兄と弟、あるいは書物と燃える石

兄と弟、あるいは書物と燃える石

作者名 :
通常価格 1,232円 (1,120円+税)
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作品内容

その家とその本は、何を隠しているのか──? 猫の住む家に集う人々とカルト的人気の小説を幾重にも取り巻く甘美な罠。現実と虚構、嘘と真実、過去と未来――。さまざまな二重写しの出来事が複雑なモザイク画のように描きだす謎に満ちた物語。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
SF・ファンタジー / ファンタジー(国内)
出版社
大和書房
ページ数
188ページ
電子版発売日
2015年12月04日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

兄と弟、あるいは書物と燃える石 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2017年04月30日

    面白かった。
    短い、2、3ページほどの話の集まりみたいな書き方で、こんな話の書き方もあるんだとおもった。
    兄と弟の話かと思って読んでいたら、次第に語り手がいることがわかり、最後の章までに語り手は誰なのか、というような推理要素が存在する。私の予想は外れた。時軸がいったりきたりで混乱しそうだったけど、別...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年03月18日

    二面性と連続放火事件。偶然が偶然を呼び作り上げられた偶然の謎世界の謎解き…のような謎回収。物語と現実が入れ子のようになっていて、さくっと読みやすいのに理解し切れず、再読を重ねてそのうち話の核に辿り着ければいいなぁと、そんな思いを抱いた一冊でした。でも嫌いじゃない。むしろ好き。

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    Posted by ブクログ 2016年02月15日

    語り手の「私」とは誰なのか?物語の中盤から「私」は作家の清三五にスライドしていく感じがして、清の語り=神の視点だと思っていたが、最後に計一を「患者」と表したとき「私」が誰かわからなくなって、見事にひっくり返されました!もう一度冒頭に戻って読み返すと、確かに「私」はカウンセラーのような立場にあることが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月25日

    今の私にはかなり興味深く読み進むことができましたが、タイトルから長野さんの昔の作風をイメージして読むと、当てが外れるかもしれません。

    以下9頁から引用
    「現実と虚構の区別もできない、あるいはしない、このような種族がそこらじゅうにいて、多くは病の自覚もないままに日常を過ごしている。」

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    Posted by ブクログ 2017年02月04日

    最後の最後まで読み手を混乱させる作品でした。理解しかけていた物語が、ある一文でひっくり返されるの繰り返し。作品中に出てくる「目に見えるものはいつもほかのなにかを隠している」「書かれたことはいつもほかの謎を隠す」といった言葉は、まさにこの作品を表しているように感じました。結局、誰が本当に実在して、それ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月30日

    どこからどこまでが、本当のことなのか、妄想なのか、混ざり合った世界。それが長野まゆみ先生なのだ、と言われればそうなんだけども。舞台が現代で、妙に現実的すぎるからなのか、謎を追いかけながら読み進むことに、いつものような楽しさを感じなかった…。

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    Posted by ブクログ 2020年10月16日

    実在するのはどちらで、どの過去が本物で、事実はどれなのか?
    劇中劇のように見えるのに、ほんの少しずつずれた情報が重なり合い、物語と虚構と登場人物達の位相をずらしていく。
    一読しただけでは整理しきれず、再読を試す。が、ますます混乱する。この感覚には覚えがあるぞ、と私のように作者の初期作品に傾倒したこと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年07月26日

    その家とその本は、何を隠しているのか──?猫の住む家に集う人々とカルト的人気の小説を幾重にも取り巻く甘美な罠。謎に満ちた物語。

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    Posted by ブクログ 2017年01月25日

    久しぶりに読みたくなった長野まゆみ。初期書かれていたものから根底に流れるものは変わらないんじゃないかと思うのだけど、扱うテーマが少しずつ移ろっていくのが面白い。心の柔らかいころにデビュー当時の作品にどっぷり浸かったのは今は懐かし思い出。初期作品の中では『よくわからなかった』「魚たちの離宮」の文章の一...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年02月01日

    現実と虚構が混ざり合っている中で、現実と虚構どちらにも記憶障害であったり混乱があり、大変わかりにくい。
    リエトが実在しないと書かれた時には、くそうやられたと思いました。良い意味で。
    結局何がどう繋がるのか、いや繋げようとしてはいけないのか…。
    長野先生に敬服です。
    この物語では皆極端ですが、誰にでも...続きを読む

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