あらすじ
今や官能小説は、女性が書いて、女性が読む時代。だが、男性と違って女性読者はセックス場面だけでは満足しない。そこに至るまでのストーリーと心理描写に納得したいのだ。では、それはどう書けばよいのか?官能と普通の小説の違い(男女の興奮の差、フェチ描写等)から、種類(不倫、SM、近親相姦、熟女の手ほどき、時代もの等)、書き方(登場人物、舞台、展開、濡れ場、心理描写、小道具、表現&用語等)、作家になる方法までを徹底伝授。官能小説の第一人者による小説指南。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
書き方とタイトルにあるけれど、特に書き方が詳しく解説されているわけではありません。書くときのヒントといった感じです。
すでに書いているけれどなかなか上手くいかない私には、とても参考になりました。
藍川先生作品が好きなので、執筆裏話としても楽しめました。
Posted by ブクログ
【共通するもの】
書くなら、見せるのが恥ずかしいことを書きなさい。それは、官能の世界も同じで、官能の世界だけではないということを再確認できた。
自分の中の宝物を掘り起こしてみよう。
Posted by ブクログ
妄想をたくさんせよ。
そして人と共有することが恥ずかしい部分も
さらけ出して書く。
大切なことは、とにかく書く、書く、書き続けること。
たかが官能小説、のきらいはみんな持っているかも
しれませんが「時間をかけた力作を1年に1作書いて
それで売れるというのは、夢の夢。とにかく
書き続けなければ読者からも編集者からも忘れ
さられてしまう」と現実も解説してくれます。
1人称、他社の視点など、小説の本当の基礎の基礎の
書き方も解説してくれているので、
何気によくできたテキストとなっています。