全一冊 豊臣秀長 ある補佐役の生涯

全一冊 豊臣秀長 ある補佐役の生涯

999円 (税込)

4pt

世に名将・名参謀と呼ばれる人物は数多いが、名補佐役はきわめて少ない――。激動の戦国時代、尾張の貧しい農民の出でありながら、野心家の兄・秀吉を天下人たらしめ、自らも“大和大納言”と呼ばれるまでにのぼりつめた男・豊臣秀長。この人なしに、秀吉は天下人になれなかったと言われる。本書は、卓越した実務能力と抜群の調整力、非凡な統治能力で、脆弱な豊臣家の体制を支え続けた、日本史上屈指のナンバー2と呼ばれる男の生涯を丹念に描く歴史巨編。昭和の大ベストセラーを全一冊にまとめた決定版。

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全一冊 豊臣秀長 ある補佐役の生涯 のユーザーレビュー

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    購入済み

    2026大河楽しみ!

    匿名 2024年04月26日

    豊臣秀長という人物像に作者の視点で迫るこの作品は非常に興味深いものでした。
    2026年に向け、是非読んでおいて損はない作品かと。

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    Posted by ブクログ 2023年12月24日

    あらためた再読して感じる名著。No.2として自ら影の存在であることを選んだ天下人の弟の生涯。

    随分昔に読んだ本を「どうする家康」を見ながら再読。生没年不詳、豊臣秀吉の弟、補佐役として稀代のサクセスストーリーを支えた存在。

    作家というより官僚、経済評論家としての堺屋太一の視点があるからこその作品。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月02日

    豊臣秀吉の実弟にして補佐役を務めた豊臣秀長の人生を描いた歴史小説。とても面白かった。小説の書き手としての素晴らしさもさることながら、著者の歴史に対する丁寧な理解と豊臣秀長への愛着が伝わる的確な思考に触れ、「この人は日本史、豊臣秀長が本当に大好きなんだな」と思い、好印象を覚えた。

    そして、豊臣秀長。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年11月22日

    800ページ近いので、文庫カバーがきつきつだった。
    ボリュームに負けない内容で、読み応えアリ。秀吉の弟がこんなに凄かったとは。

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    Posted by ブクログ 2022年08月14日

    かなり前に読んだものの、控えめながらも、補佐役として、兄一代で築いた豊臣家のブレーンとして生涯徹した主人公の姿が目に浮かぶような小説でした。成功者には優秀な補佐あり、また、補佐役とはかくありなんという姿が描かれており、主人公のファンになりました。手元に置いてある1冊です。

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    Posted by ブクログ 2022年07月23日

    一流の補佐役小一郎。単に家臣、郎党の少ない羽柴家いや木下家で兄の庇護により功を遂げた人物かと思いきや、秀吉の成功を支えた第一人者と思わせてくれる1冊でした。着眼点含めて素晴らしい。いずれのエピソードもさもありなんというものばかり!

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    Posted by ブクログ 2022年01月27日

    補佐役の生涯はとても興味深い。秀長亡き後、秀吉の変貌ぶりをみると、いかに補佐役が大切か、あらためて思う。

    まったく目立たない、人が嫌がる仕事ばかりを黙ってやる。かと言って、人を妬んだりをしない。自分のやるべきことをしっかりと守る。華やかしい実績を残す人や企業の裏には必ずこんな人が存在する。

    本書...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月08日

    豊臣秀吉の弟で、たぐいまれな補佐役だった豊臣秀長に光を当てた作品。分冊文庫もあるけど1冊版を買ったら760ページ以上で片手で持って読むのもしんどい(笑)、ポケットにも入らない(笑)。長くて重い本だったけど面白かった(^^

    大河ドラマ「秀吉」の原作にもなっているだけに読んでいても登場人物が竹中直人だ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月01日

    主に内政面で豊臣家を支えた秀吉の弟の生涯を経営的視点から読み解いた変わったタイプの歴史小説。文献が少ない(少ないからこそ優れている)ために想像の部分が多くはなっているが、石高からみるに有能なのは確実だったのだろう。戦国武将らしからぬ出世の欲がなかったのが珍しい。変わり者で敵も多かった秀吉のために人と...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年06月06日

    紙の本で読んだものを、アンリミテッドにて再読。かつては星五つだったが、再読では下記の理由で星三つにした。面白くはあった。

    初読の時は豊臣秀吉の弟、秀長について知らなかったので、本書の記述はすべて知的興奮を起こさせるような内容だった。上下2巻が短く感じられたほど。

    再読では小説というより説明文が長...続きを読む

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