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Posted by ブクログ
2002年刊。月刊誌「本の旅人」、1997年10月号~99年4月号連載のエッセイ、8篇。
「なぜ私は本を読むのがやめられないのか」「紙とインクのにおい」は、少年期の読書とそれにまつわる思い出。ほかに青年期に見た映画についてのエッセイなど。
「須賀敦子の風景」は追悼エッセイ。須賀敦子とは親しく付き合った。亡くなる2年前には、小樽への旅に誘った。彼女は最初逡巡したが、行きましょうよと押しまくった。そして何人かの仲間と小樽へ旅行。彼女の死後、関川はなぜ彼女が小樽行きを決めたかを知る。ヒントは、没後に出た『遠い朝の本たち』に書かれていた。
須賀敦子は関川を「セキカワ!」と呼び捨てにしていた。書くものだけからは知りえない須賀敦子の素顔。このエッセイだけでも読む価値はある。
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