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サチは美しく利発な少女だった。だが彼女は誘拐され、何年も男に監禁された。教育を、青春を奪われ、子を産まされ……けれどようやく事件は発覚し、生還を果たす。しかしそれは新たな苦痛の始まりだった。旧弊な価値観のまま変化のない住人による嫌がらせや無理解に疲弊する彼女の元へこの骨が本物のサチだと白骨死体が送りつけられる――。重なる悪意の根幹に何があるのか。衝撃のミステリ。(解説・大矢博子)
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Posted by ブクログ
櫛木さんの作品が大好き。「悲鳴」もとても良かった。大満足。作品に引き込まれて、読む手が止まらず1日で読み終わってしまった。 どうしてこんなにも、犯罪者の考えていることを表現できるのか、、、たくさんの本を読んで、勉強されていることが細部から伝わってくる。本当にすごい。思わず眉を顰めてしまう描写が、フィ...続きを読むクションだから面白く読めているけど、実際に行ってしまう人々がいた、いると思うと、人間って残酷だと気付かされる。私自身、日々平和に生きているけれど、いつあんな目に遭うか分からない。怖いけど、世界の闇の部分は見えないふりして、今後も楽しく生きていくんだろう。酷い目にあった人がいても、ニュースで見て、消費して過ぎていくんだろうな。当事者意識を持って生きていかなければいけない。 櫛木さんの本を読むと、犯罪心理学を学びたくなったり、それに関わる仕事をしてみたいという気持ちになる。
田舎は本当に嫌だと思いながら読みました。サチの人生は本当につらく、ミユキさんの人生もつらく、読んでいて苦しくなる場面もあったけれど、淡々と進んでいくので吸い込まれるように読んでしまった。 何かに屈したり、飲み込まれたり、誰かと比べる幸せや、誰かの不幸に安心する人生は間違っている!と心から感じた。 自...続きを読む由に、自分らしさを身失わず、生きていくことが人間の幸福なんだと思う。
拉致監禁された被害者の元少女が、助けられて 世の中の人間は、そのニュースを見て 「助けられてよかった。ここから幸せになって欲しい。家族もきっと嬉しいだろうな。」みたいなハッピーエンドのように感じる。 実際に私もそうだと思う。 でも本人は、本当に拉致監禁の11年間から助けられてよかったのか。 被害者...続きを読む家族は、本当に大きくなった元少女の娘が帰ってきて歓迎できるのか。 幸せに生きていけるのか。 本当にずっと気持ち悪いです。 でもリアルに想像できるのは、この本の世界が当たり前だった時代を生きた人の押し付けを、自分も少しだけ感じたことがあるからこその気持ち悪さなのかも。
やはり、櫛木さんや… よく拉致監禁のはあるけど、監禁後の話はあるけど、監禁中の内容を淡々と。 小学校高学年で誘拐された少女… 蔵の中 バケツで排泄 毎晩のように強要 挙げ句の果てに、出産 …_| ̄|○ その後、保護されるけど、本人は、被害者やから、悪ないのに、色々な目で見られるわな。小学校...続きを読む時代の友達は、まだ、大丈夫としても… それもな…年月経ってるし… キツい〜 この調子で、監禁解放後もツラい被害者を描くのかと思ってたけど違う! 確かに、被害者も描いてはいるんやけど、それより大きいもの。 なぜ、こんな事件が起きるのかという土壌というか、こういう社会。地域的なのか、片田舎なのか、いまだに男尊女卑が蔓延ってる。 そういう状況が、こんな事件を起こし、更に長期間気付かない。 犯罪より深い、深い底にある意識、これを変えないと、また同様の事件が… こんなのが、今残っているのかは、男性側の私からは、分からんのかも? 徐々に改善してると思いたい… 「めとる”という言葉の語源は“女捕る”だという説があるらしい。要するに女を捕まえて奪うことだった、と」 (本文より)
声帯を使う悲鳴ではなく全身から発する悲鳴のような作品だった。 地域全域が滅びればよいのにと幾度となく思いながら昔の日本ではこれが当たり前のところもあったんだよなと思うとものすごく居心地が悪くなった。
悲鳴 櫛木理宇 誘拐された少女は、監禁されたのち生還を果たす。彼女とそれを取り巻く人々の視点で描かれていくミステリ。 終始不穏に満ちた空気が漂う作品で、おぞましい社会と悲鳴を見せつけてくる。特に監禁のシーンは"むごい"の一言に尽きる。 所詮はフィクション、昭和の話、田舎の話。...続きを読むでも人間として日本人として、どこか根幹にこの血が流れているのでは無いか?恐ろしくも感じるが、今もなお現代で様相を変えて存在していることに、考え込んでしまう。
昭和の田舎を舞台に、少女が長年監禁される凄惨な事件を描いた作品。読みやすい文体とは裏腹に内容は非常に重く、救いのなさが胸に刺さる。少女がが犯人の母親に親近感を抱いてしまうストックホルム症候群的な心理や、救出後も居場所を失う残酷さが印象的だった。 本作で強く感じたのは「閉じた世界」の恐ろしさだ。昭和...続きを読むの因習や男尊女卑の価値観は外から見れば異様でも、当事者にとってはそれが当たり前なる。現代でも家族という共同体が閉じた環境になれば同じことが起こり得る。 だからこそ、外部の視点に触れる機会がどれほど重要かを考えさせられた、苦しい読書体験だったが、環境や価値観を疑う視点を持ち続ける必要性を突きつけられる一冊だった。
人の本来持つ素質が、凝縮されているのではないだろうか。人は怖い生き物だ。最後にコメントされているが、この話は誰にでも身近に存在する話の一旦だ。ただそれに気が付かないだけなのだろうね。タイトルどおり、今も何処かで起こっている現実の話だ。
女児被害の事件をいくつか思い出した。 ○新潟少女監禁事件 (1990) ○東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件(1988) ○女子高生コンクリート詰め事件(1988) などなど 監禁 強姦 死体遺棄… しかも、犯人は親と同居だったとか。 それらを再現したかのようなストーリー。 この村全体を覆っ...続きを読むている、嫌悪するほどの男尊女卑。 それ、いいの?なんて、誰も思わない。 だから事件が起こったとか、時代とかいうのは簡単だけど。 男尊女卑だけじゃなく、今の当たり前が、のちの非常識かもしれないと意識していたいと思う。 アート好きには表紙も良かった。 諏訪敦「Sleeper 2014 Ⅱ」
田舎の社会と男尊女卑をじっくりことこと煮詰めた作品でした。 そこに幼女誘拐&監禁が加わったので流石に…おえーでした。 そこに無かったことにされた人たちの存在もしっかり描かれていて読後感としては少々物悲しかったです。 残った皆に明るい未来がありますようにと思いたくなる作品でした。
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