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出家への道 苦の果てに出逢ったタイ仏教
直木賞作家である著者は、自らの才能に対する疑いと不安、楽な方へと流れてしまう性ゆえに、仕事に行きづまり、経済的にも困窮。逃げ出すようにしてタイへ移住する。仏教の国・タイで目にしたのは、毎朝の托鉢風景。俗世への執着を断った修行僧と、彼らに食物を捧げる人々の満ち足りた表情を眺めているうち、著者は、我欲に流され、愚行を重ねてきた己の人生の清算のために、一つの決心をするのだった――「人生の敗退者」が、ブッダの教えに導かれ、新たな道を歩み始めるまでを綴った感動の記録。 -
出世する男はなぜセックスが上手いのか?
決断力がある、時間の使い方が上手い、欲望が強い、他人のために行動する、努力を惜しまない――仕事で成功を収める鉄則は、そのまま女を悦ばせる秘訣でもあった! 女性の官能を最大限に高める“スローセックス”を啓蒙する著者が、仕事とセックスに通底する勝者の法則を解説。愛撫は「触りたいから触る」のではなく目的意識を持ってする、セックスに起承転結のシナリオを用意するなど具体的ノウハウを満載し、性技の道を極める一冊。 -
出世する人の英語 アメリカ人の論理と思考習慣
ある程度の英語力があるのに、外資系企業で上司や同僚、クライアントとのコミュニケーションがうまくとれず、苦労している日本人は少なくない。「それはアメリカ人特有の考え方や思考の癖を理解していないから」と著者は言う。日本人が思うアメリカ人像と、実際のアメリカ人はかなり乖離しており、それに気づくのが遅くて出世できない日本人が非常に多いのだ。「アメリカ人は『発言すること=貢献』と思っている」「アメリカ人は日本人より時間に厳格! 」「アメリカ人に『ちょっとご挨拶に……』は通じない」等々、日本人が知らない「本当のアメリカ人」がわかるだけでなく、出世に有利な使える英語も身につく一冊。 -
昭和45年11月25日 三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃
昭和45年11月25日、三島由紀夫、自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹、介錯される――。一人の作家がクーデターに失敗し自決したにすぎないあの日、何故あれほど日本全体が動揺し、以後多くの人が事件を饒舌に語り記したか。そして今なお真相と意味が静かに問われている。文壇、演劇・映画界、政界、マスコミの百数十人の事件当日の記録を丹念に拾い、時系列で再構築し、日本人の無意識なる変化をあぶり出した新しいノンフィクション。 -
職業としてのAV女優
業界の低迷で、100万円も珍しくなかった最盛期の日当は、現在は3万円以下というケースもあるAV女優の仕事。それでも自ら志願する女性は増える一方だ。かつては、「早く足を洗いたい」女性が大半だったが、現在は「長く続けたい」とみな願っている。収入よりも、誰かに必要とされ、褒められることが生きがいになっているからだ。カラダを売る仕事は、なぜ普通の女性が選択する普通の仕事になったのか? 長年、女優へのインタビューを続ける著者が収入、労働環境、意識の変化をレポート。求人誌に載らない職業案内。 -
知らないと後悔する 日本が侵攻される日
2027年、日本がウクライナになる――。決して脅しではない。習近平国家主席が4期目を決めるこの年に、世界は大きく動くことになるだろう。ロシア、中国、北朝鮮に囲まれた我が国の危険性は、日増しに高まるばかりである。ロシアはなぜ北方領土を手放さないのか、中国が尖閣を執拗に欲しがる背景、北朝鮮のミサイル発射の脅威……。AIや衛星が主流の現代の戦争においては、海は陸地化しており、島国は安全という理屈も通用しない。元自衛官で「戦場を知る政治家」である著者が指摘する日本防衛の落とし穴。 -
シリコンバレーで結果を出す人は何を勉強しているのか
