太田愛のレビュー一覧

  • 彼らは世界にはなればなれに立っている

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    テレビドラマの脚本を手がけ、「犯罪者」シリーズのノンストップエンターテイメントで唸らせてくれた太田愛さんによる、これまでの作品とは大きく変わった寓話小説。
    ただし、そこはさすがにこの作者。寓話の根底には、現代社会が抱える課題が描かれています。
    社会派エンターテイメントへと流れていく過程で書かれた作品なのでしょう。
    とっつきにくいけど、2回読むと、この小説のプロットが実に巧みであることに気付かされます。きっと。自分は一回しか読んでませんが(笑)

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    2024年01月13日
  • 彼らは世界にはなればなれに立っている

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    2024-01-05
    こう来たか…ミステリかと読み始め、今とは異なる架空の街でのファンタジーかと思いきや、ガッツリイマココを寓意した風刺小説。
    この小説が炭鉱のカナリアでは無いことを祈るばかりです。嫌だから祈っただけじゃダメなんだってば。

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    2024年01月06日
  • 彼らは世界にはなればなれに立っている

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    この小説の舞台となる国も時代も明らかではないが、その中央集権的な統治が進んでいくところは幾つかの実在の国を思い起こさせる。氏名や地名からは東欧のような感じも匂わせるが、いつの時代だかの日本のようなところもあるし、あるいはこれからの•••
    太田愛の痛快エンタメ作品とは趣きの異なる寓話のようなファンタジックな小説だが、独裁、腐敗、謀略、癒着といった闇の世界が見せて夢か現実がわからないような恐ろしい社会を描いた社会派空想小説といったところ。すでに発刊から数年を経ているが、今だからこそのリアリティーもあってスリリングな展開にドキドキした。政治に無関心だと今にこうなるよ、という警鐘が聞こえてくる。

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    2023年11月15日
  • 彼らは世界にはなればなれに立っている

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    これまで読んだ著者の作品のイメージとは、全く異にする小説なので、戸惑いながら読むことになった。
    序章から始まり、4章で構成され、トゥーリ、マリ、葉巻屋、魔術師と、それぞれ異なる語り手が話を始める。
    彼らの名前からはどこの国とも想像が付かず、彼らの住む町も「始まりの町」と呼ばれ、SFか寓話か、なんとも捉えきれなディストピアの世界が広がる。
    この世界では、中央府の印が入った推薦本一色となり、その他の本は認められず、地下出版した秘密の印刷所は警察に急襲され逮捕されるという。逮捕者は中央府の矯正施設に送られるなんて、まるで北朝鮮か中国を思い起こされるが、この日本でもいつかはあり得るか。
    政党間の憲法改

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    2023年11月06日
  • Jミステリー2023~FALL~

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    ネタバレ

    2023.10.28
    このアンソロジーはいつも待ち遠しい。
    ただし、さいごの宮内悠介の作品は音楽をプレイしたり、レコーディングの意味を知っている人にはすぐに推察できるネタだとワタシは感じた。ネタバレではないと思いますが念のため。

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    2023年10月28日
  • 天上の葦 上

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    完結?

    冒頭、渋谷のスクランブル交差点で老人が不思議な死に方をした。
    それについて、まさかの人物から調べろと鑓水の事務所に依頼。
    別途、相馬には公安からの消えた公安刑事の捜索依頼。
    バラバラの糸がねじれて行くが、上巻ではまだ全容掴めず。
    トリオシリーズ三作目、シリーズはこれで完結なのかな?

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    2023年09月30日
  • 未明の砦

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    犯罪者、幻夏、天井の葦の作者の最新作
    日々を生きていくだけで精一杯の非正規雇用の若者達が、自分達のおかれた状況が、政治家や大企業幹部の都合の良いルールにより作り出されたかを知る。それは現在の日本の社会問題そのものであり、小説の中だけの話とは思えないリアルさが伝わってくる。
    話の本筋は、その若者達が大企業に一見無謀に思える闘いを挑むが、企業からの妨害に加えて公安にも狙われる。
    公安の思惑は何なのか徐々に明かされていくが、そちらも面白い。3.8

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    2025年05月04日
  • 幻夏

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    引き込まれる複雑なストーリー オーディブルにて

    前作から引き継がれた魅力的なキャラたちが駆けずり回るストーリー
    冤罪をテーマに日本の刑事事件の問題点を描く
    素晴らしい小説、次作も楽しみ

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    2025年12月12日
  • 犯罪者 上

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    キャラが魅力的 オーディブルにて。

    30時間近いオーディオブックだったが、次から次への展開が面白く、飽きずに聴けた

    メインの3人のキャラが魅力的で、もうこれでこの話も終わりかと思ったらどうやら幻夏が続編に当たるらしいので、楽しみ

    乳幼児が被害に遭う描写は小説だとはわかっていてもツラかった

    ラストにかけて伏線が色々回収されていくところも面白かった

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    2025年12月12日
  • 相棒 season18 下

    ネタバレ 購入済み

    気味悪く、暗く、陰湿に….….

