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Posted by ブクログ
とても面白い。知りたいことが書かれている。
患者に寄り添いつつ患者を突き放す。患者に嫌悪感を持ってはいけないが嫌はやっぱり嫌。エレガントな処方と増改築を繰り返したような訳のわからない処方。同じ薬しか処方しない医者、隠し味を加えるような処方をする医者。
そして極めつけは精神科医が望むことは2つ、治るか関係性を断ち切るか。究極のサービス業だと思う。傾聴しているように感じさせつつ、深入りしない。確かにそうしないと医者側が病む。担当医を思い出しながら、とても納得した。
精神科医を受診している人以外にも、誰が読んでも面白いと思う。文章が読みやすく好みなので、他の本も読んでみよう。
Posted by ブクログ
ブログ等を見ると精神科医に対する患者の不満をよくみかける。
俗に言う3分診療などというものである。
この本は、あまり表には出てこない精神科医の本音、つぶやきのような事象が多くあり、そのへんの事情についても書かれている。
患者にとっては、医者は唯一の存在だが、医者からみれば大勢の患者の一人であり、全員にカウンセリングを行うことは不可能だとわかる。
個人的には第七章の幸福・平穏・家族の章は大変考えさせられた。
病気という契機以外でも同様の価値観の変化が起こる可能性もあり、ステレオタイプな幸福は本当は大事ではないと皆気がつきながら、逆にそういった幸福がないと本当の幸福に辿り着けないというジレンマは大いに共感してしまった。
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