集英社文庫の検索結果

  • あやかし草子

    あやかし草子

    小説・文芸
    3.8
    1巻528円 (税込)
    古い都の南、朽ちた楼門の袂で、男は笛を吹いていた。笛を吹いてさえいれば、男は幸せだった。ある春の夜、笛を吹く男の前に、黒い大きな影が立っていた。鬼だ。笛の音を気に入った鬼は、男に絶世の美女を与え、百日の間は絶対に触れてはならぬと告げるが……(「鬼の笛」)。人ならざるものを描くことで浮き上がる、人間の業や感情。民話や伝承をベースに紡がれた六編を収録した短編集。
  • さいはてにて やさしい香りと待ちながら

    さいはてにて やさしい香りと待ちながら

    小説・文芸
    3.3
    1巻528円 (税込)
    東京で小さな珈琲店を営んでいる女性・岬。自分だけを信じて生きてきたが、幼い頃に生き別れて行方不明の父を待つため、能登の海辺、父の残した舟小屋を改装した場所に店を移転する。さいはての海辺で出会ったのは、キャバクラ嬢でシングルマザーの絵里子と、その子どもたち・有沙と翔太。彼らと触れあううち、頑なだった岬の心に変化が……。永作博美、佐々木希出演映画をノベライズ。
  • ニコニコ時給800円

    ニコニコ時給800円

    小説・文芸
    3.6
    1巻528円 (税込)
    仕事を失い、酒に酔った夜。20歳のリンコは河原で野宿する謎の美青年リュウセイに出会う。楽してお金が欲しいというリンコに、彼が紹介した奇妙な仕事、それはこれまでの労働の概念を変えるものだった。自称ヒキオタニートのリュウセイに振り回されっぱなしのリンコだったが、彼には驚くべき秘密が――。漫画喫茶、アパレルショップ、IT業界など、時給800円で頑張る人々を描く連作短編集。
  • はるさきのへび

    はるさきのへび

    小説・文芸
    4.0
    1巻528円 (税込)
    26歳の平凡なサラリーマンの、妻以外の女性との、ちょっとドキドキする出会いと、アヤシク微妙な心の動きをとらえた「階段の上の海」。赤ちゃん誕生と育児を、新米ママの視点で描く「海ちゃん、おはよう」。娘の成長を見守る父親の心と家族のエピソードをちりばめた「娘と私」。冬眠から目覚めたばかりのへびのように、のんびり、でもそわそわする人生の一時期を温かいタッチで綴る私小説3編。
  • 処女連祷

    処女連祷

    小説・文芸
    4.2
    1巻528円 (税込)
    卒業を間近に控えた女子大生仲良しグループ。珠美は秘書、文代は教師、トモ子は編集者など、7人それぞれの進路へ巣立とうとしている。恋愛に憧れつつも、まだ見合い結婚が主流の終戦直後、彼女達が常に盛り上がるのは、唯一婚約者のいる祐子の話だ。卒業後、婚約者の誕生日に全員が祐子の家に招待されるが――。若い女性の心の葛藤を、瑞々しく描く。有吉文学の原点となった、初の長編小説。
  • 世にも奇妙なマラソン大会

    世にも奇妙なマラソン大会

    サハラ砂漠でマラソン!? ある深夜、ネットでサハラ・マラソンなるサイトを見つけた著者。酔った勢いで主催者に参加希望のメールを送ったところ、あっさりと参加を認める返信がきた。開催まではたった二週間あまり。15キロ以上は走ったこともないランニング初心者の闘いがいま始まる――。表題作のほか、「謎のペルシア商人」など著者の“間違う力”が炸裂する超絶ノンフィクション作品集。
  • 試写室25時

    試写室25時

    小説・文芸
    3.7
    1巻528円 (税込)
    若さだけが取り柄、さして特技もないのに〈何でもやる商会〉を始めた4人の男女。「悪魔ばらいをお願い」「殺し屋から身を守って」「田舎の両親の前で“一日女房役”を」「オペラ観劇中に眠らない方法を教えて」などなど、奇妙な依頼ばかりが舞い込み、大騒ぎ! 「日曜日のエクソシスト」「プリティ・ウーマン・イン・クラシック」「学校の〈裏〉怪談」など全7篇。名画のエッセンスが香る、傑作連作ミステリー。
  • 吸血鬼ブランドはお好き?(吸血鬼はお年ごろシリーズ)

    吸血鬼ブランドはお好き?(吸血鬼はお年ごろシリーズ)

    小説・文芸
    3.0
    1巻517円 (税込)
    ファッションデザイナーの卵・麻乃は、師匠の草間紫音になかなか認められず落ち込んでいた。偶然見かけたクロロックの姿をヒントに描き起こした新デザインが採用され、喜んだのもつかの間、麻乃はブランドをクビにされ、盗まれたデザインは〈ビバ! 吸血鬼〉という新ブランドとして発表されて……!? 図らずもモデルになった吸血鬼クロロックと娘エリカが正義のために立ち上がり、悪徳デザイナーの闇に迫る! 他2編収録。
  • Masato
    続巻入荷

    アンドウマサト三部作

    小説・文芸
    4.2
    1~2巻506~737円 (税込)
    【第32回坪田譲治文学賞受賞作】「スシ! スシ! スシ!」いじめっ子エイダンがまた絡んでくる――。親の仕事の都合でオーストラリアに移った少年・真人。言葉や文化の壁に衝突しては、悔しい思いをする毎日だ。それでも少しずつ自分の居場所を見出し、ある日、感じる。「ぼくは、ここにいてもいいんだ」と。ところがそれは、母親との断絶の始まりだった……。異国での少年と家族の成長を描いた第32回坪田譲治文学賞受賞作。
  • サマーゴースト

    サマーゴースト

    小説・文芸
    4.1
    1巻506円 (税込)
    夏の間、郊外の飛行場跡地で線香花火を灯すと、自殺した女の幽霊“サマーゴースト”が現れるという。そんな都市伝説を聞いた高校3年の友也は、自殺系サイトで知り合った高校生の涼とあおいとともに、その幽霊に会いに行く。彼らは幽霊に「死ぬって、どんな気持ちですか?」と聞いてみたかった。それを聞くべき理由があったから。しかし、彼女からは衝撃の事実を聞かされ…。10代からイラストレーターとして活動し、近年はアニメ、作詞、小説、漫画、と多彩なクリエイティビティを展開する俊英・loundraw。その初監督の劇場アニメーションを、脚本を担当した乙一がノベライズした少し不思議な夏の青春長編!
  • もう一度デジャ・ヴ

    もう一度デジャ・ヴ

    小説・文芸
    3.8
    1巻506円 (税込)
    テレビに映し出された風景に見覚えがある。行ったことはないのに、確かにこの情景を知っている……。高校2年生の矢崎武志に起こったのは強烈な既視体験(デジャ・ヴ)。彼は意識を失う度に、はるか昔、生まれる前の世界を体験する。その世界で彼は戦国の忍びの一族だった。前世で何があったのか、なぜ過去を追体験するのか? 運命の人に再び出会うため、時空を超えて駆け巡る愛と宿命のリフレイン! 1993年、新書版の「ジャンプJブックス」で刊行された村山由佳の正真正銘の処女作がついに電子版で登場!!
  • 定年女子 これからの仕事、生活、やりたいこと

    定年女子

    ビジネス・実用
    3.5
    1~3巻506~594円 (税込)
    今の時代、リタイア=老後ではない。フェードアウトするには早すぎる。豊富な経験を持ち、まだまだ元気な60代。定年後も仕事をする? 仕事を離れて自由に生きる? 実際にリタイア後の人生を楽しむ多くの先輩たちの体験談を読むうちに、あなたの生き方の方向性も見えてくるはず。気になるお金の問題や健康維持の秘訣についてもバッチリ。定年から老後までの人生を前向きに生きるためのヒント。
  • ババア最高! +60歳からのHAPPYおしゃれ

