【感想・ネタバレ】早朝始発の殺風景のレビュー

あらすじ

青春は、気まずさでできた密室だ。今、最注目の若手ミステリー作家が贈る珠玉の短編集。始発の電車で遭遇したのは普段あまり話さない女子。二人は互いに早起きの理由を探り始め……(表題作)。部活の引退日、男同士で観覧車に乗り込んだ先輩と後輩。後輩には何か目的があるようだが(「夢の国には観覧車がない」)。不器用な高校生たちの関係が小さな謎と会話を通じて少しずつ変わってゆく。ワンシチュエーション(場面転換なし)&リアルタイムで進行する五つの青春密室劇。登場人物総出演、読んでのお楽しみのエピローグ付き。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

スキマ時間に読みたい。短いけれどひとつひとつにメッセージ性が強すぎる短編集で何度も再読したくなる一冊です。ほかの文庫本に比べるとあまり分厚くなくかさばらず、お試しにいいサイズです!!!
青春の甘酸っぱさをこの本で体験出来ます。

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2026年08月08日

Posted by ブクログ

それは無理があるのでは?、無神経では?、と思いながら読み進めていたのですが、「三月四日、午後二時半の密室」で腑に落ちました。さかのぼって全部の物語が収まるべきところに収まりました。なるほど。

ちょうど良い青春でした。満足。

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2026年07月28日

Posted by ブクログ

全て高校生が主役のワンシチュエーションの会話劇。
タイトルや表紙から爽やかな話と思いきや一気に不穏になる表題作が一番好き。
解説にも書かれていたけど、「青春ってきっと、気まずさでできた密室なんだ。狭くてどこにも逃げ場のない密室」という台詞がこの作品を的確に表している。
どんなシチュエーションでもミステリーにしてくる青崎有吾。それでもラストは爽やかな気持ちにしてくれる青崎有吾。
地雷グリコに続き、2026年の個人的ベスト3は青崎有吾で埋め尽くされそうな気がして怖い。

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2026年07月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なんと素敵な短編集。
表題作ははっきり言って最高、青崎有吾と書いて天才と読むのかと思った。
ラストは不穏で、続きが気になる余韻がこれまたよい。
最後のお話だけは、その嘘を嘘だと指摘する必要があったかな?と思ったけど最終的にいいお話に落ち着いた。
エピローグでそれぞれのお話の登場人物が少しずつ出てくるのもよかった。
これはいろんな人におすすめしたいかも。

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2026年04月06日

Posted by ブクログ

気になっていた作品で、ようやく手に取りました。
なんと短編になっており、どれも学生の些細な日常…な、お話。なんですが、どの作品にも穏やかな雰囲気からガラッと変わり、ミステリが入ってくる所がとても良かったです。
しかも、最後に全てのお話が繋がって心があたたまる作品でした。

解説でも言っていましたが、
わたしにもとても響いた言葉で

卒業してほっとしてる

気まずさでできた密室なんだ。 狭くてどこにも逃げ場のない密室

っていうので、本当に学生生活ってそうだよなって。その中でしかない関係、でもそこから出ることもできない。その中で楽しい事もあるのかもですが、集団行動が苦手だったわたしは、この言葉を言った子と少し思想が似てるのかもと思いました。
日常の中の青春、そしてミステリ。
心があたたまる1冊でこの時期に読めて良かったと思いました。

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2026年04月02日

Posted by ブクログ

どこか甘酸っぱい。けれどそんな日常も悪くはない。

タイトルには殺風景とあるが、果たして本当に…?
誰しもが抱いている、または抱いていた青春のかけらがちらほらと顔を出している。そんな中でおこる様々な事件は、彼らのつながりをどのように導くのか。連作短編集で、一つの章はそんなに長くありません。隙間時間に読めるのでおすすめの一冊です。