シリコンバレーにはビジネスで成功し、億万長者になる人が世界一多いといわれる。14年前に日本から移住し、多くの成功者を観察してきた著者はその理由を「彼らが有機的に学んでいるからだ」という。大学までは熱心に勉強するが、社会人になった途端学ばなくなる日本人に対し、シリコンバレーの成功者は「学び」をやめない。社会人になってからも知識・情報をインプットし続け、新しい体験による生きた勉強をし、付加価値を高めていく。20~50代までの年代ごとに必要な勉強とは? 成功のために絶対不可欠な体験とは? シリコンバレー流の学び方を身につければ、生涯現役まちがいなし! -
真贋力 金閣寺・銀閣寺住職が教える目利きの力
デマや詐欺、文書の改竄、フェイクニュースに溢れる現代社会で、もっとも必要とされるのが本物/偽物を見抜く力=真贋力だ。拡散されている情報は本当に真実か、取引相手は信用に足る人物か――社会の情報化が、かえって真贋を見極めることの難しさに拍車をかけている。相国寺・金閣寺・銀閣寺住職である著者は、幼い頃から書画や骨董に親しみ、国宝や重要文化財を多数収蔵する美術館を開いた目利きの達人としても知られている。ローマ教皇フランシスコをはじめとする「真実の人」との出会いや、禅で最重要視される「体験」を通して培われた鋭い真贋力は、現代の私たちに迷いなく生き抜く術を教えてくれる。 -
新宿・歌舞伎町 人はなぜ<夜の街>を求めるのか
元カリスマホストの歌舞伎町・名物経営者が描き出す 「人間をすべて飲み込む街」の知られざる姿 挫折も、孤独も、欲望も、 人間のすべてを飲み込む――。 〇新型コロナ感染をめぐる新宿区長とホストクラブの連携 〇渋谷で暴動が起きて、新宿では起きない理由 〇歌舞伎町にはわかりすく、美味しいお店がなぜないのか 〇出自を問わず、源氏名で生きるから、誰がどこの国の人間か気にしない 〇歌舞伎町で長く働くと人に頼ることの大切さを覚える 〇誰もがいつか歌舞伎町に救われるかもしれない 戦後、新宿駅周辺の闇市からあぶれた人々を受け止めた歌舞伎町は、アジア最大の歓楽街へと発展した。黒服のホストやしつこい客引きが跋扈し、あやしい風俗店が並ぶ不夜城は、コロナ禍では感染の震源地として攻撃の対象となった。しかし、この街ほど、懐の深い場所はない。職業も年齢も国籍も問わず、お金がない人も、居場所がない人も、誰の、どんな過去もすべて受け入れるのだ。十九歳でホストとして飛び込んで以来、カリスマホスト、経営者として二十三年間歌舞伎町で生きる著者が<夜の街>の倫理と醍醐味を明かす。 -
真説 豊臣兄弟とその一族
通説を打破! たった二代で滅びた栄華と衰退の真相 農民から大出世を遂げた天下人として知られる豊臣秀吉。 しかし、彼とその一族の実像は、驚くほど謎に満ちている。 本書は、貧しい百姓出身説の真偽、人たらし神話が生まれた本当の理由、右腕として活躍した秀長の裏の顔、ねねと淀殿の不仲説、秀次事件に隠された真実など、豊臣家にまつわる定説を、最新研究をもとに徹底検証。 さらには、朝鮮出兵の誤算、大坂の陣の舞台裏などの歴史的事件の真相にも迫る。 豊臣家の知られざる姿を暴きつつ、「なぜ天下を極めた一族が、たった二代で滅んだのか?」という問いに答える1冊。 -
<新版> 相続はおそろしい
「相続」の恐怖が、さらに多くの人を襲う――。2015年1月1日より相続税が大幅に増税。妻と子供二人で夫の財産を相続する場合、税金のかからなかった8000万円というこれまでのラインが、4800万円まで下がる。4%しかいなかった対象者は40%まで広がる試算もある。加えて、人間の本性がむき出しになる遺産分割も避けられない。不動産を兄弟の共有名義にしたことで始まる悲劇、親の死後に判明した異母兄弟との争い、子供がいない夫婦の末路――。生前の準備不足が兄弟姉妹を絶縁へと追い込む。会計のプロが増税のポイントと争いを生まない相続の基本を指南。 -
「自分が嫌い」という病
「自分嫌い」こそ 不幸の最大の原因。 心のゆがみを直す 8の処方せん 「自分を好きになれない」と悩む人は多い。こうした自己否定の感情は、なぜ生まれてしまうのか。 その原因は幼少期の育ち方にあると精神科医である著者は指摘する。 親から気まぐれに叱られたり、理不尽にキレられたりすると、子どもは「自分は尊重され るに値しない」と思い込むようになる。その結果、自信を持てず、人間関係にも苦しみやすい。 では、この悪循環から抜け出すにはどうすればよいのか。 本書では、自分を傷つけた親への怒りを認め、心のもやもやを解消するための具体的な方法を解説。自信を持って生きられるヒントが詰まった一冊。 -
