の言葉が蘇る。「俺の親父、ヒトゴロシなんだ」あの夏、本当は何が起こっていたのか。人が犯した罪は、正しく裁かれ、正しく償われるのか?司法の信を問う傑作ミステリ。日本推理作家協会賞候補作。】

    「石段坂の降り口に着くと、尚も拓もまだ来ていなかった。クマゼミが空気を刻むように鳴くのを聞きながら、僕は一番上の段に腰を下ろした。照りつける朝の陽射しは早くも昼の暑さを予感させた。辺りを見渡すと、そこここに一昨日の台風の痕跡が残っていた。家々の屋根のアンテナはなぎ倒され、骨だけになったビニール傘の残骸か道端に散らばっている。石段坂の途中には青々とし葉を茂らせたまま無惨に折れたポプラの枝が転がっていた。僕は、ふと台風の夜の尚のことを思い出して不安になった。黒いクーペの屋根に上に立った尚の姿が、僕の頭の内側に写真のように貼りついている。あんな尚を見たのは初めてだった。あの夜、僕は初めて尚が何かに苦しんでいるんじゃないかと思った。」

    「尚はこの町できっと長く暮らせると思った。弁当が出来上がり、親爺に代金を払って弁当を受け取った。そして、二人分の唐揚げ弁当の袋を提げて来た道を帰りかけた時、拓が「尚」と小声で呼んでTシャツの裾を引っ張った。「あれ見て」と、拓が目で後方を指した。振り返って見ると、一人の少年が立っていた。尚と同じくらいの少年で、少し驚いた表情で尚たちの方を見ていた。尚も引っ越して以来、坂ノ上地区で同じ年頃の子供を見たことがなかったのでちょっと驚いた。この辺りに住んでいるんだろうか。もしかしたら、二学期から行く学校にあの子も通っているんだろうか。少年は驚きにわずかに口を開け、一本気そうな目で真っ直ぐにこちらを見ている。遠くに高校野球の実況とクマゼミの声が聞こえていた。尚は、友達になれるといいなと思った。」

    水沢家の全員があまりにも報われなくて読んでいて辛くなる場面がたくさんあった。日本における容疑者への取調べは、現代でも本に書かれているようなことが日常的に行われているのだろうか?そうだとしたら本当に恐ろしいと思った。

    2026.9.8

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    2026年09月08日
  • 犯罪者 上

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    物語に引き込まれる。
    物語に出てくる登場人物の人間性や人生にも心を揺さぶられる。
    中毒性が高い本です。

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    2026年09月07日
  • 犯罪者 上

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    文字通り一気読み。
    白昼の駅前で起こった通り魔事件。犯人と思われる男性もすぐに見つかり、単純な事件と思われていたけれど...という話。
    主要な登場人物の思いが複雑に絡み合って、ページを捲る手が止まりませんでした。作者は「相棒」や「TRICK2」の脚本も手がけていたとのこと。スピード感溢れるストーリーはドラマを見ている感覚に近かったので、なるほどと思った

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    2026年09月04日