    ババア最高! +60歳からのHAPPYおしゃれ

    家の中で赤いリップを塗って何が悪い! 派手色ネイル上等! 命短し着飾れBBA! “第2ステージを楽しまなくちゃ損”と人生謳歌中のスタイリストと漫画家が、還暦からのHAPPYおしゃれ術を教えます! ファストファッションを取り入れた着こなしや、+60から着たいブランド、秘密の着痩せテクなどを幅広く徹底指南。超効率重視&完璧主義・いく子の家事テク紹介も収録で、お得感満載の一冊。全大人女子の悩みもこの二人にかかれば一刀両断! 口は悪いが、ハートは熱い! 大人気シリーズ、地曳いく子×槇村さとるのBBA第3弾!!
  • 背高泡立草

    背高泡立草

    小説・文芸
    3.3
    1巻506円 (税込)
    「別に良いやん、草が生えてたって。誰も使わんっちゃけん」大村奈美は、不機嫌だった。何故空き家である母の実家の納屋の草刈りをするために、これから長崎の島に行かなければならないのか。吉川家には〈古か家〉と〈新しい方の家〉があるものの、祖母が亡くなり、いずれも今は空き家に。奈美はふと気になって、伯父や祖母の姉にその経緯を聞くと、そこには〈家〉と〈島〉にまつわる時代を超えた壮大な物語があった――。第162回芥川龍之介賞受賞作。書き下ろし短編「即日帰郷」も収録。
  • 犬のかたちをしているもの

    犬のかたちをしているもの

    小説・文芸
    3.9
    1巻506円 (税込)
    「子ども、もらってくれませんか?」――彼氏の郁也に呼び出された薫は、その隣に座る見知らぬ女性からそう言われた。薫とセックスレスだった郁也は、大学時代の同級生に金を払ってセックスしていたという。唐突な提案に戸惑う薫だったが、故郷の家族を喜ばせるために子どもをもらおうかと思案して……。昔飼っていた犬を愛していたように、薫は無条件に人を愛せるのか。第43回すばる文学賞受賞作。「おいしいごはんが食べられますように」で第167回芥川賞を受賞した高瀬隼子のデビュー作!
  • しない。

    しない。

    小説・文芸
    3.6
    1巻506円 (税込)
    長らく便利に使ってきた「通販」。ところが、ある時からトラブルが頻繁に起こるようになり……。一度も持ったことがない「携帯電話」や、悩みだらけの「化粧」。昔から熱意が持てなかった「結婚」に、「捨てすぎること」で起こった想定外のトラブル。著者ならではの「しないこと」をひもといて見えてきた、ラクで快適な毎日を送るためのヒントとは。自分なりの取捨選択が見つかる、共感と発見の全16章。
  • 吸血鬼はレジスタンス闘士(吸血鬼はお年ごろシリーズ)

    吸血鬼はレジスタンス闘士(吸血鬼はお年ごろシリーズ)

    小説・文芸
    3.3
    1巻506円 (税込)
    戦時の活躍から『レジスタンスの英雄』として知られるフランス元外相が、来日中にジョギングをしているさなか皇居のお濠に転落した。クロロックに救出された彼は、何者かに突き落とされたと訴えるが、厳重な警備で不審な人間を見たものはいない。だが正統な吸血鬼でふしぎな力を持つクロロックにだけは、彼の背後にこの世ならざる姿が見えていた…。表題作ほか、大臣暗殺計画に巻き込まれロープウェイで宙吊りに!? クロロック父娘絶体絶命の『吸血鬼地獄谷を行く』、白昼の交差点に暴走車が突っ込み、子どもを助けたエリカは病院で犯人の男と鉢合わせてしまい…『吸血鬼、交差点に立つ』の二編を収録。今回も、吸血鬼父娘が怪事件を華麗に解決!
  • 水晶庭園の少年たち

    水晶庭園の少年たち

    小説・文芸
    3.8
    1~5巻506~550円 (税込)
    祖父と愛犬を続けて亡くし、ショックで学校を休んでいる中学生の樹。入るのを禁じられている土蔵の扉が開いているのに気付き足を踏み入れると、中には祖父の鉱物コレクションがあり、そして不思議な雰囲気の少年がいた。雫と名乗る彼と打ち解け、少し元気になった樹は、祖父の遺した鉱物の魅力に惹かれるようになり……。少年の繊細な心に鉱物の美しさを重ね合わせた、ファンタジックな物語。
  • ショート・トリップ

    ショート・トリップ

    小説・文芸
    3.4
    1巻506円 (税込)
    「ならず者18号」に科せられた刑罰としての旅。道に迷った「奇跡の犬」の壮大な冒険。生涯、孤高の旅人として生きた伝説の「試食の人」――。ユーモアとサービス精神に溢れた旅を巡る48のショートショート集。単行本未収録作品のほか、本文イラスト・長崎訓子の描きおろしストーリーや、いしいしんじの特別寄稿も収録。
  • ミス・吸血鬼に幸いあれ(吸血鬼はお年ごろシリーズ)

    ミス・吸血鬼に幸いあれ(吸血鬼はお年ごろシリーズ)

    小説・文芸
    3.0
    1巻506円 (税込)
    「ミス・吸血鬼コンテスト」が開催されることとなった。「ミス・ネックレス」から急きょ名称を変えたいと主催者が言うのだ。審査員はなんと、エリカの父で正統派吸血鬼のクロロック。しかし、このコンテストどこかいわくありげで……。夢と希望に溢れた美少女たちに、忍び寄る黒い影が──!? 表題作のほか『吸血鬼は初恋の味』『吸血鬼、タクトを振る』の2編を収録。新装版シリーズ、第23弾!
  • 焼け跡の高校教師

    焼け跡の高校教師

    小説・文芸
    3.3
    1巻506円 (税込)
    戦後占領下の沖縄。大学を中退し米軍諜報機関の翻訳作業についた私は、仕事に倦んで教師へと職を変えた。赴任先は、校舎も教科書もない高校。だが、日本の影響を受けないここで、国語ではなく“文学”を教えたい。自分の創作戯曲を生徒達に演じさせようと考える。物はないが、もう戦争はないという開放感に満ち溢れた時代の少年少女と教師を描く。著者が自分の一番輝いていた時と回想する自伝的小説。
  • 爽年

    爽年

    小説・文芸
    3.8
    1巻506円 (税込)
    オーナー・御堂静香の亡き後、非合法のボーイズクラブを引き継いだリョウ。七年もの歳月を娼夫として過ごしてきた彼は、女性達の様々な欲望を受け止め続けていた。性とはなにか。男と女の関係とは、どんなものなのか──深遠な旅の結末に、リョウが下した決断とは。「娼年」シリーズ最終章。
  • インディゴの夜

    インディゴの夜

    小説・文芸
    3.5
    1~7巻506~715円 (税込)
    「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれる」渋谷のホストクラブ、〈club indigo〉。カジュアルな雰囲気と個性派揃いのホストたちがウケて人気は上々だが、たびたび事件に巻き込まれ、オーナーの晶はホストたちと共に解決に奔走することに……。書き下ろしショートストーリーや特典もたっぷり収録した、大人気ミステリー「インディゴの夜」シリーズ!
  • 衣にちにち

    衣にちにち

    小説・文芸
    3.5
    1巻506円 (税込)
    「まいったなぁ」この頃気温が安定しない。日々の温度差が10度近いと、もうお手上げだ。何を着ていいのか全然わからない。日々健やかに過ごすためにせっせと漢方に通い、リンパマッサージを受け、ストレスを溜めないようにクローゼットの整理をする。大好きな着物なのに着るのがしんどくなる時もある。ただただ小綺麗でいたいだけなのに、どうしてこんなに悩ましいの? 中高年女性共感必至の衣日記。
  • 私の彼氏は吸血鬼(吸血鬼はお年ごろシリーズ)

