太田愛のレビュー一覧

  • 未明の砦

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    長かったけど一気読み!ブラック企業、非正規労働者の使い捨て、大企業と政治の癒着など社会問題がテーマになっていて心揺さぶられふ作品だった。

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    2026年03月01日
  • 幻夏

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    ネタバレ

    幻夏

    端的に、面白かった。
    冤罪、司法制度がテーマになっていると思うが、それに巻き込まれた家族の想いは想像するに余り有る。
    特に、家族を守るために名前を捨てた尚と、父の死の真相を知った拓は、何を想い何を考えたのか。
    言葉にならない。

    個人的には香苗の元にマスカットのケーキが届いたシーンと、最後に指笛を鳴らすシーンが好き。
    また、これは嫌いだが良いと思った展開として、父の時間に関わった人間が結局は普通に良い人生を歩んだところがある。安易に復讐成功!ざまぁ!としなかった展開を書けたのは素晴らしいと思う、感情的には没落展開になって欲しかったけれど、幻夏はそういう話ではない。

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    2026年03月01日
  • 天上の葦 下

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    事件を大きなジグソーパズルとして、ばら撒かれた謎は小さなピースで、ひとつずつ読んでいって形にしていく感じ。
    いやまぁ、ミステリーとはそういうものなのでしょうけど、この3部作はどれもそのピースが細かいし、パズルは大きくて難しい。
    そんな風に思えました。

    特に今作は、舞台も田舎の小島へ移動するし、戦争や報道の在り方など、読んでいて一番しんどかったかもしれない。
    綿密に練られた事件、謎、全て回収されていく後半は、鮮やかでお見事以外の言葉が見つりません。

    読んでいる間の充実感。
    物語の満足感。
    読み終わってしまった喪失感。
    もう、全て味わえました。
    どれも少しずつ毛色の違う3部作。
    はー面白かった

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    2026年03月01日
  • 天上の葦 下

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    やっぱり登場人物は多いほど良い。
    そしてたくさんの登場人物のキャラクターをしっかり引き立たせて、物語に活かしてる。
    もう続編ないのかなあ。ずっとこの3人(と1匹)と謎を追っていきたいという気持ちもありつつ、物語が緻密で伏線も丁寧に張られているからそう何冊も出せないよな…という気持ち

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    2026年02月28日
  • 幻夏

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    家族への愛、やさしさが悲しい結果になってしまった物語。また、冤罪への怒りと恐怖。「犯罪者」に続き本の世界にのめり込みながら読んでしまいました。

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    2026年02月27日
  • 未明の砦

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    なんて読ませる作家さんなんだろう。
    今回も最高だった。
    重厚な内容だったけど、寝る間も惜しんで読んでしまった。

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    2026年02月24日
  • 犯罪者 下

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    ネタバレ

    いろいろなことがすべて繋がった。
    でも真崎が可哀想で仕方ない。
    家族も失って、自分も…
    滝川には生きて罪を償って欲しかったなぁ。
    でも、3人が生きててほんと良かった〜
    中迫さんも。

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    2026年02月23日
  • 犯罪者 下

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    圧巻!
    脚本家として十分過ぎる実績があるとはいえ、小説はこれが処女作なんだとか。
    ミステリとサスペンスを基調に、大企業の隠蔽工作や政治家との癒着、原因不明の奇病など、色んな要素を複雑に絡めつつ、登場人物も多くてなかなか壮大なストーリーなのに、上手く場面や視点を切り替えながらすごく整理されていて、迷うことなくサクサクと読めました。

    なかなかの文量なのに、停滞することなく、グイグイと引き付けられて、のめり込んでしまいました。
    大まかに言えばハードボイルドでもあるのでしょうけど、すごく緻密な構造になっており、色んなシーンが後から繋がっていく様子はミステリの手法そのもの。
    社会派ミステリとしても楽し

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    2026年02月24日
  • 最初の星は最後の家のようだ

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    ネタバレ

    短編集なのですが最初の10月のこどもたちが星6つ!
    ウクライナへの突然の侵攻や内戦を思わせる展開。両親がこっそり見ていた海外ニュースで、悲惨な空爆の後に野球のニュースが流れる感じは私たちが見ているいつものニュースそのもの。ニュース映像のこっち側と向こう側。いつ私たちがあっち側の立場になってもおかしくない世界の状況。すごく刺さりました。

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    2026年02月20日
  • 犯罪者 上

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    相棒の脚本家が書いた小説、とのお触れで興味を持って読んでみて面白すぎてびっくり!
    視点や時系列がコロコロ切り替わるのはドラマのようだけど、整理されて頭に入ってくるのは作者の力量なのか!
    謎が謎よぶ急展開の連続で続きが気になる!