自分の頭で考える日本の論点
玉石混淆の情報があふれ、専門家の間でも意見が分かれる問題ばかりの現代社会。 これらを自分で判断し、悔いのない選択ができるようになるには、どうしたらいいのか。 ベンチャー企業の創業者であり大学学長、そして無類の読書家である著者が、 私たちが直面する重要な22の論点を解説しながら、 自分はどう判断するかの思考プロセスを開陳。 先の見えない時代を生きるのに役立つ知識が身につき、 本物の思考力も鍛えられる、一石二鳥の書。 議論百出の22論点。あなたはどう考えますか。 ◇日本の新型コロナウイルス対応は適切だったか ◇新型コロナ禍でグローバリズムは衰退するのか ◇日本人は働き方を変えるべきか ◇気候危機(地球温暖化)は本当に進んでいるのか ◇憲法9条は改正すべきか ◇安楽死を認めるべきか ◇日本社会のLGBTQへの対応は十分か ◇ネット言論は規制すべきか ◇少子化は問題か ◇日本は移民・難民をもっと受けれるべきか ◇日本はこのままアメリカの「核の傘」の下にいていいのか ◇人間の仕事はAIに奪われるのか ◇生活保護とベーシックインカム、貧困対策はどちらがいいのか ◇がんは早期発見・治療すべきか、放置がいいのか ◇経済成長は必要なのか ◇自由貿易はよくないのか ◇投資はしたほうがいいか、貯蓄でいいか ◇日本の大学教育は世界で通用しないのか ◇公的年金保険は破綻するのか ◇財政赤字は解消すべきか ◇民主主義は優れた制度か ◇海外留学はしたほうがいいのか 付録・自分の頭で考えるための10のヒント -
十一代目團十郎と六代目歌右衛門 悲劇の「神」と孤高の「女帝」
戦後、大衆からの絶大な人気を誇り、市川宗家の名跡のもとで劇界を背負う宿命を負った名優、十一代目團十郎。妖艶な美貌と才芸を武器に、人間国宝、文化勲章などの権威を次々手にして這い上がった不世出の女形、六代目歌右衛門。立場の異なる二人が一つの頂点を目指したとき、歌舞伎界は未曾有の変革を孕んだ――。華やかな舞台の裏に潜む、人間の野望と嫉妬、冷徹な権謀術数の数々。最大のタブーの封印がいま解かれる。 -
重力波とは何か アインシュタインが奏でる宇宙からのメロディー
祝・ノーベル賞受賞! 重力波は、1916年にアインシュタインが存在を予言。 彼の数々の予言のうち、最後まで残った宿題「重力波」を、 2016年に世界で初めて観測したアメリカの観測施設LIGOのメンバーが 2017年のノーベル物理学賞を受賞した。 そのLIGOプロジェクトで、かつて「ノイズハンター」として名を馳せたのが、 現在は日本の観測施設KAGRAの中心メンバーとして活躍する川村静児氏。 受賞者のひとりレイナー・ワイス博士は、受賞後のインタビューで 「川村氏の存在なしに受賞はあり得なかった。 彼は最高の科学者であり、実験者」と、川村氏の功績を称えている。 本書では川村氏が「重力波天文学」の世界をやさしくエキサイティングに解説。 重力波をとおして宇宙誕生の謎に迫る、決定版の入門書である。 -
寿命が尽きる2年前
2年後に死ぬとわかったら、あなたは何を想うでしょう。この時点で〝いつまでも元気で長生き〟という理想の選択肢は失くなります。だが、うろたえ、嘆き続けるわけにもいかない。たった一度の人生を終えるのです。もっと大事なことがあるはずです。人はみな自分の寿命を生きる。そもそも寿命とは何か。戦後一貫して日本人の平均寿命は延びている。自分の寿命はどこまで延ばせるか。「死を受け入れるのはむずかしい」と人は言うが、その達人はいるのか、楽な方法はあるのか。悔いなき人生をまっとうするには? -
浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 仏教宗派の謎