    南井十、遠峰小夜子、鬼石美奈代….….次々に、気味の悪い人物を出して来て、事件は、ますます暗く、陰湿に、なっていく….….陣川さんや、ヒロコママで、ホッと気を緩めて、次からは、小手鞠で….….かな?

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    2022年04月08日
  • 相棒 season13 下

    ネタバレ 購入済み

    うわぁ~~

    ダークナイトとしての甲斐亨….….何だか、取って付けた用な感じを否めない。それも、あの右京さんを、出し抜いて、2年も….….。そんな事、出来るはず無いと思うし、今、この時点で?って疑問に思う。

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    2022年03月29日
  • 相棒 season13 中

    ネタバレ 購入済み

    相棒らしくなったね。

    甲斐亨さん、物凄く、相棒っぽくなったね。捜査一課の二人、隣の角田課長、鑑識の米沢さん達との、絡み合いも、面白い。

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    2022年03月26日
  • 相棒 season10 中

    ネタバレ 購入済み

    何度も出てくる….….

    特徴的で、面白かった登場人物は、何度も出てくる。
    マーロウを気取った探偵、八木。ついてない女の月本幸子。幸子さんの方は、とうとう、たまきさんの後を継いで、花の里の女将になちゃった(笑)

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    2022年03月20日
  • 相棒 season10 上

    ネタバレ 購入済み

    う~~ん

    そして、たまきさんも、居なくなった。
    最初からの登場人物が、次々に居なくなって、寂しいなぁ。今回は、ちょっと、重いテーマが、多かったかな?

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    2022年03月19日
  • 幻夏

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    丁寧に描かれている 冤罪を受けた者とその家族の行末が丁寧に描かれていて、よくできているなぁと思った。それぞれのキャラクターの個性がもっと強ければさらに入り込めたかもしれない。

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    2026年01月12日
  • 天上の葦【上下 合本版】

    ネタバレ 購入済み

    戦争の情報操作は怖い。

    戦争という重い題材、経験者が少なくなったこの時代にはどうにも文章が説明っぽくなる。太田さんの心理描写が好きだったので今作は読み進めるのが大変だった。しかし戦争における国の情報操作に対して一考させられる。ストーリーとしては前作の方が面白いが、何かが残る物としては今作ではないだろうかと思う。

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    2021年02月28日
  • 相棒 season10 中

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    ネタバレ

    不穏な空気を感じさせるseason10の雰囲気が
    文章にそのまま映し出されていて、相変わらず読み応えがある。
    この巻は特に、似た印象の話が数話ずつ並ぶという結果になった。

    7話『すみれ色の研究』と8話『フォーカス』は読後が切ない話。
    特に『フォーカス』は、被害者のカメラマンの不器用さに涙が出る。
    9話『あすなろの唄』と10話『ピエロ』は犯人の狂気に震えがくる。
    特命係のふたりがいちばん危ない目に遭うのもこの2つの話。
    『ピエロ』は犯人の狂気に加えて抱える事情の悲しさも際立つ。
    そしてこの話を読むだに大橋のぞみちゃんの引退は残念だと改めて思う。

    11話『名探偵再登場』と12話『つきすぎている

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    2013年12月22日
  • 相棒 season10 上

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    初めてノベライズ版を読んだ。1話あたり 50ページくらいの短編に収まってしまうことに驚く。すでにテレビ版を観た話は登場人物の顔が浮かぶので読みやすい。でもテレビで観たことのない「晩夏」が一番良かった。愛の哀しみ。

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    2013年10月13日
  • 相棒 season10 中

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    シーズン10中なので、年末前から年明け過ぎくらいまでのものを収録。

    全部脚本違う人だったので、面白かった記憶があるけど、
    一番映像的に印象に残っているのは、新年スペシャルのピエロ。
    犯人グループの構造だったり、主犯の動機だったりが相棒だなぁって思った。
    子役たちも活躍していて良かったんだよなぁ。

    あとは、ついてない女シリーズの幸子さんの続編。
    ぽんぽん話が進んで、かつ二転三転というのがとても軽快で良かったです。

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    2013年10月12日
  • 相棒 season10 上

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    神戸君卒業シーズン…

    ということで、頭の話が重いですよね…。

    巻末の本仮屋ユイカさんの解説が、撮影小話的でよかった(^^)

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    2013年09月07日