    私の彼氏は吸血鬼(吸血鬼はお年ごろシリーズ)

    小説・文芸
    4.0
    1巻506円 (税込)
    大好きな彼氏に振られた。それもひどい方法で。傷心の女子高生、岡野栄江の周辺で血なまぐさい事件が起こり始める。正統派吸血鬼クロロックと娘のエリカは事件の解明に乗り出すが……。我は復讐のためによみがえれり。そんな怪しげな落書きを、“クロロック商会”のトイレの鏡に見つけて……? ほか「マドモアゼルと吸血鬼」「吸血鬼と眠りを殺した男」を収録。新装版シリーズ、第22弾!
  • 意識のリボン

    意識のリボン

    小説・文芸
    3.5
    1巻506円 (税込)
    母親を亡くした二十代の「私」は、「絶対に長生きするからね」と父に誓ったのに、交通事故に遭ってしまう。激痛の嵐の中、目を開けると二メートルほど下に自分の身体を見下ろしていて……。表題作ほか、姉妹、妻、母親――様々な女たちの視線から世界を切り取り、人生を肯定するあたたかさを感じさせる。著者新境地の全八編の短編集。
  • 求愛

    求愛

    小説・文芸
    3.0
    1巻506円 (税込)
    愛はままならない。だから死ぬまで愛を求める――。舌癌で亡くなった夫の愛人へ妻からの謝罪の手紙。私は鬼です、蛇です。そこには最期の壮絶なやり取りが告白されていた。(「妻の告白」)五歳のぼくが捨てられた日。大好きなママがこんなにいやな声をはりあげるようになったのはいつからだろう。(「その朝」)ちりばめられた愛のカケラが降りそそぐ、齢九十七の著者による初めての恋愛掌小説集。
  • 吸血鬼と生きている肖像画(吸血鬼はお年ごろシリーズ)

    吸血鬼と生きている肖像画(吸血鬼はお年ごろシリーズ)

    小説・文芸
    4.0
    1巻506円 (税込)
    評判の画家に描かせた肖像画が届いた直後、大企業の社長が自殺した。社長室のある八階から飛び下りたのだ。疑惑の肖像画を見たクロロックは、かすかに漂う怪しい匂いをかぎつけた。しかも現場に来た刑事によると、この画家が描いた人間は次々と亡くなっているといい──!? 正義の吸血鬼父娘が、事件に潜む闇を斬る!! 表題作のほか『吸血鬼とお茶を』『鏡を愛した吸血鬼』の2編を収録。
  • 作家と一日

    作家と一日

    小説・文芸
    3.9
    1巻506円 (税込)
    ポルトガルのビーチでパトカーに乗せられ、新宿ゴールデン街でなぜかフィンランドのヘヴィメタバンドと意気投合し、仕事場では愛する猫に癒される──。それら全てが作家・吉田修一の一日。そして、『悪人』『怒り』などベストセラーを生み出し続ける彼の素顔なのだ。ANAグループ機内誌『翼の王国』の人気連載をまとめたエッセイ集第三弾。本書を手に取ったあなたは、きっと旅に出たくなる。
  • 十津川警部 雪とタンチョウと釧網本線(十津川警部シリーズ)

    十津川警部 雪とタンチョウと釧網本線(十津川警部シリーズ)

    小説・文芸
    -
    1巻506円 (税込)
    会社員の小柴は、毎年2月に釧路へ旅行し、行方不明の恋人ゆみを探している。今年も『SL冬の湿原号』に乗り、乗客を丹念に撮影。レンタカーに戻ると見知らぬ女の死体があり、容疑がかかる。7年前ゆみの失踪時も疑われた過去があった。小柴と同級生の十津川警部は、彼の写真を手がかりに捜査を始め、3Dカメラ開発が絡んでいると……。人気のSLが走る釧網本線を舞台に描く長編旅情ミステリー。
  • 受験必要論 人生の基礎は受験で作り得る

    受験必要論 人生の基礎は受験で作り得る

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻506円 (税込)
    テレビでお馴染みの予備校講師・林修先生が、「受験」の利点も欠点も包み隠さずお教えします。ガリ勉せずとも最難関の東大に現役合格した“林修式勉強法”も満載。受験勉強は社会に出たら役に立たないかもしれない。けれど、やり方一つで社会を生き抜く上で不可決な“考える力”を高める。「受験」に関わる全ての人、そして受験を終えた大学生や社会人にもタメになる林修からの熱きメッセージ。
  • さくら日和

    さくら日和

    小説・文芸
    4.1
    1巻506円 (税込)
    21世紀を前にして、人生最大の危機に陥ったももこさん。「ママは本当はさくらももこなんじゃないの?」と息子が疑いを抱き始めたのだ…。「深まる息子の疑惑」はじめ、父ヒロシを連れての社員旅行など、抱腹エピソードが満載。「おめでとう新福さん」で前代未聞のパーティーの主役となった、元担当編集者からの渾身の質問をお楽しみ巻末付録に。人気爆笑エッセイがますますパワーアップして登場。
  • まる子だった

    まる子だった

    小説・文芸
    4.1
    1巻506円 (税込)
    まる子だったあのころをつづる爆笑エッセイ。大ヒット漫画『ちびまる子ちゃん』の作者が、子供時代を振り返る第2弾! ノストラダムスの大予言、モモエちゃんのコンサートetc. …爆笑と郷愁がこみあげる傑作エッセイ! (対談・糸井重里)
  • 左目に映る星

    左目に映る星

    小説・文芸
    3.7
    1巻506円 (税込)
    【第37回すばる文学賞受賞作!】小学5年生の時に出会った奇跡のような存在の少年・吉住を忘れられないまま大人になり、他者に恋愛感情を持てなくなった26歳の早季子。恋愛未経験で童貞、超がつくほどのオタクで、人生をアイドル・リリコに捧げる宮内。どうしようもない星たちを繋げるのは、片目を閉じる癖、お互いが抱える虚像。透明度0%のこじらせ女子と、あまりにピュアな純度100%のアイドルオタク。二人の恋の行方は――。
  • 圧縮! 西郷どん

    圧縮! 西郷どん

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 激動の幕末を駆け抜けた西郷隆盛。その人柄で様々な偉業を成し遂げ、今も多くの人に愛され続ける彼の魅力とは何だったのか? 幕末から西南戦争にかけての複雑な政局や人間関係、西郷の波乱に満ちた生涯を、「圧縮漫画」の名手・いのうえさきこがぎゅぎゅっと濃密に圧縮して描く! 西郷さんの名前は知ってるけど、実は何をした人なのかイマイチ分かってないかも? というあなた、必読です!
  • ナツイロ

    ナツイロ

    小説・文芸
    3.4
    1巻506円 (税込)
    大学のリゾートバイト研究会に所属する田中譲。とある出来事で大学から遠ざかり、住み込みのみかんアルバイターとして、ひとり愛媛へ。1歳下のシンガーソングライターの女子と出会う。次第に彼女のペースに巻き込まれ、アルバム製作の費用を用立てて、一緒に曲作りをすることに。彼女に振りまわされた季節は、それでもやっぱり輝いていた。青春まっただ中の男子と女子の物語。
  • マダム・キュリーと朝食を

    マダム・キュリーと朝食を

    小説・文芸
    3.0
    1巻506円 (税込)
    どうして、目に見えないもののことは、大切にできないんだろう――。「東の国」に流れ着いた猫と、震災の年に生まれた少女、雛。猫は放射線を“光”として見ることができ、雛の母たちはその“光”を音として聞くことができた。ラジウムの発見は世の中を大きく変えたという。一体どんな風に? 一匹と一人は時空と場所を飛び超え、エネルギーの歴史を知る旅に出る。問題提起に満ちた長編小説。
  • 坂の下の湖