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    2026年02月17日
  • 犯罪者 下

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    「佐々木邦夫」とは一体誰なのか。
    佐々木邦夫とおぼしき人物は行方不明になっています。
    刑事の相馬、元テレビマンのライター鑓水、四人を殺害した通り魔事件の被害者のただ一人の生き残りの青年修司。
    三人は一緒に行動していますが、修司が危なくなります。
    死んだと思った新たな佐々木邦夫がまだでてきます。

    問題のある食品サンプルを出したタイタフーズに雇われたとおぼしき殺し屋の滝沢とは何者なのか。

    そして、この物語の良心と思われるタイタフーズの営業課長の中迫。彼は自分の立場を考え妻子を安全な場所にまず匿います。
    そしてやはり中迫も滝沢に追い詰められていきます。




    以下ネタバレを含む感想です。


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    2026年02月17日
  • 犯罪者 上

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    めちゃ面白い。
    だんだんといろいろ繋がってくるし、展開もスムーズ。
    チャプターが結構あるので読みやすい。
    下巻が楽しみ。

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    2026年02月17日
  • 未明の砦

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    ネタバレ

    とにかくすごかった。
    ストーリーやキャラクターはもう振り切ってフィクション的だけどだからこそ劇場版みたいな展開の熱さに、ストライキを呼びかけるシーンでは泣いてしまった。
    本当に魅力的なキャラクターを作るのがお上手だと思う。別作でも魅力的な複数の主人公たちを応援せずにはいられなくなるがこれもまた四人の主人公を心から応援していた。まさかここまで大団円的に終わるとは正直思っていなかったので嬉しかった。

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    2026年02月15日
  • 幻夏

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    今作も面白かった。
    一見何の関係もないように見える23年前の少年の失踪事件と少女誘拐事件に、読み進めるごとに共通点が現れ始める。

    前作の犯罪者よりもハラハラドキドキ感は薄れて、目の前の話に集中できた。
    幻夏って言葉、初めて聞いたなあって思ったら造語っぽい?最後まで読むと、幻夏というタイトルが切なくも愛おしく思えてくる。

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    2026年02月14日
  • 犯罪者 上

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    おススメに出て来たので何となく読み始めたのですが、面白くて一気に読み終えてしまいました。性格が違う3人組の結束力が強くて、応援しながら読んでいました。非現実的なストーリーではありますが、テンポの良さ、ドキドキさせられるところ、なるほどと感心させられるところ‥‥さすが脚本家さんの作品だと思います。

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    2026年02月12日
  • 天上の葦 下

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    一気に読み終えた。 太平洋戦争での情報規制をテーマにした重い内容でありながら、登場人物達の朗らかさや健全さがクッションになり、目が離せなかった。
    瀬戸内ののんびりした島と喧噪に溢れた東京、どちらの描写もあるのも、また良い。 作者は、物語中にこのギャップわ散りばめて読みやすくしてくれているように思う。
    メディアやマスコミの発表している事は本当なのか、大きな権力に操作されている事もしばしば。
    情報に振り回されず、自身の信念を貫く事の大切さ。
    作者からの警告を見過ごしてはいけない。

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    2026年02月12日
  • 犯罪者 上

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    描写がかなり丁寧で、全てを1から説明してくれるのですごく読みやすい。
    時系列も視点もかなり頻繁に移り変わるけど、置いていかれずに読めるのがありがたい。

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    2026年02月11日
  • 犯罪者 下

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    めちゃくちゃ面白かった……

    上巻から下巻、ずっと面白くて
    あぁ、どうしよう読むのがやめられない
    ずっとそう思いながら読んでいました
    こういうミステリーを読むと、やっぱりミステリーが好きだなぁって実感します

    大手企業と政界の癒着とか
    経済や裁判
    そういった、なんかもう、盛り込みすぎじゃない?と思うのに一切の中途半端な部分がない

    面白いですよ
    何人もの人からそう言われて読み進めていたこの本ですが、本当にかなり面白かったです

    ミステリーでお勧めは?
    そう聞かれたら、間違いなく候補にあがる一冊になりました

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    2026年02月05日
  • 幻夏

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    少し長く感じるけど、切ないストーリー
    これは名作!!
    警察も検事も裁判官も嫌いになるし、今もまだ冤罪があるのならば許せないね。
    また、少しだけど驚きや騙された感あって、スリルも伝わる。読め!

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    2026年02月04日
  • 犯罪者 上

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    初めから引き込まれ、読み始めると続きが気になって一気に読み終えた。
    連続殺人から始まる物語が、大きな陰謀に繋がり真相がわかるまでがスピーディーで飽きがなかった。滝川や服部と修司たちの攻防も見応えがあり、ハラハラしながらページを捲っていた。最後までどう転ぶか展開が気になりとても楽しめた。また、視点や場面がころころ変わるが、混乱することなく徐々に点と点が結びつきやすく、驚いた。登場人物それぞれの描写が細かく物語に深みがあり、読み応えがあった。

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    2026年02月04日