戦争の近現代史 日本人は戦いをやめられるのか

戦争の近現代史 日本人は戦いをやめられるのか

940円 (税込)

4pt

4.3

世界がウクライナ戦争で大きく揺らぎ始めている。再び戦争の時代に戻りそうな端境期にある今だからこそ、歴史から多くを学ぶべきだと主張する著者は、これまで軍指導者や兵士など延べ四千人に取材し、戦争と日本について五十年近く問い続けてきた。なぜ近代日本は戦争に突き進んだのか? 戦争を回避する手段はなかったのか? 明治・大正と昭和の戦争の違いとは? それらを改めて検証する過程で新たに見えてきたのが、これまでの「戦争論」を見直す必要性である。本書では、日本近現代の戦争の歴史から、次代の日本のあるべき姿を提言する。

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戦争の近現代史 日本人は戦いをやめられるのか のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     本書は、2022年1月から12月まで「保阪正康が語る昭和史の謎」の講座を再編集し、大幅に加筆修正した作品である。よって、ロシアのウクライナ侵略の視点は含まれるが、ガザの問題は、含まれていない点を留意した上で、読み進める必要がある。とはいえ、世界がウクライナ戦争で大きく揺らぎ、長期化していく中で、「

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    主観や感情ではなく、客観的な事実に基づき歴史を検証し、戦争を防ぐための理論・思想を築かなければならないという著者の思いが伝わってきた。

    実際に国内外の多くの戦争体験者から直接話を聞き事実を収集してきた著者の言葉には説得力がある。

    0
    2025年08月22日

    Posted by ブクログ

     日本は近現代において幾度となく戦争に踏み込んだ。日清・日露戦争は国力誇示の戦いであり、満州事変は軍部の独走、大東亜戦争は国を滅ぼす道だった。なぜ日本は戦争を選び続けたのか。その背景には国際情勢の圧力と天皇制を中心とする国家体制があった。
     敗戦後の日本は戦争放棄を掲げ80年にわたり戦火を交えていな

    0
    2025年02月14日

    Posted by ブクログ

    保坂正康氏の戦争論。
    戦争論とは戦闘での勝ち負けではなく、いかに戦争を避けるのかを考えることが重要。

    台湾有事を今の視点だけで見てはいけない、共産党と国民党との争いの原因を日本の軍国主義が生み出し、それを無責任に放置した結果が今だという論理で矛先が日本に向かう可能性があるとの指摘は鋭い。

    ウクラ

    0
    2025年01月18日

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