プロフィール

  • 作者名:藍川京(アイカワキョウ)
  • 性別:女性
  • 出身地:日本 / 熊本県
  • 職業:作家

福岡市立福岡女子高等学校卒。1989年『卒業 恥ずかしすぎる体験』(現在は『華宴』と改題)でデビュー。作品に『人形の家シリーズ』、『男とオンナのムフフなお話』、『女流作家が教える オンナの下心』などがある。

作品一覧

  • 官能文学電子選集 藍川京『修羅の舞い』
    -
    1巻660円 (税込)
    日舞の家元、弥之輔は、親友の日本画家・水越豊彩と共に美女をなぶることを至上の喜びにしていた。そんな弥之輔の前に美人姉妹が現れるのだが・・・・・・。 日舞の家元、東雲流三代目弥之輔は好色家としてつとに知られていた。めぼしい弟子に手をつけることなど朝飯前だ。そして、親友で日本画家の水越豊彩もまた変態として有名だった。共通の趣味は二人がかりで美女をなぶりものにすることだった。複雑な家庭に育った10代の弟子である矢霧を呼び出し、素っ裸にした上で豊彩がデッサンを描き、弥之輔が弄ぶのだ。その上でテレビ局の重役に処女を差しだして、流派を大きくしようと目論んでいた。 そんな弥之輔の前に二人の美人姉妹が現れた。姉は弥之輔に弟子入り志願してきた菅谷和歌子、妹は銀座のクラブ『絢』のママ、広瀬夏美であった。舌なめずりする弥之輔と豊彩。しかし、彼女たちは実母の復讐のために現れたのだ。彼女の実母はまだメジャーになっていない頃に弥之輔の求めに応じて、金の工面をして、身体をおもちゃにされながらも最後にはボロぞうきんのように捨てられていた。 入念に復讐の準備を進めてきた姉妹だが、ひょんなことから素性を知られてしまう。そして、逆に剃毛、アヌスなぶり、ワカメ酒、強制レズ・・・・・・と二人は弥之輔と豊彩のどす黒い欲望の餌食となり、転落の渦に飲み込まれていくのだった。
  • 官能文学電子選集 藍川京『紅蕊日記』
    5.0
    1巻660円 (税込)
    夫の再就職問題で知人だった佐久間に相談したことで、美人妻・千亜紀の運命は急転していく・・・・・・。 夫・真人が勤めていた大手銀行が倒産。再就職に悩む真人のために29歳になる貞淑な妻・千亜紀は学生時代にバイトしていたときに知り合った大手損害保険会社の元専務だった佐久間德二郞に相談した。すると、佐久間からはかつていた会社への再就職を条件に千亜紀の体を弄ぶ。そして、要求は次第にエスカレートしていく。夫のためとはいえ、佐久間に体を許したことが千亜紀の胸に悔恨の念を宿す一方で、体は佐久間にされた破廉恥な行為を待ち望んでいくのであった。そして、佐久間の命令で入った華道教室で講師として待ち構えていたのは佐久間の後妻である美和だった。バイセクシャルである美和のテクニックに千亜紀は頭では拒むものの、体はいつしか美和を求めるようになっていく。精神的に崩壊しそうになると思いつつも、抗うことのできない快楽に千亜紀は溺れていくのであった・・・・・・。
  • 散華
    4.0
    1巻586円 (税込)
    ガイドブック執筆のために京都を訪れたフリーライターの緋美花。取材で街を歩いていると、オスを感じる男と出会う。ベンチャー企業の経営者、寡黙な京人形師、茶道具屋の跡取りの坊や、SM愛好家…。彼らの指、口、身体に、ときに緩やかに、ときに激しく、緋美花は乱される。雅やかな空気につつまれた、匂い立つ官能が胸を揺さぶる傑作短編集。
  • 令夫人
    値引きあり
    -
    1巻278円 (税込)
    着物の胸元に両手を入れ左右に大きく割る。「いや……しないで」抵抗することを諦めた言葉だけの拒絶が唇からかすかに洩れた。製菓会社の社長夫人・友香は、待ちぶせしていたかつての恋人・鹿島に強制的にホテルに連れ込まれる。たった一度だけの過ちのはずだった。が、貞淑な妻は、平穏な家庭を守ろうとすればするほど過酷な罠に堕ちてゆく。
  • 女流官能小説の書き方
    値引きあり
    3.3
    今や官能小説は、女性が書いて、女性が読む時代。だが、男性と違って女性読者はセックス場面だけでは満足しない。そこに至るまでのストーリーと心理描写に納得したいのだ。では、それはどう書けばよいのか?官能と普通の小説の違い(男女の興奮の差、フェチ描写等)から、種類(不倫、SM、近親相姦、熟女の手ほどき、時代もの等)、書き方(登場人物、舞台、展開、濡れ場、心理描写、小道具、表現&用語等)、作家になる方法までを徹底伝授。官能小説の第一人者による小説指南。
  • 夕化粧
    3.0
    1巻495円 (税込)
    四十路を迎えたばかりの雛子は資産家の夫を亡くして十年。外出することもなく、深窓の未亡人として豪邸に一人で暮らしていた。夜は、日をかえて訪れる夫の友人二人とそれぞれ濃密な時を過ごす。だが、ガーデニング・コーディネーターの津久井が目の前に現れてから雛子の心は彼へと大きく傾いてゆく。

