太田愛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ美少女誘拐事件が発生。そこに残されたのは23年前の失踪事件と同じ印。
時を同じくし、前作でも登場した鑓水のところに、失踪した少年を探してほしいという、少年の母からの依頼がくる。
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太田愛さんの作品第二弾。第一弾では巨大組織の闇、本作では冤罪を通じた国の司法制度の闇に挑んでいる。ミステリーを通して描くのは巨大権力に対する風刺か。
失踪した男の子が実は生きている、はよくある話として、辿ってきた、そしてその後たどる境遇が悲しすぎる。
冤罪の父、それに翻弄される美しい母、その死に関わってしまった弟、それを庇うためにわずか12歳にして犠牲になることを選択する兄。
命をかけて証明しようとするこの国の闇、しかし世間はそれでは変わらない…そんな無慈悲さがあるのは前作同様。
最後にスカッとなる展開ではない。じわっと読者に投げかける終わり方。
全体的にノスタルジックな匂いのする、幻夏というタイトルにふさわしい雰囲気の作品。
題材が面白く、続きが気になり、1日で読み切ってしまった。寝不足。 -
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気味悪く、暗く、陰湿に….….
南井十、遠峰小夜子、鬼石美奈代….….次々に、気味の悪い人物を出して来て、事件は、ますます暗く、陰湿に、なっていく….….陣川さんや、ヒロコママで、ホッと気を緩めて、次からは、小手鞠で….….かな?
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うわぁ~~
ダークナイトとしての甲斐亨….….何だか、取って付けた用な感じを否めない。それも、あの右京さんを、出し抜いて、2年も….….。そんな事、出来るはず無いと思うし、今、この時点で?って疑問に思う。
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何度も出てくる….….
特徴的で、面白かった登場人物は、何度も出てくる。
マーロウを気取った探偵、八木。ついてない女の月本幸子。幸子さんの方は、とうとう、たまきさんの後を継いで、花の里の女将になちゃった(笑) -
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う~~ん
そして、たまきさんも、居なくなった。
最初からの登場人物が、次々に居なくなって、寂しいなぁ。今回は、ちょっと、重いテーマが、多かったかな? -
ネタバレ 購入済み
戦争の情報操作は怖い。
戦争という重い題材、経験者が少なくなったこの時代にはどうにも文章が説明っぽくなる。太田さんの心理描写が好きだったので今作は読み進めるのが大変だった。しかし戦争における国の情報操作に対して一考させられる。ストーリーとしては前作の方が面白いが、何かが残る物としては今作ではないだろうかと思う。
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Posted by ブクログ
ネタバレ不穏な空気を感じさせるseason10の雰囲気が
文章にそのまま映し出されていて、相変わらず読み応えがある。
この巻は特に、似た印象の話が数話ずつ並ぶという結果になった。
7話『すみれ色の研究』と8話『フォーカス』は読後が切ない話。
特に『フォーカス』は、被害者のカメラマンの不器用さに涙が出る。
9話『あすなろの唄』と10話『ピエロ』は犯人の狂気に震えがくる。
特命係のふたりがいちばん危ない目に遭うのもこの2つの話。
『ピエロ』は犯人の狂気に加えて抱える事情の悲しさも際立つ。
そしてこの話を読むだに大橋のぞみちゃんの引退は残念だと改めて思う。
11話『名探偵再登場』と12話『つきすぎている女』は
ちょっとコミカルな再会シリーズといったところか。所謂箸休め的な。
『名探偵~』のマーロウ矢木は見かけによらず(失礼)
ホントに優秀な探偵なところが毎度驚かされる。
そして月本幸子さん。この話以後彼女の役割が大きく変化した。
『おっちょこちょいな女』はなかなか鋭いぞ神戸くん(笑)。
13話『藍よりも青し』は本書冒頭の2編と雰囲気が似ている。
そして、時事ネタというか社会問題にさり気なく深く斬り込んでいるのが面白かった。
神戸尊編ノベライズはあと1冊。
あの気障な言い回し(死語)もしっかり堪能したいと思う。