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「ねえ、高坂さんは、こんな風に考えたことはない? 自分はこのまま、誰と愛し合うこともなく死んでいくんじゃないか。自分が死んだとき、涙を流してくれる人間は一人もいないんじゃないか」 失業中の青年・高坂賢吾と不登校の少女・佐薙ひじり。一見何もかもが噛み合わない二人は、社会復帰に向けてリハビリを共に行う中で惹かれ合い、やがて恋に落ちる。しかし、幸福な日々はそう長くは続かなかった。彼らは知らずにいた。二人の恋が、<虫>によってもたらされた「操り人形の恋」に過ぎないことを――。
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「恋する寄生虫」
2021年11月公開 出演:林遣都、小松菜奈、井浦新
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Posted by ブクログ
三秋ワールドの素晴らしさを言葉で表すのは難しい。 強いていえば、「100パーの彼女」を描くのが抜群に上手く、またそれをどこまでも自覚的に書いているのが良い。 さらにそれが胸を打つ巧みな情景描写によって美しく飾られているのが素敵。 今回のヒロイン達にしても悶えてしまうほどのキラーフレーズの数々がたまら...続きを読むなかった。 孤独な生を送る2人が、寄生虫のはたらきによって運命的で作為的な恋に落ちる話。 思考も恋情も脳内物質の働きにすぎないのであれば、それが虫やウイルスによるものであろうと本質に変わりはないのだと思う。主観こそが世界を構成する全て。 終わり方は心残りがあるが、あえてあのエピローグを書くことにこだわりがあるのだと感じる。 作風からしてもひじりはきっといなくなってしまうのだろうが、どうにか2人街の隅で優しく生きていける可能性を願いたい。
脳に新種の寄生虫を宿してしまった少女と青年のお話? 自分の行動は本当に自分の意思で行っているのかと少し怖くなりました。
すごく、久しぶりにこんな初心な小説読んだ!読んだ後にスターティングオーヴァーの主人公となんか真逆だと思った。
自由意志など、本当に存在するのかということ。 私があの人を好きなのは、何かがそうさせていただけで、ある日きゅうにその人のことがどうでもよくなってしまったとしたら。 互いの傷を癒しあう二人は恋に落ち、永遠などないと知って、一瞬のきらめきに身を委ねる。
なるほどね〜 なるほどそうか〜 なるほど〜 なるほどそういうことか〜 なるほどそうくるか〜 いや何回なるほど言うねん!( ゚д゚ )クワッ!! ドナルホド・ダックか! 三秋縋さんです ちょっと不思議な設定の恋愛小説の人なんですな 今回は寄生虫です 新種の寄生虫が脳に寄生すると宿主同士が恋に落ち...続きを読むるっていうトンデモ設定の中で儚い恋の物語が展開されます。゚(゚´Д`゚)゚。 いや〜ほんとよく考えられてるわ〜 凄いわ〜 そして実際に宿主の性格を変えてしまう(と考えられている)寄生虫が実在するのよ! 知ってた? トキソプラズマっていう主に猫に寄生する原虫らしいんだけどね 凄いのよ まぁ、まずね こいつは猫が終宿主なんで猫を目指すんだけど、こいつに寄生されたネズミは猫を怖がらなくなるんだって、トキソプラズマがネズミの脳を操って猫に食べられやすくしてるんではないかってことなの 怖っ! で、猫から人にも感染するんだけど、人に寄生すると「男性は教育水準が落ち、注意力に欠け、規則を破り、危険を冒し、より個人主義に、反社会的に、懐疑的に、嫉妬深く、気難しく、そして女性にモテなくなるという悲惨な変化であり、女性は外交的、親しみやすく、浮気っぽく、セクシーになるそうです。(ウェブからコピペ)」 つまり一Qさんがモテないのはトキソプラズマのせいだったんよ! 怖っ!
とにかく面白かった。感情を文章に落とし込み、自身にない感情へ連れて行ってくれる点で、三秋さんは本当に凄い。
ふたつの愛が本物であって欲しいってずっと思ってました。 自分が愛していると思っているものをほんとに愛しているのか、命をかけて相手を助けることが愛なら、心がそこになかったらそれも愛と呼べるのか。不思議な感覚になりながら物語を読んでいました。 この物語では2人は愛し合っていますが、そうじゃない場合どう...続きを読むなっていたのかなと考えました。それと同時に自由についても考えさせられました。ただ、私は脳が操られて誰かを愛してると錯覚してしまったとしても、その瞬間幸せならそれに身を委ねるだろうなと考えます。この物語に出てくる人はきっと、その錯覚に身を委ねず、意志を持って行動していると感じました。 この物語が苦手な人はほんとにいないと思う!
読後の切ない気持ちが強く残った。 体の中に異物があることが悪ではなく、世界は共存していて、相互に影響を与え合っているんだなと。 自分の意志で考えて行動しているように思い込んでいるけど、実は自分の実体はしてないんじゃないかってたまに考える。 だから寄生虫の話も面白いなと感じた。
潔癖症の青年と視線恐怖症の少女が恋に落ちる。二人の脳内には寄生虫が巣食っていた。恋は寄生虫の仕業か?寄生虫退治されたらその恋は終わるか?三秋市氏は寄生虫の知識は持ち合わせてなかったという。よくこんなストーリーを考えたなと、感心した。他人を受け付けないふたりが、互いに惹かれ合っていき、ぎこちなく愛し合...続きを読むう姿が好き。個人的には、フタゴムシとナナホシクドアの美しさに感動してしまい、興味がそちらにもっていかれた。
#切ない
潔癖症の男性と不登校の少女の恋の物語。2人は徐々に距離を詰めていき、お互いの症状は回復していくが... 最初から最後まで最高に面白い作品だった。寄生虫、潔癖症、恋、全ての描き方が素晴らしかった。はじめて読んだ作家さんだったが、今後も読んでいこうと思う。
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恋する寄生虫
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三秋縋
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