集英社文庫の検索結果
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激戦地
太平洋の海に空に島々に、日夜勇戦奮闘した幾多の無名の兵士たち。肉弾相撃つ地獄の戦場で繰り広げられた日米の凄絶な戦いの日々を、壮大なスケールで綴る「中隊長、仇はとりました」「海軍特別年少兵」をはじめ、若くして前線に去って行く兵士に、身体を捧げた女性の純粋と、年を経てからの幻滅を描いた「海軍下宿の女」など、戦記小説の力作八篇。 -
出撃 海軍航空隊決戦記
太平洋の乱雲をついて日本本土に侵入する“空の要塞”B29爆撃機。緊急発進、果敢にこれを迎え撃つ零戦、雷電、紫電改。太平洋戦争の終幕をつげる泥沼の消耗戦を、資料を駆使しドキュメンタリー・タッチで描く「本土防空戦」「紫電改戦闘機隊」。終戦時、徹底抗戦を主張して帝国最後の抗命事件となった「厚木航空隊の反乱」など、日本航空戦力の劇的な末路を活写する空の戦記秀作五篇。 -
撃沈 太平洋海戦記
日本帝国海軍かく戦えり! 南太平洋の荒浪のただ中、史上最強の米機動部隊に熾烈な海戦を挑むこと数度、太平洋海戦中もっとも長期にわたって勇戦奮闘した「栄光の空母・瑞鶴」。不沈艦の名をほしいままに、シブヤン海で激闘九時間。ついに海のもくずと消えた世界最大の巨艦の最期を描く「戦艦武蔵自沈す」など、連合艦隊の華麗な日々とその苛酷な運命をたどる海のドラマ集。 -
撃墜 太平洋航空戦記
空中戦! 華麗にして峻烈、ダイナミックなこの修羅場の極限。紺碧の空を血に染めて、日米両軍の戦闘機が激突した南太平洋を舞台に、青春のすべてを一瞬の戦いに燃焼させた零戦乗りたちの生と死を、迫真のタッチで描く「空の剣」。他に、ラバウル上空やミッドウェー海戦、ソロモン沖海戦などで散っていった、空の男たちへの鎮魂歌七篇を収録した航空戦記傑作集。 -
闇の大納言(土御門クロニクル)
時は平安、天喜元年。京の都の闇にまぎれて、美しい女たちが惨殺され、その体の一部を切り取られるという怪事件が相次いでいた。はたして封印されていた邪悪な闇の力が動き出したのか? 謎を探る若き陰陽師・土御門狼明は、愛する倫子姫を救うために、邪法によって屍から生み出された怪物・闇の大納言と陰陽道の術を尽くした壮絶な死闘をくりひろげる――。王朝ホラーの傑作。 -
日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」
【開高健ノンフィクション賞受賞作】常夏の国フィリピンで、困窮生活を送る何百人もの日本人男性がいる。フィリピンクラブで知り合った女性を追いかけてきた男、偽装結婚のカモにされた男……所持金ゼロ、住む家もない彼ら「困窮邦人」に手を差し伸べるのは、フィリピンの貧しい人々だった。男たちのすさまじい生き様を通して現代日本の問題点をあぶり出す、渾身のルポルタージュ。第9回開高健ノンフィクション賞受賞作。 -
機嫌のいい犬
「はつきりしない人ね茄子投げるわよ」「はるうれひ乳房はすこしお湯に浮く」「徹頭徹尾機嫌のいい犬さくらさう」――作家であり、俳人でもある著者の初句集。日常、旅、食卓、恋・・・・・・さまざまな光景が自由奔放に描き出される220句を、1994年から2009年まで年代順に収録。巻末には、俳句仲間の作家・長嶋 有さんと俳句の魅力を語り尽くす対談を追加。あらたな川上ワールドの魅力に浸れる1冊。「この句集を読んで、少しでも『俳句、つくってみようかな』とお思いになった方がいらしたら、それはこの句集にとって、何よりの褒美となることでしょう」(著者より) -
てのひらの未来 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season:アナザーストーリー
オーストラリアから緊急帰国し、かれんとの未来を模索する勝利。一方、二人を見守ってきた丈や星野りつ子、中沢、アレックス……彼らもまた、それぞれの想いと時間を胸に、悩みながらも新たな一歩を踏み出そうとしていた。そして帰国から一年。かれんと勝利に思いもよらない報せが届いて――。一人一人の願いが織りなす最終巻の裏側と、その後の彼らの姿を描く、宝物のようなもう一つの物語。550万人がときめいた恋愛小説の金字塔、〈おいコー〉シリーズにファン必読、感動のアナザーストーリーが登場!――「本編のラストよりもほんの少し先の世界に、読者の皆さんが今よりちょっと安心していただけたなら……」(村山由佳) -
8050問題 中高年ひきこもり、七つの家族の再生物語
ひきこもりという存在が社会に認識されるようになって約20年。事態は解決に向かうどころかさらに深刻化している。支援の手が届かなかったひきこもりは40代、50代になり、80代の親が彼らを抱え込むことになった。近年、にわかに社会問題化した「8050問題」。その当事者と家族に焦点を絞った先に見えてくるこの社会の有り様とは? 深き苦悩を見つめた希望と救いのノンフィクション。 -
小説 最後まで行く
年の瀬も押し迫る12月29日の夜。危篤の母の元に向かうために、刑事・工藤祐司は酒気帯びで車を飛ばしていた。その時、課長から電話が入る。「週刊誌がウチの署に裏金があるって告発記事を書くんだと」――刑事でありながら、反社会的勢力から裏金を貰っていたことをマスコミにリークされた事実も工藤を焦らせる。その極度の精神状態の時、男をはねてしまい、さらにひき逃げという罪まで背負うはめに。死体隠し、裏金のもみ消し、彼を追うエリート監察官・矢崎とのひりつく駆け引き……。同名映画を小説化、圧倒的スピード感で描くノンストップ・エンターテインメント!! -
おいしい家族
母の三回忌、実家である都内の離島に帰省した橙花。都会暮らしに疲れた橙花にはちょうどよい休暇だった。故郷に暮らす一つ年下の弟の翠は、スリランカ人女性と結婚し、間もなく新しい命が誕生する予定。実家に着くと、橙花を出迎えたのは、母のワンピースを着た父だった! 唖然とする橙花に追い討ちをかけるように、夕食の席に現れたのは、見知らぬ中年男・和生と、その娘で生意気な女子高生・ダリア。そして父はこう宣言した。「父さんな、あたらしい家族の母さんになろうと思う」。性別、血縁、国籍、あらゆる壁を超えた、あたらしい家族の誕生を描いたユートピア小説。 -
そこに工場があるかぎり
作家小川洋子氏による、おとなの工場見学エッセイ。あのベストセラー『科学の扉をノックする』の工場版ともいえる本です。精密な穴開け加工を行う工場、お菓子の製造過程を見せる施設、競技用ボートを手作業で作り上げる造船所、多人数用ベビーカーや介護用品を自社一貫生産する企業、ガラス管の加工を手掛ける工房、そして鉛筆の製造における工夫と精神を紹介。幼いころから変わらぬ小川さんの好奇心と工場愛がじわじわ心にしみて、今、日本のものづくりに携わる人々と、繊細で正確な数々の製品のこと、あなたもきっと、とても愛おしく思うようになるでしょう!