スパイ武士道

スパイ武士道

605円 (税込)

3pt

3.6

徳川幕府が開府と同時に、全国諸藩の動静を探るため潜入させた隠密群があった。筒井藩士・弓虎之助もその一人。その彼に藩の遺金八万両の隠し場所の探索という密命が下った。彼を隠密と知らず抜擢する藩の重役、非常な掟を強いる“声”。両者の間にたって苦悩する隠し隠密の生きざまを描く異色作。

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スパイ武士道 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年05月29日

    日本海に面した10万石の筒井藩に潜入し、一子相伝で幕府隠密の秘密を守ってきた弓家。9代目の虎之助の代にあっても忍びの修行怠りなく、公儀の密命に当たれるというのがワクワクさせる。本筋は、公儀が筒井藩の埋蔵金に目を付けたことから始まった騒動の中、筒井理右衛門老中も良い味を出していた。堀口左近老中の妹の豹...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月24日

    池波正太郎の作品は歴史小説、忍者小説、人物伝、江戸の女たち、エッセイ等いくつかの系列があるが、そんな数多い小説のなかでも見逃すことのできない作品がこの忍者物である。また、池波氏の作品は一度目は夢中で読んでしまうが、再読三読してみると奥行きが深くなり読むたびに新しい何かを発見する。それにしても男と女の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年01月31日

    池波先生の話は戦闘シーンがかっこいいです。藩政に関わることなのに政治関係のことが分かりやすく書かれてますし、ラストはちょっと微妙ですけど、読みやすい作品でした。

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    Posted by ブクログ 2020年05月28日

    筒井藩士でありながら、その実は幕府から派遣された隠密として、スパイ活動をする主人公虎之助の活躍と苦悩。正江のキャラがはっきりしない。

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    Posted by ブクログ 2013年08月10日

    池波正太郎らしい時代物。
    筒井藩士でありながら、その実は幕府から派遣された隠密として、スパイ活動をする主人公虎之助の活躍は読んでいて、胸が高鳴った。
    また、それだけではなく、藩の情報を得るために、筒井藩家老に接近して行き、やがては気に入られて、立身出世していくサクセスストーリーとしても面白い。
    ただ...続きを読む

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