日本の仏教はさまざまな宗派に分かれており教義や実践方法が大きく異なる。にもかかわらず多くの人、とくに地方から都会に出て菩提寺とのつきあいを絶った人は関心を持たない。だが親や親戚の葬儀を営む段になって途端に宗派を気にするようになる。家の宗旨に合った僧侶を導師として呼ばねばならないからだ。そこで初めて「うちは◯◯宗だったのか」と知る。そもそも宗派とは何か。歴史上どのように生まれたのか。本書は、日本の主な仏教宗派を取り上げ、その特徴、宗祖の思想、教団の歩み、さらに他宗派との関係、社会的影響をわかりやすく解説した話題作。 -
「女性天皇」の成立
古来、女性天皇は推古(第33代)以下、皇極(35代)=斉明(重祚37代)、持統(41代)、元明(43代)、元正(44代)、孝謙(46代)=称徳(重祚48代)、明正(109代)、後桜町(117代)天皇の10代8人。とくに古代では、強烈な存在感を放つ。女性君主を徹底的に排除するシナとは異なり、日本の皇統は男女双系(父方母方両系)で、女性の地位が高かった。だが令和の現在、皇室典範改正の停滞から大きな可能性が閉ざされ、政府は女性・女系天皇の議論すらせず、安定的な皇位継承の実現を放棄している。もっとも象徴的な国柄である天皇および皇室と日本の未来があぶない。 -
女流官能小説の書き方
今や官能小説は、女性が書いて、女性が読む時代。だが、男性と違って女性読者はセックス場面だけでは満足しない。そこに至るまでのストーリーと心理描写に納得したいのだ。では、それはどう書けばよいのか?官能と普通の小説の違い(男女の興奮の差、フェチ描写等)から、種類(不倫、SM、近親相姦、熟女の手ほどき、時代もの等)、書き方(登場人物、舞台、展開、濡れ場、心理描写、小道具、表現&用語等)、作家になる方法までを徹底伝授。官能小説の第一人者による小説指南。 -
人生で本当に大切なこと
最初から何もかもがうまくいく人なんていない。失敗したり挫折したり、時に不安で眠れなくなったり……。野球とサッカーで日本を代表する二人は、そんなときをいかに乗り越えてきたのか。「成長のためには怒りや悔しさを抑えるな」「人生は『3歩進んで2歩下がる』の繰り返し」「選択に迷ったら難しいほうを選べ」「小さいことに手を抜くと運が逃げる」「欠点には目をつぶり長所を伸ばせ」等々、プレッシャーに打ち克ち、結果を残してきた裏には、共通する信念があった。実は順風満帆に進んできたわけではない二人が、人生の「試練」の意味を問う。 -
人生の勝者は捨てている
「会社」「家族」「人間関係」……イヤなものは捨てていい 笑顔・自信・真の友、「捨てる」だけで、こんなに幸せが増える 健康で幸せに生きるたった一つの方法は「捨てる」こと。人生の真の勝者とは、地位や名誉を得た人ではなく、際限なき欲望や世間体、嫌いな人とのかかわりを捨てられた人である。それができれば、笑顔が増えて自信もつき、人生は好転していく。本書では、「やりたいことの優先順位をつける」「自分の心のうちを紙にどんどん書いてみる」など、捨てられない人のための具体的な心の整理法を紹介する。「他人よりも先に自分が幸せになるための努力をしなさい」をはじめ、著者の厳しくも優しい助言があふれる救済の書 -
人生の目的
妻に蒸発され、小学生の息子二人を抱えてまじめに働いていた父親が、「疲れた」といって子供たちと心中した。父親のズボンのポケットには10円銅貨一枚、子供の手帳には「おかあさんもじ国(地獄)へ行け」と書かれていた。四十数年前にあった悲惨な事件だが、なんともいえないリアルさと、自分の胸に指を突きつけられる思いが今もする。お金も家族も健康も、支えにもなるが苦悩にもなる。人生はそもそも思うにままならぬもの。ならば私たちは何のために生きるのか――。人々に寄り添うその深い洞察が大反響を呼んだ衝撃の人生論。時代が変わる今、再読したい心の羅針盤。 -
人生は70代で決まる
52歳でブレイクし、中高年の老いをネタに毒を吐いてきた漫談家も70代に突入。我が身の老いに直面するも、それすら「笑い」に昇華し、「できないことが増える毎日に孤軍奮闘。忙しくて寝る暇もない」と笑い飛ばす。人間観察を趣味としてきた著者は、長年、中高年を見続けてきた経験から「人生は70代で決まる」と断言する。その根拠は何なのか? 笑いの中に「老い」の知恵をちりばめた抱腹絶倒の一冊。 -
数学の言葉で世界を見たら
