鬱屈精神科医、占いにすがる

鬱屈精神科医、占いにすがる

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作品内容

心の医者にとって救済とは?
「わたし」を救ったという「透明な裁縫箱」が数十年をかけて結晶化し、本という姿になって今ここに現れた。
私小説にして哲学書、文学にいざなう力に満ちた、豊かな本だ。
小池昌代(詩人・作家)
精神科医は還暦を迎えて危機を迎えていた。無力感と苛立ちとよるべなさに打ちひしがれる。しかし、同業にかかるわけにもいかない。それならいっそ街の占い師にかかってみようと思い立つ。はたして占いは役に立つのか。幾人もの占い師にあたっていって、やがて見えてきたもの……。人間が“救済”されるとはいったいどういうことなのか。私小説的に綴られる精神科医の痛切なる心の叫び。

ジャンル
出版社
太田出版
ページ数
224ページ
電子版発売日
2016年03月18日
コンテンツ形式
EPUB

「鬱屈精神科医、占いにすがる」のユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2016年08月21日

著名な精神科医が、赤裸々に自分の内面を語った本。精神科医が自分の内面を書くのだから、詳細になるはずである。自分の内面を客観的に書くなんて、非常に困難なことだと思うので、実際どこまで客観的なのかはわからない。何よりもどこまでが事実なのかもわからない。でも、「恥も外聞も捨てて」書かれているように見える。...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年09月06日

亡きお母上の呪縛から逃れたい一心で形振り構わず占いに縋る、少々情けないご自身の姿を敢えて赤裸々に描いた意欲作。誠に天晴れな作家魂と言う他ありません。常にも増して自己憐憫の欠片も無い、皮肉たっぷりの文章も素晴らしいです。褒めております。念のため。

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Posted by ブクログ 2019年04月24日

少し前に読んだ『鬱屈精神科医、お祓いを試みる』の前の本。
ここで実家のリノベーションの話も出てきている。
精神科医という職業の人間が占い師に会う。
そこに至るまでの思考の道筋が、事細かに書かれる。
自分の気持ちをつぶさに観察する客観的な視線と、
反論やツッコミや皮肉な見方を先回りして、
しかも誰より...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年12月11日

やっぱり病人が病人を診ていたのか。
春日武彦って吉野朔美の漫画に出てくるけど、吉野朔美の漫画の世界より、洒落た造りのハリボテのクリニックで喪黒福造にドーンってやられて、永遠に母親とトランプで占いする世界に行ければいいのにと思った。

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Posted by ブクログ 2016年04月09日

私小説であるならば、なんたる重度な鬱屈ぶりだろう。自らの容姿に底知れぬ劣等感を抱き、生じる自己嫌悪は両親への責任転嫁で逃れんとする。もっとも、ご本人は自分を医師としても作家としても二流以下と申されるが、文才、筆力は相当なレベルに違いない。占い師の世界観とそこへの誘導なんぞ、実に端的かつ明瞭に説かれて...続きを読む

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