あらすじ
デジカメやiPod、携帯電話などに使われ、生活に不可欠な存在であるフラッシュメモリ。著者は東芝の開発チームの一員として、世界シェア40パーセントの主力事業にまで成長させる技術を確立。その後、MBAを取得し、半導体ビジネスの最前線で、各国の企業とわたりあう。世界中のライバルと鎬を削るのが当たり前、毎日が世界一決定戦の世界で働き続けるとはどういうことなのか?異色のエンジニアが初めて語る仕事論。理系・文系問わずグローバル人材が求められる時代へのヒントが満載。
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僕は理系と文系の中間の勉強をしているが、この本はエンジニアで、MBAもとっている人が書いていてとても興味深かった。エンジニアが企業の研究者として地道に研究することや、学会で発表するなど、仕事の一端を知れてよかった。大学と企業でも研究内容や仕事の仕方に違いが意外とあるんだなと思った。
これからの世界では、一つの専門分野で生きてくことは難しくて、常に勉強して高めていく必要があることや、柔軟にしなやかに対応する力が必要だと改めてわかった。厳しい環境で若いうちは働くことも大切と言っていたので、そういう視点でも就活したいなと思った。コンサルティングをする人はアメリカでは理系の学部卒も多くて、それも戦略的にそうしているというのは驚いた。まずは自分の基盤となる実務を経験してからMBAに進んでコンサルティングなどになるというのは確かにいいかもと思った。
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東芝でフラッシュメモリの開発に携わり、今は東大でフラッシュメモリ、次世代メモリの研究に従事する著者による説得力十分の一冊。
いちばん印象的なのは、著者のバランス感覚。技術者でMBAを取得し、今はMOT(Management of Technology)に取り組むことからは技術と経営のバランスが、東芝から東大に転進した経歴からは産学のバランスが、それぞれ感じられる。このバランス感覚から出される提言は、経営者や技術者にはもちろん、そのどちらでもないワタシのようなビジネスパーソンにもビンビン響く。
それから、もうひとつ。著者と同様、かつて電機メーカに身を置いた者としては、日本の電機メーカにはぜひとも頑張ってほしい!この点は、著者と思いは同じだ。
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母校の中大電電の同窓会誌にて、新任教授として著者の寄稿があり、その挨拶の中で紹介されていた本。どこかで会うかもしれない新しい先生がどんな人か気になって読んでみました。半導体の、特にフラッシュメモリの世界では最前線を駆け抜けてきた人だけあって現場の話も、世界の話も細かい技術の話もわかりやすく書いてあってとても興味深く読めました。「日本を良くするのは俺しかいない!」そんな風に言える技術者に出会ってみたいと、自分もその端くれとしてもっと頑張らないといけないなと思った一冊でした。
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東大教授による自らの経歴に基づいた仕事に対する考え方を述べた本。著者は、東大卒業後、バブル絶頂期に東芝に入社し半導体、特にフラッシュメモリーの開発に携わり世界の最前線を走った後、スタンフォードでMBA取得、東芝でプロジェクトリーダーを務めて退社、東大准教授として活躍中という、特異な経歴を持つ。スタンフォードMBAをベースに、大企業と東大研究室の特徴を習熟した知識は卓越しており、日本のビジネス界全体をよく見渡せている人だと思う。著者の述べる問題点と解決策は興味深く、非常に説得力がある。興味深い記述を記す。
「原則となる理論を理解すればするほど、頭は常識で塗り固められ、飛躍した発想が生まれにくくなります。原則を理解しながらも、常にそれを疑う習慣を持つ。そんな姿勢が、どんな仕事でもとても大切だと思います」p30
「現実の社内政治では、実際に何をやったか、重要な論文や特許を書いたかよりも、声の大きい人や、立場の強い人の方が勝ってしまう」p34
「(MBAでの英語がわからない状況について)当時、TOEICはほぼ満点だったので何とかなるだろうと高を括っていたのですが、それはTOEICがその程度の試験に過ぎないということでした」p47
「重要な議論になるとサンディスクは最前列、つまり社長のハラリさんが一番発言してきます。ところが東芝側は最後列の私たち技術陣しかそれに応じません。結局、技術の細かい話になると、私のような技術者が最前列に出てハラリさんと対決するしかないわけです」p85
「事業に失敗した人たちが、成功しつつある事業に吸収され、組織の中で、成功の立役者の上に立つ、というのは欧米企業ではあり得ません。ところが、日本の年功序列の人事制度では当たり前のように、このようなことが起こります」p96
「行動もせず「ああかな、こうかな、うーん」などと言っているうちに気がついたら船が沈んでいた、といったことが日本では多すぎます」p101
「国内にその受け皿がないため、そこから飛び出した優秀な技術者の多くは、韓国や台湾などに渡ってしまいます。切る側にとっては人員整理なのでしょうが、国全体から見たら貴重な人材の流出です」p143
