子規、最後の八年

子規、最後の八年

1,045円 (税込)

5pt

4.5

二十八歳で結核を発症し、三十五歳で逝った正岡子規。脊髄カリエスによる激しい痛みに堪えながら、新時代の言語表現を追求する彼の病床には、漱石・虚子ら多くの友が集った。そしてその濃密な晩年は、現代日本語の書き言葉を完成させる道程でもあった。命尽きるまで情熱を燃やした子規の功績を辿る、近代日本文学史の労作。

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子規、最後の八年 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    俳句を少しでも嗜む者として、読んでおきたい本。俳聖子規と巨人虚子、碧梧桐らの関係性。学ぶところ多かった。

    0
    2025年09月23日

    Posted by ブクログ

    「坂の上の雲」の拡大版といったところか。子規を巡る人々を描く。
    晩年の病床に横たわり自分の死期が近いのを覚悟して、残された日を独自の俳句や和歌論を展開していく。とことん子規という人物を突き詰めていく。

    0
    2015年05月16日

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