竹内健の作品一覧
「竹内健」の「10年後、生き残る理系の条件」「世界一わかりやすい 英検準2級の英単語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「竹内健」の「10年後、生き残る理系の条件」「世界一わかりやすい 英検準2級の英単語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
僕は理系と文系の中間の勉強をしているが、この本はエンジニアで、MBAもとっている人が書いていてとても興味深かった。エンジニアが企業の研究者として地道に研究することや、学会で発表するなど、仕事の一端を知れてよかった。大学と企業でも研究内容や仕事の仕方に違いが意外とあるんだなと思った。
これからの世界では、一つの専門分野で生きてくことは難しくて、常に勉強して高めていく必要があることや、柔軟にしなやかに対応する力が必要だと改めてわかった。厳しい環境で若いうちは働くことも大切と言っていたので、そういう視点でも就活したいなと思った。コンサルティングをする人はアメリカでは理系の学部卒も多くて、それも戦略的
Posted by ブクログ
【感想兼備忘録】
大手メーカーに勤めるエンジニアの身として、これからの電機業界(というか職種)を考えたときに、このままでいいのかと焦燥に駆られる中で手に取った1冊。
内容としては、著者の東芝、MBA、大学教授の経験をもとに如何に業界の変化に対応するか、そうすることが大事かの考え方が書かれている。
特に、日本の大手企業に多いボトムアップは事業範囲が多岐に渡る場合、俯瞰して事業全体を見渡せる経営者の視点が欠けていることがままあり、各部門をある程度は束ねて会社全体を最適化出来るリーダーシップが必要だ、という点に納得した。
私も自分の専門だけに閉じこもるのではなく、この技術が何に使われるのか、どう
Posted by ブクログ
フラッシュメモリ開発に携わった元エンジニアが、理系も文系力を身に着けなければいけないと警笛を鳴らす。同様の話を聞くのは初めてではないものの、自身の経験からくる話は、エンジニアとしてのキャリアについて、いっそうの危機感をもつのに十分な生々しさを持っていた。この一点だけでも読む価値はある。
専門性が高いエンジニアという職業は、応用が利かないため転職が難しい。まさに、自分も感じているところであり、終身雇用神話が崩れてきている昨今において、無視できない事実である。読んでいてはっとしたのは、会社側は専門性を高めることを期待しているということである。いいように使われるのではなく、自分のキャリアを見据えて仕
Posted by ブクログ
東芝でフラッシュメモリの開発に携わり、今は東大でフラッシュメモリ、次世代メモリの研究に従事する著者による説得力十分の一冊。
いちばん印象的なのは、著者のバランス感覚。技術者でMBAを取得し、今はMOT(Management of Technology)に取り組むことからは技術と経営のバランスが、東芝から東大に転進した経歴からは産学のバランスが、それぞれ感じられる。このバランス感覚から出される提言は、経営者や技術者にはもちろん、そのどちらでもないワタシのようなビジネスパーソンにもビンビン響く。
それから、もうひとつ。著者と同様、かつて電機メーカに身を置いた者としては、日本の電機メーカにはぜひとも