作品一覧

  • 占領期日本 三つの闇 検閲・公職追放・疑獄
    4.4
    1巻1,003円 (税込)
    言論の自由を保障する新憲法下の日本で、GHQは、郵便・新聞・放送に検閲を行い占領政策への批判を封じた。 GHQはさらに民主化の名のもと、職業軍人だけでなく、政治家、言論人、経済人ら21万人を公職から追放。 そんな中、復興利権をめぐりGHQ幹部も巻き込んだ贈収賄事件が起こり、内閣が倒れ、政治はますます混乱を極める――.日本人が敗戦国の屈辱と悲哀を味わわされた占領期。今も続く「対米従属」のルーツでありながら忘れ去られようとしている、日米関係の「不都合な7年間」を、克明に描き出す。。

ユーザーレビュー

  • 占領期日本 三つの闇 検閲・公職追放・疑獄

    Posted by ブクログ

    占領期の検閲や公職追放について、詳しい出来事を知ることができ、大変有意義な本だった。
    戦後80年の転換期の今だからこそ、戦後どのように言論統制があったのかということを知ることの重要性が増していると感じる。これを知らなければ、日本の方向性を的確に捉えることはできない。是非もっと若い人向けの本なども出版されてほしいと思った。

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    2025年09月04日
  • 占領期日本 三つの闇 検閲・公職追放・疑獄

    Posted by ブクログ

    日米双方が隠したい不都合な事実。占領下の日本での検閲、公職追放、疑獄。
    日米関係を追求するなら避けては通れない歴史の闇に迫る。

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    2025年04月19日
  • 占領期日本 三つの闇 検閲・公職追放・疑獄

    Posted by ブクログ

    アメリカ占領下にあった7年間を3つのテーマで振り返る。
    戦争とは、更には敗戦するとはこう言うことなんだな、と考えさせられる。
    当時をリアルタイムで知る人が少なくなってきている今がこの様な本を出すラストチャンスだったのかも。

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    2025年04月04日
  • 占領期日本 三つの闇 検閲・公職追放・疑獄

    Posted by ブクログ

    歴史の授業でもあまり触れられることのない米国占領下にあった日本の歴史について、検閲、公職追放、造船疑獄の 3テーマで、米国の占領政策がいかに稚拙で自己矛盾を孕んだものであったかが克明に描写される。まあ、いきなり東洋の島国の領主になったのだから仕方がないとは言え、公職追放とか(この本では触れられていないが)農地改革とか、たしかにあんまりいい政策ではなかったよな。あの時代に占領軍の圧政にめげず、国家主権を取り戻した政財界の人々は、まさに「気概」があったのだろう。

    著者は読売の記者を定年退職してからも類似のテーマで調査報道を続けて、近年は nippon.com で発表している人。定年退職後も意欲を

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    2025年03月20日
  • 占領期日本 三つの闇 検閲・公職追放・疑獄

    Posted by ブクログ

    思い出したくない過去。太平洋戦争に敗れ、アメリカからGHQが派遣されたのち、占領政策の一環として行われた検閲、公職追放。更には戦後日本の正に国民一丸となって復興に向けた歩みが必要であった時期に政界を揺るがした疑獄。この「検閲」「公職追放」「疑獄」の忘れたい過去を本書はテーマにしている。
    時は敗戦後、直ぐに日本の占領政策を開始したアメリカではあるが、敗戦国日本を二度と帝国主義に駆られた危険な国家にしないよう、また二度と軍事国家として立ち直らせない事を最重要の目的として進められるGHQの政策。過去の歴史として学んできたはずの日本人でさえ、それらがどの様にして行われてきたか、実態を詳しく知る機会は少

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    2025年03月17日

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