    坂の下の湖

    小説・文芸
    3.7
    1巻506円 (税込)
    ゆるやかな下降路線に入って久しい、平成の日本。格差も広がり、ついついうつむきがちになるけれど、そんなに悲観しなくても大丈夫。下り坂をマイペースに歩いてゆけば、いつかきっと、自分だけのオアシスが見つかるはず――。世の中を広く見つめ、仕事や恋愛、結婚、趣味などさまざまなトピックから、成熟の時代の生き方を真摯に軽やかに提案する。「R25」連載の好評エッセイ第3弾。
  • 鼻に挟み撃ち

    鼻に挟み撃ち

    小説・文芸
    3.8
    1巻506円 (税込)
    御茶ノ水、聖橋のたもとで演説をする奇妙な男。ゴーゴリの「鼻」と後藤明生の「挟み撃ち」について熱く語るその男は、大声を出すには相応しくないマスクをしている。そしてまた道行く人々もみな同様に。なぜ誰もが顔を隠しているのか、男の演説の意図は何なのか。支離滅裂に思える内容に耳を傾けるうち、次第に現実が歪み始め――。政治小説の再来を目指した表題作の他三篇を含む幻惑小説集。
  • 外房線 60秒の罠(十津川警部シリーズ)

    外房線 60秒の罠(十津川警部シリーズ)

    小説・文芸
    3.0
    1巻506円 (税込)
    井口勲は、二年前に殺された恋人との思い出を胸に南房総の旅に出かけた。安房鴨川で出会った若い女性に、携帯電話のカメラで写真を撮られる。翌日、井口を写した携帯を所持した女性の絞殺体が井の頭公園で発見され、彼に容疑がかかる。捜査班の十津川警部が井口の身辺を探るうち第二の殺人が発生し……。巧妙に張り巡らされた復讐のトリックに挑む! 風光明媚な房総を舞台に描く旅情ミステリー。
  • 江戸前 通の歳時記

    江戸前 通の歳時記

    小説・文芸
    3.9
    1巻506円 (税込)
    “てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように、揚げるそばからかぶりつくようにして食べていかなきゃ”「通のたしなみ」より。―料理人が喜ぶ意外な食べ方から、小鍋だて、白魚の卵落とし、鯛茶漬、小鰭の新子等々、旬の味を堪能する料理まで。食通作家をうならせた酒肴のメニューと人生の折々に出会った忘れられない味。本当の通のたしなみを知る食道楽による名エッセイ集。
  • 人生のお福分け

    人生のお福分け

    小説・文芸
    3.8
    1巻506円 (税込)
    『徒然草』で、生きている幸福をかみしめ、楽しく充実して生きろと教えてくれた兼好法師。娘時代から波長の合う『枕草子』の清少納言など、古典を友とする暮らしの豊かさ。心に響いた映画や草花に感じる自然のこと。人生の途上に、道しるべとなった本や師や友。心に刻まれ、生きる杖となった言葉たち。生活の細部を愛おしみ、毎日を真剣に丁寧に生きた著者の勁くしなやかな生き方エッセイ集。
  • 箱根たんでむ 駕籠かきゼンワビ疾駆帖

    箱根たんでむ 駕籠かきゼンワビ疾駆帖

    小説・文芸
    5.0
    1巻506円 (税込)
    東海道随一の難所、箱根路。箱根山を越えて西を目指す旅人で賑わう小田原宿で、ひときわ威勢のいい駕籠かきが侘助と漸吉の二人組だ。年の頃と背丈が近いという理由で親方に組まされた二人だが、とにかく息が合わず、喧嘩ばかりの問題児。そんな二人が、商売敵と「箱根一」をかけて勝負することになり――。箱根を舞台に、少年たちの成長と友情を生き生きと描く青春時代小説。
  • 思い出のとき修理します

    思い出のとき修理します

    小説・文芸
    4.0
    1~4巻506~660円 (税込)
    仕事にも恋にも疲れ、都会を離れた美容師の明里。引っ越し先の、子供の頃に少しだけ過ごした思い出の商店街で奇妙なプレートを飾った店を見つける。実は時計店だったそこを営む青年と知り合い、商店街で起こるちょっぴり不思議な事件に巻き込まれるうち、彼に惹かれてゆくが、明里は、ある秘密を抱えていて……。どこか懐かしい商店街が舞台の、心を癒やす連作短編集。
  • 娘と嫁と孫とわたし

    娘と嫁と孫とわたし

    小説・文芸
    3.4
    1巻506円 (税込)
    65歳の玉子は、亡き息子の嫁、里子と孫の春子との三人暮らし。お互いをいたわりあっての平穏な日々。そこに嫁にいった38歳の娘、葉絵がしょっちゅう帰ってきては、子供のころに心理的虐待を受けた、と身に覚えのない難癖をつけてからむ。実の娘よりも他人である嫁のほうがわかりあえるのか、いや、いざとなればやはり実の娘がたよりになるのか、玉子の心は複雑に揺れ動く。傑作連作短篇集。
  • 鎌倉江ノ電殺人事件(十津川警部シリーズ)

    鎌倉江ノ電殺人事件(十津川警部シリーズ)

    小説・文芸
    3.0
    1巻506円 (税込)
    都内の大学生が、独り暮らしの自宅で服毒死した。急行した十津川警部は、現場で江ノ電の玩具に気付く。犯人のメッセージではと考えた警部は、江ノ電に乗車し手がかりを探す。数日後、江ノ電が女性を轢いたと知らせが届く。だが、被害者はすでに絞殺されていたことが判明。さらに、その女性のものと思われるバッグからも、同じ江ノ電の玩具が発見され……。連続殺人犯に挑む名推理。長編旅情ミステリー。
  • 十津川警部 三陸鉄道 北の愛傷歌(十津川警部シリーズ)

    十津川警部 三陸鉄道 北の愛傷歌(十津川警部シリーズ)

    小説・文芸
    4.0
    1巻506円 (税込)
    東日本大震災から2年。近藤の携帯電話に行方不明の婚約者渚の歌声が入る。以後歌声だけの電話が続き、近藤は真相を確かめようと渚の故郷K村へ向かう。婚約者からの電話が、愛の奇跡と話題になった頃、村長が殺される。一方、東京で大臣殺害事件を捜査する十津川警部は、現場の指紋から村長殺人との繋がりを見出し、岩手へ飛ぶが……。哀しき愛の奇跡の裏に隠された謎を追う十津川警部の名推理。
  • あたらしい家族

    あたらしい家族

    小説・文芸
    3.3
    1巻506円 (税込)
    医学部入学を目指し大学浪人中のアキラは、いとこの善男が営む老人グループホーム「八方園」に下宿することになる。三十半ばでバツイチ、元役者、めっぽう口が悪くて老人たちを婆ぁ呼ばわりする善男だが、なぜかホームに暮らすみんなからの信頼は厚い。赤の他人ながら共同生活を送るうち、彼らは互いにかけがえのない存在になっていく。著者の代表作『おれのおばさん』に繋がる連作短編小説。
  • 食べる。

    食べる。

    食べ物を通じて人に出会い、出会った人と食事を共にする。ゲロ雑巾と揶揄されるエチオピア料理“インジェラ”の妖しい魅力にとりつかれ、メキシコで本場のタコスに舌鼓を打ち、ルーマニアでは現地の若者が作る卵焼きを食べる。自宅のテレビから得られる膨大な知識よりも、旅で得られるわずかな手触りにこそ真実がある。気鋭の開高賞作家が世界中を渡り歩いて綴ったノンフィクション。
  • 田崎教授の死を巡る桜子准教授の考察

