太田愛のレビュー一覧
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第3弾 下巻!
言論統制の時代か…
「国家総動員法」
太平洋戦争下では、言論、出版、集会、結社などに関する自由が大きく制限され、政府による報道規制や言論統制が実施された。
「大本営発表」に見られるように、政府は虚偽の情報発信を行い、言論統制と結びついた。
島に住んでいる老人たちの過去、戦時中の話は、なんか辛い。負けてるのに勝ってそうな報道するわ。
疎開もあまり進めず焼夷弾は、簡単に処理できるとか…
で、実際に空襲になって傷付くのは庶民。
今の時代にないわ!って切り捨てられるのか…
私のような最下層の者からは、想像もつかないところで、徐々に…
そういうのを危惧して、こんな作品書いたんかな -
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第3弾 上巻!
今回は、鑓水さんがメイン!
私の御贔屓の方なんで、楽しみ!
結構、分厚い本で読もうと頑張るけど、邪魔が…ワールドシリーズという…(^◇^;)
しかし、公安怖いな〜
それにぶら下がるマスゴミもそうやけど。
サブリミナル効果やないけど、徐々、国民のココロを誘導…
どんな計画やねん!
闇も2つありそうやし…
さぁ、これから、この闇をどう裁くねん!
3人さん!
今は、瀬戸内海のどっかの島(名前忘れた〜)で、人探し!
後半、楽しみ〜!!!
サブリミナル効果やないけど、今もやってそうやもんな。高市さんのニュースの画像斜めにするとか…
こういう、ヘラヘラしてて、実はやり手みたいな人が -
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上下巻合わせて圧巻だった。
駅前で起きた不可解な通り魔事件をきっかけに、食品会社のモラル、経済界と政界の癒着、腐敗政治、難病に立ち向かう親子、そしてとある男の大きな計画がどんどんと繋がっていく。
マクロもさることながら、映像描写や人物像の描き方が細かい。そしてあたかも当然のように、ミステリー小説としてのホワイダニット的要素も綿密にプロットされていく。
そんなものは無いのかもしれないけれど、あえてこの小説のテーマを形容するなら“生きることの本質”なのかなと感じた。
希望の象徴であるフロリダキーズを夢想しようが、どれだけ凍結臨を追いかけようが、そこには耐え難い理不尽が連続するのみで、でも生きてい -
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プロローグ
千葉県 五井
そう、あの小湊鐵道の出発点である五井だ
ハンドルを握ると、3分程度で一気に視界が
開ける
ひらけたと当時に、朝靄が立ち込める
ウィンドウを下げて、外気を入れ込むと
冷たい湿気と共に秋の香りが眠気を吹き飛ばす
30分程流していくと、突如近代的な建物が
立ち塞がっていた
朝靄に聳え立つザ・セントナイン東京だった!!!
本章
『犯罪者 下』激アツの★5
いゃ〰、本作がデビュー作
上下巻で約1,000頁読ませるな〰
長尺の割には、一切の無駄がなく、グイグイと
物語に引き込んで行く
そして、脳内映像化に直結する文体
まるで、一本のミステリー映画を観てるような
作品であっ -
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久しぶりの太田愛さん
「犯罪者」「幻夏」「天上の葦」
このシリーズと同じような重厚で
読みごたえ満点の群像劇です。
登場人物が多い…が全く気にならない
キャラクターが生き生きと描かれているからだろうと思う。
そして、情報量の多さに圧倒される
労働組合の歴史、日本だけではなく諸外国の労働組合の歴史、子供の貧困、共謀罪、
小説というよりは、リアルな資料を読んでいる感覚。教科書みたい
最終ページの参考文献の量を見て納得です。
「俺ら失敗作」と自分たちの事をを表現する
家庭、家族に縁がなく、帰る家もない
学歴もない4人の労働者。
企業側と労働者の闘ってきた歴史、
自分たちの置かれている社会と -
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プロローグ
激しい息遣いと鼓動が鳴り響く
そして、目に見えぬ追跡者が迫りくる
ある者は真相を追い
ある者は獲物を追う
この血潮が湧き送る感覚
そして、この研ぎ澄まされた感覚
この感覚をもってしても、何処に帰結するのか
全く分からない
そんな事を思いながら軽井沢の一室で目を閉じた!
本章
『犯罪者 上』★5
この上なく上質で濃密かつエンタメ度の高い作品
『犯罪者 下』への布石は撃たれた!!!
素晴らしい作品と出逢えた悦びは本物か否か!?
下巻にて、確かめたい!
そう思った!!!
エピローグ
ハンドルを握りながら、遠くに浅間山を仰ぎ見る
すっかりと冷え込み、その麓には既に
赤や -
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2年前の冬読んだ「未明の砦」
共謀罪の標的にされた大手自動車メーカーの若い非正規労働者たちが、逮捕寸前に逃亡し…。
これは日本の現実を撃つ社会派の大作だった。
友人たちに勧めまくった。
それまでに太田愛はすべて読んだ。ハズレはなかった。同じ市の出身ということもあり誇らしく思っている。
本作は初の短編集。5つの小説とエッセイが1本。自分なりに分けると、
1つ目は戦争。
3つ目と4つ目はミステリー。
5つ目とエッセイは不安。
とでもしておく。3つ目は以前に文庫のアンソロジーでも読んでいた。
さて残りは2つ目の「中庭 サイレン」だ。中味は書かないが、最も私の琴線に触れた作品だった。
先に妻を亡 -
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「犯罪者」「幻夏」を読んで好きになった太田愛さんのシリーズ。主人公たち3人のキャラクターに惹かれ、早く読みたくてうずうずしていた本作品。
主人公たちだけでなく、これまで登場していた人たちも出てきて、ワクワクした!(個人的に服部はわりと好きなキャラだったので、鑓水とのやりとりはクスッとなった笑)
内容としては、戦時中の話が多く出てきたので、読んでいてしんどくなるかなと思っていたけれど、情報量がすごすぎて、かなり勉強になった。戦時中のこと、知らないことが多すぎて、ショッキングな内容はたくさんあったけれど、この作品を通して知ることができてよかった。
テレビやネットで様々な情報が飛び交う日々、そ -
Posted by ブクログ
読み終わってため息をついてしまうような作品。やっぱりこのシリーズは人生ベスト本に入る。上巻に増して下巻は展開のスピード感がすごくて、特に作戦を実行する場面では追う側と追われる側と視点人物がくるくる変わって、自分も一緒に走っているような気持ちで読んだ。鑓水たちの計画も緻密だし、敵側の読みもかなり鋭くて、太田愛さんはどれだけ綿密なプロットを作っているんだろうと驚くしかない。はやる気持ちを抑えながら読んでいくと、何度も少し前の場面での行動やセリフの本当の意味が分かっていって「なるほどこういう意味だったのね..!」と感動する。こんなにたくさん細かい謎が張り巡らされているのに、最後には一つ残らずスッキリ
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Posted by ブクログ
『相棒』等の脚本を手掛ける作者の長編小説。圧倒的な疾走感とスリリングな展開に唖然とした。なんて面白いんだ…。
白昼堂々と起きた4人もの死者を出した通り魔事件。ただ一人生き残った修司は再び命を狙われる。一体なぜ自分は命を狙われるのか。協力者と共に真相を探るうちに驚く事件に繋がっていき…。まさに『相棒』でも成立するのではないかと思うほどドラマチックで映像が浮かぶようだった。複数の人の視点で物語が構築されていて、謎を解くヒントの提示がうますぎる。こことここが繋がって、、、といったように自然と読者に推理させるような読み心地で思わず唸った。
もっと早く出会いたかった。