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2026年03月30日

Posted by ブクログ

「ワンシチュエーション&リアルタイムで進行する五つの青春密室劇」という文言に惹かれて購入した1冊。

どの物語も密室の中でおこる、ちょっとした不思議やすれ違いなどの謎に相対する高校生たちのお話。密室といっても鍵がしまっていてどこからも出入りできない殺人事件が起こりそうな場所…などではなく、始発の電車の中、観覧車にに乗る短い時間、同級生の家など、本当にちょっとした密室なのだ。
そして、場所だけではなく、青春という、ある意味逃げ場のない少し息苦しいような密室の中で過ごす高校生たちの物語なのだ。

二重の密室のなかで苦しい話かと思えば、テンポよく進む会話と青春らしい爽やかさがあり、するすると読み進められる。読後感はすっきりしていた。一つ一つは短い話ながらも満足度の高い1冊だった。

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2026年08月05日

Posted by ブクログ

高校生の日常の短編集。
あまり期待してなかったけど、日常のちょっとした違和感をミステリーに仕立ててある。
青崎有吾はよく練ってる。

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2026年07月20日

Posted by ブクログ

『早朝始発の殺風景』青崎有吾著

始発電車に偶然乗り合わせたクラスメイトと始発に乗った理由を互いに推理する話。他5編

日常をほのぼの描いてるけど青崎さんだからきっとミステリー始まっちゃうんでしょ?なそわそわがたまらない笑。一度ごりごりの恋愛小説書いてみて欲しい。大変好きでした

割合が絶妙でいい。青崎さんのザ・ミステリーな感じも好きですけど、なんとこっちもいけるんだぜひ長編でと思いました笑。結論ミステリーがなくても青崎さんの文体が好きでした

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

読んだことがないと思っていたが、中学生か高校生の頃に読んだことがあった。
1度読んだことがあってなお、短編ごとに自分なりの考察をしながら読めたし、予想外の角度からのアンサーには驚いた。
軽く読める青春ミステリーとしてはかなりおすすめの1冊。

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2026年07月16日

Posted by ブクログ

読む前は中高生向けかと思っていたが、青春の気まずさや切なさがうまく描写されており、大人にとっても懐かしさを感じる短編集となっている。個人的に好きなのは、「三月四日、午後二時半の密室」。またこの本にはエピローグがあり、それも楽しんで読むことができた。とても爽やかな読後だった。

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2026年07月14日

Posted by ブクログ

高校生たちの日常会話の中にちょっとした謎が仕込まれている気軽に読めるミステリー短編集。

収録されてる5作品がどれも青春小説としても、張られた伏線の回収を楽しむライトミステリーとしても楽しめる良い作品でした。

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2026年07月07日

Posted by ブクログ

青春ミステリー群像劇な短編集。やり取りが軽妙で面白い。最終章はややありがちではあるが本作には相応しく思えた。全体を通じて、軽さが感じられて読みやすい。

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2026年07月02日

Posted by ブクログ

コージーミステリー+青春の1ページ。そんな短篇集

他人との関わり方を掴み始めたころのもどかしさが上手く描かれていると思う。それにちょっとした謎解きが加わっていて爽やかなコージーミステリー。
ちょっと大人っぽい人がいたり、年齢なりの人がいたり。高校生の頃ってそんな感じですよね。今作を読んでそんな事を思い出しました。

どの短編も面白かったけど、かぜで卒業式を欠席した。その子の部屋に行ってさて、の短編が高校生らしさとか、なんか爽やかだったり、好きな短編でした。

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2026年05月26日

Posted by ブクログ

ずっと気になってた作品。
これはネタバレじゃないと信じたいけど、まさかの「殺風景」というのが苗字だだったというのが何よりの驚き。

私の大好きな日常ミステリでした。そして短編かと思いきや、まさかの連作短編!