    桜子准教授の考察シリーズ

    小説・文芸
    3.5
    1~2巻506~572円 (税込)
    マンションも買った。車も買った。足らないものは男だけ。桃沢桜子42歳。立志館大学准教授。出世争いには巻き込まないで的な、食事は売れ残り弁当でOK的な合理主義な女。ある朝、田崎教授が大学の玄関ロビーで死んでいた。前日に教授と言い争っていたのを目撃された桜子は警察に事情を聞かれる。一癖も二癖もある教授たちと大人になりきれない学生たち。魑魅魍魎が跋扈する大学内ミステリー。
  • 門司・下関 逃亡海峡(十津川警部シリーズ)

    門司・下関 逃亡海峡(十津川警部シリーズ)

    小説・文芸
    -
    1巻506円 (税込)
    大学講師の篠塚昭夫は、留学生のアン・ミカと浮気をしている。それに気づいた妻は、夫と無理心中をしようと部屋に火をつけ焼身自殺。だが、遺体から睡眠薬が検出され、夫に疑惑が……。十津川警部に容疑の目を向けられた篠塚は、葬儀の途中で姿を消し、愛人と逃亡を図る。警察の追跡を巧みにかわす二人を追い詰める十津川警部たち。決死の逃避行の果て掴んだ驚愕の愛! 長編旅情ミステリー。
  • 働くことと生きること

    働くことと生きること

    小説・文芸
    5.0
    1巻506円 (税込)
    天職とは最初からあるものではなく、働きながら育った人格があとから見出すもの、心のあり様次第のもの――。僧侶、販売員、役所勤め、中国での苦力監督、代用教員、新聞記者など様々な職業を体験した著者。棺づくり下駄直しなど生活のために働く父母、一品に心をこめる竹人形職人達。職に徹する人々を見つめ続けて感じた誇りをもつ明るさ。仕事から教えられる幸せと人生を綴る、珠玉のエッセイ。
  • 十津川警部 小浜線に椿咲く頃、貴女は死んだ(十津川警部シリーズ)

    十津川警部 小浜線に椿咲く頃、貴女は死んだ(十津川警部シリーズ)

    小説・文芸
    3.0
    1巻506円 (税込)
    十津川警部の妻・直子に、京都K女子大学同窓会の招待状が届く。同期の金井富美が、日本画の賞を受賞したお祝いだという。直子たちは、“椿の君”と呼ばれた富美をはじめ仲良し5人で、美女軍団と称していた。同窓会直前、仲間の三原敏子が殺害される。十津川警部は、同窓生から情報を得るため京都へ向かうが、また軍団メンバーが殺害され……。椿の因縁をめぐる謎を追って、東京、京都、福井を結ぶ推理行。
  • アゲイン 28年目の甲子園

    アゲイン 28年目の甲子園

    小説・文芸
    3.9
    1巻506円 (税込)
    もう一度、甲子園を目指しませんか――。40代半ばの元高校球児、坂町は見知らぬ女性に突然、声を掛けられる。彼は高校時代、ある出来事が原因で甲子園への夢を絶たれていた。記憶の蓋をこじ開けるような強引な誘いに苛立ちを覚える坂町だったが、かつてのチームメイトと再会し、ぶつかり合うことで、再び自分自身と向き合うことを決意する。夢を諦めない全ての大人におくる感動の物語。
  • 東京観光

    東京観光

    小説・文芸
    3.7
    1巻506円 (税込)
    アパートの水漏れがきっかけで、下の階に住む男と親しくなったあかり。男はある日、奇妙な相談を持ちかける。「俺と、部屋を交換しない?」(「天井の刺青」)。街のあちこちに灰色の公衆電話が存在していた、あの時代。初めて東京を訪れた私が泊まったホテルの部屋には、なぜか外国人女性が住んでいて……(「東京観光」)。不思議で、ユーモラスで、じんわり染みる。直木賞作家が贈る、味わい深い七つの物語。
  • 地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

    地図のない旅 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VIII

    小説・文芸
    4.1
    1巻506円 (税込)
    誰一人として、勝利くんを罰しようとしなかった。その結果、彼はあそこまで追い詰められたんです――中沢の言葉を反芻しながら、風見鶏のマスターは、自分がかれんの兄であることを花村家に告げに行く。由里子さん、若菜ちゃんもそれぞれのつらい経験を乗り越えようと、一歩ずつ足を前に進める。あのとき以来、時間がとまったままの勝利だったが、急遽オーストラリアから帰国することになり……。
  • 彼方の声 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VI

    彼方の声 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season VI

    小説・文芸
    3.9
    1巻506円 (税込)
    かれん。……ああ、かれん。名前をはっきり思い浮かべるだけで、胸が焦がれて息が詰まる。逢いたかった。だけど、だめだ、まだ逢えない。いや、違う、もう逢えない─。いまだに悪夢にうなされる、傷心の勝利の前に現れた金髪の美少女アレックス。無愛想で、ワガママで、最悪の第一印象だった。彼女のすばらしい歌声を聞くまでは…。反目し合っていたふたりだが、やがて心を通わせるようになる。
  • 雲の果て おいしいコーヒーのいれ方 Second Season V

    雲の果て おいしいコーヒーのいれ方 Second Season V

    小説・文芸
    3.7
    1巻506円 (税込)
    すべての現実から顔をそむけ、自分を責め続けて膝を抱えているのは、ある意味いちばん楽なことだ。でも、人は生きている限り、永遠に立ち止まっているわけにはいかない─。勝利が逃げるようにオーストラリアに来て、半年がたった。秀人の仕事の手伝いにも、生活にも慣れてきたが、かれんから送られてくる手紙を読むことは、まだできないでいた。そんな勝利のもとに、かれんの弟・丈からの手紙が届く。
  • 凍える月 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IV

    凍える月 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IV

    小説・文芸
    3.7
    1巻506円 (税込)
    僕はいったい、どんなことでなら頑張れるんだろう…。勝利は本格的な就職活動の時期を迎えるが、自分が何をやりたいのかがわからず、漠然とした将来への不安を覚える。そして、いま、大きな困難に直面しているかれん。仕事のこと、おばあちゃんのこと、悩みながらも精一杯お年寄りの世話をする日々。責任とは、社会的立場とは…。大人への転換期に戸惑う勝利。セカンドシーズン第4弾。
  • 消せない告白 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season III

    消せない告白 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season III

    小説・文芸
    4.0
    1巻506円 (税込)
    楽しい焼肉パーティー…のはずだった。オーストラリアから一時帰国した秀人さんを囲んだ、にぎやかな会が、一転激しい兄弟ゲンカに。さらに運の悪いことに、仲裁に入った勝利の頬に強烈なパンチが入った。顔面が腫れ、歯を失い、部活を休んだ勝利のもとを星野りつ子が見舞いに訪れ、これまでとは違う一面を見せる。一方、かれんはひとり悩みを抱えているが…。セカンドシーズン第3弾。
  • 明日の約束 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season II

    明日の約束 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season II

    小説・文芸
    3.6
    1巻506円 (税込)
    いつのまに、彼女はここまで凛ときれいになったんだろう。久々にふたりで過ごす休日、<大人の女>になったかれんに、愛しさが募る反面、焦りや不安を感じる勝利。ひとり東京に戻り、一緒にいられない理不尽さに悶々としているころ、大家の裕恵さんの義弟が帰国する。一方、喫茶店『風見鶏』のマスターの身辺もあわただしくなる。かれんの同僚だった桐島先生の視点で描くサイドストーリーも収録。
  • 優しい秘密 おいしいコーヒーのいれ方 VIII