考える力・創造する力が育つ AIとも仲良くできる 数学は、君が幸せに生きていくための、魔法の言葉だ! 数学ぎらいなんてもったいない! 数学は単なる計算の道具じゃない。数学を学ぶのは言葉を学ぶのと同じ。 日本語や英語では表すことができないぐらい、シンプルに正確に物事を表現するために作られた言葉だから、数学がわかれば、世界の理解が深まる。 さらに「自分の頭で考える力」「物事の本質を捉える力」「新しい価値を創造する力」も、身につけることができるんだ――足し算・引き算など基礎の基礎から、確率・関数など日常生活で役立つ話、無限世界の驚く話、美しい「式」や「形」の話まで、楽しみながら学べる数学入門。 -
すごい畑のすごい土 無農薬・無肥料・自然栽培の生態学
農薬使用を前提に品種改良された日本のリンゴを、農薬も肥料も使わずにつくる方法を見つけた農家・木村秋則。彼の畑には、通常の1.5倍から2倍の微生物が生息するため土は肥え、伸び放題の草にすみ着く多種多様な昆虫類が害虫の大量発生を抑えている。また、リンゴ自体の免疫機能が高く、病気に対する耐性も強い。木村の畑を研究する学者が、「奇跡のリンゴ」を生み出した「自然栽培」の驚異のメカニズムを分かりやすく解説。 -
ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術
うつの患者は百万人以上いるが、実はその多くは「適応障害」である。環境の変化になじめなかったり、対人関係がうまくいかずに生じる心のトラブルで、自信や意欲がなくなったり、体調不良、不登校、出社困難、依存症などの問題として表れる。過敏な人だけでなく、人一倍前向きな人もかかる、もっとも身近な精神疾患だ。「うつ病」と誤診されて治療すると余計に悪化し、長引く場合も。ではどうすれば改善するのか? どうにもならない問題や悩みを抱え込んだとき、いかに対処すればいいのか。すぐに実践できる方法を、百戦錬磨の専門医がわかりやすく紹介。 -
スピリチュアルにハマる人、ハマらない人
いまスピリチュアルが大ブーム。「守護霊」「前世」「魂」の話題は、オウム真理教事件で徹底的に懲りたはずなのに、いままた軽く明るく普通に語られるようになったのはどうしてなのか? そこには「人は死んでも生き返る」と信じる人たちの増加、「科学のお墨付き」を売りにした「脳トレ」「健康食品」ブーム、「自分の幸せ」だけが大事な内向き志向などとの隠れた共通点があった――。占い、パワースポット、神社仏閣めぐりなど、ブームの深層にひそむ、日本人のメンタリティの変化を解き明かす。 -
すべての不調は呼吸が原因
階段を上ると息切れする、ちょっとしたことですぐ咳込んでしまう、肺に十分な空気が入ってこない感じがする……。こうした呼吸の乱れを、年齢のせいと放置してはいけない。呼吸は1日約2万回。その質が悪いと、体を動かす力がなくなるばかりか、免疫力が低下して各臓器の働きが鈍化するなど、すべての不調の原因になるからだ。「浅くて速い」呼吸が不安やイライラを引き起こすなど、感情の動きにも影響していることも新たにわかった。本書では最新の医学的知見をもとに、「呼吸の力」を鍛えて心身の不調を撃退するメソッドを徹底解説。呼吸が変わるだけで体も変わる! -
ずっと幸せなら本なんて読まなかった 人生の悩み・苦しみに効く名作33
寄り添う。見守る。救う。裏切らない。それが本なんです! いつも幸せだったら本など読まずに生きていけるけど、残念ながら、一ミリの退屈も苦痛も後悔もない人生などない! つらいときこそ、本は寄り添い、解決法も教えてくれる。だからこそ、人生に読書は不可欠なのだ。 本書では、古今の名作から、「悔しいとき」「仕事に行きたくないとき」「孤独を感じたとき」などの“症状”別に、小説、漫画、エッセイなど33作を独自の目線でセレクト。 あなたを救う作品はどれだ? 心が整い、読書時間が愛おしくなる一冊。 (本書は、2019年に刊行された『人生おたすけ処方本』を改題したものです) -
ずば抜けた結果の投資のプロだけが気づいていること 「すごい会社」の見つけ方
