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精神科医とはどんな人たちなんだろうか。人の心を治療する医者だから、人の心の闇を知り精神の歪みにも精通し、人格的にも高い成長を遂げているはず。だが本当はどうなのか。テレビに出てくるあの人はあやしくないか。臨床体験豊富で熟練の精神科医である著者が、エクソシスト医師、無責任医師、赤ひげ医師、新興宗教の教祖的医師、タレント医師、世間知らず医師などなど累計100名を、裏も表も建前も本音もすべてリアルに描き尽くす。
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Posted by ブクログ
とても面白い。知りたいことが書かれている。 患者に寄り添いつつ患者を突き放す。患者に嫌悪感を持ってはいけないが嫌はやっぱり嫌。エレガントな処方と増改築を繰り返したような訳のわからない処方。同じ薬しか処方しない医者、隠し味を加えるような処方をする医者。 そして極めつけは精神科医が望むことは2つ、治るか...続きを読む関係性を断ち切るか。究極のサービス業だと思う。傾聴しているように感じさせつつ、深入りしない。確かにそうしないと医者側が病む。担当医を思い出しながら、とても納得した。 精神科医を受診している人以外にも、誰が読んでも面白いと思う。文章が読みやすく好みなので、他の本も読んでみよう。
私小説のような感触の新書。それくらいあけすけと心情が書かれていて逆にほっとする。そこには諧謔的なところもあり迷いや素直な思いが書かれていていいと思う。精神科医も人間だということがよくわかる。人間らしい精神科医だと思った。そのことが精神科医としていいのかどうか患者や専門家ではないのでよくわからないが悩...続きを読むめる人には共感できるものがあると思う。
ひっじょうに面白い。 なんか,リアルです。内容的にも面白いけども,個人的には濃密な文体に妙に魅了されてしまった。 ぜひとも他の本も読んでみたいですな。 それにしても,この人は捻くれてるというか,斜に構えてるというか・・・。でも,そんなところがとっても良いし,ある意味で素直な人なんだろうなぁと想像し...続きを読むながら楽しく読ませていただきました。
大変な仕事だなぁ。話題が次々と変わって読み物としても楽しい。たとえ話も的確。妄想想像も逞しい。エリザベス キューブラーロスも話題に。
「精神科医あるある本」なんだと思う。 100人の精神科医(実在の場合も、イメージの場合もあり)を挙げながら、精神科医が仕事をしながらどんなことを考えているのかをつらつら紹介?していく本。 この著者はいい意味でかっこよくないと言うか、「いいことを言おう」としてないので好きです。ちょっと卑屈すぎるきら...続きを読むいはありますが・・・ でも患者さんはこんな事情知らないわけだから、つまんない医者にあたると余計具合悪くなりそうだな・・・と思ってしまいました。 精神科だけじゃないけど、医者との出会いって運だよね。
精神科医の日常の考えをストレートに書いた良書。精神科という医学の中でも判断が難しい、ともすると哲学や何かにも関連しそうな分野で処方を出す医師の考えを良い例、悪い例様々に紹介している。 三ツ星レストランのシェフのレシピみたいな処方をする医師 自信とステータスとで自在に患者を治してしまえる医師
ブログ等を見ると精神科医に対する患者の不満をよくみかける。 俗に言う3分診療などというものである。 この本は、あまり表には出てこない精神科医の本音、つぶやきのような事象が多くあり、そのへんの事情についても書かれている。 患者にとっては、医者は唯一の存在だが、医者からみれば大勢の患者の一人であり、全員...続きを読むにカウンセリングを行うことは不可能だとわかる。 個人的には第七章の幸福・平穏・家族の章は大変考えさせられた。 病気という契機以外でも同様の価値観の変化が起こる可能性もあり、ステレオタイプな幸福は本当は大事ではないと皆気がつきながら、逆にそういった幸福がないと本当の幸福に辿り着けないというジレンマは大いに共感してしまった。
「酷薄を冷静沈着と思っている医師」や「有名なゆえに診療が雑な医師」、「患者が少なくて自然、丁寧になる医師」とかいろいろな医師の考えが書いてあるが、もちろん全部著者の独演。 治癒したかどうか確実でない病を扱うだけに、断言は避けて、第三者的に自分でツッコミを入れているのわけで、あまり思い込みが過ぎない...続きを読むような工夫だろうか。 精神科医でなく一般人ても、顧客や同僚、同業者相手に思うはず。 措置入院の現場の描写は興味深かった。力技で引っ張っていくんじゃないんだ。
内容は赤裸々、が一番な表現。文末ごとの「○○な医師」は要らないな。こんなこと考えているのか、こうやって患者を捌いて診察時間を捻出しているのか、など現状を伝える部分あり。通院している人はあまり読まない方がいいかも、自分がこう思われている?と疑心暗鬼になりかねない。
読み物として面白い。 何か役に立つとか、そういう本ではないのだけれども、作者の正直な告白がめっぽう面白い。そして好ましい。 ここまで言っていいのかなーっていうレベル。ぶっちゃけ本の一種。
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精神科医は腹の底で何を考えているか
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