Posted by ブクログ
2013年06月06日
小説を読みこむとはこういうことなのか、恐れ入りました。。
書かれているのは氷山の一角であり、小説として表出されるまでの作者や時代の背景まで踏まえて読む、著者の視野の広さと深さに驚く。
歴史認識の重要性、無知なるものに個性など存在しない・・・なるほど。
自分の時代小説に対する関心の低さの理由がわかった...続きを読む気がした。
時代小説はテーマをより純粋な形で物語るために適した時代に舞台を設定しているだけで、かたちを変えた現代小説なんだ、納得。