作品一覧

  • 罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書)
    3.9
    高い自殺率、縮む給与差、育たぬ後任、辞めていく女性と若手――、日本の管理職の異常な「罰ゲーム化」をデータで示し、解決策を提案する。「管理職の活性化」に悩む経営層にも、現場の管理職にも役立つ、知恵とヒントに溢れた1冊。
  • リスキリングは経営課題~日本企業の「学びとキャリア」考~
    4.0
    1巻1,012円 (税込)
    「リスキリング」とは、業務上の知識や技術を新しく獲得すること、そしてそれを企業が従業員に促進することである。しかし日本の社会人のほとんどは、学びへの意欲が極めて低い。統計的にも、大人が世界一学ばない国である。これは決して個人の「やる気」不足のせいではなく、日本企業の働き方やキャリアの「仕組み」に起因するのだ。調査データや学術知見を基に、日本企業がリスキリングを通じて生まれ変わる方法を提言する。
  • 早期退職時代のサバイバル術
    3.3
    1巻1,024円 (税込)
    コロナ禍で早期退職の募集が急増している。対象は3年連続で1万人を超え、リーマンショック後に次ぐ高水準だ。業績良好な企業の「黒字リストラ」も少なくない。長年尽くした会社から突然、戦力外通告を突きつけられ、会社に残れば「働かないおじさん」と後ろ指を指される。なぜキャリアを積んだ中高年がこんなに邪魔者扱いされるのか。転職すべきか、留まるべきか、どう変わればいいのか。制度疲労を起こしている「日本型雇用」の問題を浮き彫りにしながら、大リストラ時代を生き残る術を示す。
  • 働くみんなの必修講義 転職学 人生が豊かになる科学的なキャリア行動とは
    4.2
    日本の人材開発研究の第一人者が12,000人の大規模調査を駆使して編み上げた、「一億総転職時代」最高のテキストが誕生! ・巷に溢れる「転職本」のいったい何が問題なのか? ・「マッチング思考」ではなく「ラーニング思考」の転職とは? ・圧倒的な効果を生み出す「アンラーニング」のすごさ ・「ミドルの転職」の結果を大きく分けるポイントはこれだ…… いま転職を考えている社会人はもちろん、これから社会に出る学生、悩める中高年ミドルまで、これからの働き方と日本社会を考えるうえで、全日本人必読の一冊。

ユーザーレビュー

  • 働くみんなの必修講義 転職学 人生が豊かになる科学的なキャリア行動とは

    Posted by ブクログ

    これまでの社会人の経験を振り返るための手がかりとして、本書を再読した。以下は気づいた点のメモ。

    本書は、日本社会における転職を、感情的判断や偶発的出来事としてではなく、データと行動科学に基づいた体系的な現象として捉え直す試みである。その出発点として、著者らは日本の転職観に潜む「隠れた前提」に着目する。すなわち、本人が自分の志向や能力を正確に理解していること、その自己像が短期間では変化しないこと、企業や仕事の実態を求職者が十分に理解していること、企業と仕事が安定的に維持されること、そして両者が変化せずに相互に適合する機会を得られるという前提である(p.40)。しかし現実には、人も組織も常に変化

    0
    2025年11月11日
  • 罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    まるで自社のことを言われてるかと思うかのような著書だった。特に管理職と社員とに意識や行動のギャップがある組織は要注意かもしれない。弊社でも本社組織は社員がバリバリ回したりするので該当しない部分もあるが、地域に行くと途端に本に書いてある現象が起こっている。
    まだ管理職じゃないが、フォロワーシップアプローチやネットワークアプローチは社員でも積極的に広げることもできるし、負担を下げれる要素に思える。
    というより、柔軟性や余白は一人一人の自発性わ成長に繋がりやすいというのがなんとなく感じた。年下部下ができたので、まずは練習として取り組もうと思う。

    0
    2025年09月21日
  • 罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    よくある持論や自慢話満載の新書ではなく、きちんと論理的かつ構成もきちんと書かれていたので、筆者への信頼感がまず、大きかった。
    自分は管理職を目指してギアをいれるかどうかという年齢。管理職になることで幸せな自分が想像つかないことで、キャリアを悩んでしまいこの本を手に取ることに。
    結論、自分でこのやばい管理職のあり方を変えていこうと思った。


    いくつか心に残ったポイントを記載。


    「逆説的に言えば、「罰ゲーム化」してもまだ管理職のなり手が現れてきているのは、日本社会に残っているこうした大きなジェンダー・ギャップのおかげだ、という言い方もできます。
    つまり、性別役割分業意識を背景に、仕事を通じ

    0
    2025年08月05日
  • 罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    管理職への昇進を望まない若手が多いと言われる中、その現状を様々なデータで分析し、その原因と解決策を説いた話題の一冊。
    本書の冒頭で、マネジャー向けの本は数あれど、管理職の「負荷」問題について、ここまで多角的に議論した本は、この国には存在しない、と明言しているように、内容を特化させた分、刺さる人には刺さる内容だった印象です。
    第1章「理解編」と第2章「解析編」の途中くらいまでは、データをもとに、管理職が何に困っているのかといった内容ですので、よくあるマネジメント本に近いような感覚で読み進めていましたが、管理職のn負担が増大する構造を、人事の対処、現場マネジメント、管理職人材不足の3つが無限ループ

    0
    2025年07月19日
  • 罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    ビジネスパーソンの価値観は多様化しており、「管理職になんてなりたくない」というのも今の時代では普通の意見の一つに思われます。
    こうした意見の背景にある「管理職の『罰ゲーム化』」という根深い問題について、その概観から具体的データ、構造をわかりやすく紐解き、最後にはどのように修正できるのか解説されています。
    示されるアプローチのうち、特にフォロワーシップ・アプローチやワークシェアリング・アプローチには共感する部分も多く、効果的に感じます。
    うまく仕事を任せていくために自身の「仕事のものさし」を柔らかくすることの重要性にも共感。
    管理職以上の方は強くおすすめしたい一冊です。

    0
    2025年05月28日

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