国内中小型株式部門において、2017年までの6年連続で「最優秀ファンド賞」「優秀ファンド賞」を受賞し、過去1年間のファンドの運用実績が年44・3%という驚異の成績を誇るシニア・ファンドマネジャー。「勝ち続けることは不可能に近い」といわれる株の世界で好成績を上げる陰には、年間900回以上も会社を面談するなど、徹底した企業調査で優良中堅企業を探り当てる眼力があった。著者独自の「すごい会社」の見つけ方とは? 投資の本質だけでなく、中堅企業の目の付けどころまでが具体的にわかる、「株で失敗したくない人」必読の書。 -
精神科医は腹の底で何を考えているか
精神科医とはどんな人たちなんだろうか。人の心を治療する医者だから、人の心の闇を知り精神の歪みにも精通し、人格的にも高い成長を遂げているはず。だが本当はどうなのか。テレビに出てくるあの人はあやしくないか。臨床体験豊富で熟練の精神科医である著者が、エクソシスト医師、無責任医師、赤ひげ医師、新興宗教の教祖的医師、タレント医師、世間知らず医師などなど累計100名を、裏も表も建前も本音もすべてリアルに描き尽くす。 -
性犯罪者の頭の中
平成24年、警察に届けられた強姦は1240件、強制わいせつは7263件。だが実際の被害は約10倍とも言われる。性犯罪者は「外見も気持ち悪い人」と思われがちだが、実は身なりも会話も普通で結婚しているケースも多い。そんな彼らはなぜ性犯罪をし続けるのか? 「強姦するたびに自分がレベルアップしていく感覚があった」と十数件の性犯罪を繰り返す者もいれば、性犯罪をやめられない自分を苦に自殺する者もいる。共通するのは日常生活での“満たされなさ”。その感情がどう変化していくのか。彼らを性犯罪へと駆り立てる心の闇を赤裸々に綴った一冊。 -
生命保険はヒドい。騙しだ
日本の生命保険は客(契約者)の取り分(利益)が欧米に比べてものすごく小さいという話を聞いたのは、今から15年ほど前だった。しかし私はこの話を真に受けなかった。自分の生命保険の見直し時期が来て、「これまでの掛け金(保険料)の3倍の16万円を毎月お支払いください」と保険会社に言われるまでは。この25年間、毎月5万6000円を払い続け、ほとんど何も貰えない。保険料が払えなくなれば、払い込んだお金はほぼパーだ。一体、保険とは何なのか。その仕組みと、保険会社のいいようにされてきた経緯を詳らかにした“実録・私がバカでした”読本。 -
世界でいちばん石器時代に近い国パプアニューギニア
日本から飛行機で約6時間半、オーストラリアの少し北に位置するパプアニューギニアでは、現代人が想像もできない世界が繰り広げられている。たとえば黒魔術。2013年には20歳の若い母親が裸にされて火をつけられる「魔女焼き殺し事件」がニュースとなったが、復讐や呪いなどの呪術がいまだに存在している。一方で、お金として貝殻が使われていたり、親族の頭蓋骨に化粧を施して一緒に暮らしたり、祖先がカマキリだと信じている村もあるなど、思わず笑ってしまう文化も息づいている。日本人の常識が根底から覆されながらも、人間として大切なことに気づかせてくれる一冊。 -
世界はこのままイスラーム化するのか
移民、難民、驚異の人口増加率で2030年、22億人に なぜイスラーム教徒だけが増え続けるのか? 近代以降、世界は先進国のキリスト教文化圏の価値観で回ってきた。それが今、資本主義システムへの不信感と共に、根底から揺らいでいる。実際、ヨーロッパではクリスチャンの教会離れが深刻化し、キリスト教は衰退の兆しを見せている。そこに、ムスリムの人口増加、移民・難民流出問題が加わり、イスラームは相対的にその存在感を増している。テロや紛争、移民の労働問題に苦悩しつつも、先進国がイスラームに魅せられる理由は何か。比較宗教学の島田裕巳が、世界屈指のイスラーム学者かつムスリムの中田考と激論。日本人だけが知らないイスラームの真実と未来とは。 「Yes, イスラーム!」 世界はキリスト教の嘘と欺瞞に、もうウンザリ ■ 雪崩を打ったように欧州へ押しかけるシリア他からのムスリム移民・難民 ■ 移民に対して不満が募る一方で、ドイツ、イギリス、北欧では、教会税を払いたくないと教会を離れる人が続出 ■ イギリスでは、日曜日に教会へ通うキリスト教徒は1割以下に ■ 人手不足で、ムスリム移民労働者に頼りつつある欧米諸国 ■ ムスリムになるには「アッラー(神)以外のものに従わない」と誓うだけでいいという意外な手軽さ ■ イスラーム女性との結婚で、改宗・入信する男性が増加 ■ イスラームの魅力は、「合理的」「嘘がない」「上下関係がない」 -