    優しい秘密 おいしいコーヒーのいれ方 VIII

    小説・文芸
    3.8
    1巻506円 (税込)
    「かれんと付き合ってるって本当?」花村のおばさんから聞かれ、とっさに否定してしまった勝利。誰も傷つけたくなくて、ふたりの関係を守りたくて、ずっと秘密にしてきた。それが間違いだったのか。勝利へ思いをよせる星野りつ子の存在も、かれんには言えなくて。後ろめたいから言えない。言えないからますます後ろめたい。秘密は増殖する。悩み多きシリーズ第8弾。
  • 彼女の朝 おいしいコーヒーのいれ方 III

    彼女の朝 おいしいコーヒーのいれ方 III

    小説・文芸
    3.7
    1巻506円 (税込)
    お互いの心が見えなくなって不安になったりもしたけれど、そんな気分をすべて洗い流したくてやってきた海辺の町・鴨川。思いきり海ではしゃいだその帰り、電車が不通になるというアクシデントが発生!「今夜は鴨川にいようか…」消え入るようなかれんの言葉の意味が、ようやく理解できた時、勝利は…。はじめての二人っきりの夜が始まる…
  • 僕らの夏 おいしいコーヒーのいれ方 II

    僕らの夏 おいしいコーヒーのいれ方 II

    小説・文芸
    3.7
    1巻506円 (税込)
    5歳年上のいとこのかれんとその弟の丈と同居して1年。大学生になった勝利の毎日は不安と焦りでいっぱい。恋人でもあるかれんとの仲が、なかなか進展しないからだ。ファースト・キスはかわしたけれど、彼女はホントに僕のことが好きなのだろうか? 強力なライバルの出現、大学での新たな人間関係…と勝利の心は休まるヒマもない。シリーズ第二弾。かれんと勝利、ふたりの夏がはじまる!
  • キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方 I

    キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方 I

    小説・文芸
    3.8
    1巻506円 (税込)
    高校3年になる春、父の転勤のため、いとこ姉弟と同居するはめになった勝利。そんな彼を驚かせたのは、久しぶりに会う5歳年上のかれんの美しい変貌ぶりだった。しかも彼女は、彼の高校の新任美術教師。同じ屋根の下で暮らすうち、勝利はかれんの秘密を知り、その哀しい想いに気づいてしまう。守ってあげたい! いつしか一人の女性としてかれんを意識しはじめる勝利。ピュアで真摯な恋の行方は…。
  • 百舌の叫ぶ夜(百舌シリーズ)

    百舌シリーズ

    小説・文芸
    4.1
    495~880円 (税込)
    【第61回毎日芸術賞受賞作】能登半島の突端にある孤狼岬で発見された記憶喪失の男は、妹と名乗る女によって兄の新谷和彦であると確認された。東京新宿では過激派集団による爆弾事件が発生、倉木尚武警部の妻が巻きぞえとなり死亡。そして豊明興業のテロリストと思われる新谷を尾行していた明星美希部長刑事。錯綜した人間関係の中で巻き起こる男たちの宿命の対決。その背後に隠された恐るべき陰謀。迫真のサスペンス長編小説。
  • ひとりの女

    ひとりの女

    小説・文芸
    3.8
    1巻495円 (税込)
    セノマイコ、45歳、独身、玩具会社課長。着せ替え人形『プリティーぴんくちゃん』のヒットを飛ばし、皆のボーナスに貢献するも、社内では男性社員からの妬みそねみのオンパレード。一方で微妙な年齢からくる体の不調も…。そんな過酷な会社生活に、不器用ながらも真っ向勝負で挑み続ける女の爆笑必至の物語。とんかつ定食でパワーをつけ、野良猫たちに癒され、今日もマイコはずんずん突き進む。
  • 憲法なんて知らないよ

    憲法なんて知らないよ

    ビジネス・実用
    4.1
    1巻495円 (税込)
    憲法は国の性格を決める。やさしい国、強い国。卑屈な国やケンカ好きな国。この憲法のもとで70年以上も、日本はケンカをしない穏やかな国だった。そのせいでぼくたちは損をしたか得をしたか。今、憲法を論じよう。その土台として、自分たちのふだんの言葉に書き直したのが、この新訳憲法。自分の目で見て、自分の頭で考えよう。それが自分たちの未来につながるのだから。付録として日本国憲法全文とその英訳も収録。
  • 吸血鬼と栄光の椅子(吸血鬼はお年ごろシリーズ)

    吸血鬼と栄光の椅子(吸血鬼はお年ごろシリーズ)

    小説・文芸
    3.5
    1巻495円 (税込)
    ウィーンの古い礼拝堂で、カタコンベ(地下墓地)が発見された。偶然通りかかったのはクロロックとその娘のエリカ。家族旅行で日本から来ていたのだ。翌日、現地で知り合ったルネにカタコンベへの同行を頼まれたクロロック。するとカタコンベに埋葬されていた大量の白骨が一晩で消えてしまっていて!? 直後、次々と不思議な事件が起こり、事態はローマ法王選が絡んだ大問題にまで発展していく──。
  • おれたちの青空

    おれのおばさんシリーズ

    小説・文芸
    3.8
    1~4巻495~528円 (税込)
    父が横領罪で捕まって一家離散、陽介が札幌の養護施設“魴ぼう舎(ほうぼうしゃ)”に移って二年が経つ。中学三年の陽介と施設の仲間たちは高校進学を前に、将来を見据えてそれぞれの選択を下すことになり――(「おれたちの青空」)。表題作のほか、魴ぼう舎を運営する恵子おばさんの若かりし日を描いた「あたしのいい人」、陽介の相方でスポーツ万能の卓也目線で語られる「小石のように」の二作品を収録。話題の青春小説。
  • 逢うには、遠すぎる

    逢うには、遠すぎる

    小説・文芸
    3.0
    1巻495円 (税込)
    7年前に別れた妻・杏子がロス―東京を結ぶコカイン密売組織のトラブルに巻きこまれた。雨の夜、カメラマン・上杉にかかってきた無言の電話。救いを求めてきたのだろうか、気にかかる。まだ愛しているかも知れない杏子の行方を追って上杉は単身ロスへ飛ぶ…。
  • 鳥たち

    鳥たち

    小説・文芸
    3.4
    1巻495円 (税込)
    「私たちはまだ呼ばれているのかもしれない。あの土地にしみついた死の匂いに」――それぞれの母親を自殺で失った大学生のまことパン職人の嵯峨。まこは日々、喪失感に怯えては嵯峨の子を欲しがり、そんなまこを嵯峨は、見守っている。お互いにしか癒せない傷を抱えた二人。少しずつ一歩ずつ、捕らわれていた過去から解き放たれ、未来へと飛び立っていく。大人になる直前の恋と、魂の救済の物語。
  • 夜よ おまえは

    夜よ おまえは

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    カメラマンの高村は菊地に5万ペセタの貸しがあった。日本の雑誌の依頼でスペインの農村地帯を撮影旅行した時、現地スタッフだった菊地は、10万のギャラの半分しか払わなかった。残りのギャラをもらうべくセビリアのホテルを訪ねた高村に、菊地は“アメラダのマキに会え!”のメッセージを残していた。マキは日本人娼婦だったが、ふたりは何者かに狙われ、必死の逃亡を続ける……。スペインの闇をさまよう男と女の愛と意地。叙情溢れるハードボイルド!
  • 風待ちの港で

    風待ちの港で

    小説・文芸
    5.0
    1巻495円 (税込)
    ひたすら純文学にこだわった20代。ハードボイルドを書き続けた30代。日本の時代小説から『三国志』『水滸伝』に転進した40代。そして、50歳。人生の折り返し地点。しかし、その年齢になってこそ手に入れられるタフネスというものがある。新しい風よ、吹け。変革はこれより始まる。作家・北方謙三の現在、過去、そして、未来への宣言の書。
  • ストレンジ・ランデヴー