「一つの場所にとどまるのは怖い。何も挑戦しないことこそ、最大のリスクだと思います」p195
「一番大事なのは、環境が変わっても生き残れる適応力や精神力を身につけること」p199
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東芝出身の東大竹内准教授のフラッシュメモリ奮闘記。事業に失敗した人が、新規部門の上司になる大企業特有の不合理さに憤り、日本の企業内ミュニティとシリコンバレーの会社を超えた技術コミュニティに感心し、大学の教授は今や、アメリカと同じくベンチャー企業の社長と同じで、資金集めから始めなければならない現実に、意外な感じを持った。
体験した人にしかわからない語り口で、こうしたことを面白く知ることができた。
スタンフォードでのMBA体験や、今時の学生の育て方も、興味深かった。
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・竹内先生の体験談
・東芝から大学へ転職
・フラッシュメモリ開発記
・技術経営
・企業でできること、大学でできること
・挑戦して失敗する、何もしないより得られるものが多い
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目まぐるしく発展、進歩していくIT関連の業界において、生き残った著者の自伝。内容は非常にリアルを感じれる。波乱万丈の人生録で、世界で勝負するとはどういったことなのかが見える。
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東大から東芝に進み、MBA留学そして東大の研究室へ。走りながら考え、時には考えずに跳んだ竹内氏の話は技術の話じゃなくてマネジメントの話だなと思ってたら一番最後の締めでMOT(技術経営)に力を入れていると出て来て納得でした。
竹内氏が東芝に入社を決めるのに大きな影響があったのは会社見学で会った当時研究所長でフラッシュメモリを開発した舛岡氏、「次はいよいよフラッシュメモリ」「オレがそれをやる」。この勢いに惹かれて入社を決めた所当時フラッシュメモリの開発は社内のお荷物で事業撤退一歩手前。最初の半年は不良品や競合品の写真を撮り続けるのみでようやく半導体の設計の仕事についても先輩二人と3人だけのセクションだった。結局ほぼ独学で半導体を勉強し、ようやく設計の仕事をし始めたのもつかのま入社3年目にバブル崩壊の影響で研究所の閉鎖が決定そしてついていこうと決めた舛岡氏も東北大の教授に転身し、先輩二人もバラバラの部署に移動になってしまう。
ここで終わらなかったから今が有るのだろうが会社に隠れて3人で開発を続け特許を取り、毎年国際会議で発表を続け、この頃の技術は今でも東芝を含めほとんどのフラッシュメモリに使われている。結局お荷物だったフラッシュメモリ事業はiPodの爆発的な流行とともに東芝の主力事業となるのだが当時開発をやめると決めた上司が手のひらを返したように自分の手柄にする辺りは東芝も普通の会社なんだなあという感じですがこれは後の話。
2000年にフラッシュメモリの技術はある程度自信を持っていた竹内氏はMBA留学を決断する。当時技術者に対するMBAの社内制度はまだ無く、文系向けの試験を受け直した。竹内氏の指向は技術を突き詰めるのではなく、幅を広げる方向で頭の良さだけでは勝てないヤツがいっぱいいるから自分は人のやらない方向で勝負しようというところ。この辺りから既にマネジメント的な発想が見えて来ている。しかし、TOIECではほぼ満点レベルでもスタンフォードでは言葉の壁で全く議論が出来ない。他の日本人留学生共々必死で勉強するのだが面白いのはラテン系の学生で、まず先生と仲良くなろうと一緒にゴルフをはじめるとか。その後も留学期限の1年半で帰れと言う東芝を説得しMBAを無事取得した。ここでは制度を新しく作って技術者の留学を認めた東芝もなかなかです。
帰国後次世代フラッシュメモリのプロジェクトリーダーになりなんとかやっていった竹内氏が東大への転職を決めた理由はフラッシュメモリ事業が撤退を決めたDRAM事業を吸収した際、事業に失敗した人たちが横滑りで上司になった事がきっかけ。技術やトレンドを理解しない新しい上司たちは他社と横並びの安全策をとろうとし、最短距離を走りながら考えていた仲間たちが去っていく。MOTの話にもつながるのだろうが変化のスピードが速いIT業界で年功序列の人事制度が上手くいかないのは明らかだと切り捨てている。
東大の研究室に入ったはいいが、実際には予算も無くベンチャー企業と同じ状態。そこでとったのが人のふんどし共同研究作戦。こういうアイデアがあるから一緒にやろうと他の研究者や企業と組んで1年後の半導体の国際会議に論文を通した。そこでも自分の強みとしたのが実務を元にした産学間のマッチング。そして企業から研究費が入りだすと学生を育てる事に腐心するあたりはやはりベンター企業の様だ。
竹内氏が学生に最初に指導するのは「挨拶」や「メール」の書き方とごく普通のことから。そして若い技術者にはプレゼン技術よりも基礎的な技術を磨けと言う。そして自分も含めて失敗を怖れず見る前に跳べと。当然ながらたくさん墜落するがそれでも跳べと。MOTというと賢く、上手くやると言うイメージだがどうもそうではないらしい。跳べ!
