無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
気になっていた作品で、ようやく手に取りました。
なんと短編になっており、どれも学生の些細な日常…な、お話。なんですが、どの作品にも穏やかな雰囲気からガラッと変わり、ミステリが入ってくる所がとても良かったです。
しかも、最後に全てのお話が繋がって心があたたまる作品でした。
解説でも言っていましたが、
わたしにもとても響いた言葉で
卒業してほっとしてる
気まずさでできた密室なんだ。 狭くてどこにも逃げ場のない密室
っていうので、本当に学生生活ってそうだよなって。その中でしかない関係、でもそこから出ることもできない。その中で楽しい事もあるのかもですが、集団行動が苦手だったわたしは、この言葉を言った子と少し思想が似てるのかもと思いました。
日常の中の青春、そしてミステリ。
心があたたまる1冊でこの時期に読めて良かったと思いました。
Posted by ブクログ
地雷グリコに続いて青崎有吾作品2作目。普段話さないクラスメイトや部活の先輩と後輩、両親が別居している兄妹が、始発の電車や観覧車、クラスメイトの部屋などそれぞれの青春の密室で繰り広げられる日常ミステリー。短編集であるため非常に読みやすく、どの話も終わり方が爽やかであるため非常に読後感が良かった。
エピローグでは今までの登場人物が全員登場し、物語のその後を窺える場面が描かれている点も非常に嬉しかった。
特に、表題作の早朝始発の殺風景は、2人の間柄の進展がエピローグから想像することができ、爽やかな気持ちになることができたため、そこを含めて個人的に一番お気に入りのお話でした。
Posted by ブクログ
「ワンシチュエーション&リアルタイムで進行する五つの青春密室劇」という文言に惹かれて購入した1冊。
どの物語も密室の中でおこる、ちょっとした不思議やすれ違いなどの謎に相対する高校生たちのお話。密室といっても鍵がしまっていてどこからも出入りできない殺人事件が起こりそうな場所…などではなく、始発の電車の中、観覧車にに乗る短い時間、同級生の家など、本当にちょっとした密室なのだ。
そして、場所だけではなく、青春という、ある意味逃げ場のない少し息苦しいような密室の中で過ごす高校生たちの物語なのだ。
二重の密室のなかで苦しい話かと思えば、テンポよく進む会話と青春らしい爽やかさがあり、するすると読み進められる。読後感はすっきりしていた。一つ一つは短い話ながらも満足度の高い1冊だった。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
少年・青年マンガ
少年・青年マンガ
小説・文芸
小説・文芸