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  • 妖女
    -
    1巻495円 (税込)
    三十路の麗しい女たち十人が、込み上げる欲望に身を任せる官能短篇集の傑作。成熟した色気を持ちながら少女の危うさで男を翻弄する表題作「妖女」のほか、夫の浮気に悩む華道師範が恩師へと落ちてゆく「古代紫の女」、元ホステスの人妻が夫のために旧知の客を誘う「揺らぎ」、里帰りした独身の美人社長が元カレを訪ねる「日向か陰か」など、十人十色の濃厚吐息が凝縮された一冊!

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  • 女流作家が教える オンナの下心
    -
    1巻660円 (税込)
    パンティを脱衣所に忘れたり、内診台で局部を見られ、テイモー&カンチョーされるわ、器具は挿入されるわ、かと思えばその一方で、大人のオモチャやあの毛の処理、「自慰」の表現について真面目に考察する……人気女流官能作家・藍川京が日常(非日常?)で「見た」「聞いた」「体験した」さまざまなHな出来事を赤裸々に描いた「東スポ」好評連載エッセイ!

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  • 誰にも言えない!? オンナの下心
    -
    1巻660円 (税込)
    健康だったら興味があるのは当然だろうし、他の人はどうなんだろう?って関心を持つのも当然。ほんとはナイショの女のヒ・ミ・ツぜ~んぶ教えちゃう。人気女流作家が赤面体験を告白! これは中高生の読み物というわけではなく、本来は大人の読み物…… これを読んだ若者たちが立派な大人に成長しますように――

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  • 女流官能小説の書き方

    Posted by ブクログ

    書き方とタイトルにあるけれど、特に書き方が詳しく解説されているわけではありません。書くときのヒントといった感じです。
    すでに書いているけれどなかなか上手くいかない私には、とても参考になりました。
    藍川先生作品が好きなので、執筆裏話としても楽しめました。

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    2014年05月27日
  • 夕化粧

    Posted by ブクログ

     著者は女流官能小説家ってことで期待して読みすすめる。期待が持てたのは表紙のイラストだけであった。内容といえばとっても陳腐である。官能小説に奇抜なストーリーは求めないがそれにしても陳腐過ぎる。おもろない

    0
    2016年08月07日
  • 女流官能小説の書き方

    Posted by ブクログ

    【共通するもの】
    書くなら、見せるのが恥ずかしいことを書きなさい。それは、官能の世界も同じで、官能の世界だけではないということを再確認できた。
    自分の中の宝物を掘り起こしてみよう。

    0
    2016年04月10日
  • 女流官能小説の書き方

    Posted by ブクログ

    妄想をたくさんせよ。
    そして人と共有することが恥ずかしい部分も
    さらけ出して書く。
    大切なことは、とにかく書く、書く、書き続けること。

    たかが官能小説、のきらいはみんな持っているかも
    しれませんが「時間をかけた力作を1年に1作書いて
    それで売れるというのは、夢の夢。とにかく
    書き続けなければ読者からも編集者からも忘れ
    さられてしまう」と現実も解説してくれます。

    1人称、他社の視点など、小説の本当の基礎の基礎の
    書き方も解説してくれているので、
    何気によくできたテキストとなっています。

    0
    2014年03月13日
  • 女流官能小説の書き方

    Posted by ブクログ

     タイトルでは女性向けの雰囲気を醸し出しているが、男性である自分が読んでもなかなか面白い一冊だった。
     特に第一章などは、男女ともに感心するところは多いのではなかろうか。

     作者の方は非常に女性的な「感性で物を書く方」のようで、全体的にまとまりがなく、特に文例が煩雑である。
     文章運びも違和感を覚えるところが点々とあったので(接続詞が特に気にかかった)、星三つとした。
     しかし、女性側の意見として興味深いところも多かったし、個人的には楽しめた一冊である。

    0
    2014年02月25日

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