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匿名
面白くて続きが気になり、一気読みしました。小学生の何も判ってない頃から性的な対象として大人に見られていた事を思い出しましたし、小諸成太郎が酷すぎて目には目をと思ってしまう話しでした。読んでいて辛くなったし、外に出るのが怖くなりましたが、作者の怒りを作品にすごく感じたしとても面白い作品でした。
Posted by ブクログ
依存症シリーズ第3巻
第1巻ではあんなに鬼のように思えた真千代が今ではダークヒーローのように感じてしまいます
性犯罪者へ正義の鉄槌を下す勇者のように思えます
日本の法律で裁けないのであれば真千代に縋るしかなくなってしまいます……
本作はこれまでの主要な登場人物たちの行く末を暗示させる内容になっています
なので1巻から2巻まで読んでから手に取ることをお勧めします
事件については最後まで全くわかりませんでした
結末を見てなるほど、そうきたか、と………
性犯罪者にも人権があり弁護人が付くのは法治国家では当然の権利なのだと理解していますが、本当の意味で納得はできませんよね
だって生きてる価値ありますか?ないですよね……
目には目を歯には歯を
本作を読むと、性犯罪者もそれを庇う者も同じ苦しみを受けるべきだと思ってしまいます
Posted by ブクログ
最近、Netflixで「九条の大罪」を一気見した。
どう考えても極悪な犯罪者を弁護し、世に放つ九条。
ヤクザに金をもらって言いなりになるのではなく、感情を抜きにして「法律」という平等なルールのもと、正当な権利を行使することが九条の軸となっている。
確かに、あの作品は本当にいろんな人間がでてくる。
境界知能の人間が生き抜くために犯罪に手を染めてしまうこと。その大元は結局ヤクザだったり、機能していない家族のせいだったり。
私は「九条の大罪」を観て、
法律を理解して使う人間の難しさを感じた。
では本作「監禁依存症」は?
今回の話には「小諸成太郎」という弁護士が中心にいる。
小諸弁護士は性加害者の弁護を多く担当し、どれだけ卑劣な行いをしても無罪や軽い判決にしてしまう。
そのせいで、さらに大きな被害が出てしまう。
そんな小諸氏の息子が誘拐される。
刑事たちは刑事たちなりの仕事をまっとうする中で小諸に恨みを持つ者たちに話を聞き、関わった事件を見直す。
どれもこれも、最低なものだ。
一方で、このシリーズに出てくる杉浦刑事の娘、架乃は大学生になり、法律を勉強している。
一作目の事件があってから架乃はずっと不安定だ。
警察を目指す反面、世の中の女を見下す男たちに憤りを通り越して嫌悪感を持ち続けている。
この作品を通して一貫しているのは、
親と子の関係と、男女間の偏った思考である。
親が子を傷つけ、親の価値観が子を育てる。
その結果、浜真千代のように誰も信じず、人を操り過去の自分を傷つけた世の中に復讐する人間が生まれる。
架乃のような不安定で「性」そのものを嫌悪する人間が生まれる。
小諸成太郎のような、女という生き物を所有物のように扱う悪徳弁護士が生まれる。
どうしたらこの連鎖を断ち切れるのか。
法律というものの真っ当な使い方は、
「感情」と「ルール」をうまく使いこなすことなのか。
シリーズもの特有の面白いさもありながら
人の価値観をうまく揺さぶる名作でした。
あと二作品、早急に読みます。
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小説・文芸
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