セックス依存症
不倫スキャンダルはなぜ繰り返されるのか? 彼らは「性欲モンスター」ではない! セックスでしか満たされない人たちの実態とは。 □性的な思考や行動をしているとリラックスできる □不安や孤独感をやわらげるためにセックスすることがある □セックスの後、罪悪感や自責の念を抱いて落ち込む □性的行動に時間をとられ、家族や友人をおろそかにしている □最近、性的行動のせいで集中力や仕事の能率が落ちている □性的関係を持つ相手を次から次へと変えている □性的行動を隠すため、噓をつくことがよくある ……ひとつでもあてはまったら要注意! 不倫を繰り返して離婚、風俗通いで多額の借金、職場のトイレでの自慰行為がバレて解雇……度重なる損失を被りながらも、強迫的な性行動を繰り返してしまうセックス依存症。#MeTooムーブメントの引き金となった映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインも治療を受け、最近ではお笑いコンビ、アンジャッシュ・渡部建さんの不倫スキャンダルでも「セックス依存症では」?と憶測が流れた。 「セックス中毒」「性欲の強い変態」などと偏見を持たれがちだが、実は性欲だけの問題ではない。脳の報酬系に機能不全が生じて「やめたくてもやめられない」状態に陥ることに加え、相手への支配欲や満たされない承認欲求、過去の性被害や刷り込まれた性的嫌悪、「経験人数が多いほうが偉い」といった〈男らしさの呪い〉などが深く関わっているのだ。 2000人以上の性依存症者と向き合ってきた専門家が、実例をもとにセックス依存症の実態に迫るとともに、専門機関での治療や、ほとんど知られていない自助グループでの回復へ向けた取り組みを紹介。さらに性依存症の背景にある「男尊女卑」「性欲原因論」「家庭での性教育」といった社会問題を解き明かす。AV男優・森林原人氏との対談も収録。 -
せつない京都
雅で煌びやかな反面、寂しさや侘しさを内包している京都――。平清盛に心変わりされた祇王が出家した「祇王寺」、愛する男と生きるためすべてを捨てた遊女の眠る「常照寺」ほか、千二百年の歴史を持つ都には、悲話の残る小さな寺社が多い。また、朝陽に照らされた東寺五重塔、大覚寺大沢池の水面に映る景色、野宮神社の“黒い”鳥居など、街中で、ふと足を止めて見入ってしまう物悲しい光景にもたびたび出会う。綺麗、楽しい、美味しいだけじゃない、センチメンタルな古都を味わう、上級者のための京都たそがれ案内。 -
戦国武家の死生観 なぜ切腹するのか
破天荒な、戦国日本人のリアル エミー賞「SHOGUN 将軍」 時代考証家・衝撃の一冊 戦国時代の武士たちは、刹那的で激しく、常に死と隣り合わせで生きていた。 合戦での討死は名誉とされ、主君の死や敗戦の際には、ためらうことなく自ら切腹を選んでいる。命より家の将来や社会的立場を重んじ、死を〝生の完成形〟と捉える死生観が、その覚悟を支えていたのだ。 こうした戦国独特の価値観を古文書から読み解き、その知見をドラマ『SHOGUN 将軍』の時代考証に存分に活かした歴史学者が、戦国武士の生きざまを徹底検証。 忠義と裏切り、芸術と暴力――相反する価値観の狭間で気高く生きた兵たちの精神世界を、鮮烈に描き出す一冊。 -
戦争する国の道徳 安保・沖縄・福島