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2026年04月01日

Posted by ブクログ

青春の息苦しさや気まずいやり取りなどから、相手の知らなかった一面が見えるミステリになっていて、お互いの距離が少し縮まって終わるのがさわやかだった。

最後のエピローグで、それぞれの話に出てきた人が繋がり、その後が感じられてよかった。

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2026年03月21日

Posted by ブクログ

高校生たちの日常ミステリー
「体育館の殺人」の人か!なるほど!
謎の答えが出てからの、ヒントの解説とかすごく優しい
とても明解。
謎解きの爽快さも心地よく、高校生たちの心の機微も丁寧に描かれていて青春を感じて楽しく読めました。

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2026年03月06日

Posted by ブクログ

ミステリと青春の空気感が絶妙に融合していて、なんだか懐かしい気持ちになりました。
短編集で読みやすく楽しかったです!

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2026年03月05日

Posted by ブクログ

ジャンルとしては日常の謎の短編ミステリー。
会話のテンポとキャラクターの表情が見える文章で、スッと世界観に引き込まれました。
個人的には「メロンソーダファクトリー」が良かったですが、どれも短い文章の中に、謎や伏線が散りばめられていて、大満足でした。
やさしい文章と温かな青春、日常ミステリーを味わいたい方は是非読んでみてください。
ドマラ化としており、配信サービス(プライムやUNEXT)でも見れるようなので、そちらも見てみたいと思います。

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2026年01月23日

Posted by ブクログ

面白かったー!
題名って名前だったんだな(笑)
本懐を遂げた殺風景さんと手伝った加藤木くんのその後が気になる

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2026年01月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最近気になってきた青崎有吾さんの短編集。
青春の青っぽさと、それぞれが抱えた悩みをミステリ風に解き明かしていく話でしたね。
重い話もあったけども、爽やかにサクッと書いてるので読み終わった後の爽快感はよかった。

⚪︎早朝始発の殺風景
たった片道の通学電車のやり取りにヒントだったり読み合いがあって、ミステリ感が一番あった。

⚪︎メロンソーダ ファクトリー
詩子ほどではないけど、自分も色弱なので親近感。
にしても、あの情報で気づくのは凄すぎね。

⚪︎夢の国には観覧車がない
予想とは逆の結果。葛城さんからの依頼で二人きりになったんだと思ったのに。。。まあ、それはそれでいい結末?

⚪︎捨て猫と兄妹喧嘩
話の展開は一番好きかな。まさか兄が捨てた子だったとは。ミステリ的な部分は単純だったけども。兄妹仲良くしてるのは微笑ましい。

⚪︎三月四日、午後二時半の密室
なかなか、本音を言えない若者らしさがいいね。実際にああいう子いた気がする。

⚪︎エピローグ
短編の最後に各章との繋がりがあるのはいいですね。皆んな元気そうですなにより。
にしても、殺風景さん澄ました顔でえげつない事やってるのに、そういう風に見せないところは作者の腕ですね。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

重すぎず軽すぎず、気軽に読めるけどちゃんとミステリー。
特に表題作と観覧車が好み。
短編集だけど登場人物でうっすら繋がっているところ好きだった。

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2025年10月14日

Posted by ブクログ

爽やかな青春ミステリー 謎が解けたときに心がスッキリするような、暖かい気持ちになる一冊。高校生か大学生向きな気はするけれど…

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2026年01月12日

ネタバレ 購入済み

高校生たちのありそうでなさそうな空気感が懐かしく、ミステリー要素もあり、おもしろかった!
エピローグで各々のその後が見れたのもよかった!

#エモい

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2023年03月25日

Posted by ブクログ

「青春は気まずさでできた密室だ」
5つの連作短編集からなる、日常に潜むほんわかミステリー。

 読みやすくてスキマ時間に持ってこいのボリュームだった!日常の些細な出来事から始まり、青春と絡み合う軽めの謎解きが、どの話も短編ながら良くできていたと感じた。
中でも特に「夢の国には観覧車がない」が一番好きすぎる!

