いたいのいたいの、とんでゆけ

いたいのいたいの、とんでゆけ

704円 (税込)

3pt

「私、死んじゃいました。どうしてくれるんですか?」 何もかもに見捨てられて一人きりになった二十二歳の秋、僕は殺人犯になってしまった――はずだった。 僕に殺された少女は、死の瞬間を“先送り”することによって十日間の猶予を得た。彼女はその貴重な十日間を、自分の人生を台無しにした連中への復讐に捧げる決意をする。 「当然あなたにも手伝ってもらいますよ、人殺しさん」 復讐を重ねていく中で、僕たちは知らず知らずのうちに、二人の出会いの裏に隠された真実に近付いていく。それは哀しくも温かい日々の記憶。そしてあの日の「さよなら」。

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いたいのいたいの、とんでゆけ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    何度も読んでいるがラストシーンをいつも忘れてしまう幸せな脳味噌のおかげですごく楽しめた。ドブ川でのセリフは霧子と同じ類の"落とし穴"に落ちたことがない人は共感出来るんだろうか。似た境遇を経験した人なら分かると思うけどあれは間違いなく救い。あとどの作品もそうだけど三秋作品は作者の妄

    0
    2025年09月08日

    Posted by ブクログ

    グロテスクな表現はあるから、私も想像して目を伏せたくなるようなシーンがいくつかありました。でも、内容と雰囲気に惹かれ、読み続けたらラストに思わず、えっ!と声が出てしまいました。是非、最後まで諦めずに読んで頂きたい作品です。

    0
    2024年05月31日

    Posted by ブクログ

    グロい要素が多めな作品でしたが読み終わってみるとやっぱり何とも言えない、けれど微笑みがこぼれるような、そんな気持ちになります。
    主人公と少女のやり取りもいいと思いましたが、隣の美大生との独特なやり取りがたまらなく好きでした。
    「落とし穴の中で幸せそうにしている人」すごく納得できる表現です。僕がそうい

    0
    2024年01月24日

    Posted by ブクログ

    終盤の展開はびっくりした。すごい切なかった。
    途中にグロテスクな表現があって、グロいのダメな人は気をつけて

    0
    2023年12月13日

    Posted by ブクログ

    びっくりした作品でした。自分は恋する寄生虫からこの作者に興味を感じて読みました。恋する寄生虫も似ているような気もしましたが、精神に与えるダメージというか影響がとても大きかったように思います。もう一度読むにはしんどすぎるけれど新しい価値観を与えてくれた素敵な本でした。

    0
    2023年11月09日

    Posted by ブクログ

     登場人物の暗い部分と明るい部分それぞれの温度感がとてもはっきりしていて本当に気持ちよく読めました。心から冷えてしまうような背景や復讐、心温まる2人の関係性。登場人物の温度感の違いは明確なのに世界がどこまでも寒色で彩度の低くみえる。高3あたりで三秋縋さんの作品にはじめて触れて以来、この温度感が自分に

    0
    2023年11月01日

    Posted by ブクログ

    そーやったんかぁぁぁぁ!!
    と、最後びっくりした。
    グロテクスな場面もそんなにグロく感じないけど、ずーんと心が重くなる凄まじい描写。
    心の機微がちょっとずつでも伝わって霧子の事も瑞穂のこともめちゃくちゃ好きになってた。
    霧子のお母さんがもっとしっかりした人やったら…。。でも、幸せな世界だったらこの2

    0
    2022年05月25日

    Posted by ブクログ

    これ以上素晴らしい作品は多分これこらも出会えない!
    私はこれ以上私を救済してくれる本に数年たっても出会えていません!!

    0
    2022年03月16日

    購入済み

    疾走感

    クライマックスでこれまでの点を一気に結んでいく疾走感が好きです。
    三秋先生の本はどれも心を奪われる名作だと思います。ありがとうございました。

    0
    2022年02月12日

    購入済み

    不思議な雰囲気のお話

    2人が事実に気付いた時、物語が急展開を迎える。残酷な描写などもあるが、不思議でどこか心が温まる話だと思った。面白かったです(*^^*)

    #切ない #エモい #深い

    0
    2022年01月12日

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