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高い自殺率、縮む給与差、育たぬ後任、辞めていく女性と若手――、日本の管理職の異常な「罰ゲーム化」をデータで示し、解決策を提案する。「管理職の活性化」に悩む経営層にも、現場の管理職にも役立つ、知恵とヒントに溢れた1冊。
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Posted by ブクログ
まるで自社のことを言われてるかと思うかのような著書だった。特に管理職と社員とに意識や行動のギャップがある組織は要注意かもしれない。弊社でも本社組織は社員がバリバリ回したりするので該当しない部分もあるが、地域に行くと途端に本に書いてある現象が起こっている。
まだ管理職じゃないが、フォロワーシップアプローチやネットワークアプローチは社員でも積極的に広げることもできるし、負担を下げれる要素に思える。
というより、柔軟性や余白は一人一人の自発性わ成長に繋がりやすいというのがなんとなく感じた。年下部下ができたので、まずは練習として取り組もうと思う。
Posted by ブクログ
管理職への昇進を望まない若手が多いと言われる中、その現状を様々なデータで分析し、その原因と解決策を説いた話題の一冊。
本書の冒頭で、マネジャー向けの本は数あれど、管理職の「負荷」問題について、ここまで多角的に議論した本は、この国には存在しない、と明言しているように、内容を特化させた分、刺さる人には刺さる内容だった印象です。
第1章「理解編」と第2章「解析編」の途中くらいまでは、データをもとに、管理職が何に困っているのかといった内容ですので、よくあるマネジメント本に近いような感覚で読み進めていましたが、管理職のn負担が増大する構造を、人事の対処、現場マネジメント、管理職人材不足の3つが無限ループを起こしているのがバブル後の日本企業だという指摘は面白いと思いました。
その他、日本の企業と欧米の企業が同じピラミッド構造の組織を形成しながら、管理職が「連結ピン」として機能している欧米型と「入れ子構造」になっている日本型との対比も理解しやすく解説されています。
これまでの雇用環境や仕事の進め方が蓄積されたことにより、いろいろな問題が表出しているため、問題の根深さを感じます。著者は、いろいろな解決策を提言しているわけですが、その大原則として管理職自身の「アクションの過剰」を防ぐことを挙げています。
これも決して簡単なことではありませんが、少しでも「罰ゲーム」を攻略できるよう、そもそも「罰ゲーム」にならないように努力していきたいと思います。
<目次>
第1章 “理解編”管理職の「罰ゲーム化」とは何か
第2章 “解析編”管理職の何がそれほど大変なのか
第3章 “構造編”ここが変だよ、ニッポンの管理職
第4章 “修正編”「罰ゲーム化」の修正法
第5章 “攻略編”「罰ゲーム」をどう生き残るか
終章 結局、管理職になるのは、「得」なのか「損」なのか
Posted by ブクログ
ビジネスパーソンの価値観は多様化しており、「管理職になんてなりたくない」というのも今の時代では普通の意見の一つに思われます。
こうした意見の背景にある「管理職の『罰ゲーム化』」という根深い問題について、その概観から具体的データ、構造をわかりやすく紐解き、最後にはどのように修正できるのか解説されています。
示されるアプローチのうち、特にフォロワーシップ・アプローチやワークシェアリング・アプローチには共感する部分も多く、効果的に感じます。
うまく仕事を任せていくために自身の「仕事のものさし」を柔らかくすることの重要性にも共感。
管理職以上の方は強くおすすめしたい一冊です。
Posted by ブクログ
終章を読んで泣いてしまった。
日本企業の特異な昇進ルールや、ルールに適応できないまま歪な形で運用されてきた成果主義と目標管理評価制度、それにより疲弊する管理職層とロールモデルを見失ってエンゲージメントを低下させる若手の構造について、多くの文献を読者向けにわかりやすく噛み砕き、再構成しながら説明されている。
それだけでも素晴らしいのだけど、終章にかかれた管理職の意義(と私は感じたのですが)に胸が震えました。
与えられる側から与える側になり、後進を育て、託すという気持ち、この気持ちを持てるかどうかが管理職にとって1番大事な能力なのかもしれませんね。
著者は経営畑の人にしては随分とエモーショナルな文章を書くなと思って経歴を拝見したら、社会学の修士でいらっしゃる。なるほどね!
Posted by ブクログ
・管理職が多忙になっている現状に対して、会社側は筋トレ発想で研修を与えスキルアップを促している
・部下にはビクビク系、いうこと聞かない系、先回り系の3つがあり、それぞれのタイプに対してマネジメントをした時にメリットデメリットがある。とくにビクビク系、いうこと聞かない系にマイクロマネジメントをするとかえって仕事が増える悪循環に陥る
・日本の管理職は勝手に参加させられて勝手に降ろされる雑用係である(任用のプロセスの観点で)
・対策として①フォロワーシップアプローチ(メンバーも管理職の立場や必要な素養を知る)②ワークシェアリングアプローチ(権限移譲)③ネットワークアプローチ(社内外で話せる関係を作る)④キャリアアプローチ(昇任プロセスの再構築)がある
・個人的には①が響いた
・目指すべきは積極的に「やらない」上司
・こうあるべき!のレンジを広げて(余白を設けて)部下に任せていく
・まず60点で見せてもらってアドバイスして80-100点を目指させるとかが現実的?
・こうあるべき!のレンジを広げることは管理職が自分自身を責めないためにも重要な作業
Posted by ブクログ
日本の管理職は全員が平等に勝手に候補者として挙げられ、なった後は勝手に降ろされる。世界では管理職候補は最初から絞られている。全員に平等にチャンスを与えるというのが実に日本らしいが、その一方で能力の高い人の意欲がそがれるのもよくわかる。
現代は意欲が低い人が多い。そのことをチャンスととらえ、DNAのランプがともるまでやればよい。現在はコスパと根性の板挟みにあうが、コスパと根性は両立できるだろ?
今の自分を形成している過去の中に、名前も思い出せないような誰かから、送られていたものがある。この世界は贈与でできている的な考えを持てば、なんでもできる。結局は自分の考え方で物事はどーとでもなるんだと思った。
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ビジネス・実用
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