    ストレンジ・ランデヴー

    小説・文芸
    5.0
    1巻495円 (税込)
    奇妙な出会いだった。バランスを失い坂道を転げ落ちた少年を見て、少女は笑い出す。翌日から、お互いに名前も知らぬまま公園でデートを重ねる二人。ある日少年は少女に魔の手が迫ったことを知る…。平井和正に「言霊」が降り立った三作品。ノスタルジックな世界が繰り広げられる短篇集。
  • ナマコのからえばり

    ナマコのからえばり

    小説・文芸
    4.2
    1~10巻495~528円 (税込)
    好きなサケの肴はウニ・ホヤ・ナマコ。ある日シーナは自分の名前シイナマコトのなかにナマコがいるのを発見する。いやます親近感。海の底にころがって、何考えてんだかわからないナマコもときには月見て吠える。週刊文春連載コラム「赤マントシリーズ」と並行して始まったサンデー毎日の「ナマコシリーズ」は、上目づかいの遠吠えエッセイ。発熱逆上都市の怪しい夜をナマコはずんずんころがりまくる。
  • 十津川警部 北陸新幹線「かがやき」の客たち

    十津川警部 北陸新幹線「かがやき」の客たち

    小説・文芸
    4.0
    1巻495円 (税込)
    細野新司は、金沢の女子大生竹内綾と遠距離恋愛中。北陸新幹線開業日に綾と東京から乗車する計画を立てる。だが、綾は待ち合わせ場所に現れず、細野は金沢の彼女のマンションを訪ねるが留守だった。やがて、江戸川で綾らしい女性の溺死体が発見されたと連絡が入る。捜査担当の十津川警部は細野の行動に疑惑を……。東京、金沢を結ぶ連続殺人に挑む推理行。有名観光地を舞台に描く長編旅情ミステリー。
  • いとしき男たちよ

    いとしき男たちよ

    小説・文芸
    5.0
    1巻495円 (税込)
    デートの最中、もし、目つきの悪い男にインネンをつけられたら、あなたの彼は、(1)勇気を奮い、男と殴り合う(2)あなたをかばいながら、まず逃げる(3)あなたを捨てて、サッサと逃げる…この三つのうちのどのタイプ? 男と女がいるかぎり、この世に尽きないオモシロ話の数々。ショートショート風につづる小池版“恋愛講座”。
  • 熱い風

    熱い風

    小説・文芸
    4.0
    1巻495円 (税込)
    砂漠の熱い風に全身をさらして、そのうち、肉が全部こそげ落とされて、骨になってしまえばいい――かつて彼はそう言った。愛する男が異国の地で突然亡くなった。アルコールと薬物の同時摂取が原因だという。彼は生きることが辛かったのではなかったか? 愛していると囁きあったのは偽りではなかったか? ひとり残された女は、死んだ男を追い求め、彼が直前まで過ごしたヨーロッパへと旅立つ。
  • 短篇セレクション ノスタルジー篇 夢のかたみ

    短篇セレクション ノスタルジー篇 夢のかたみ

    小説・文芸
    5.0
    1巻495円 (税込)
    一枚のモノクローム写真に秘められた懐かしくいとおしい日々の記憶。人生の晩年を迎えようとしている女性随筆家は、愛した男への思いを胸に生きてきた。だが、小さな出来事が平穏な生活にさざ波をたてる……。表題作「夢のかたみ」ほか、再会の一夜のドラマを綴る「チルチルの丘」など、遠い日のエロスを溢れるノスタルジーで描く。失われた時間への哀惜と感傷に満ちた5編。
  • 短篇セレクション 幻想篇 命日

    短篇セレクション 幻想篇 命日

    小説・文芸
    4.0
    1巻495円 (税込)
    仙台の家に引っ越してから、姉の繊細な神経はますますその度合いを増していくようだった。見えないものを見、聞こえない音を聞く。それは死者の気配。(表題作「命日」より)生きているものたちの後ろにひっそりとある異界のものたちの存在。かれらは何を伝えようとしているのか。恐怖より哀しみ、不思議より美、幻想に満ちたあやしの交流を、流麗な筆致で描く恐怖短篇集。
  • 短篇セレクション サイコ・サスペンス篇1 会いたかった人

    短篇セレクション サイコ・サスペンス篇

    小説・文芸
    3.8
    1~2巻495円 (税込)
    25年ぶりの親友との再会。TV出演した小夜子を見て連絡をとってきた女は、まるで別人のように変貌していた。うずまく疑念、そして……。表題作「会いたかった人」。他に男と女の妖しく美しい愛の行き着く果てを描く「倒錯の庭」、犬を飼い始めてからはじまる不運にみずからとりつかれていく男の物語「災厄の犬」を収録。静かな狂気を描くサイコ・サスペンス短編集。
  • 自意識過剰!

    自意識過剰!

    小説・文芸
    3.5
    1巻495円 (税込)
    この人に私はどう思われているのだろう? 小学生の頃から自意識が強く、相手の視線を意識するあまり、話すより書くことを選ぶようになったという酒井さん。お葬式では美しく悲しみたいと願い、女友達の輪の中ではつい自分に順位をつけてしまう。日々繰り返される他人の視線との葛藤は、アホらしくもあり深刻でもあり……。日本人の自意識の正体に鋭く迫る、痛快エッセイ。
  • 世渡り作法術

    世渡り作法術

    小説・文芸
    3.3
    1巻495円 (税込)
    たとえばこんな時――女友達と海外旅行に行きますか? デートのとき携帯電話の電源を切りますか? 友達の子供がブサイクだったらどうしますか? またはこんな場で――エコノミークラスで隣の人と会話しますか? オープンカフェではどこに座りますか? 車の助手席で眠れますか? 今さら聞けない、誰も教えてくれない、イマドキの微妙なお作法を教授する、思わずニヤリの新・マナーブック。
  • モノ欲しい女

    モノ欲しい女

    小説・文芸
    4.0
    1巻495円 (税込)
    ビューラー、マニキュア、ハンカチ、スリッパ、アルバムなど、女の日常生活をいろどるこまこま、ちまちました愛すべきモノ。たいした金額ではないけれど、欲しい、こだわる、いとおしい。それは、いずれゴミになるかもしれないモノなのだけど……。なぜ欲しくなってしまうのか(女だから)、なぜこだわるのか(女だから)、モノに潜む女の心理を(著者自身を含めて)キビシク鋭く解析するエッセイ、絶好調。
  • トイレは小説より奇なり

    トイレは小説より奇なり

    小説・文芸
    3.9
    1巻495円 (税込)
    使用するトイレットペーパーの適切な長さとは? 女性がトイレの水を二度流しする心理とは? デートの時トイレに行くタイミングは? 等々、誰もがお世話になるトイレにまつわるウンチク豊富なお話しのあれこれを披露。他に、イマドキのワカモノの言葉を解説する「青年の単語帳」とコラムニストの歳時記「春夏秋冬いとをかし」を収録。タメになって、シミジミおかしい強力エッセイ3連発。
  • ギャルに小判

    ギャルに小判

    小説・文芸
    3.0
    1巻495円 (税込)
    みんな「もっと欲しい」と思っているのに、口に出すのははばかられる。み~んな好きなくせに、そうでもないフリをしている……オ・カ・ネ。金は天下のまわりものとはいうけれど、できれば自分のまわりにより多く集まってほしいと、そう思うアタシって、とても人間的。「お金が好き」と堂々広言するサカイが、稼いで使って、ケチって増やす、いまどきの娘のお金とのつきあい方、本音で教えます!
  • 夜の寝覚め

