白昼堂々(凜一シリーズ)

白昼堂々(凜一シリーズ)

495円 (税込)

2pt

1976年初冬。由緒ある華道家元の若き跡継ぎである原岡凜一は、従姉・省子の男ともだちだったアメリカンフットボール部のエース氷川享介と出逢う。その邂逅が、やがて二人の運命を変えていくことに……。冬から春、やがて夏へと移ろう季節の中で、彼等の思いはどこへ向かうのか。凜一の希みは叶えられるのか。少年たちの切ない恋を描く好評シリーズ第1弾。

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白昼堂々(凜一シリーズ) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    文章は流れるように、心地よくて清涼感のある物語。
    凛一や氷川、省子たちの心情は強かったり激しい場面もあるけれど、あくまで静かで流れるような話だった。
    凛一、氷川、省子、千尋、正午の不確かな繋がりかたの人間関係がなんともいえない。
    時代が1970年代後半。
    もちろんスマホも無ければ、携帯電話すらみんな

    0
    2023年09月30日

    Posted by ブクログ

    「凛一シリーズ」第1巻


    中等部へ進級した主人公の原岡凛一は、自分を従姉と間違えてキスした上級生の氷川享介に一目惚れをしてしまう。しかし、氷川はノーマルであり、凛一は自分の気持ちを抑制して付き合うことを覚悟する。

    舞台は1976年の東京。初冬からに翌年の晩秋にかけて、2人の関係が深まっていく様子

    0
    2016年08月23日

    Posted by ブクログ

    2000年代前半、ある種流行病のように長野まゆみが流行った(かどうかは定かではないが、田舎に住んでいた私のまわりの同好者のあいだでは爆発的に流行っていた)ように思います。
    一番好きなのは凛一シリーズです。今思うと、この子も物腰穏やかでしたたかな子だなぁ…(笑)
    これも夏がくると思い出す本。

    0
    2012年07月04日

    Posted by ブクログ

    透明な文章。

    というのが一番初めに思いました。
    高校時代の夏に読んで、その後何度も読み返す作品となりました。

    0
    2012年04月04日

    Posted by ブクログ

    はっきり言うと、凛一は私のタイプかもしれない。
    長野まゆみの本が好きになったきっかけの一冊。
    たまたま本屋で見つけて、表紙に惹かれて思わず手に取ってしまったのを覚えている。

    0
    2010年04月24日

    Posted by ブクログ

    「よせ泣くな、みっともない。お前が泣くことはないよ。」
    「・・・いつもは、泣けと云うくせに、」

    白昼堂々シリーズ、第一弾。

    0
    2010年11月26日

    Posted by ブクログ

    確かですね、長野まゆみ作品にハマり始めた頃に、綺麗なタイトルだなぁ、と思ったぺらぺらと読み始めた、ら、ば。

    ……なんてこと! これは、やおい文学じゃないの!

    中学生だったワタクシ、ちょっとびっくりしちゃってさ、でもその頃にはしっかり腐女子だったので、別に大層な驚愕ではなかったが。

    ちゃんと読ん

    0
    2010年02月19日

    Posted by ブクログ

    友達に薦められて読んだ本。
    長野まゆみさんの文章を読むきっかけともなった。
    風景の見える文章で、キレイな世界だなと思った。
    いわゆる、ボーイズラブなので嫌悪感のある人には、お勧めできません。

    0
    2010年04月20日

    Posted by ブクログ

    この本を手に取ったのは時代の流れもさることながら、自分の大好きな作品に志村貴子先生の「放浪息子」があることがきっかけになったんだと思う。凛一の声がちょいちょい似鳥くんで再生されてしまった。
    作中でひとつ違いの従姉と見分けがつかないくらいに似ている、と描写されている美少年、凛一の思考が可愛らしくて仕方

    0
    2023年06月08日

    Posted by ブクログ

    BLだろうけれど文学的な印象を受けた。
    少年二人の関係性と嗜好の違いがリアルを感じさせる一方で文章の独特さが現実から読者を引き離す感覚を覚える。

    0
    2012年09月11日

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