大庭みな子の作品一覧

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作品一覧

2022/04/14更新

ユーザーレビュー

  • P+D BOOKS 三匹の蟹
    3作入ってるけど表題作の「三匹の蟹」よりも「構図のない絵」「虹と浮橋」の連作の方が好きだった。

    特に1作目が好き。
    エドパートを読みながら自分がなぜ子供を持ちたくないと思っていたのかを改めて思い出してしまった。子供の頃の自分の嗜虐性。いつの間にか抑えることが当たり前になって今や全然表層に浮かんでこ...続きを読む
  • 栗本薫の里見八犬伝 シリーズ古典(8)
    すっごく面白かった!!!
    「"伏"を読む前に!」
    と思って手に取った 作品だったが
    本当に手にとってよかったと思っている。

    最初の伏姫の物語は有り得ないことの連続に圧倒されながらあっという間に終わってしまった。
    その後始まる八犬士の物語は偶然のような
    必然の出来事が積み重なり綴られていく…。

    ...続きを読む
  • 枕草子
    賢いけれど少し性格の悪い方が書く現代のエッセイと違いがわからないほど、感覚が似通っている。
    特に 第二十八段 にくきもの とか好き。
    古典文学なんて小難しい呼び方に構えないで、まずは読んでみてってその辺の子に言いたい。
    大好き。
  • 枕草子
    沖方丁の「はなとゆめ」を読んでるうちに、元祖をも一度読みたいなーと思って、読み始める。全章ではないけど、有名な章を網羅し、空気を伝えつつ、響きやすい言葉を使って訳した読みやすい現代語訳でした。

    改めて、千年経っても人は変わらないものだと思わせられる。美しさを愛でること。いらっとすること、いたたまれ...続きを読む
  • 寂兮寥兮
    老荘思想や神話の世界観などが引き合いに出されるが、あまりそういうものにとらわれないで読んだほうがいいかもしれない。隣同士の家に住む幼なじみの男女が互いの連れ合いを交通事故でなくすのだが、実は死んだ者たちが不倫関係にあったことがわかり、当の彼らもその関係を反復するように性愛の仲になってゆく。筋は単線的...続きを読む

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