    夜の寝覚め

    小説・文芸
    3.9
    1巻495円 (税込)
    結婚10年目、小夜子は初めて恋を知った。それから15年。夫の友人との秘密の恋が、結ばれることもないまま終ろうとしている。行き着く果ての見えない愛を描く「たんぽぽ」。真夜中に父と睦み合う叔母の姿を目撃して30年。秘めたる思いを胸に抱いたまま、今、その叔母の命が尽きようとしている。表題作「夜の寝覚め」。人生の残り時間を数えはじめる季節を迎えた6人の女たち。寄る辺なき恋の短編集。
  • 肉体のファンタジア

    肉体のファンタジア

    小説・文芸
    4.7
    1巻495円 (税込)
    ふくらみはじめた「乳房」を意識したころ。互いに「目」を見つめあうだけでわかりあえる関係。どこか性的にひかれる「毛」。中年男性の「背中」にただよう倦怠の魅力。受話器のむこうからこぼれる吐息のような「声」。そして女しか持ち得ない「子宮」の秘密とは。肉体のさまざまなパーツに刻まれた官能の風景、記憶が鮮やかに蘇る。五感を刺激するファンタジックなエッセイ集。
  • 律子慕情

    律子慕情

    小説・文芸
    4.5
    1巻495円 (税込)
    死者と感応するちからをもった少女・律子。小学六年生のときに大好きな叔父が自死した。中学時代、不良少年に寄せた淡い思い。高校時代、妹の家庭教師に抱いた熱い恋心。大学時代、恋人の兄に心を奪われたときのこと――。様々な理由であの世に旅立ってしまった者たち。少女から大人になる途上で律子が味わう、イノセントで美しい、しかし哀切のこもった記憶の数々を描いた傑作連作集。
  • 怪しい隣人

    怪しい隣人

    小説・文芸
    3.8
    1巻495円 (税込)
    6人の隣人、6回分の罠。さえない中年男の、親友の未亡人に寄せるほのかな恋心がとんでもない結末を生む「妻と未亡人」。夫の上司の娘を預かることになった主婦が、知りたくもない事実を知らされる「本当のこと」。思いがけない事件をきっかけに妻と愛人の間で孤立してゆく男を描く「隣の他人」ほか、ありふれた人々の、少し歪んだ思惑が交錯するとき、日常にぽっかりと開く恐怖の落とし穴。心の闇を暴くサスペンス6編。
  • 凍った蜜の月

    凍った蜜の月

    小説・文芸
    3.0
    1巻495円 (税込)
    死ぬほど愛した男が、逃げてゆく。この愛を失うなら、本当に死のうとすら思った――。求めれば求めるほど、遠くなる愛、つのる欲望。恋に溺れる女の心と体を描いた表題作「凍った蜜の月」ほか全6篇。からだの内に「月」を抱えて生きる女たちの、どうしようもない思いと、満ちては欠ける「月」のように、はかなく変化する男と女の関係を、エロティックに描いた短篇集。
  • 危険な食卓

    危険な食卓

    小説・文芸
    3.6
    1巻495円 (税込)
    健康至上主義の妻と美食家の夫の晩餐は、殺意が隠し味の特別料理。(『危険な食卓』) がさつな嫁に耐える姑の、穏やかな顔の下にある、もうひとつの顔。(『天使の棲む家』) 21年ぶりに電話をかけてきた同級生の魂胆。(「同窓の女」) 妻と夫、姑と嫁など、普通の人々のありふれた日常に芽生える小さな悪意、殺意の兆し。人間の心理を、恐怖というスパイスをきかせて鮮やかに料理した極上のメニュー8編。
  • 倒錯の庭

    倒錯の庭

    小説・文芸
    3.3
    1巻495円 (税込)
    電灯を消した仄暗い部屋の中で、私は今、竹彦と一緒にキノコを食べている。ヌメリイグチという名の、黄色い湿ったキノコだ。(「倒錯の庭」) 恋という病に憑かれた男と、溺れゆく女の、頽廃と官能に満ちた恐怖世界を描く表題作の他、人の心に巣くう危うく妖しい欲望に取材した3つの中編を収録。精密な筆致で描きだす人間心理の襞。サイコ・サスペンス集。
  • ぼぎちん バブル純愛物語

    ぼぎちん バブル純愛物語

    小説・文芸
    4.3
    1巻495円 (税込)
    1980年代、東京。女子大生の沙耶は、アルバイト先の投資顧問会社で中年男「ぼぎちん」と出会い、恋に落ちる。倍近く年のはなれた男と女の、痛々しいほど激しく、ピュアな恋。だが、大金を手にしては使い果たす日々に、ふたりの感覚は麻痺し、やがて愛も疲弊してゆく。バブルという時代に翻弄された恋の行方をリアルに描いた名作。文化庁主催、現代日本文学翻訳作品に選出。
  • 谷崎潤一郎フェティシズム小説集

    谷崎潤一郎フェティシズム小説集

    小説・文芸
    4.0
    1巻495円 (税込)
    女郎蜘蛛の入れ墨を背に彫り込まれた娘が、自らの裡にひそませる欲望を解き放ち、あざやかな変貌をとげる「刺青」、恐怖に取り憑かれた男の禁断の快楽を描いた「悪魔」、女の足を崇拝する初老の男と青年が、恍惚の遊戯に耽り、溺れていく「富美子の足」など、情痴の世界を物語へと昇華させた、谷崎文学に通底するフェティシズムが匂い立つ名作6篇。この世界の奥深くに、本当の自分がうごめいている。
  • 谷崎潤一郎マゾヒズム小説集

    谷崎潤一郎マゾヒズム小説集

    小説・文芸
    3.6
    1巻495円 (税込)
    エスカレートする遊びの中で、少年と少女が禁じられた快楽に目覚めていく「少年」、女に馬鹿にされ、はずかしめられることに愉悦を感じる男を描く「幇間」、関東大震災時の横浜を舞台に、三人の男が一人のロシア人女に群がり、弄ばれ堕ちていく「一と房の髪」など、時代を超えてなお色鮮やかな、谷崎文学の真髄であるマゾヒズム小説の名作6篇。この世界を知ってしまったら、元の自分には戻れない。
  • 谷崎潤一郎犯罪小説集

    谷崎潤一郎犯罪小説集

    小説・文芸
    3.9
    1巻495円 (税込)
    仏陀の死せる夜、デイアナの死する時、ネプチューンの北に一片の鱗あり……。偶然手にした不思議な暗号文を解読した園村。殺人事件が必ず起こると、彼は友人・高橋に断言する。そして、その現場に立ち会おうと誘うのだが……。懐かしき大正の東京を舞台に、禍々しき精神の歪みを描き出した「白昼鬼語」など、日本における犯罪小説の原点となる、知る人ぞ知る秀作4編を収録。
  • 明智小五郎事件簿1

    明智小五郎事件簿

    小説・文芸
    4.2
    1~12巻495~836円 (税込)
    日本を代表する名探偵の一人、明智小五郎がはじめて登場した「D坂の殺人事件」。退廃的な空気が漂う大正9年9月初旬、〈私〉はD坂にある白梅軒という喫茶点で明智小五郎と知り合った。偶然、向かいの古本屋で発生した殺人事件。二人は第一発見者となる。犯人は、明智小五郎なのか――「幽霊」「黒手組」「心理試験」「屋根裏の散歩者」も収録。事件発生順に並べた画期的なコレクション全12巻! 配信開始!!(解説/皆川博子 クロニクル/平山雄一)
  • スペイン七千夜一夜

    スペイン七千夜一夜

    小説・文芸
    4.3
    1巻495円 (税込)
    画学生として訪れたフランコ独裁末期のスペイン。そこで出会ったフラメンコのカンテ(唄)が人生を変えた。ヒターノたちの唄によって、文字以前、文明以前の人間のエネルギーに直接触れることができたのだ。それこそがスペインの魅力=呪力だった――。画家兼カンテの唄い手である著者が、スペインと日本の本質を鮮やかに、辛口の大人のユーモアで描く。当代随一の渋くて滋味豊富なエッセイ集。

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