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エンジニアとして仕事を続けていくのに必要なこと。
どの職種でもそうだが、特にエンジニアはつねに最先端の技術を追い求め、身につけることで成長しつづけなくてはならない。
著者は技術者として就職したが、自分の裾野を広げるためにスタンフォードでMBAを取得し、ついには会社を飛び出して教授職に就くという異色のエンジニア。
主に著者の経験が綴られ、教訓めいたものはあまり語られませんが、生き方や考え方が時代を生き抜く覚悟を示してくれる。
これからのキャリアを考えていくうえで、非常に参考になりました。
Posted by ブクログ
2〜3頁ごとのまとまりで文章が進んで行くため読みやすく、またはっきりとした物言いなので、平易に読み進められた。MOTという、マネージメントと技術の両方に精通すること、また企業と研究者の両方を知ることにより、竹内さんがそれらの知識、経験を融合して新しいものを生み出す過程が書かれています。もう少し詳細を知りたいという衝動に駆られましたが、筆者がある程度万人を意識して執筆したそうなので、しょうがないかなと思います。
Posted by ブクログ
フラッシュメモリを開発した著者の、開発者時代から現在の大学研究者までの流れと、本人の人生経験と業界の動きを重ねながら書かれた本。
前半は東芝勤務時代の話で、入社のいきさつ、海外でのMBA取得、帰国後の活動などについて書かれている。
後半は大学研究者としての話で、研究室の資金調達や大学生の状況、産学連携などについて書かれている。
一般論について書かれた本ではなく、専門的な知識が身につくわけではないけれど、普通の生活をしていたら経験できないことばかりなので、読み物としてふつうに面白かった。
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Windows NTを開発した闘うプログラマー、デビット・カトラーに匹敵する熱さがある!
技術と経営は反発するものではなくあくまでも両輪なんだと実践する筆者はマジ熱いです。
勇気の欲しいエンジニアはぜひ読むべし!
Posted by ブクログ
①【著者 竹内氏の魅力】
自分をワクワクさせるのが上手な人だと感じました。
「今の自分が全てではない」と知っている人、こういう年のとり方ができたら、「あの時も楽しかったけど、今の方がもっと楽しいし、成長だってしてる。あの時出来なかったこともできるし、知らなかった世界も知ってる」と年を重ねることにポジティブになれそう
②【飛び出す勇気をくれる本】
Leap before you look 「見る前に飛べ!!」
研究者になりたかったけど、東芝の新分野に魅せられてその世界へ、理系でも経営に魅せられてスタンフォードMBAへ、今度は再び大学教授へ!!まねしたくなります
③【内容】
「弱りかけた日本の製造業の復活のためには技術と経営の両方の深い理解が絶対に必要だという確信がありました」p43
そのために、個人ができることは何だろう?必ずしもNo1ではない人が、ユニークな戦い方、自分のスタイルを作って来た話。
そういう生き方に興味がある人にはお勧めです。
Posted by ブクログ
東芝でフラッシュメモリの初期から研究、開発、事業化などに携わり、その間にMBA留学して、現在は大学教授の著者が「走りながら考えてきたこと」を記した本。面白かった。本の題名がノウハウ本みたいだが、著者の奮闘記の趣き
Posted by ブクログ
香港行きの機内で一気に読みました。やっぱり現場前線のものづくりの人の話は面白い!筆者はエンジニアでありながらMBAで勉強もされてますから、経営的な観点もあるのでしょうね。私も40過ぎにMBAで勉強して思ったのですが、社会人の再考は、仕事上のモノゴトを考えるのに非常に役に立つと思います。今後の筆者の活躍に期待します。
Posted by ブクログ
半導体の分野で世界の最先端を「走りながら考える」仕事術
サイクルの早いフラッシュメモリの現場を著者がその黎明期から
衰退(弱体化)までを回想している。
仕事術を指南 というより自らの体験から我々がヒントを得ていくの
だろう。
昨今の家電業界の衰退を見ると「強者生存」のではなく「適者生存」
が大切なことを強く確認させられる。
日本は未だに世界に誇る技術の裏付けがあるが、それを活かす経営
戦略 リーダーシップがない。
つまり衰退の原因は技術の現場の競争力の低下ではなく
マネージメント系なのだ。
日本はいつもそのような構図なのだ。かつて一度も現場の力では
世界に負けたことはない(第二次大戦の戦闘指揮 官僚 製造現場)。
だが経営 指揮においては一度も世界で競争力を持ったことがない。
(大本営 政治家 経営マネージメント)
なぜ日本人は経営 リーダーシップに難点があるのか それは
また別の興味深いテーマである。
Posted by ブクログ
元東芝のフラッシュエンジニアが書いた本。仕事術というよりは筆者の経歴をなぞったような感じで、何とも微妙な内容ですが、こういった人が沢山日本から出てこないと駄目だよなぁ、と共感することもあり。