国民を舐めきった政治家に、激怒せよ! もはや日本に道徳はなく、損得しかないのか!? 今、つくりだすべき倫理とは? 日本は戦争する国になった。これは怒(いか)ることを忘れ、日米安保に甘えた国民の責任だ。安保法制化も、沖縄県民だけに押し付けてきた米軍基地の問題も、当事者以外の意見を封じる福島の原発問題も背景にあるのは、怒りや苦しみによる連帯ができず、すべて他人事(ひとごと)として受け流す日本人の感情の劣化だ。しかし、今度こそ怒らねば、そして怒りつづけねばならない。戦争する現実を直視しつつ、舐めた政治家たちに恐怖を与えねばならない。この危機に、かつて罵り合った小林よしのり氏と宮台真司氏、さらには東浩紀氏という日本を代表する論客三人が集(つど)い怒り合った。暴走する権力を阻止し、共闘することを誓った一冊。 感情を抑えるな! 絶望に囚われるな! 〇日本を変えるにはときには政治家へのテロしかない場合もある 〇国民国家間の戦争は本当にありえるのか 〇インターネットが持っていた連帯の可能性もいまは消えた 〇かつては日本が戦争を仕掛けたという事実を水に流していけない 〇「崩れた民主主義」の行きつく先 〇保守でも革新でもない、新しい日本像をつくる -
千年たっても変わらない人間の本質 日本古典に学ぶ知恵と勇気
実は性格が悪かった『竹取物語』のかぐや姫。夫への独占欲と嫉妬心にもがき苦しんだ『蜻蛉日記』の作者。華やかな女性遍歴ののち、人間の業に苦しみ、中年男性として成熟していく光源氏。『大鏡』が描く、胆力があり薄情な権力者・藤原道長。「どのみち死ぬなら、やってみる」というチャレンジ精神を思い起こさせてくれる『今昔物語集』の人々。人間の姿を生き生きと描き、千年たってもまったく色褪せることのない平安時代の文学作品は、現代の私たちに役立つ知恵と勇気の宝庫だ! 今をよく生きるための古典文学入門。 -
「せん妄」を知らない医者たち
「せん妄」という、薬の副作用に苦しめられる高齢者、続出! もし、あなたが同じ医者から5種類以上の薬を処方されて飲んでいたら、医者を変えた方がいい。 なぜなら、複数の薬を飲むことによる恐ろしい副作用があるからだ。例えば、頭がぼんやりしたり、幻覚に襲われたりする「せん妄」がその一つ。 他にも「とりあえず検査を」と言う医者や、検査結果だけをみて実際の体調を考慮しない医者も避けるべきだ。 本書では高齢者医療の専門家が、医者の見極め方や病院のかかり方、筋肉や気力を維持するための生活習慣を具体的に解説。好きなことをしながら大往生したい高齢者、必読の書。 -
専門医が教える新型コロナ・感染症の本当の話
新型コロナ感染症の日本上陸直後から最前線で治療にあたる感染症専門医が、 自身の現場での経験と最新の科学データをもとにやさしく解説。 症状はどんな経過をたどり、どんな治療が行われるのか。 他の感染症と比べてどんなところが怖く厄介か。 感染はどうしたら防げるか。 ワクチンはどのぐらい有効なのか。 そもそも感染症とは何か。 新型コロナの正体と対処法を正しく知ってコロナ禍を乗り切り、 次のパンデミックに備えるための知識も身につく、必読の教科書。 第1章 感染症とは何か 第2章 日常のなかの感染症 第3章 次々と発生する新興感染症 第4章 新型コロナウイルス感染症とはどんな病気か 第5章 感染はどうしたら防げるか 第6章 社会問題としての新型コロナ 第7章 SNS時代の感染症 終章 次のパンデミックに備える *本書は、書き下ろし原稿に「Yahoo! ニュース 個人」の記事を加筆・修正したものを加えて構成しています -
絶景温泉100
北は雪山を180度のパノラマで楽しめる十勝岳温泉(北海道)から、南は日本最南端にキラキラ輝くシギラ黄金温泉(沖縄)まで。 さらには、標高2150mの日本最高所に湧く山の秘湯「本沢温泉」(長野県)から、170mの谷底に湧く四国一の名湯・祖谷温泉(徳島)まで……。 日本全国3500以上の温泉に入浴してきた温泉博士が、6つ(海、山、川・湖、露天、内湯、温泉街)のジャンルに分けて100の「絶景温泉」を厳選。景観と温泉(温泉地)の魅力を詳述する。 -
葬式格差
札幌市0円、千葉市6000円、名古屋市5000円、大阪市1万円なのに、東京23区民だけが5万9000円のバカ高い火葬代を払っている。これに東京人は気づいていない。なぜか? 他にも東日本では遺族が遺骨をすべて引き取らねばならないが西日本では4分の1から3分の1程度しか引き取らなくてもいい。ゆえに骨壺の大きさがかなり違う。かように葬り方は地域差が大きく大半の日本人は他所を知らない。葬式自体がどんどん減少し、おかしな葬儀、ロボット僧侶、誰も参らない墓が出現する現代、「格差」をキーワードに日本人の葬り方を考察した。