 短編なんだけど、限られたページの中に伏線もちゃんとあって、青春という密室のしがらみの中に、発生する人間関係はとても濃く描かれていたと感じた。
 最後のエピローグも綺麗にまとまってて、出てきた人物たちの絶妙な関係性で繋がってるのが美しい!気分転換に短編集もたまには良き!
後味が良くて爽やかな読後感〜

タイトル名の“殺風景"って、そういうこと!?とビックリ(笑)

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2026年08月12日

Posted by ブクログ

青春とは気まずさの密室だ。とはよく言ったものでライトに読めてよかった。2人の会話劇が中心で気まずさと謎解きをどちらも解いていく、小さな芽吹きを感じられる作品。軽やかなオチが用意されてて、日常ミステリを初めて読んだけどとてもよかった。特に表題作と最後の短編が、2人の関係性が共犯的になることで空気がほころぶあの感触は青春の代物だと思った。またこの人の作品他にも読んでみたいなと思う。

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2026年08月02日

Posted by ブクログ

「地雷グリコ」で大きな話題になった青崎有吾の
短編集。
以前から何か読んでみたかったところ、タイトルがよかったので読んでみた。

いわゆる“日常の謎”モノ。
タイトルにある「殺風景」は作中では苗字として登場。
特にミステリーで多い気がするけれど、
全くファンタジーの登場しない作品に現実に存在しない苗字を登場させることにどういう意図があるのかよくわからない。
ノイズなだけだと思うのだけれど。

表題作は会話が続くモチベーションがよくわからなかったし、この手の短編集に疾病が登場するのは、もう食傷気味。

面白いものもあったけれど、そこまでハマれなかった。
ともあれ、「地雷グリコ」が文庫化されるので、そちらを楽しみにすることにする。

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2026年07月08日

Posted by ブクログ

青春ミステリーの短編集。
テンポが良くスラスラ読み進む。
よくもまぁ、こんな短いお話の中に伏線挟んで回収まで持ってくね。青崎有吾あっぱれ。

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2026年07月05日

Posted by ブクログ

この本は主人公が日常生活で感じた違和感から相手がついている嘘を解き明かしていくと言う話だった。この本での嘘は主人公にそこまで強いダメージを与えない内容が多く、後味がよかった。しかし、その分、本の読む側としてはインパクトが少なかった。
個人的にはメロンソーダ•ファクトリーが一番印象に残り、伏線の回収の仕方として一番納得ができた。
あとこの本で驚いたのが、どの話も二者の会話だけで物語が成り立っている点だ。2人の会話だけでここまで世界観を広げるのはなかなかできることではないと思った。

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2026年03月09日

Posted by ブクログ

日常のノイズから真実を編み出す、知的で柔らかなミステリー

「ナツイチ2025」の装丁に惹かれて手に取りました。コテコテのミステリーは少し苦手意識がありましたが、本作は学園生活の中にある「会話の違和感」を紐解くスタイルで、非常に心地よく読み進められました。

特に印象的だったのは『メロンソーダ・ファクトリー』。冒頭の不協和音のようなチャイムが、ラストの確信に満ちたテーブルを叩く音へと昇華される対比が見事です。「ファクトリー」が「ファクト(事実)」に掛かっているのでは?という深読みも捗ります。

日常の自分事に引き込むとしたら・・・「相手の言葉の裏を読む」「違和感を放置しない」という視点の訓練になる一冊ってところかな。

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2026年02月27日

Posted by ブクログ

 青春の日常に潜むちょっとした謎を、その人の言動などから解き明かしていく軽いタッチの表題作含む5編収録のミステリー。
 なんとなく引っかかる違和感。気にしなければそれで済みそうなものなのに、気になり出したらどうしようもない。それはどんどん膨らみ、何かをきっかけに氷解する。
 そんな瞬間を一場面で一気に描いている。謎解きのヒントは意外と多い。

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2026年02月01日

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