「挑戦しないことが最大のリスク」とはよく言われるが、なかなか実践できないのも世の常か。
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最先端IT、といってもシステムの方ではなく、半導体技術のエンジニアの話。東芝での苦労話から始まるので、ありがちな大企業批判と思いきや、その瀬戸際で奮闘する話。だが最終的には退職する。新書によくある如何に自分が頑張ってきたのかという体験記であり、履歴書として読むと是非とも採用したくなる良い出来だが、それ以上の要素は見当たらない。前途有望な就職前の若者ならば得られるところは多いかもしれないが、そうでない場合に何を学びとるかは読み手の気力次第。いや凄いとは思うし尊敬も出来るしこれからも頑張ってほしいけど、それと読み物としての面白さは別。
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作者は東芝でフラッシュメモリの開発をしていた人。フラッシュメモリ開発の舞台裏や大学の研究室での話がメイン。既視感がかると思ったら『イスラエルの頭脳』を書いた川西剛さんも東芝だった。こちらも面白い本なのでオススメ。フラッシュメモリの話なので中盤にアップルと仕事をした話がでてくる。フラッシュメモリ開発にとってのiPodの重要性やアップル社員の働き方の話は興味深かった。
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著者は、東芝の技術者から始まり、スタンフォードでのMBA取得、大規模なプロジェクト管理者とアップルなど世界の大手企業との関わり、東大にて産学協同の研究実施など、地理的にも職務的にも世界を広くみた経験を積んできている。その経験談は一つ一つを取り上げても面白そうだ。しかし、編集者の意図か「仕事術」という切り口でまとめているため、せっかくの著者の希有な経験が、どこかで聞いたことあるような話になってしまっているのがもったいない。しかし、世界を広く知ることでこそ、やっと足りていないことがわかるというのは、学んだ。
Posted by ブクログ
カッコ悪い題名の本読んだ。1エンジニアの半生記として、そこそこ楽しくスルスル読めた。ブログ読んでる感じに近い。俺には行動力がとにかく欠けてるなぁ、と反省させられる。
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タイトルとは完全に話が違うのでそこはご愛嬌として、東芝の半導体ビジネスの礎を結果的に作ったのがこの筆者なんだろうなという一冊。企業で研究することと大学で研究するということの違いが実感できる。企業で研究職にある人はなんだかんだ恵まれているんだろうなとこういう本を読むと思ってしまうのですが(もちろん本人たちにはいろんな悩みがあるんでしょうけど)
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先輩に貸して頂き読破。
印象に残ったのは「役割分担」の考え。
大学がやるべきこと、企業がやるべきこと。
日本という一つの国の中でそれらの役割分担が上手く為されることで好循環を生み出し強い国になれる、と。
全体的にかなり軽い内容なのでサラサラ読めてしまう。
もう少し各トピック毎深堀りしてほしいかな?という気もするが読みやすさが魅力か。
Posted by ブクログ
フラッシュメモリの開発において、世界でしのぎを削る戦いを行ってきた著者による記録。
仕事のノウハウ集ではなく、どう考えて仕事をしてきたか、というところをまとめたもの。スピリッツが学べる。
大学の研究室は、ベンチャーと同じという見解が興味をひいた。
Posted by ブクログ
エンジニアが書いた本を初めて読んだ。
正直、技術的な話はよく分からなかったけれども、理系でもこれだけグローバルな視野とアグレッシブさを併せ持つ人がいるんだと感じた。また、特にIT業界は、かなり変化のスピードが早いことを改めて知った。
そして、日本という国、そこにある企業がとても内向的で、そのためにたくさんのチャンスを失ってるように感じた。わたしは世界に出たら、何ができるだろう?
Leap before you look 見る前に飛べ!
機を待つと、逃す。
Posted by ブクログ
前半は非常に面白い内容だったが、後半はありきたりなよくある話に映り、★3つ。
普段なかなか見ることのできない企業内部や留学の話は面白かった。大学の研究者目線の話も興味深かったが表面的な話題が多く関心をそがれた。
そもそも導入部分がないのに驚いた。著者がこの本を通してどのようなことを伝えたいのか、初めて書いておいてくれないとどういう意識で読めばいいかつかめず困る。後半は雑多な話が増えこの人は何を言いたいのだろう、まずは一通り読んでみて味わってくださいとでも言いたいのだろうか、とイライラが募った。
この辺りが残念なポイントです。